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戦闘スレ

188夜須:2015/08/23(日) 21:10:25
カリラ「黙って動けんのか・・・ったく」
船員「おう、カリラ、早速替えか、はえーな!」
カリラ「・・・黙って出せ」

189あーに:2015/08/23(日) 21:18:05
ヴァディス「・・・拳銃の交換もあるとはな。
カリラ君、ユニア・プラスケットの始末も頼まれているか?」

夜明け AM 5:00
カーラ「んぐ・・・・・ごげげ・・・・・」
寝相が非常に悪く、足でタイキの頬を蹴っている。
いつもこうではなく、寝転び慣れたベッドではないからである。
カーラ「ほげ・・・」
目が覚め、意識がハッキリしてくると。
カーラ「・・・・ごめんなさい」
タイキを蹴っている足を畳む。

190夜須:2015/08/23(日) 21:23:54
カリラ「・・・『好きにしろ』としかいわれていない。」

191あーに:2015/08/23(日) 21:28:38
ヴァディス「そうか・・・手を組み、コンビで行動しているようだ。
なにせ、こっちは中東で叩きのめされたからな・・・・」
その時には自分の手下である魔物全てをねじ伏せられた。
だが、あの時とは違う。
今度こそ奴らを倒す。 自らの城を構えるために・・・。

192夜須:2015/08/23(日) 21:32:49
カリラ「・・・・・・・なんだろうすごく不安だぞ」
ため息。
たたきのめされてんじゃん

193あーに:2015/08/23(日) 21:40:12
ヴァディス「その時の傷がこれだ」
しかし男ヴァディス、カンオケの中に居るためまったく見えず。
ヴァディス「・・・ごめん。また次の夜で見せる。
次はどこに行く気かね?」

194夜須:2015/08/23(日) 21:43:14
カリラ「野営地となりうる場所を探す。集落で受け入れてもらえればいいのだが・・・」
周りを見渡す
カリラ「期待はできん」

195あーに:2015/08/23(日) 21:45:43
街から少し離れた森林へ。
ヴァディス「・・・・・・あれか?」
目の前のログハウスが見えた。
ただし、カンオケの音のせいで聞こえているだろう。

カンヅメで朝食を終え、歯を磨き、寝巻きから着替えたカーラ。
カーラ「んー・・・・なんだあれぇ!?」
窓を開けると、そこには全身真っ黒のフードで怪しいヤツと、カンオケ。
カーラ「・・・・・・・・どなた?」

196夜須:2015/08/23(日) 22:03:09
カリラ「ドワーフではない・・・だと?」
ちょっとびっくり

197あーに:2015/08/23(日) 22:33:33
カーラ「・・・・ええ、あの街のドワーフならここの5人しか居ないけれども。
そちらに名前を尋ねてるけど、どなたで?」
ヴァディス「ふむふむ、しかしお嬢さん。
名前を訊くよりも先に名乗ったほうがよろしゅうございませんでしょうか?」
カンオケが動き、喋った。
カーラ「----!?な、なにこれ!?しゃべったぁ!?」
素っ頓狂な声を出し、ドワーフ全員とタイキ、ユウトを起こす。
ヴァディス「おやおや・・・あまりにも奇妙だったか?
私は日光に弱い体質でね・・・」

198夜須:2015/08/23(日) 22:41:42
カリラ「それはすまなかった。ハンターのカリラだ。そっちのカンオケはカンオケでいいや」

199あーに:2015/08/23(日) 22:49:30
カーラ「・・・あ、ががが・・・」
昨日の赤い死神VF、今日の喋るカンオケ。
つまり。
カーラ「あ、わ、悪い夢でも見ているのかも・・・・」
と呟いてしまった。
ヴァディス「やはりこれはショックが過ぎたか・・・」

200夜須:2015/08/23(日) 23:00:37
カリラ「聞いてるか?」

201あーに:2015/08/23(日) 23:04:36
カーラ「・・・・・か、カーラ・テレル」
自分の名前を言うことも恐怖に思えたが、相手はハンターとカンオケ。
ヘタに刺激するべきではない。
ヴァディス「・・・・?」
どこかで聞いたことあるような名前のような・・・
ヴァディス「・・・・・なるほど、カーラ。
私はヴァディス=ディメンティカンド。ヴァディスでいい」

202夜須:2015/08/24(月) 00:21:29
カリラ「よろしく。」

203あーに:2015/08/24(月) 00:39:11
カーラ「は、ハンターってさっきカリラ・・・・
(ミスター?ミス・・・?そもそも人?)が言ってたけど。
狩る対象はどう見ても動物じゃあないよね・・・
やっぱりVF・・・・」
恐る恐る赤い死神の名前を呟いたが、丸聞こえ。

