ミサト「碇シンジ君、貴方はもう何もしないで」

1：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/29(火) 19:08:34 ID:AGdpRjnM: シンジ「……すよ」ﾎﾞｿｯ

ミサト「何？」

シンジ「話が違いますよ！」

ミサト「…どういうこと？何が言いたいのかしら？」
2：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/29(火) 19:09:25 ID:AGdpRjnM: 【エヴァQのSSです】
3：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/29(火) 19:12:19 ID:AGdpRjnM: シンジ「ミサトさん言いましたよね？あの時…」

ミサト『行きなさい、シンジ君！』

リツコ『ミサト！？』

ミサト『誰かの為じゃなく、貴方自身の願いの為に！』

シンジ「ミサトさん、あの時確かにそう言いましたよね？それなのに……こんなのって酷いですよ！！」

ミサト「…」
4：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/29(火) 19:19:47 ID:AGdpRjnM: シンジ「ミサトさん！何とか言って下さいよ！」

ミサト「…貴方と話すことはもう何もありません」

シンジ「14年経ってるって言ってましたよね？14年前の自分の言葉、忘れたとは言わせませんよ！」

リツコ「あら、中々言うじゃない彼」ｸｽｯ

シンジ「ミサトさん！」

ミサト「そうね。あの時、あたしは確かにそう言ったわ。もしかしたら、なんて期待していたのかも……」ﾌｯ

シンジ「……」

ミサト「でも、それは正しい判断ではなかった。結局レイは助からなかったし、貴方も14年眠り続けた…」

シンジ「そんな！綾波は何処かにいます！それに、僕だってこうして生きてるじゃないですか！！」

ミサト「いいえ。レイはもういないわ」

シンジ「嘘だ！」
5：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/29(火) 19:22:42 ID:AGdpRjnM: ミサト「嘘じゃないわ。現実を受け入れなさい、碇シンジ君」

シンジ「大人はみんな嘘ばっかりだ」ﾎﾞｿｯ

ミサト「子供の駄々に付き合ってる暇はないわ。連れて行きなさい」

サクラ「碇シンジ君、行きましょう」

シンジ「嫌だ！」

サクラ「もう…困らせんといて下さい」ﾊｧ

シンジ「………」

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