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レス代行はここでおk その3

1名無しさん@避難中:2011/02/10(木) 00:29:06 ID:ZITdcemQ0
レス代行を依頼したい方はこちらへ

☆依頼時の注意
 1、どこのスレへ依頼したいのかを忘れずに書こう。
 2、依頼文中のどの部分をコピペして欲しいのをかわかりやすく書こう。
 3、トリップ付き作品の代行依頼時は、規制されている旨を該当スレ住人に説明する文も添付するといいかも。
   こっちでもトリップは共通なので生存報告も出来ます。

☆代行時の注意
 1、依頼レス内容の改変はやめよう。明らかな誤字脱字・用法ミスがあっても、勝手に変えてはいけないよ。
   ただし、ここで指摘して修整してもらうのはアリだ。
 2、依頼文をよく読んで、くれぐれも誤爆することなく代行を完遂しよう。
 3、代行被りを防ぐ為にも、行ってくる前と後に一言レスをつけよう。
 4、コピペしてそれが代行だとわかりにくいかもしれない場合は、名前欄かレスの後などにその旨を説明しよう。
 5、依頼されたもの全てを代行しなければならない訳ではないよ。
   スレにそぐわない意味不明なレスや明らかな煽り等は、各自の責任と判断でスルーしよう。
   荒らしを代行する奴も荒らしだ!

☆新・あると便利なテンプレート〜
【依頼に関してのコメントなど】
【スレ名】
【URL】
【名前欄】
【メール欄】
【本文】↓

--------
このスレでは一応スレ立て代行も受け付けます
もちろん↓へのレス代行でもおk
●○●○● スレ立て依頼所2 ●○●○●
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1280990767/

2名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:13:08 ID:g8Xc1zmQ0
【依頼に関してのコメントなど】やっぱり先にテンプレ張りますw
【スレ名】らき☆すたの女の子でエロパロ63
【URL】http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275034289/
【名前欄】さすらいのらき☆すたファン
【メール欄】sage
【本文】次から9レスお願いします

3名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:15:34 ID:g8Xc1zmQ0
いつもお世話様になっております。
新作のSSを投下させていただきます。

タイトル:日替わり小ネタ集:らき☆すたde今日は何の日?:2月編(完結)
カップリング:多数
属性:エロなし、○○フェチ設定拝借、台本形式注意
7レス使用予定です。

4名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:17:18 ID:g8Xc1zmQ0
こなた「2月1日だよ」
みゆき「今日はあずきの日です。
『古事記』の穀物起源神話にも書かれているほど古くから食べられていたあずきですが、毎月1日と15日には小豆ご飯を食べる習慣もあったことが記念日制定のきっかけです。利尿作用、便通、乳の出にも効果的とされるあずきを食べて健康になってもらえたらと、あずきの製品を扱う井村屋製菓株式会社が制定しました。日付は毎月1日にあずきを食す習慣を広めたいとの願いからです」
こなた「ほう、乳の出に効果的?」
つかさ「乳首うにょーん」
かがみ「ここはやはり母乳キャラのみゆきに実験台になってもらいましょうか」
みゆき「ちょっと待ってください!人間の女性の乳房で、母乳を作る乳腺が存在しているのは全体の体積の内の1割程度で、残りの9割は単なる脂肪組織です。母乳を作るためだけであれば、平均値の3分の1の大きさもあれば充分、と言われています。
つまり、乳房が大きいという事は脂肪組織が多いだけで、母乳を作る上ではメリットにはならないという事です。
ですから、乳房の大きさと、母乳の質との間には、あまり関連がないのではn」
ゆたか「母乳は血液の成分が染み出して来たものですから、直前に何を食べたかによっても、味が変わって来るのではないかと思います」
かがみ「甘いものを食べた後は、血糖値が上がって母乳が甘くなるってこと?」
つかさ「あずきを使った甘いものといえば……」
かがみ「おしるこ、牡丹餅、お萩……つまり餡子ね!」
みゆき「……そうそう!牡丹餅とお萩の違いをご存知ですか?実h」
こなた「どっちも同じ食べ物でしょ。春に食べるか秋に食べるかで呼び方が変わるだけ」
つかさ「お餅うにょーん」
みゆき「アッ――――――――――!!!」



つかさ「2月2日です」
みゆき「今日は夫婦の日で……」
ななこ「ぐるるるるる」
みゆき「コ、コホン。今日は情報セキュリティの日です。
2006(平成18)年10月、政府の情報セキュリティ政策会議において制定され、2006(平成18)年のこの日、情報セキュリティ政策会議で『第1次情報セキュリティ基本計画』が定められました」
こなた「あれ?パソコンにログインできない?パスワードは合ってるはずなのに……」
かがみ「ああ、こなたのパソコンのパスワードなら、『tunderekagamingekilove』に変えておいたわよ」
こなた「ハッキングktkr。っていうかどうやってセキュリティ突破したのさ!」
つかさ「この『血みどろの月曜日』って漫画を読んだら興味がわいてきて」
こなた「Σ(゜Д゜)」
つかさ「このハッキング技術でアメリカの核兵器使って世界中から180兆円を脅し取って……これだけのお金があればどの国も思うままにできるよね。逆らった国にハイパーインフレを引き起こしたりその逆も……パソコン一つでこの収入……なんという引きこもり生活!」
こなた「ピーターパン症候群?!」
かがみ「ついでにこなたのパソコンに電子ドラッグなるものを置いてきたんだけど見てくれた?」
こなた「ちょwwwゆーちゃん助けて!!」
ゆたか「(*゚∀゚)=3ハァハァ」
みなみ「ゆたかの趣味はインターネットだから」
こなた「ア―――――――ッ!!!」




