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俺の記録庫

4072考える名無しさん:2018/11/26(月) 15:09:34 ID:U/B5TuwI0
以前引用した創造性・再現性・共感性(天才・秀才・凡人)に区分する記事があったが、
そこに次のようにある。(次ツイートでの引用)

itmedia.co.jp/enterprise/art…

>最後に「病める天才」は、一発屋のクリエイターが分かりやすい。高いクリエイティビティーを持ちつつも、共感性も持っているため、凡人の気持ちも分かる。優しさもある。よって、爆発的なヒットを生み出せる。ただし、「再現性」がないためムラも激しい。

引用元
itmedia.co.jp/enterprise/art…

カール・マルクスの資本論ではなく、カール・マルクスの存在自体。
マルクス自体が一発屋のクリエーターである、と見做せる。

「実際、『経済学批判』と『資本論』以外にも著書は存在するが?」
という反論は意味がない。

一発屋の定義は「世間における認知度」だ。表で騒がれてなければ「無し」だ。

マルクスの人生についてはwikipediaの情報で十分と思う。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB…

一方、多発屋の具体例として適当なのがピカソだろう。
1日あたり4〜5作品を数十年間作り続けた。累計で15万作品ほどを作り、生前で7500億円稼いだ。
数字の根拠は検索から。

そこから、

ピカソは
・沢山の作品を作ったから、偉大になった(売れた)。

という論理を展開する人がちらほらいる。

論理とは、A→B (→の意味は、ならば)
を基準とする思考の最小単位と、ここでは捉えておく。

ピカソが偉大となった理由と根拠をファンが妄想するのはファンの自由だと思うが、

その妄想論理をビジネス理論として展開している人も多くいる。

この段階での問題(ピカソの偉大さの論理について)は、これはこれで置いておく。

ピカソは7500億円稼いだ。マルクスはそれには及ばないだろう。

しかし、マルクスの思想がその後の世界の経済を動かした分量=誰の懐に、ではなく全体として動いた金額 を考えると、マルクスの経済効果は数千億円や数兆円では足りなすぎる。

引用元の記事・分類(創造性・再現性・共感性(天才・秀才・凡人)、一発屋等の区分)がビジネス領域の分類だからこそ、この捻れは問題となる。

その区分が、マルクスのもたらした経済効果よりも小規模な「影響力」・「効力」・「それを真とする世界」に対する物である、といえてしまうからだ。


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