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ローファンタジー世界で冒険!避難所
566
:
フロレア・ステンシィ
◆d/Florean2
:2015/09/26(土) 00:30:11 ID:057zsX1Q0
車掌の招集要請は二人の冒険者を集めた。
一人は屈強そうな熊獣人の大男、ラクフォズ・ダッジム。
もう一人は彼の連れで、森エルフの女精霊使い、珊瑚樹のルパイネドーラ。
各々が自己紹介と能力の説明を行った所で、車掌が協力の要請を始める。
「皆様、集まって頂き、本当に有難うございます。
それでは、パラケルススさんとラクフォズさんとルパイネドーラさんの三人で班を組んで貰って……な、何か」
熊の頭部を持つ獣人にズイッと顔を近づけられ、車掌が言葉を飲む。
「オイラの事はラクフォズじゃなく、ダッジムって呼んでくれ。
ラクフォズっつーのは、フォズの息子って意味なんでな。
ま、それも間違っちゃないんだが、俺自身の名前で呼ばれた方がしっくり来る」
「は、はぁ……はい」
車掌は小さな声で応諾した。
ダッジムは頭部も完全な獣形で、見た目はズボンを穿いただけの黒熊。
彼に一片の悪気が無くとも、凄まじい威圧感なのだ。
「ダッジム、貴方は顔が怖いのだから大人しくしてなさい」
「おいおいドーラ、種族差別は止めてくれや。
こんなフレンドリーで愛嬌ある顔なんざ、大陸中を探したって――――」
「今が非常事態だって分からない?
これ以上、無駄口を叩くなら蜂蜜を残らず棄てとくわ」
「待て、分かった!」
連れを窘めるルパイネドーラは緑の瞳と髪を持つ人型の妖精族で、背はフロレアと同じくらいだ。
二十代半ばにも見えるが、長命種族なので外見から正確な年齢までは分からない。
「両者とも宜しなに。
まずは各々の見解を聞かせて頂きたい」
パラケルススは挨拶を一言で終わらせ、全員の理解度を問う。
「そ、そりゃあ……誰かが魔法を使ったんだろうさ、お嬢ちゃん」
獣人が頭を掻く。
車掌やフロレアでも魔術への理解が浅いと分かる態度だ。
「幻覚魔術や精神魔術で、異質な光景を見せている訳ではないでしょう。
召喚魔術で別の空間に呼ばれたか、或いは空間を変質させて異界化させたか。
いずれにしても、事の元凶は異常な魔力の持ち主です」
エルフの推論を聞き、パラケルススも頷く。
「ルパイネドーラ殿は精霊王を召喚できまいか?
急造の異空間なら不安定な筈。
上位精霊なら空間の維持魔力に干渉して、結界を破壊できるやも知れぬ」
「ごめんなさい、まだ精霊王との交感は無理なの」
「ならば、異変の源を突き止めるしかあるまいな」
パラケルススの結論を聞くや、ダッジムは己の出番とばかりに扉へ手を掛けた。
「列車の外に出てかい?」
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