5名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:17:49 ID:g8Xc1zmQ0
かがみ「2月3日よ」
みゆき「今日はめかぶの日です。福岡県北九州市の関門海峡にある和布刈(めかり)神社で1300年以上続く和布刈神事が旧暦の元日に行われることと、この時期に美味しく旬を迎えるめかぶをもっと知ってもらおうと、めかぶを取り扱う有限会社辻水産が旧暦1月1日を『めかぶの日』に制定しました。めかぶとはわかめの根に近い、せ…生殖器にあたり、栄養素が豊富n」
こなつか「「生殖器!!!」」
かがみ「やっぱりそこに反応するのか!!」
こなた「ではゆーちゃんのめかぶの味を……」
ゆたか「どうして私なの?!」
つかさ「ゆたかちゃんはワカメは生えてなさそうだから。お姉ちゃんなら立派なワカメが生えてそうだね」
こなた「少し前にも本スレで“密林”と言われてたしね」
つかさ「ワカメ酒うにょーん」
かがゆた「「ア―――――ッ!!!」」



みゆき「2月5日です」
かがみ「…………(こそこそ)」
つかさ「…………(こそこそ)」
こなた「つかさ他一名」
かがみ「略すな!……はっ!!」
こなた「くっくっくっ……逃がさないよ二人とも〜」
みゆき「今日はふたごの日です。2と5の語呂合わせから『ふたご』。双子並びに多胎児の育児がしやすい環境づくりを考える日をと静岡県浜松市の双子グッズの専門店である『株式会社ベラミ』が制定しました。双子、多胎児の育児に関わる人々が交流できるイベントなども企画しているそうですよ」
かがみ「ちょっと待て!12月編でもなかったか?!ふたごの日って!」
ゆたか「のーん。12月13日は双子の日。今日はふたごの日です」
つかさ「ちょwww」
みゆき「さらに、今日は笑顔の日です。『ニ(2)コ(5)ニコ』の語呂合せですね」
こなた「さあ笑って、つかさ、かがみ。今が最高に幸せだと思って最高の笑顔を見せてくれ。さあ、さあ早く……笑え!!」
つかかが「「シ… シハ… シハ… シハ…」」
こなた「ありがとう、もう用は無い……わけがないっ!」
つかかが「「ア―――――ッ!!!!!」」



ゆたか「2月9日です」
みゆき「今日は服の日です。2月9日の語呂合わせで『服』。衣類への関心を高め、服を着る楽しみを広げようと、全国服飾学校協会などが、1991年(平成3年)に制定しました。『ファッションは幸せのコミュニケーション』のキャッチフレーズのもと、定着を図ろうとしているそうです」
こなた「うp主の中では最近ロリィタファッションが大ブームだそうで」
つかさ「今日はお姉ちゃんにロリ服を着てもらいます」
かがみ「ちょwwこなたかゆたかちゃんかみなみちゃんが着ればいいじゃない!ほら、CDでもそれっぽい曲歌ってたし……」
みなみ「私たちはCDのジャケットで着ましたし」
かがみ「あれってロリ服か?」
つかさ「まずは襟付きのカットソーにネクタイだね。カットソーは白でネクタイは赤がいいな。ネクタイの色に合わせたベストに燕尾ジャケットを羽織ってもらうとなかなかボーイッシュな雰囲気で……」
こなた「となるとスカートよりショートパンツの方が似合うと思うんだよね。かがみんの

6名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:18:14 ID:g8Xc1zmQ0
美脚を存分に拝めるしwww」
かがみ「いかにもな王子系だな……」
こなた「髪型もそれっぽくしてみない?染めたりとか」
かがみ「いや、やめとく」
ゆたか「ミニハットも用意したのですが……」
かがみ「やめとくってば」
みゆき「さて……服も調達できましたし、着替えていただきましょうか」
かがみ「はやっ!ロリ服って高いのに。って、え?ここで?」
みゆき「はい、もちろん」
かがみ「いやいやいや、せめて舞台裏で……」
こなた「ゆーちゃん、誰も来ないように入り口に鍵かけて」
ゆたか「イエス ユア マジェスティ」
かがみ「えっと、コードギアス?うみねこ?」
こなた「ううん、黒執事」
かがみ「そっちか!アッ!!!」



みなみ「2月10日……」
みゆき「今日は左利きグッズの日です。
社会生活で左利きの人が感じているさまざまな道具の使いづらさを解消するための左利き用グッズの普及を目指し、左利きグッズを扱う神奈川県相模原市の菊屋浦上商事株式会社が制定しました。日付は2月10日を0210として『0(レ)2(フ)10(ト)』と読み、レフト=左の発想からです」
かがみ「さて、登場人物のほとんどが左利きの『らき☆すた』ですが、右利きの人がいないわけではないのよね」
こなた「というわけで、数少ない右利きのパティとゆい姉さん、ここに左利き用のバイブを用意したんだけど……」
パティ「ソンナ性具……」
ゆい「ないから!」
かがみ「試してみる?」
パティ・ゆい「アッ!!!」

白石「あきら様、今日は左利きg」
あきら「白石うぜえぇぇぇぇええぇぇえぇぇぇ!!!(ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ)」
白石「ア―――――っ!!!」



