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狐幼女「ダンナ様〜、ダンナ様〜」

1 ◆HZbYTYhIHA:2021/12/08(水) 02:04:52 ID:LuuG2t32
狐幼女「お帰りなさいませ! 御飯になさいます? それともお風呂になさいます? それともワ・タ・s」

狐幼女「……え? そんなのどこで覚えて来たのか、ですか? それはもちろん、郷のお姉様方からです! みんなとっても親切にしてくれるのです!」

狐幼女「あれ? ダンナ様? どうかなさいました? 何でもない? なら良いのですが……」

狐幼女「あ、因みに今日の献立はダンナ様の大好きな鶏肉団子のお鍋です! 美味しいお野菜もたっぷりです!」

狐幼女「御飯の前にお風呂にされるのでしたら、お召替えの後すぐに入れます! ついさっきエイヤ!と狐火で沸かしておいたのです!」

狐幼女「勿論、温まった後は御背中も流しますし、お嫌でなければ頭も手も足も流します!」

狐幼女「へ? 三つ目を選んだら? ……あぁ!『それともワタシ』のですね! その時は……あ、ダンナ様少し屈んで頂いて……えいっ」 ムギュ

狐幼女「こうやって、しっかり抱きしめて御髪をこう撫で……っ、だ、ダンナ様? そんな、立ち上がられると足がつかn」

狐幼女「あ、あぁぁ〜〜!? 駄目です! 駄目です!! そんなにお顔を押し付けてグリグリしては駄目で……ダンナ様〜〜!ダンナ様〜〜!!」

2 ◆HZbYTYhIHA:2021/12/08(水) 02:51:14 ID:LuuG2t32
狐幼女「おはよう御座いますダンナ様!朝ですよ〜 、起きてくださいまし!」

狐幼女「……まだ早い?もう少し寝ていられる、ですか? いけませんダンナ様! 健康は一日にしてならず! 毎日の規則正しい生活が大事なのです!」

狐幼女「朝餉の支度も出来ています! 今日は豆腐の味噌汁と御飯に漬物、卵焼き! どれもできたてホカホカなのです!」

狐幼女「……布団の外が寒くて出るに出られない、ですか? でしたら半纏をお持ちするのでそれを着て頂いて」

狐幼女「えっ? 着てすぐは半纏が冷え切ってるのが嫌だ、と? もう!ダンナ様ったら! あまり我儘を言うものではありませんよ〜!」

狐幼女「……毛皮の無い者の辛さは分かるまい、ですか……むぅ……分かりました、そうまで言うのでしたら……エイヤ!」

狐幼女「はい! 小さな狐火で冷え切った半纏もこのとおり、ホカホカです! さぁコレで何の問題も御座いませんね? では朝餉に」

狐幼女「……廊下が寒くて出られないって……もうっ! それじゃあどうしたら良いと言うのですか! 狐火はそんなに沢山、何度も使えないのですよっ!?」

狐幼女「そんな事をしなくても、もっと良い方法がある、ですか? それなら早くその方法とやらをなさって下さいまs」

狐幼女「ひゃあぁぁっ!? い、いきなり何……半纏の中にワタシを入れて抱えたら温かいって、ワタシを湯湯婆代わりにするのはお辞め下さい! もうっ!ダンナ様〜! ダンナ様〜〜!!」

3 ◆HZbYTYhIHA:2021/12/08(水) 02:52:13 ID:LuuG2t32
ちょくちょく書いてくつもりだけど他の人も書いてくれてええんやで

4以下、名無しが深夜にお送りします:2021/12/10(金) 00:47:55 ID:i4aJSRyI
かわいくて好きだから毎秒書いて��

5 ◆HZbYTYhIHA:2021/12/10(金) 01:32:23 ID:3UwVZ8WE
狐幼女「今日〜はとっても良い天気〜〜♪ お日様ポカポカ良い心地〜〜♪」

狐幼女「お掃除 洗濯 布団干し〜♪ スッキリ爽やか気持ち良い〜〜♪」

狐幼女「……ふぅ、今日のお掃除はここまでにしておくとして、そろそろお布団を取り込んでおきましょうかね」

狐幼女「洗濯物は……う〜ん、薄手の物は良さそうですけど厚手の物はもう少し、ですね」

狐幼女「お布団の方は、っと……うん、ポカポカのふかふかです! これなら取り込んで大丈夫……っ、よ〜い〜〜…しょっと!」

狐幼女「んっしょ、んっしょ……ほいっと! ふぅ、敷布団はこれで良し! あとは掛け布団と毛布も取り込んで、シーツをかけたら乾いてる洗濯物を畳んでっと」

狐幼女「よいしょっ、うんしょ……っ、うふふっ♪ 掛け布団も毛布もふっかふかで気持ち良いですねぇ……ん〜っお日様の香りがたっぷり! それに……」

狐幼女「…………ちょっとだけ、ほんの少しだけなら、良いですよね?」

狐幼女「……えへっ、えへへへ……ポカポカふかふかお日様お布団包まるの、幸せぇ……こうしてると、何だか」

狐幼女「ダンナ様に、ギュッとして、貰ってるみたいな……ぁふっ……ダンナ様……ダンナ様〜……」

6 ◆HZbYTYhIHA:2021/12/10(金) 02:09:29 ID:3UwVZ8WE
狐幼女「……んゅ……? あれ……お部屋まっくら……? …………!!?」