204夜須:2015/08/24(月) 00:45:22
カリラ「あぁ。あいつはバケモノ・・・俺はそのような類を狩るハンターだ。」
正直に。
カリラ「怖いか?」

205あーに:2015/08/24(月) 00:47:58
カーラ「カンオケが・・・・」
カリラ自体はそこまでではない。
ヴァディス「・・・すまん、カリラ。私はお邪魔のようだから・・・
少し距離をとる」
ガシャンガシャンと響く振動と共に去るカンオケ。
あまりにもホラーかつシュールそのものである。
カーラ「あのVFという死神のような・・・・仮面は・・・
行方不明の兄さんの手がかりになるんです。
だから追って、兄さんがどうなったかを聞かなくては。」

206夜須:2015/08/24(月) 00:55:02
カリラ「やめておけ。アイツは多分問答無用だ。」
カンオケを見送る。
カリラ「・・・・・・バトルジャンキーか何かだろうな」

207あーに:2015/08/24(月) 01:08:27
どうでもいいけどカーラ、カリラ、カーミラ(ヴァディスの能力の魔物)ってカブりすg

カーラ「次からは、でしょうね・・・・
昨日遭遇した時、「ヤツの・・・だと?」と驚いていたんです。
おそらく、「ヤツの妹だと?」かもしれない。」

早朝
ユニアの隠れ家
VF「仮面の代わりは・・・」
朝焼けが差し込む洞窟。
その中でVFは奥深くの暗闇に潜んでいた。
ユニア「・・・なくてもいいんじゃあないか?」
VF「仕方ないか・・・
今日は食糧調達だったな、穴場は把握しているか」
ユニア「ここだ」
一角のユニアはこの洞窟の出口を指す。
そして、出口は海岸に面しているのだ。
つまり、
VF「釣りや素潜り・・・だと?
道具はあるのか」
ユニア「・・・ない」
VF「素潜りはともかく釣りはどうするんだ」
ユニア「VFが能力で作ってくれ」
VF「・・・・・・本気か?」
釣竿の針は兵器として判定されるのだろうか・・・。

208夜須:2015/08/24(月) 01:16:36
カリラ「・・・そうか。」
少し考え込んで。
カリラ「すこし、ここで休んでもいいか?先ほどそいつとやり合っていてな、かなり疲れた」

209あーに:2015/08/24(月) 01:22:52
カーラ「先ほど・・・?」
その言葉はカーラを一瞬で凍りつかせた。
夜中にでも襲い掛かるという危険性が浮かんだ。
カーラ「・・・・・なんてこと。やっぱりそうだったんだ」

210夜須:2015/08/24(月) 01:26:43
カリラ「・・・だめか?」

211あーに:2015/08/24(月) 01:32:16
カーラ「小屋の中のタイキさんに聞かなきゃならないから・・・ええと・・・
VFが夜になっても襲う可能性・・・それはまずい・・・・
い、今はダメ・・・かも・・・・でも小屋の中じゃなくテラスならいいのかな・・・・」
カーラに与えた恐怖が、いつまた襲撃するか。
それがわかったことじゃあない。
そんな状況が、普通の女の子に耐えられるものじゃあない。
カーラ「VFは・・・」

212夜須:2015/08/24(月) 01:41:37
カリラ「大丈夫だしばらくは来ない・・・痛手を負わせた」

213あーに:2015/08/24(月) 01:49:27
カーラ「・・・・本当ですか?」
ただし、仮面が割れる以外は。

VFの傷は額に及んでおり、皮膚を抉って血をまだ吹いていた。
とはいえ、致命傷どころか軽傷程度。
VF「・・・・潮風がしみる」
小さな石ころを釣り針に変形させたVFだが、右手で顔を隠している。
ユニア「私の能力を使えばいいだろう。後で傷を見せてくれ」
手渡しで釣り針をもらったユニアは、木でできた竿の糸に結んだ。
VF「俺のミスで浄化能力を使う手間を煩わせるのは気が引ける」
ユニア「ほーん、お前はお姉さんな私を頼れんか?」
VF「その意図はない 頼りにしている・・・」

214あーに:2015/08/24(月) 01:50:41
割れる以外は
  ↓
割れ、そのまま貫通して額の傷を負ったこと以外は。

Tips:
VFの仮面が割れたときの叫びは演技。
しとめたと思わせる子供だまし程度。

215夜須:2015/08/24(月) 01:52:36
カリラ「・・・8割は。アイツが攻めてくれば一応ここを離れる準備はできている。」
誘導し、引き離す。

216あーに:2015/08/24(月) 01:56:51
カーラ「8割・・・・?」
それほど強いなら安心できる。・・・はず。
カーラ「カリラってそんなに強いんだ・・・なら心配ない、のかな」