いずみ「2月12日よ。よかった…出番、あった……」
みゆき「今日はブラジャーの日です。
女性下着などを中心とした衣料品のトップメーカーである株式会社ワコールが制定した日です。
日付は1913年2月12日にアメリカのメアリー・フェルブス・ジェイコブが、ハンカチをリボンで結んだだけのブラジャーの原型となるものを考案し、特許を取得したことからきています。
ブラジャーが誕生した日にちなみ、『ブラジャー検定』などを行っています」
みなみ「泉先輩、ブラっていつからすればいいのでしょうか?」
こなた「ん〜基準としては、バストトップが目立ってきたら、バスト全体がふくらみはじめたら、バストがまるくなってきたら、そんなところかなぁ」
ゆたか「なんか、10数年前に小○館の小○○年生にあったコーナーみたいですね」
こなた「どうでもいいけどゆーちゃん」
ゆたか「なぁに?」
こなた「ゆーちゃんの下着って、やっぱりジュニアブラなの?」
ゆたか「…………」

7名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:18:38 ID:g8Xc1zmQ0
みなみ「確かめてみよう」
こなた「そうしよう」
ゆたか「アッ―――――!!!」



ゆい「ふぉっ!私?!あ〜2月14日!」
あきら「おはらっき〜今日は言わずと知れたバレンタインデーですねー。らっきー☆ちゃんねるナビゲーターの、小神あきらです☆」
白石「あきら様のアシスタントの、白石みのるです」
あきら「さてさて、バレンタインデートはどんな日かと申しますと〜?西暦269年のこの日、兵士の自由結婚禁止政策に反対したバレンタイン司教が、時のローマ皇帝の迫害により処刑されました。それから、この日がバレンタイン司教の記念日としてキリスト教の行事に加えられ、恋人たちの愛の誓いの日になったそうですよ。
ヨーロッパでは、この日を『愛の日』として花やケーキ、カード等を贈る風習があります。
女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のもので、1958(昭和33)年にメリーチョコレートカムパニーが行った新宿・伊勢丹でのチョコレートセールが始りです。1年目は3日間で3枚、170円しか売れませんでしたが、現在ではチョコレートの年間消費量の4分の1がこの日に消費されると言われるほどの国民的行事となりました。
現在ではバレンタインデーの相乗りで、チョコレートの日とかネクタイの日とか名前ばかりの記念日があるそうですが、そんなんどーでもいーっつーの!!今日はあ・た・し、小神あきらの誕生日d」
白石「そういえば今日は煮干の日らしいですよ。全国煮干協会が1994(平成6)年5月に制定した記念日だとか。『に(2)ぼ(1=棒)し(4)』の語呂合せで、当初は制定しただけで広報やイベントなどは何もしていませんでしたが、2004(平成16)年にあるラジオ番組で紹介されたことで反響を呼んだとか……あの、あきら様?」
あきら「…………そんなナビゲーターのお話しに割って入っちゃってる空気を読めないみのる君にチョコレートが届いてますよ〜」
白石「あきら様?なんかこれ、小魚の形をしていますが……」
あきら「同封された手紙には、『煮干をチョコレートでコーティングしてみました』だってぇ〜よかったねぇ〜カルシウムいっぱいっ!!」
白石「ちょwww」
あきら「ざんね〜ん♪そろそろお別れの時間が近づいてきました。いただいた煮干チョコは、みのる君が美味しくいただきますからね〜♪
それではまた来週、お会いしましょうね〜ばいにー☆」


あきら「あ〜、白石ぃ。さっきのチョコ、あれ、なんて人から?」
白石「えっと、黒井ななこって書いてあります」



みき「2月19日です」
こなた「ゆーちゃーん、ひな人形、か・ざ・ら・な・い・か?」
ゆたか「早すぎない?まだ二月の中旬だよ?」
みゆき「いえ、今日はひな人形飾りつけの日です。ひな人形をこの日に飾りつけると良縁に恵まれると言われています」
こなた「ゆーちゃん!良縁に恵まれるんだよ!」
つかさ「ゆたかちゃん!ひなあられと菱餅を用意したよ!」
みなみ「ゆたか、好きです」
みゆき「おひな様の衣装を用意しました」
みさお「遊ぼーぜー!」
ゆたか「あの……日本では同性婚は認められてまs」
みゆき「もしもし大臣?民法の700番台をちょこちょこっといじって欲しいのですが……小早川さん、同性婚が成立しました」

8名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:19:05 ID:g8Xc1zmQ0
ゆたか「大臣――!!」
かがみ「呼んだ?」
ゆたか「��(・д・ノ)ノ」
こなた「甘酒も用意したんだけど……」
みゆき「甘酒は『酒』の名は付きますが実際にはアルコール飲料ではなく、未成年者でも飲用が許されています。しかし、原料に含有、あるいは製造過程で生成されることでアルコールが含まれることがありますので酔っ払うということは十分にあり得ますね」
こなた「ゆーちゃん……」
つかさ・かがみ「「ゆたかちゃん……」」
みなみ「ゆたか……」
ゆたか「アッ――――――!!!」



