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The Sealed Swordman "K"
470
:
ザマコスキー(仮)
◆c5Fznoa1wE
:2023/11/18(土) 02:32:48 ID:fVXcnnFQ0
二人は相手の動向を伺っていたが、コシナイトの残党は"A.C."の存在に気付く。「!!」
"A.C."はデータを暗号化する攻撃を避けたものの、追撃を喰らいそうになる。「クソっ!!」
カナチは飛び出し、背後から斬りかかろうとする。コシナイトの残党はすぐにカナチに気付き、手にした銃を乱射して追い払おうとする。
「その程度…!」カナチはクイックターンを多用して全ての銃弾を避ける。
しかし目の前まで来た時、ランサムウェアを変質させたナイフで斬ろうとしたため、急遽距離を取る。
そして異変に気付いた他のサイバーエルフがカナチ達の居る場所に入り、警報を鳴らす。「コイツだけでも大変なのに!」
当然警察のサーバーであるためか、警察サイドのサイバーエルフは本気でカナチ達を消滅(デリート)する気になっている。
警察のサイバーエルフがカナチ達を攻撃した瞬間、どこかから投げナイフが飛んでくる。「私が相手よ!」
一番目立つ場所に現れた声の主は千刃剣魔だった。「千刃剣魔!」「流石にこればかりはあなた達だけだと無理だと思ったから来たわ!」
千刃剣魔は大量のサイバーエルフを引き付け、大規模な戦闘を始める。「今のうちに!」「相手は人間ンマ!ランサムウェアの対策は通用しないンマ!」
「消滅(デリート)させるしか無いか…!」「現状それ以外で鎮圧する方法が思い当たらないンマ!」「2対1や、ウチらで何とかするで!」
"A.C."は杖を鎚状に変化させ、コシナイトの残党を叩き潰そうとする。しかし相手は全て紙一重で避けていく。
カナチは避けたところを強引に斬ろうとするも、まるで後ろにも目が付いているかのようにカナチの攻撃を次々と避けていく。
「…コイツは本気でやらなアカンわ!ウチはやるで!」"A.C."は今のままでは無理と判断し、ビーストフォームを起動する。
滅双刃ディアブロから次々と弾を飛ばし、逃げ場を狭めていく"A.C."。
カナチはこの状況を見逃さず、ナイフを持っていた右腕を斬り落とす。「よっしゃ、とどめを――」
とどめを刺そうとした二人だったが、二人は目を疑う光景を目の当たりにする。
なんと、千刃剣魔に倒された残骸のデータを吸収し、切り落とされた腕を修復した。「さしずめ…スカベンジャー…だな。」
コシナイトの残党は不気味な合成音声で話す。「どうすんだよコレ……」
消滅(デリート)する前に戦線離脱するサイバーエルフが大多数を占めていたが、1割弱くらいの量でそのまま消滅(デリート)されるサイバーエルフも居た。
コシナイトの残党は消滅(デリート)されたサイバーエルフが残したデータを利用し、そこから自らのデータに変換していた。「何をどうしてるンマ……」「そんなにアレが凄い事なのか?」
「サイバーエルフ自体規格こそあれどサイバーエルフ同士をマージしようとすると0から作る事以上の高い技術を要求されるンマ。しかもあのスピードでマージするとは……」
「超越…神力…」「つべこべ言えないンマね……」けんまは捕まるのを覚悟でサイバーエルフの解析を始める。「無駄……」
「諦めないで!私も工夫するから早くそいつを!」「残骸の数はそこまで多くない!在庫が尽きれば修復も出来ないはずや!」
「OK、アイツの防御力は大して高くない!手数で攻めたらどうにでもなる!」「ファイル名、解析出来たンマ!"Phantom.ELF"ンマ!」
警察のサイバーエルフは千刃剣魔でなく、カナチ達をも攻撃しようとしてくる。
その度に千刃剣魔は阻止するも、それを振り切って攻撃する者も居た。
カナチは飛んで、"A.C."は横にステップして避けたが、ファントムは攻撃が命中する瞬間、何らかのバリアを展開して防いだ。
「やったか…?」「いや、まだです !」「消滅(デリート)……」ファントムは銃口を警察のサイバーエルフに向ける。
銃口から火を吹くと、次の瞬間には警察のサイバーエルフは暗号化されずに消滅(デリート)される。
「このままだと残機が増えていく一方だな……」「早いとこ仕留めなアカンな……」
「とりあえず腕を落とすぞ!武器を封じればどうにかなるはずだ!」
「多分直接触れないとデータの吸収は出来ないンマ!残骸に近づけない立ち回りでどうにかなると思うンマ!」
「カナチ!援護射撃を頼む!」カナチはファントムの逃げ場を奪うようにバスターを放つ。
追い詰めたファントムを"A.C."が爪で引き裂く。「片腕落としたる!」再びナイフを持っていた右腕を落とす。
「周囲の残骸の位置をマーキングしたンマ!」残骸のデータを吸収しようとするファントムをカナチはバスターで妨害する。
「けんま!残骸は消せないのか!?」「ファイルの消去権限を奪取出来てないンマ!」
「なら役割分担するで!ウチがファントムを殴る!カナチは残骸の対応を頼む!」「了解!」
"A.C."は左腕も落とすために再び飛びかかる。
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