その頃、ログハウスより北東1km
ヴァディス「・・・・ここどこ?」
迷ってしまい、出ようにも出られず。

217リョク:2015/08/24(月) 10:26:18
「まだ戦闘が起こっているようだな」

『VFとやらがまだ暴れているのか』

ほぼ並んだ馬の上で話す二人

あの後夜になったため交代で見張りをしながら朝を迎えた。

「先住民族のドワーフがかなりやられたようだがどう思う」

『戦闘民族であるドワーフを全滅寸前まで追い込んだようだから...あの仮面男は
ただ、ドワーフも自分たち以外の先住民族を全滅に近い状態にしたから自業自得』

「ふむ、まぁ自分たちが一番のドワーフに共存しろと言っても無理な話だろうしな。
とはいえ、民族を根こそぎ潰す戦闘狂を許すわけにはいかんだろう」

『どっちも力で解決してるからなぁ』

話しているうちに、ニーナと二人が戦ったあたりまで戻ってきたようだ。

左右には森が広がっている。

218あーに:2015/08/24(月) 15:38:09
セントジョシュワ諸島沖 3km
ユニア「・・・・・」
VF「・・・なあユニア」
ユニア「何だ」
釣りに出かけたユニアが乗っているボートというものは・・・
足をスクリューに変形させたVFそのものである。
どういうことか自分と彼のための水着も買ってきてあるのだ。
しかしVF、何を思ったのか引き下がらず真紅のローブを纏ってきたのだ。
そのせいでローブについた血にサメが反応し、追い掛け回されてユニアが仕留めたのは言うまでも無い。
VF「・・・・俺に圧し掛かっていい気分か」
ユニア「ああ、生き生きする」
ホオジロザメを右手に担いでいるユニアを傍ら、VFは今にも沈みそうな気分だった。
VF「嫌味にしか聞こえん・・・」
ユニア「ッ、静かに ヒットした」
VF「・・・・・・」
竿の糸が張り、魚は水面へ引き寄せられていく。
ユニア「・・・っし」
カツオを一本釣り。
VF「それ、どこにしまう気なんだ」
ユニア「無論担ぐ。・・・拠点まで戻ろう」
VF「一匹のためだけに俺を3kmも泳がせたのか・・・・」
ハァ、とため息をつくVF。
ユニア「どうした、お姉さんともっと泳ぎたいのか」
VF「俺を泳がせただけだろうが」

219夜須:2015/08/24(月) 20:14:37
カリラ「・・・・・・寝る」

220あーに:2015/08/24(月) 21:11:20
ユニアの隠れ家近くまで泳ぎきったVF。
その額の傷に海水がシミる・・・。
VF「・・・・早く浄化をしてくれ。ユニア」
ユニア「ちょーっと待ってろー、フカとカツオだからー・・・
うーん、ヤポン料理かなー。どう思う?」
VF「料理などどうでもいい。俺をおちょくるのが趣味なのか」
痛みか怒りなのか、震えている。
ユニア「・・・すまん。治療するから怒るな」
パァッと紺碧の光が傷を癒し、消えていく・・・
VF「助かる。俺はこんな水着よりも普段着のほうがいい」
洞窟の奥へと去っていこうとする・・・
ユニア「海水は落とすようにな 地下湖の水を使うといい」
VF「承知した・・・」

Tips:
ちなみに水着に着替えた時にユニアが先に着替えました。
無論、更衣室にあたる部分で順番にね。

221夜須:2015/08/24(月) 22:13:10
カリラ「・・・・すー・・・・」
壁にもたれかかり、座って寝る。

222あーに:2015/08/24(月) 22:17:25
ゴンガシャンゴンガシャンゴンガシャンッ・・・・
カンオケがやかましく跳ね、ログハウスに戻ってきた。
カーラ「ぎええええ!?」
カンオケの音、カーラの絶叫でカリラが起きかねない。
ヴァディス「もう慣れてくれ・・・」

223そーりゅー:2015/08/24(月) 22:24:13
「・・・」
トーリンはカーラらのやり取りを薄目で眺めつつ、考えていた。
このままでいいはずがない。だが、自分たちではどうしようもない。正直あんな力を目の当たりにすれば、カリラらが当てになるかも怪しい。
何よりも、自分たちには何もできないのが悔しい。つい前までは無敵だったのに、それが一瞬で覆されるなんて・・・。
どうすれば・・・どうすれば・・・どうすr・・・
そう考えているうちに目が完全に閉じ、眠りについた。