あずにゃん「2月22日ですっ」
みゆき「今日は猫の日です。
英文学者の柳瀬尚紀氏らによる『猫の日制定委員会』が1987(昭和62)年に制定しました。『ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)』の語呂合せで、全国の愛猫家からの公募でこの日に決まりました。この日は、猫のコンテストなどの行事が行われるようですよ」
こなた「というわけで猫耳カチューシャを用意してみました」
ゆたか「いろいろ種類があるんですね」
つかさ「はい、お姉ちゃんもつけてみて♪」
かがみ「う……ぅぅ………」
一同「おお――――――!!」
つかさ「すごく似合ってるよ!」
こなた「私の目に狂いはなかったね!」
一同「…………………」
一同「軽音部へようこそ!!」
かがみ「はぁ?!」
つかさ「にゃーって言ってみて、にゃーって」
かがみ「に…にゃー」
一同「ア―――――ッ!!!」



みさお「2月23日だぜー」
みゆき「今日は不眠の日です。
日本人の約53%がなんらかの不眠症状を持っているといわれています。しかし、その中の多くの人が対処方法や改善手段の正しい知識を有していないことから、睡眠改善薬などを手がけるエスエス製薬株式会社が制定しました。日付は2と3で『不眠』と読む語呂合わせから。また、不眠の症状は一年中起こるので毎月23日も『不眠の日』となっているそうです」
かがみ「こなた、今夜は寝かさないわよ!」
こなた「ちょwww」
みゆき「ちなみに今日は妊婦さんの日でもあります。
妊娠している女性(妊婦さん)に対して、もっと思いやりの心を持って接しようと、2009年5月23日に『BABY BABY BABY!』という映画を全国で公開する東映株式会社が制定しました。映画は出産をテーマとしたエンタテイメント作品で、大ヒットした『ナースのお仕事』のキャスト、スタッフが手がけたものです。日付は2と23で『妊婦さん』と読む語呂合わせからきています」
かがみ「妊娠するまでヤレと言うことね!」
こなた「いやいやいやwww女の子同士で子どもはでk……アッ―――――!!」




9名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:19:34 ID:g8Xc1zmQ0
たまき&みく「2月26日です」
こなた「はぁっ……はぁっ……逃げなくちゃ……この神社から……脱出しないと……でないと……また……」
つかさ「こなちゃんどこに行くのかなぁ?」
こなた「ひうっ!!」
かがみ「私たちから逃げられると思わないことね。さ、お部屋に戻りましょうね〜まだ遊んでないおもちゃがいっぱいあるんだから♪」
こなた「いやだぁ〜××××はいやぁ〜△△△△△は許してぇ〜」
つかさ「ちなみに今日は脱出の日です。
1815年のこの日、エルバ島に流刑されていたナポレオンが島を脱出してパリに向かったんだって。でもこなちゃんの脱出は成功しなかったね。性交はするけど」
こなた「アッ―――――!!!」



桜藤祭主人公「2月27日。ふぅ、最後に出番があったか」
ななこ「ふぅ……バレンタインデーが最後の恋人たちの記念日とは……せやけども2月も終わり。3月編から始まったこのシリーズもこれで終わりや。14日にも煮干チョコを送って台無しにしたったし、これでウチを苦しめる記念日はもうあらへん!!」
こなた「かがみ〜ん///」
かがみ「こなた〜ん///」
ななこ「な…なんでや、なんで周囲がピンク色な雰囲気に……」
みゆき「今日は冬の恋人の日です。
2月14日のバレンタインデーのあと3月14日のホワイトデーまでに恋人同士の絆を深める日をと、結婚カウンセラーなどが制定した日です。
日付は寒さが厳しい冬でも愛情を育んでくれる月の2月と、二人の強い結びつきをを表す絆(きずな)の『ずな』を27日と見立ててたものです」
ななこ「………………」
みゆき「今日はふy」
ななこ「最後までこんな扱いかい!!」







やまと「う……ん……」
???「お姉ちゃん、永森さんが目を覚ましたよ」
???「よかった、無事だったんですね」
やまと「ここ……は?」
???「ここは陵桜学園の教室よ。ばらばらになった私たちの意識を、貴女がここへ集めてくれたの」
やまと「陵桜……学園?それって確か、こうが通っている………っ!!!」
やまとがガバッと跳ね起きると、そこにはこなたが、かがみが、つかさが、みゆきが、らき☆すたの面々が!やまとを取り囲んでいました。みんな優しい笑顔でやまとを迎えてくれます。
やまと「み…みんな……」
ゆたか「よかったぁ、永森先輩、ずっと目を覚まさなかったから、心配してたんですよ」
やまと「く、黒井先生は?!」
こなた「黒井先生なら魔女の衣装が気に入ったみたいで、教師を辞めてコスプレ喫茶をはじめたとか」
やまと「へ、へえ……」
みゆき「永森さんのおかげで、私たちはまた、萌えとフェチの世界を楽しむことができま

10名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:19:53 ID:g8Xc1zmQ0
す」
やまと「そう、良かったわ。でも……」
みなみ「どうかしましたか?」
やまと「私のせいで……こうが……」
ひより「ああ、こうちゃん先輩なら……」
やまと「え?」
こう「やまとー!」
やまと「こう?!どうして……」
こう「よかった……やまと、フェチの魔女の魔法が解けて、元に戻れたんだよ」
かがみ「それでは、役者もそろったことだし……」
こなた「日替わり小ネタ集:らき☆すたde今日は何の日?最終回記念。お疲れ様会の開催だぁ!!」
やまと「そっか、今回で最終回なのね。そういえばこの2月編、出番がなかったわ……」
つかさ「そんな永森さんに、最後の生贄になってもらおうと思って」
やまと「え、生贄って……」
こなた「永森さん、今自分がどんな格好してるか見てみるといいよ」
やまと「格好って……え?ええっ?!なんで私裸なの?!確か私、メイド服を着ていたはずなのに!」
つかさ「ほら、前回決戦の前に、『このメイド服はこうそのもの』って言ってたでしょ。しかも素肌に直接着てて……」
こう「私が元に戻ったってことは……」
みゆき「必然的に……裸になりますよねぇ」
やまと「ってことは……最後のフェチ対象は……」
こなた「永森さん……」
ひより「永森先輩……」
こう「やまと……」
やまと「結局こういうオチかぁっ!ア――――――――――――――――――ッ!!!!!」