狐幼女「ね、寝過ごしっ!? あ、やっ、どうしっ! せ、洗濯物を取り込んでっ! それに御飯の支度もっ
! あ、あわわわわわぁっ」

狐幼女「って、あ、あれ? 洗濯物が畳まれて……? それに、台所の方で物音が……ま、まさかっ」

狐幼女「だ……ダンナ様ぁっ!? え、えぇっ? まだダンナ様がお帰りになる時間じゃない筈では」

狐幼女「と言うか、そんな事より! 何故ダンナ様がお料理なさってるのですかっ! それに洗濯物も……お帰りになったのなら、起こして頂けたら良かったですのに」

狐幼女「えっ? あんまりにも気持ち良さそうに寝てたから、起こすのが忍びなかった……ですか?」

狐幼女「偶に早く帰って来れたのだからと、残りの家事も済ませてしまって、今日くらいワタシにゆっくりしていて貰おうと……って」

狐幼女「も、もぅっ! お気持ちは大変嬉しゅう御座いますが、ワタシに対してその様な気遣いは無用ですと前にもお伝え致した筈ですよ!」

狐幼女「だから、今後はこの様な……えっ? あんなに幸せそうな寝顔で寝てるのを起こす事は約束できないし、その間に家事をするなと言うなら、ずっと寝顔を見続ける事にする?」

狐幼女「そ……〜〜っ! そう言う事では御座いません!! も〜〜っ!何でそうなるのですか! もうっ!もうっ!! あっ! 何故そこで笑うのですか! ダンナ様っ!ダンナ様〜っ!?」

7 ◆HZbYTYhIHA:2021/12/12(日) 02:52:39 ID:Ij4P6fP.
狐幼女「ふぅ、お風呂いただきまし……? ダンナ様〜? ……御手洗い、でしょうか」

狐幼女「あら? これは……何でしょう? 『ホン怖!これぞ現代の怪奇譚』……? 」

狐幼女「ふむ、どうやら怪談噺集の様ですが、妖怪変化や幽霊、物の怪の類が出て来ない怪談噺とは果たして怪談と言えるのでしょうか?」

狐幼女「ふふふ、ここは一つ現代を生きる妖怪の端くれとして今を生きる人々が何に恐れ慄くのかを知っておくのも一興」

狐幼女「さてさて、現代の怪奇譚とやらがどの程度の物か、見極めさせていただきましょう」

狐幼女「……ふむ……ふぅん? ……ははぁ…………えっ? それはどういう……!? …………っ…………ウヒャア!!」

狐幼女「だ、ダンナ様ぁ!? あぁっ大きな声を出してしまい申し訳ありません、急に声をかけられてそのぅ少し驚いてしまって」

狐幼女「えっ? あっ、ダンナ様の本を勝手に読んでしまい御免なさい……少し気になってしまったもので、つい」

狐幼女「大丈夫だったかなど、勿論で御座いますとも! これでも妖怪の端くれ、この程度の怪談噺で恐ろしいと思う筈が」

狐幼女「……へ? この本の話は実話を元に書かれている?……ふ、ふーんそうなのですか、へぇ……あの、ちょっとした冗句なら怒りませんから、そうと言ってくださいまし? ダンナ様? ……ダンナ様ぁ?」

8 ◆HZbYTYhIHA:2021/12/12(日) 10:22:32 ID:Ij4P6fP.
狐幼女「…………くぅぅ…………駄目です、眠れません……闇夜に生きる妖怪の端くれの身にありながら、何と情けない……ぅぅ」

狐幼女「……!! ダンナ様、起こしてしまって……ご、御免なさいワタシとした事が」

狐幼女「は? イッショノフトンデネナイカ? ……!!?!?!? ななななななにをおっしゃりますですか!? どどどどど同衾などとそんなはしたないっ!!」

狐幼女「わわわワタシは勿論っ、ダンナ様とワタシの心は既に夫婦であると自負しておりますが、とは言え未婚の男女が一つの布団でなどとそんな」

狐幼女「な、何もしないとかするとか、そういう問題では御座いません!! 駄目な物は駄目なのです!」

狐幼女「……それに、その様な状況では違った意味で寝られなくなってしまうではないですか」

狐幼女「……何でも御座いません、兎に角ワタシの事はお構いなくダンナ様は早く床にお就きになって下さいな」

狐幼女「そんな、ワタシのことが気になって寝るどころでは無いなどと……お気持ちは嬉しく思いますが、こればっかりは」

狐幼女「手を繋いで寝る、ですか? それなら確かに、それぞれの布団で寝てはいますが……でも……わわわっ!? 布団ごと引っ張らないでくださいまし! ダンナ様っ!ダンナ様〜!」

9以下、名無しが深夜にお送りします:2021/12/28(火) 00:53:13 ID:/oixWiI6
おつ


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