◆13cN0Pr0fIの第２３雑談兼短編所【永々キルハク】 - 1540221136

2684： ◆13cN0Pr0fI：2024/01/28(日) 12:15:27 ID:3htuSzn2: 両親に思いを馳せる今週のスーパーヒーロータイム

スパナの過去に切り込んだガッチャード。
グリオンサイドは新たに回収されたエンジェリードというケミーを用いて冥黒ブラザーから金色のマルガムを生成。
生と死を司る天使を自称する言葉からグリオンの脳裏によぎったのは10年前のとある光景。
グリオンはどう考えてもロクなものじゃない実験を行うと宣言する。

一方、キッチンいちのせにはプロフェッサー鏡花が訪問。
スパナ用のドライバーを見せ、これを扱う問題点としてミナト先生に奪われたマッドウィールが必要なことと黒い炎について語る。
そこにスパナから連絡が入り、特殊任務に出ていた両親が帰ってきたと報告。
しかし10年前の事件でスパナの両親は死別しており、明らかにグリオンの罠。スパナが素の無邪気な表情見せてるのが辛い…

目の前に現れた天使マルガムはスパナの両親を生き返らせた死人だと言い放ち痛めつける。
宝太郎とりんねが駆け付けるもグリオンがミナト先生と共に現れ、スパナを拘束して両親の崩壊を見せつける。
10年前にグリオンに両親を殺された記憶が戻ったスパナは、黒い炎とも言える憎悪と悪意を噴出。
そしてその悪意はグリオンに利用され、マッドウィールと融合。スパナは金色のマルガムと化し暴走してしまう。
敵味方関係なく攻撃し、天使マルガムも離脱。一旦落ち着くもスパナは自分自身を否定するような態度を取る。

スパナの記憶を消していた鏡花にスパナは怒り心頭で問いただしますが、全てはスパナを想ってのこと。
10年前に両親の死を目撃したスパナは、黒い炎により錬金術が暴走。
天才でありながら冥黒の力に染まりやすい危険な素質を守るため、記憶を消して常に冷静でいられるよう美学を教えた。
しかしそれは美学という鎧を着せて本当の力を閉じ込めたことも意味しており、宝太郎やりんねのように強くなれなかったと吐露。
スパナは鏡花への感謝の言葉を伝えると同時に別れを告げ、この10年間を捨てて復讐と黒い炎に身を投じようとする。
次回、スパナ変身。今回の重い展開を吹き飛ばす爽快感を期待しています。

生や死について語るキングオージャー。
ゴーマやヒルビルの死を羨み、不死殺しの力を求めてイシャバーナに攻め込んでくるグローディ。
ヒメノは命を刈り取る鎌という命を守るイシャバーナにとっては忌むべき力を以て攻撃しますが、なぜかグローディには通じない。
これには本人すら予想外だったようで、体内からこぼれ落ちた何かを掻き集めると帰還してダグデドを問いただす。
しかし相変わらずふざけた態度で質問に答えないダグデド。お前本当に腹立つ奴だな。

グローディの体から零れ落ちたのはシュゴッドソウル。
取り込み続けると自我を失い殺戮を繰り返す不死身の道具と化してしまうものであり、おそらくダグデドがグローディに仕込んだもの。
ラクレスからコッソリ合図を受けたジェラミーはバグナラクに連れて行って話をすることに。
バグナラクは死の概念が希薄であるため、まず戦い亡くなったものを弔うところから国民に教育する。
仲間の死を悲しむ心を育み、誰かを傷つけることをやめさせるのがジェラミーの狙い。

そしてラクレスが求めた内緒話とは、ジェラミーが王の証の力によって永遠の命を得ているということ。
2000年近く見た目が変わっていないのはその影響であり、グローディを倒す鍵になるかもしれないと語る。
一方でグローディを倒せなかったヒメノは半ば八つ当たり気味にギラで実験をしようとする。
医師として多くの死を見て無念を味わってきたヒメノにとって、不死身であることを否定するようなギラの言葉は逆鱗。
しかし逆にギラにとっても不死身の肉体は怖いものであり、死なないというのは生きていると言えるのかと語る。
尤もギラの不死身は異常に高い自己治癒能力のものであり、普通に老いる人間ではあるとのこと。

グローディは自分が殺すために作られた存在であることを思い出し、自暴自棄のようにイシャバーナに再び攻め込む。
ゾンビ怪人は他の王様に任せ、グローディはヒメノとジェラミーが相手取ることに。
蜘蛛の糸で拘束し、グローディは既に死んで自分の能力で動いているだけと診断結果を語るヒメノ。
命を刈り取る力が通じなかったのは既に命が無かったから。しかしそれを知りなお殺し続けようと狂ったように笑うグローディ。
そんな様子を見てヒメノは死の克服は医療の夢じゃないと確信する。生を全うするために医療があり、死があるから生きることは美しい。
死の病を直し、グローディという物語に終わりを告げるため永遠の命をジェラミーからグローディへと移植。
これで王の証の力が通るようになりますが、テンションの上がったグローディは神の怒りを再来させようとする。
次回、グローディ決着？こうやってどんどん幹部が倒されると終わりが近いことを実感する。