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TRPS雑談所ブンヒナ出張版2
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そこはわりかし広い空間だった。
豪華な装飾が施された壁に、高い天井。
見上げたシャンデリアに仄かに電気が灯っているのは、電源が復旧したのか、それともここだけ非常電源でもあるのか。
照らし出されるのは、無数の死体。
鼻をツンと突く鉄の匂いが、なんとも吐き気を誘う。
死体から目を背ける萌芽を置いて、真雪は死体の中を平然と歩いていく。
女の人というのはこういうことに対して対性があると聞いていたが、本当だったらしい。
「人間って、大切なモノは右に置く習性が有るのよね…」
そう言って、おもむろに右の扉をひらく彼女。
「ちょっとまってください、そっちは……!!」
あやふやにした空間に妙な”気配”を感じた萌芽は彼女を止めようとするが、一足先に彼女はその部屋に入ってしまっていた。
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