11名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:20:35 ID:g8Xc1zmQ0
以上です。
日替わり小ネタ集シリーズはこれでおしまいです。長い間ありがとうございました。

12名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:21:38 ID:g8Xc1zmQ0
>>3-11まで、いつもありがとうございます。よろしくお願いします。

13名無しさん@避難中:2011/02/28(月) 23:24:16 ID:g8Xc1zmQ0
あ、依頼に関するコメントの欄がコピペしたままになってました。申し訳ありません。

14名無しさん@避難中:2011/03/01(火) 00:09:32 ID:pBXUBevI0
代行依頼age

15名無しさん@避難中:2011/03/01(火) 00:12:29 ID:pBXUBevI0
お願いします!

【スレ名】ウーパールーパーで創作するスレ+(・─・)+2匹目
【URL】http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1283595918/l50
【名前欄】
【メール欄】sage
このレス以降の7レスをお願いします。
メール欄はすべてsageで
名前欄1〜6レスは「 グレートサラマンダーZ 」にてお願いします。
7レス目は未記入でお願いします。

16「 グレートサラマンダーZ 」:2011/03/01(火) 00:14:29 ID:pBXUBevI0

「グレートサラマンダーZ。……グレサラ様。グレマン様。サラマン様。こんなところかしら」
「わたしグレマン様がいい」
「いや民ちゃんに聞いてないから。太郎ちゃんはどれがいい?」
「……どれがって、どういうこと?」
「グレートサラマンダーって、いちいち長ったらしいからね。呼びやすいように愛称決めておいたほう
楽でしょ。別にオロチ様でもいいならいいけど」
「……だったら、僕もグレマン様でいいよ」
「了解。じゃあグレマン様っていうことでよろしく」

 春の息吹を感じる枯野をテンとツギが先導し、馬に乗ったチィミコが後に続く。
うぱ太郎は離れ過ぎないようにアクセルワークに気をつけながら追走していく。
 時折チィミコは振り返り、グレートサラマンダーZが無事に付いてきているか確認する。
その度に、意中の物を手に家路を急ぐ趣味人のように、チィミコはにまにまと頬を緩ませていた。

「うぱ太郎はグレマン様に乗って世界中を旅をしていた。その道中、家を追い出されたうぱ華子たちと出会う。
どこか静かに暮らせるところで降ろしてと願ううぱ華子たち。わかったとうぱ太郎は快く承諾した。
しかし思わぬ事態に遭遇する。突然の嵐がグレマン様を襲い、傷つき見知らぬ場所へ吹き飛ばされてしまったのだ。
 ごめんとうぱ太郎はうぱ華子たちに謝罪する。しかしうぱ華子たちはうぱ太郎を責めもせず大丈夫、
ここで暮らせるからと笑って見せた。しばし悔いていたうぱ太郎だがすぐに前へ進もうと意を固める。
小さな村の巫女にお世話になりながらグレマン様の傷の手当てを行い、旅を続けるべく準備をはじめた。
そして……。

……完璧だわ」

 モニターに映るチィミコたちの姿を気にもせず、うぱ華子はうぱ太郎たちを相手に熱弁を振るう。

「よくもまぁぽんぽんぽんぽん口から出まかせ出せるもんだね」
モニターを見ながら皮肉混じりにうぱ太郎は言い放つ。
「出まかせとは失礼ね。もし太郎ちゃんが元の時代に戻ることになっても不自然ならないように考えたつもりよ。
それに西暦とか和暦とかの年号どころか未来さえ通じない時代の人にあたしたちのこときちんと説明したって
わかるわけないじゃない。それとも太郎ちゃん何かいい考えある?」
「それは……。ないけど……」
しかし、いとも簡単にうぱ華子に言いくるまれる。

「それで最終的にあたしたち姿晒さないとダメなんだけど、人がいっぱいいるとこでいきなりあたしたち
出ても収拾つかなくなるのは目に見えてるから、最初はあの女の子の前だけにしましょう。
か弱い存在だけどいろんなことを知ってるって思い知らせればもうこっちのものよ。チィミコちゃんだっけ?
自分で偉いって言うほどだから彼女を取り込めば後は貰ったようなものね」
「……そんなにうまく事が進むかな?」
「大丈夫でしょ。オロチ様でもう神様扱いだからあたしたちもそれに便乗すればいいだけのことよ」
懐疑的なうぱ太郎に対し、自らの案を疑いもせずうぱ華子は余裕の表情で答えた。

