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御書研鑽

472taka:2011/08/26(金) 09:01:15
御書p187・④(p414・⑦)       世法これ仏法なり
天台云く「金光明経に云く、一切世間所有の善論皆此の経に因る。若し深く世法を識れば、即ち是仏法なり」等云々。

通解
天台大師は「金光明経に、一切世間のあらゆる善論は、みな仏の経によっているのである。若し深く世法を知るならば、すなわちこれは仏法であると説いている」と述べている。

拝読の手引き
一切の法を生み出す一法とはいうまでもなく、人間存在の根底を貫く法、また、大宇宙の森羅万象の根源ともいうべき因果の理法のことであり、この法を日蓮大聖人は事の一念三千の南無妙法蓮華経と名づけられたのです。 この偉大な生命哲理にくらべるならば、過去の聖人、賢人の思想、哲学も、またあらゆる権威ある理論体系もすべて序文であるにすぎません。  しかし、無量義経に「無料義とは一法より生ず」と説かれているように、成仏という人間革命の原理は妙法以外にはありませんが、その他の部分部分の原理については他の思想、哲学にも含まれているのです。つまり、絶対妙の立場から妙法を根底にするならば「一切世間所有の善論」つまり、あらゆる思想、哲学、学問体系を用い、生かしていくことができるという意味なのです。  今、私達は人間生命の尊厳を基調とした新しい文化の建設をめざしての戦いを、日夜続けていますが、換言すれば、それは個人における人間革命を基盤にして、政治、経済、教育、文学、芸術、科学等あらゆる分野の変革をめざす総体革命の戦いです。それは即大聖人の仏法を社会に開いていく戦いでもあります。  大聖人の仏法は社会に開かれた宗教であり、大聖人の仏法を学ぶ私たちの使命も現代社会を蘇生すべく、各々の分野で自己の特性を最高に発揮し、妙法の卓越した理念を社会の人々に納得させていくところにあります。  私達があくまでも信心根本に、大聖人の仏法を根底にして、社会の各分野で戦っていくならば、その活動自体すでに仏法の実践になるのです。私達はそうした崇高な使命を自覚するとともに、大聖人の生命哲理へのたゆみない研鑽と思索をさらに深めていく必要があります。そして、総体革命の担い手として、各分野に陸続と進出し、それぞれの立場で本格的な言論戦、思想戦を展開していかなければなりません。(文庫本「きょうの発心百選」170)

473taka:2011/08/27(土) 09:29:49
御書p188・③(p415・⑦)         外道の三徳
「一切世間の外道の経書は皆是れ仏説にして、外道の説に非ず」

通解
大涅槃経にいわく「一切世間の外道の経書は皆これ仏説であって、外道の説ではない」と。

拝読の手引き
よく宗教を論ずるにあたって、科学と反対のように考えるものがあるが、これは大なる誤りである。科学は物質を対象として深く研究をすすめ、または心の作用を対象として研究をすすめたりするのであるが、真の宗教すなわち最高の東洋哲学は、生命の本質を究めるものであって、決して科学と相反する立場のものでなく、並立して互いに人生を利益するものである。ただし宗教はたんなる哲学ではなくて、究明せられたるところの最高理論を実践活動に移す事によって、生活上の幸福を得るものである。あたかも科学において究明せられた方程式が、実際生活に利用せられて役立つと同様である。(日蓮大聖人御書十大部講義第二巻開目抄上p83)


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