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:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2011/05/07(土) 22:25:11 ID:???
EPISODE1【俺、死んだ?!】
「お、重たい・・・」
サラリーマンが手にした銃を見て小声で呟いている。
銃の表面は黒くツヤがあって、形状から珍しい形である。
優しそうな高校生が部屋の中央へ来て、皆のいる方向へ体を向ける。
「き、聞いてくれ!俺達は死んだ、が今から生き返れる方法を言う!」
その一言でそわそわし始めた。
「死んだって、どういうことだい?」
若い男性が、聞き返した。
すると警官が前へ出て、
「本官は逃亡中の犯人を追いかけているとき、刺殺されました・・・多分死んでいると・・・」
警官の一言で次々と部屋に集まった人々の死因を名乗りだした。
「私は、車で運転中に事故を起こしたはず・・・じゃ・・・」
「俺は自転車で交通事故です」
と部屋の隅から、
「わ、私は・・・ストーカーに殺されました・・・」
美形が始めて自ら口を開いた。
となると次に出番があるのは澄川だ。
そう悟って、咄嗟に口を開いた。
「お、俺は・・・じ、自さっ・・・」
言いかけた。自分から話したくない出来事だった。
「交通事故です、登校中事故りました・・・」
嘘をついた。
自殺なんて口が裂けても言えない。言いたくない。
交通事故―。
ありきたりな死因だったため、別に言いかけた事にたいして誰も気にしてはいなかった。
「じゃあ、まずこんなスーツを着てくれ!」
突然優しい高校生が制服のボタンを2つ、3つ取り外して中に着ていた黒いスーツを見せた。
怪しかったが、とりあえず皆真面目に受け取っていた。
しかし―。
「馬鹿馬鹿しい、私は死んだなんて認めていないし、ここが天国だなんて信じがたい!」
先程のサラリーマンが口を割り込みさせた。
「私が死んだ?何故私がここにいる?しかもマンションの一室に!」
自分が死んだ事に対して今まで納得していたのに、急に疑いはじめた。
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