「太郎ちゃん、ここって何年前?江戸時代?」
会話が途切れると同時にうぱ民子がうぱ太郎に尋ねた。
「江戸時代って……」
「だってわたし昔のことよくわからないもん」

17「 グレートサラマンダーZ 」:2011/03/01(火) 00:15:36 ID:pBXUBevI0

「僕もあまり詳しくないけど、……紀元前の世界だと思う」
「紀元前?」
ぴんと来なかったのかうぱ民子はうぱ太郎に聞き返す。
「大雑把に言えば2000年以上前の時代ってことね」
「……うん」
すぐにうぱ華子のフォローが入り、モニターを見つめたままうぱ太郎がうなずく。

「どうしてそう思うの?」
「マンガ読んだだけのいい加減な知識で申し訳ないんだけど、中国の紀元前の人で始皇帝って
人がいて、それでそのマンガではその時代もう馬もいたし剣もあって立派な服も着てるんだ。
それに比べてここの人は馬は知らないしみすぼらしいし格好だし石斧というか石器使ってるくらい
だから古代っていうか原始時代じゃないかなって思ってる」

 年号や未来という概念が通用しない時代。
正確な年代を確かめる術などどこにもあるはずがなかった。
 
「ふーん。そういえば中国4000年の歴史って聞いたことあるなー」
「……うん。そのぐらい昔かもっと前かもしれない」
うぱ民子の返事にうなずく。
 古代、原始時代と口にした。
しかし紀元前の世界と予想しただけで、それが何千年何万年前の時代なのか具体的な年代はうぱ太郎も
まったく見当がついていなかった。
「……太郎ちゃん。あまり詳しく知らないけどワームホールって時空と時空とか、次元と次元を
結ぶトンネルみたいなものなの。だからその出口っていうか入り口見つければ元の時代に戻れると思う」
「は?」

 唐突にうぱ倫子が話し始める。

――ワームホール? さっき言いかけたこと?

 突然話をふられうぱ太郎とうぱ民子は無言になる。

 しかしコックピットに訪れかけた静寂はうぱ華子のひと言で打破される。

「……絵空事ね」

――!?

「ワームホール入り口って親切丁寧に看板が出ていればいいけどね。でも当然看板なんて出てるわけ
ないしそういうスポットがあるかどうかも定かじゃない。下手すれば死ぬまで幻を追いかけてそれで
終わってしまうかもしれないのよ。……ワームホールの入り口を探すなんて雲をつかむより難しい話よ」
「…………でも」

「うん、倫ちゃん、ありがとう。なんとなくワームホールって分かった。でもいまはチィミコちゃん
の村に行って居場所を確保しようと思う。明日にでも僕たちが最初に気がついた場所に行ってみるよ。
もしかしたらなんか帰れるヒントがあるかもしれないし」

 努めて明るくうぱ太郎はうぱ倫子に語りかけた。
うぱ倫子が元の時代に戻りたいのかどうかは判らない。それでも先刻の自分を見ているかのように
うぱ倫子の気持ちは理解できた。そして過去の体験からか極度に現実を直視するうぱ華子の姿勢も
否定は出来なかった。

18「 グレートサラマンダーZ 」:2011/03/01(火) 00:16:42 ID:pBXUBevI0

「あたしもそれに賛成ね。時間はあるし焦る必要はないわ。居場所キープできれば余裕持って動けるしね。
ところで太郎ちゃん、このロボット延々と動いてるけど燃料補給はしなくていいの?何で動いてるわけ?」
うぱ太郎の提案に賛同し、うぱ華子は話を進めていく。
うぱ倫子も懐疑や苦渋の色は見せず何事もなかったように静かになった。

「えーと、恒久回転モーターとか言ってた。なんか一度回り始めたら半永久的に回り続けるんだって。
それでそれだけだと力が足りないんで補助モーター付けてパワーを引き出してるみたい。補助モーター
2基ついててそのうちの片方が壊れて切り離しになってるけど、いまのところそんなに影響はないよ。
自給自足って言うか常時モーター回ってるんでそれでバッテリー充電してまたモーター回すって感じ」
うぱ松から聞いた話を思い出し、あやふやながらもうぱ太郎は質問に答える。

「……つくづく太郎ちゃんのとこのボスは凄いわね。恒久回転なんてノーベル賞ものよ」
「そうなの? なんかオリハルコンとかオリアキコンとか怪しい金属使ってるみたいだけど」
「幻の金属って訳ね……。吹っ飛んだはずみで不思議パワーが炸裂して、結果タイムスリップ発動かしら?」
頬に手をあてうぱ華子は考え込む。つられてかうぱ倫子とうぱ民子も難しい顔になった。

「……うん。暴走させたつもりはないけど結果こうなってしまった訳だし。……ごめん、僕が悪いんだ」

 タイムスリップという予期せぬ事態に巻き込んでしまったという事実。
その心苦しさからうぱ太郎はモニターを見ながらも小さな声で、されど確かな声で謝った。

 どうしてこうなってしまったのか。
誰かのせいにして糾弾すれば楽になれるのだろうか。

 口にする者は誰もいない。

 ふたつの時代の狭間で、沈黙が切なく流れ続けた。
そして静かにうぱ華子が話し始める。

「……別に太郎ちゃんを責めるつもりはないわよ。逆にグレマン様と一緒に全員あの世行きが
確定だったのにご老人の魔の手から逃れてみんな無事に生きてるんだから太郎ちゃんは
ミッションクリアでいいんじゃない? ……後はこれからどうするかだけよ、何も問題はないわ」

「……華ちゃんは切り替えが早いっていうか逞しいよね。全然動じていないみたいだし」
モニターから目を離すつもりはなかった。しかし振り返る勇気もなかった。
運命共同体の慰みあいに過ぎなかった。それでもうぱ華子のひと言がうぱ太郎の心を救った。

