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俺の記録庫
4098
:
考える名無しさん
:2018/11/29(木) 20:32:36 ID:U/B5TuwI0
魔法としての関数は紹介された。
では、関数とは何なのか。
関数とは、値を入れると値を出す「箱」だ。
中でどんな処理をしているかわからないときにはブラックボックスと呼ばれる。
存在論的に、そのどこが関数としての実体なのか。
箱という輪郭・枠を形成しているところだろう。
輪郭がある、とは閉じている、ということ。
閉じている、とは、
電池の+と-を繋げば電流が通る、電気が発生する。
これは「回路ができるから」と言えもするが、その説明では不十分だ。
回路があるとはどういうことなのか。
「回路が発生する」という性質を説明するのが「恒常性」かもしれない。
ホメオスタシス、環境が変化しても一定の状態に戻ろう・保とうとする性質
この様に辞書にはある。
語の定義自体はどうでもいい。そういう性質がこの世に概念として存在している、という部分を拾っている。
座標0にいる。1に移った。0に勝手に戻る。
これで回路ができあがる。
勝手に閉じている。
箱の中に、文章でプログラミングする場合、
その恒常性の性質は、箱の中空間が展開された土台・世界設定自体の部分であり、
実際に、白紙の紙に書き込んでいくときには、
受け取った値を、書き手が意図した筋道を通過させて、意図した出口から吐き出させる
というのを書き手が書くわけだ。
その箱の中空間という白紙の場所には「論理」を置いていくことができる。
論理があれば、それを書き込める。
書き込んだ論理の上を、値が通過していく。
何のために論理を作るのか。
見方によっては堂々巡りだが、あくまで「受け取った値」に
・変化を及ぼす
・仕組みを動かさせる
この2通りだろう。
なぜ今2通りに分けたのか。
2つに分けられる時、そこには分割の生みの親となる「何らかの大いなる概念」が存在している。
今2つに分けたのは、「値の世界内」か「値を持つ外の世界」か、で現実の捉え方が変化するからだ。
異世界転生ものの魔法を比喩に、具体例として、その「世界内」と「世界外」を言い表そう。
「値の世界内」:「受け取った値」(魔法をかける対象)に変化を及ぼす
身体強化魔法
「値の世界外」:「受け取った値」(魔力)に仕組み(召喚獣)を動かさせる
召喚魔法
ここまで、ファンタジーではなく、あくまで理詰めで現実として考えられること。
文章によるプログラミングという魔法は、ファンタジー世界くらいは実現できる。
で、メタ視点から、今のこの15ツイートくらいの連続魔法は、何魔法なのか?
というと、
これは、広範囲魔力回復魔法だな。
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