サクッと百物語しようぜ

99：The名無し：2022/10/03(月) 17:39:56: 最後の話になりました。
ここまでお付き合いありがとう御座います。
色々な話を聞く事ができて嬉しかったです。
さて、私も沢山投稿させて頂きましたが中には幾つか実体験もありました。
>>42と>>77で御座います。
何故今そんな事を申すのかと言いますと、これから語る話に深く関係する事だからで御座います。
42で担任の自殺を目撃してしまった私は以来『死』と言うものに取り憑かれてしまいました。
いつも死について考え、殺人や自殺等の情報を集めて死後の世界を空想しておりました。
中でも自殺、自分の理想の自殺はどんなだろうと空想する事が何より楽しみでした。
普通であれば思春期の終わりと共にこのような遊びや憧れは自然と消えるものなのでしょうが、私の場合は違いました。
進学に失敗し、就職も続かず、いわゆる負け組のような状態となってしまい、何か嫌な事があるたびに空想の自殺を行い心の均衡を保っておりました。
死や自殺について考える事が生について考える事と等しくなっていたのです。
生きる為に何度も空想で自分を殺しました。
担任の呪いにかかってしまったのだと思います。
そして私は26才の時にもうひとつの呪いにかかってしまいます。
77で書いた完全自殺マニュアルです。
これで私はもう本当に死のう、自殺は運命なのだと悟りました。
それからは充実した素敵な日々で御座いました。
どのように自殺するかだけを考えれば良いのですから。
そこで私は百物語を思いつきました。
皆様に参加して頂いたこのスレで御座います。
最後に私が死ぬ事で完成する百物語。
今私は富士の裾野、青木ケ原樹海におります。
言わずと知れた自殺の名所、空想の中で何度も自殺した憧れの地で御座います。
昨日より樹海に入り散策した事で分かったのですが樹海でも携帯電話は普通に使えるのですね。
少し残念でしたが最後の投稿がリアルタイムで行う事ができるのでまぁ良しと致します。
散策の途中で私より先にこの世をたたれた人を一人だけ見つけました。
魂は霊界へ旅立ち、肉体はこのような素敵な所で自然に帰れるなんてとても素晴らしい事です。
このかたの隣で死にたいと思いました。
私は今からここで首を吊ります。
この世にもう何の未練も御座いませんが気が付いた事が御座います。
私を呪った担任の言葉や古本の言葉、あれは呪いではなく祝福だったのです。
この嫌な事ばかりの現世から魂を救う為の！
私からも皆様に祝福の言葉を贈らせて頂きます。

オメデトウ　君たちに明日は無い

た、す、け、て、た、す、け、て、い、た、い、い、た、い　フッ

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