224夜須:2015/08/24(月) 22:28:18
カリラ「すぅ・・・・・・・・」
うるささも気にせず。

225あーに:2015/08/24(月) 22:29:07
カーラ「今から寝るのね・・・」
おそらく夜勤という意味で夜間の警備にあたってくれたのだろう。
VFという脅威だけではなく、原生生物などからも守ってくれている・・・のかもしれない。

226あーに:2015/08/24(月) 23:46:16
(VFら視点なので・・・ゆるしてね)

VF「・・・ふぅ」
仮面を除き、色落ちはしたがまだ赤いローブとその中の服装に着替えた。
VF「で・・・ユニア。お前はいつまで水着なんだ」
ユニア「んー、今日中かな」
VF「あのなあ・・・それで敵に襲われるのは・・・」
ユニア「細かいことを言うな。私とて女の子なんだぞ」
VF「・・・・・そうかい」
奥ではタマゴのフカヒレスープの匂いがする。
タマゴはどこから仕入れたか不明だが・・・。
ユニア「ほれ、フカヒレだぞー?」
挙句の果てにはキクラゲまで入っている。
VF「この食材・・・本当にこの島のものか?」
ユニア「勿論。ドワーフの集落から拉致したニワトリとか・・・」
VF「いつそんなものを・・・」
この赤い死神は呆れた。
自分と同行した際にはユニアはニワトリなど持ってなかったはずだからだ。
VF「・・・」
ますます疑念が浮かんだ。この島の生態系の異常は何が原因だ・・・と。
そこである点にたどり着いた。
VF「我々どころか、この島に潜伏している連中にも気づかれず物資を送り込んでいる者が居るはずだ」

227SAA:2015/08/25(火) 05:46:30
(半日どころか今やっと通信障害が直ったから許してね)
無理やりでも繋げなきゃ

.

-AM05:00

「(・・・・・いくら簡素で粗末だからって、扱い酷くないか?)」
気のせいだろう。 \え。/
タイキはそのまま何事もないように寝た。

寝る直前に謝罪が聞こえたような気がしたが、既に寝ているので・・・届いてなかった。

.

「(煩くて寝れん・・・一体なんだと言うんだ。まぁいい、寝よう)」

ユウトは・・・・

「・・・・・」
しずーかに寝ていた、

.

「「うぇ?」」
いい夢を見ていたところ、叩き起こされる。

黒フードと棺桶・・・・謎のセットだ。

「「(どういうことなの・・・・)」」
二人そろって呆然としている。

.

「・・・・何とも言えないな」
煩い音と共に去る棺桶、それを見たタイキは何とも言えない感情になる。

「・・・開いたらどうなるのかな?」

「・・・・・・止めておいた方がいいと思うぞ?ユウト・・・」

「(8割とか痛手とかいう限りかなり強いな・・・)」

.

しばらくすると棺桶が戻ってきた。

「(凄く煩い、移動する度にこれではたまらん・・・)」

「・・・・」
一方、ユウトは好奇心で一杯の様子。

「・・・やめておけよ?」
聞きそうにないのはわかっているが、一応注意しておく。

228あーに:2015/08/25(火) 06:06:53
グラウンドゼロで敵兵士の死屍累々重ねてたんで・・・・

ヴァディス「入るか?もう一個つくってやるぞー?
暗くて気持ちいいぞ〜」
カーラ「・・・やめときましょう」

229SAA:2015/08/25(火) 07:00:28
たまげたなぁ・・・・

.

「開いたらどうなるのかなって・・・」

「やめろ」ズンッ
人差し指で横っ腹を突く

「・・・オフッ!?」
いくら鎮痛剤の効果があるとはいえ、これは痛い。

230あーに:2015/08/25(火) 13:39:48
カーラ「ともかく、昨日話した作戦でいきましょう。
あのVFとユニア・プラスケットを倒す作戦です」
だいぶ前に記載されてるので簡略に。

二人を谷に誘い込み、VFをユウトの風の力で谷底へ叩き落とす。
谷に落ちたVFはドワーフの銃で一斉攻撃。
その間ユニアはユウト、タイキで対応。

カーラ「その・・・カリラは今寝てるけど・・・
VFの相手をして、ヴァディスさんは・・・」
ヴァディス「俺はー・・・そのー・・・・
そう、そのユニアとVFを万が一手負いで逃した場合の追い討ちとして、
ヤツらの拠点を強襲するのがいいかなぁ」
カーラ「場所、わかるんですか?」

