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TRPS雑談所ブンヒナ出張版
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この世界の銃器がいかほどの威力を有しているか分からない今、むやみやたらと銃撃を受けるべきではないと判断したku-01は、
言われたとおりに足を止める。
振り向くと、武装をした隊員が三名、同じく立ち止まりこちらへ銃口を向けている。
「よ、よし、……おとなしく手を挙げ、地に伏せろ。抵抗すんなよ」
不意に、マスターとして本登録されている上官の発言がAIに浮かび上がる。
敵性艦隊を撃ち落とし、奪い取った武器を使用して非難を浴びた際に、彼がしれっと言い放った言葉。
それをそのまま発言欄に載せ、人工声帯を震わせた。
――これは、
「これは奪ったのではなくて拾ったものなので、使ったってノープログレム!」
「しまっ――!」
右手を挙げ、持ち続けていたスプレー缶、《塗り潰せ!》のヘッドを押し込み、
「……あれ?」
無反応。
かこ、と手応えのない感覚に首を傾げる。
恐慌し硬直していた隊員達が安堵に顔を見合わせ、笑い声をあげた。
「……っなんだよ、不適合か! 驚かせやがっテブァッ?!」
「残念です」
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