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ド・レイン小説 お試し〜

7召喚術士K:2020/10/12(月) 13:21:05 ID:z8/RfZdE0
1の修正版(何故か切れてしまっていたのでw)

”ドゴォン!”
爆煙が上がる。ここは東の辺境都市ルブルの郊外にある亜人の村。夕刻、狩りに出た男達が帰ってきてすぐに厄災が舞い降りた。

『なんだ!?こいつら!!』
『なんで魔物が?助けてくれぇ!!』
ゴブリンやオーク、コボルト等の亜人種が中心であったが、大型の猛獣や、スケルトンやゾンビといったアンデッドもいた。明らかに自然発生した軍団ではなかった。

=1時間後=
村の広場に村人の死体が積み上げられ、そして生き残った村人はゴブリン兵によって包囲されていた。

「思ったよりは上出来でしたね。流石は僕の使役魔物達です。」
闇夜をもしたような黒衣を翻した術士らしき男が呟く。

《報告します。村人の数名が逃走しました。追撃致しますか?ギギギ》
悪魔を模した彫像が話しかけた。恐らくは魔法生物の類いであろう。思念波による報告を黒衣の男は一笑に伏した。

「捨て置いて良いと思います。それよりも…」
男がゴブリン兵の包囲を解き、村人達の前に歩み寄る。

「私たちをどうするつもりだ?」
尋ねたのはオンスという村の顔役の男だった。

「ああ、そうでしたね。処遇をまだ話していませんでした。」
黒衣の男は、この場にはそぐわない爽やかな笑みを浮かべ宣言する。

「貴方たちには、僕の実験に協力して頂きます。光栄に思って下さいね?あの”災厄”と二つ名の魔王を排除し、国王に”十二聖王騎将”と爵位を賜ったこのカムア・ロー 召喚術士Kの役に立つのですから」

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