「単に諦めるのが早いだけで別に逞しくなんかないわ。それにチィミコちゃんの村の乗っ取り失敗したと
しても適当な沼でも見つけてそこでミミズとかメダカでも食べて暮らせばいいだけのことよ。難しく
考える必要はないわ。ということでこの話はおしまいね」

「……うん、ありがとう」

 少しだけうぱ太郎に笑みが戻る。
そして気を取り直し、先に進むべくすぐに話を続けた。

19「 グレートサラマンダーZ 」:2011/03/01(火) 00:18:14 ID:pBXUBevI0

「それで話し変わるんだけど、グレマン様乗っていきなりチィミコちゃんの村に行ったらまたさっき
みたいにオロチオロチって大騒ぎになると思うんだ。だから一旦間をおいて誰かに説明して貰ってから
村に入ったほうがいいと思ってて、それをチィミコちゃんにお願いしようと思ってるんだけど」
「そうね。無意味な衝突は避けたいからそれで行きましょう」
「あと余計な心配かもしれないけどタイムパドラックスとかってあるよね?」
「確か過去を改ざんして矛盾が生じたらどうなるのかって感じのやつね」
「うん。そういうの気にするレベルじゃないほどの大昔だとは思うけど念のため対策は必要かなと」
「何千年単位の昔の時代だしあまり深刻に考える必要はないんじゃないかしら。むやみやたらと未来の
ことを話したり通じない言葉をいちいち無駄に説明したりしなければそれでいいと思うけどね。
ただこのロボットに乗ってるときは極力争いごとに関わらないほうがいいわ。その気はなくても
純粋に人を傷つけることになるから」
「うん、そうだね。気をつける」

 うぱ太郎、うぱ華子とで会話が連なる。
うぱ民子うぱ倫子は話に加わろうともせずぼんやりと視聴覚モニターを眺めている。
「倫ちゃん、民ちゃん聞いてる?」
ひと段落着いたところでうぱ華子はそ知らぬ顔のうぱ民子たちに話を聞いているか確認した。

「聞いてるよー。わたしたちは未来という名前の国から来た旅人で、グレマン様が壊れちゃってここに
不時着して、グレマン様直ったら未来という名前の国に帰るつもりで、難しい言葉はあまり使わないで
余計なことはあまり喋らないようにってことでしょ?」
心外そうなそぶりも見せずうぱ民子はうぱ華子の呼びかけに答えた。

「まぁ大体そんなところね。倫ちゃんは?」
「……大丈夫。……地動説唱えたりはしない」
「……地動説って」
理解を得た言い回しではあるが、意表をつくうぱ倫子の返事にうぱ華子は苦笑いを浮かべる。
そしてコックピットのメンバーに更に理解を促すよう話を続けた。
「文化や文明に関してはノータッチでお願いね。聞かれてもなるべく適当にお茶を濁して。
それと生活習慣は村のルールに従いましょう。あと太郎ちゃん、村の人にも敬語禁止ね。チィミコちゃんの
口ぶりからすればたぶん敬語なんて使ってないわ」
「うん、そうする」

 電柱も高圧線の鉄塔もない山々。道なき道を馬を連れて走る男たち、馬を駆る少女。
視聴覚モニターにはほんの数時間前には考えられなかった異質な太古の光景が映されている。
その一方で現代という時間軸に取り残されたコックピットの中、うぱ華子を中心に対応策がまとまっていく。

「基本方針はこんなとこかしら。あとは村にあたしたちを食おうとする馬鹿がいないことを願うわ」
「うん。……あと、ひとつだけいいかな?」
ナビの時計を見ながらうぱ太郎がうぱ華子に問いかけた。

「何かしら?」
「さっき僕たちの姿晒すって言ってたけど、どのタイミングでコックピットから出る?」
「そうね、村に行ってチィミコちゃんと二人きりの状態で出るのが望ましいからそういう状況を
作り出せるか探りいれてくれないかしら」
「了解。……じゃあこれからチィミコちゃんに声かけてみるよ」

――ちょっと緊張するな。……詐欺師になった気分だ。

 チィミコの村に移動を始めて20分ほど経過していた。
 深呼吸をひとつ。
そして意を決めてうぱ太郎は前を走るチィミコに向けて大きく叫んだ。

20「 グレートサラマンダーZ 」:2011/03/01(火) 00:19:15 ID:pBXUBevI0

「あのーっ、チィミコちゃん。ちょっといいかな?」

 グレートサラマンダーZを通し山間にうぱ太郎の声が響いた。
どうどうとなだめる声とともに勢いを落としながら2頭の馬が止まる。
呼びかけられたチィミコはすぐに馬から降りる。

「オロチ様、もう話していいのか?」
嬉々とし、チィミコはグレートサラマンダーZの前に駆け寄りしゃがみこんだ。
「えぇ、どうも。……それで、あと村までどのくらいかな?」
相変わらずの顔の近さに苦笑いしながらうぱ太郎は村への距離を聞く。

「もうすぐだ。オロチ様見えるかな、あの山のふもとだ」
そう言ってチィミコは後方の山を指差す。近いとは言えないが途方に暮れるほどの距離でもない。
「あ、うん、わかった。そんな遠くなさそうだね。……それでちょっとお願いがあるんだ」
「何だろう?」

