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俺の記録庫

2180考える名無しさん:2018/02/17(土) 13:34:47 ID:hWzIBjVE0
最近、色々考えて、日本の「アニメ」への将来性の予測を下方修正しようと思う。

しばらくは、「絵が綺麗になった」だとか作業工程のデジタル化に伴う(一見、進歩に見える)変化は見られると思うけど、本質的な部分では、うーん、完全アナログ世代の引退辺りで一度沈むとアナライズする。

言い方が良いのか悪いのかわからないが、ジャパニメーションって、「専門学校→労働開始」な企業体質が根底にあるんじゃないのかな。

専門学校と大学の違いは何か。
研究の有無だろうな。
特に基礎研究が皆無であることが芸術分野全般に言える。
その中でも特に「議論の余地がない」のがアニメ分野。

他にも色々あるけれど、今は軽く。
その次に吟味されるのが漫画業界だろうな。先日の地主氏の記事もあり、また海賊版の氾濫で利益が出ない、というビジネスモデルの破綻・賞味期限切れの問題が立ち塞がっている。

狭き門だとか過労を強いる体制だとかは、出版社側の都合から導き出された業務形態。

俺も、先日の地主氏の記事みたいな感じで、もし仮に自分がそれぞれの業界に入るとしたら?というシミュレーションを脳内で行い、(俺の場合は往々にして、脳内シミュレーションよりも現実での扱われ方の方が恵まれるのだが)シミュレーションとしては、業界のデマンドに応えるのは東大入るより難しい。

プロの定義にも遡るが、「既存の形態への適応」が求められる。
この本質部分で対になるのは「起業家のやり方」だろうと思う。

既存ではないものは、新しいことは自明。
新しいものへ適応することは不可能。
新しい分野にプロは存在しない。
既存ではない業務形態の分野で躍進する人を起業家と呼ぶ。

アニメ業界、漫画業界、イラスト業界のなかで、高学歴・博学・高知能な人が選べるルートはどれ?

これの答えを俺は自分の海外美大の「基礎研究」レベルの水準から既に知っているのだが、答えはイラスト業界だと思う。

日本のイラストレーターは雰囲気提供者みたいな風潮だけど、本来は読解&表現者。

高知能・読解力の高い読者層を相手にできるということはどういうことか。
入社・開業する年齢が若くなくても良い。

先日の地主氏の記事では、サンデーの編集者が言うには、30才までにデビューしないと厳しい理由は、少年誌の読者層の意識からの乖離が問題となるから。

入社とは書いたが、現在の既存のイラストレーター職を雇っている会社の業務形態と受注している仕事の内容が、現在俺が語っている展開方法をしていないので、搾取対象の若者消費者の年齢に近い年齢でないと無理、っていう現実があると思う。
けど、その制限はその業務形態故だからそれが絶対じゃない。


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