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綾波「私は病気かもしれない」

1以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 13:55:40 ID:EmlRd7Vc
綾波「赤木博士。相談があるんです」

リツコ「あら。レイが相談だなんて珍しいわね。どうしたの?」

綾波「…私、病気かもしれないんです」

リツコ「病気?」

2以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 13:58:23 ID:EmlRd7Vc
綾波「はい。碇君のことを考えると胸がズキンと痛むんです。それから顔が火照ったりもします」

リツコ「…」

綾波「これは何かの病気、ですよね…」

リツコ「あのね、レイ。それは恋の病よ」

綾波「恋の…病…?」

リツコ「そうよ」

3以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 14:01:20 ID:EmlRd7Vc
綾波「病ってことはやっぱり何かの病気なんですね」

リツコ「そうね。ある意味病気と言えるわね」

綾波「…」

リツコ「でも安心して。10代の男女ならば、誰でも一度は通る道だわ。こういった経験から、みんな大人になってくの」

リツコ「…て、あら。あの子出てっちゃったの」

4以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 14:05:31 ID:EmlRd7Vc
アスカ「ファースト。あんた、リツコに何相談してたわけ?シンジのこと?」

綾波「近付かないで!」

アスカ「!何よ!」

綾波「私、病気なの。貴方にもうつしてしまうかもしれないから。私には近付かない方が良いわ」

アスカ「ファースト…」

アスカ(ファーストって病気だったんだ…だから顔が人形みたいに白くて、もしかして口数が少ないのも病気だって悟られたくなくて?だから人を避けてんだわ、絶対そうよ)

5以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 14:09:26 ID:EmlRd7Vc
アスカ「ごめんファースト、あたしあんたのこと何も分かってなかった…」

綾波「謝らないで」

アスカ「あと、あんたに今までキツいこと言ったりしたのも悪かったわ。これから仲良くしましょう。あたしに出来ることがあれば何でも言って」

綾波「セカンド…」

綾波「ありがとう。…ポカポカする」

アスカ「絶対無理しちゃ駄目よ。良いわね?何かあったらあたしに連絡するのよ」

綾波「分かったわ」

6以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 14:10:52 ID:EmlRd7Vc
綾波「」ニコニコ

アスカ「何よ。ニコニコして」

綾波「私嬉しい。セカンドと仲良くなれて」

アスカ「…あっそ。じゃ、あたしもう行くから」

綾波「ええ。さよなら」

7以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 14:15:58 ID:EmlRd7Vc
アスカ「にしても、ネルフは何考えてんのよ。病気の女の子をエヴァに乗せるなんて。非常識だわ!しかも司令のお気に入りとか…ますますおかしいわ。信じらんない」

アスカ(いや、ちょっと待って!いつ発作か何かが出ても大丈夫なようにネルフが気にかけてた、ってのも考えられるわね。司令だってあんなんでも人間だもの、幾らか気にしてたんじゃない?)

アスカ「ぜぇったいそうよ!あたしったらやっぱ天才!頭良いわ!」

ミサト「アスカ?何一人ではしゃいでんの?」

アスカ「げぇっ、ミサト!べ、別にはしゃいで何かいないわよ!」

8以下、名無しが深夜にお送りします:2021/10/17(日) 14:19:35 ID:EmlRd7Vc
アスカ(そうだ、ミサトにファーストのこと聞いてみようっと。あたしよく考えたらファーストのことなーんにも知らないもの)

アスカ「ミサト。あんたに聞きたいことがあるの」

ミサト「ん〜?何?どしたの?恋のお悩み相談とか?それなら、お姉さんに任せなさい!」

アスカ「どっちかってぇとオバサン、でしょ」ボソッ


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