 うぱ華子との会話を頭の中で整理しながらうぱ太郎は話し出す。

「チィミコちゃんの村に呼んでくれたのはすごく嬉しいし助かるんだけど、あの、さっきのことも
あるしいきなり僕が行ったら村の人たち驚いて怖がると思うんだ。それで出来れば誰か先に行って
僕のこと話しておいて貰いたいんだ、怖くないよって。
 それと僕、大山椒魚なんだけどオロチじゃなくてグレマンって名前なんだ。だからこれからは
オロチ様じゃなくてグレマン様って呼んでほしくて」
うぱ太郎の声にチィミコはしゃがんだまま両手で顔を覆い考え込む。そして理解したのか
軽く両手を叩いて答えた。

「わかった。オロチ様でもオーサンショーウオでもなくてグレマン様な。
あとグレマン様のことはテンとツギを先に行かせて村の者に話してもらうよ。それでいいか?」
「うん、それでお願いしたいな」

 うぱ太郎の返事とともにチィミコは立ち上がった。そして振り向きテンとツギに声をかける。
「ということでテン、ツギ。お前たち先に帰ってグレマン様のこと村の衆に話しておいてくれないか?」

「……あぁ。……だけどチィミコちゃん、俺はうまく伝えられないかもしれないぞ?」
チィミコの指示に荷馬の手綱を持ったテンが答えた。
しかし不満や不安があるのか返事は今ひとつ煮え切らない。

「大丈夫。タカオにお米横取りされそうになったところを助けてもらったって言えばみんなわかって
くれるさ。これは間違いのないことだ。それにグレマン様はオロチじゃない。怖くないよ」
屈託のない笑顔でチィミコはテンを諭す。しかしテンとツギの表情はまだ硬いままだった。
「わかった。よし、村までもう少しだ、急ぐぞツギ」
「……あぁ」
特に反論もせずチィミコに背を向け、テンはツギを従えてすぐに発とうとした。

「あのっ!」
「「!?」」

 荷馬とともに駆け出そうとした2人にグレートサラマンダーZから声がかかる。
足を止め、手綱を引いたままゆっくりとテンとツギは振り返った。

21「 グレートサラマンダーZ 」:2011/03/01(火) 00:20:12 ID:pBXUBevI0

「テン、ツギ。あの、さっきはすいませんでした。僕もみんなと争う気はなかったんだ。でもいきなり
石斧で殴られそうになってつい立ち上がったけど、いつもはおとなしいから怖くないから大丈夫です」

 スムーズに村に受け入れてもらおうとうぱ太郎はテンとツギに怖くないとアピールする。
しかし呼び捨てに慣れてないせいかその口調はぎこちない。
 相容れないものがあるのかうぱ太郎の声にテンとツギは振り返っただけでその場から動こうとはしなかった。
グレートサラマンダーZに呼び止められたテンの口が開く。

「……こっちこそすまなかった。村の衆にはちゃんと話すからどうか村に寄ってくれ。先に行ってる」
照れ隠しなのかテンの口元に少しだけ微笑が浮かぶ。うつむき加減のツギはグレートサラマンダーZと
目を合わせようともしなかった。
そしてうぱ太郎の返事を待つこともなく2人はすぐさま振り返り荷馬とともに駆け出した。

 走り去る馬の後姿を見送りながらうぱ太郎は改めて頭の中を整理し始める。
残されたチィミコは馬を撫でながらグレートサラマンダーZの様子を伺っていた。

「……チィミコちゃん、ちょっといいかな?」
「何だ?」
まるで恋人の声を待っていたかのようにチィミコの表情が明るくなる。
「チィミコちゃんの村に行ったらちょっと大切なこと話さないとダメなんだ。それでチィミコちゃんと
2人きりで話したいんだけどそういうところはあるかな?」
「私1人で住んでるけど、私の家の中でいいか?」
躊躇いもせずチィミコはうぱ太郎の質問に答えた。

「……うん。……ごめん」
あまりにも真っ直ぐな純朴さにあてられ、うぱ太郎は思わず謝罪の言葉を口にする。
「大切なことって何かな。なんかドキドキするな。いま誰もいないけどここじゃ話せないことなのか?」
「……うん。出来れば落ち着いて話したくて」
騙しているつもりはなかった。
しかし罪の意識をあらわすかのようにうぱ太郎の胸の鼓動は早まっていた。

「わかった、話は家に帰ってから聞こう。じゃあ私たちもそろそろ行こうか?」
「……うん」

 よいしょとひと声かけ、しかし苦もせず馬の背にまたがりチィミコは手綱をさばく。
散歩でもするかのようなゆったりとした脚でチィミコの馬が歩み始めた。

――とりあえず第一段階突破……。

 僅かに心苦しさを覚えながらも順調に話が進みうぱ太郎は胸をなでおろした。
そしてアクセルをゆっくりと踏み込み、チィミコの馬の隣を歩いた。

22名無しさん@避難中:2011/03/01(火) 00:20:51 ID:pBXUBevI0
今日はここまで。

2315:2011/03/01(火) 00:22:39 ID:pBXUBevI0
以上、よろしくお願いします。

24名無しさん@避難中:2011/03/01(火) 00:45:09 ID:yp5Kr/JQ0
>>16-22
いきまう

25名無しさん@避難中:2011/03/01(火) 00:59:52 ID:yp5Kr/JQ0
行ってきました。

2615:2011/03/01(火) 01:11:55 ID:pBXUBevI0
>>25
確認しました。あり!


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