231そーりゅー:2015/08/25(火) 15:33:51
「・・・わかった。お前らもそれでいいな?」
ドワーフ全員が納得する。

232SAA:2015/08/25(火) 16:07:38
「落としたらすぐ這い上がってきそうだけどなぁ・・・」
筋肉痛に聞く塗り薬を塗って、痛みを和らげる錠剤も飲む。

「一方的にやられたといえ、一度戦った身としては容易に想像できてしまうのが何とも言えないが・・・・」
例のFuture Weaponを見たせいだろう。

233あーに:2015/08/25(火) 16:08:54
ヴァディス「・・・・で。その肝心の二人を呼び出す方法は。」
カーラ「あっ」
<<・・・・・・あっ>>
カーラ「た、たぶん戦いたいんだから・・・
谷の近くに場所を指定して・・・で・・・・いや、作戦にかからないかも・・・
タイキさんやユウトさんだと死にかねないし・・・
ドワーフも・・・・無理だなぁ・・・・」
ヴァディス「わかった、私が行こうか」
カンオケの姿で言っても頼りないのだが。

234SAA:2015/08/25(火) 16:21:41
「考えてあるのかと思ったら・・・・」

「聞いておくべきだったな。」
聞いたら聞いたで何とも言えなくなるのは間違いないが・・・

「傷も癒えてないしなぁ、今の状態で行けば100%オダブツだよ・・・」

「その状態だと移動時うるさいのだが・・・」

235あーに:2015/08/25(火) 19:24:40
カーラ「・・・・カンオケアタック?」
ヴァディス「いや、能力はちゃんとあるから・・・」

一方VF
ユニア「ところでVF」
VF「何だ」
ユニア「戦いに卑怯の概念は存在するのだろうか」
突然何を言い出すのか、と思えば。
俺をおちょくるスケベトークだと思えば。
VF「無論、あるだろう・・・」
ユニア「ならば戦士としてのノーブルを自覚せねばなるまい。
お前は・・・どう思う」
我々は戦闘民族とはいえドワーフの集落に強襲をかけ、
更に女子供容赦なく殺してきた。 何をいまさら。
VF「俺達にはそのノーブルとやらを持たなくてもいい。
殺し合いに美徳を持てばそこに隙が生まれる」
ユニア「そうか・・・そのノーブルを持った奴と戦う時は」
VF「容赦せん」
ユニア「・・・ふふ、それは楽しみだ」

236SAA:2015/08/25(火) 21:23:13
「出来なくはないんじゃない?」

「・・・・効果は薄いと思うのだが。」

237あーに:2015/08/25(火) 22:10:04
カーラ「それよりも・・・その傷、なんとかなるといいけれど・・・」
ヴァディス「どれ、おじさんが見てあげよう・・・」
カンオケから出ようとした時に・・・。
ガンッゴガンッ
カンオケが前に倒れて、トビラが開けない。
ヴァディス「・・・・」
カーラ「・・・・」

238夜須:2015/08/25(火) 23:04:10
カリラ「・・・・・・・うるさいぞ」

239あーに:2015/08/25(火) 23:28:51
カーラ「その・・・VF、とユニアを倒す・・・作戦を」
以下略。
カーラ「カリラには・・・おびき出してもらってから・・・
谷底に落とした手負いのVFを倒すようにしてもらいたい・・・かな」

240そーりゅー:2015/08/25(火) 23:35:51
「協力するといっても、武器がこれだかじゃあなぁ」
5人の装備はそれぞれ小銃、ロケット砲、つるはしだけだ。
「ゴリ押しじゃなく、きちんと戦略を立てて臨むべきだろう」

241あーに:2015/08/26(水) 00:00:14
カーラ「小銃は・・・VFを追い込む時のために使って。
五人同時にバンバン撃つんじゃなく、一人か二人で撃って、
弾薬を入れ替える時に残りの三人のうちの二人で撃っていく。
ロケット砲は残りの一人が5人分使って。
VFを落としたら遠距離武器が使えないユニアだけのはず。
それでツルハシを使ってタイキさんとユウトさんの援護を。」
戦術面での指示。
そもそもドワーフは連携を行わず、訓練の質も量も劣っていた。
それにより十分な訓練を施した人類の軍人にここまで追い込まれたのである。

242そーりゅー:2015/08/27(木) 19:42:14
「で、作戦はいつ始めるんだ?」

243あーに:2015/08/27(木) 20:49:49
カーラ「うーん、それはー・・・今すぐー・・・?」
ヴァディス「いや、1630に決行すべきだ。
そこから夕方にかけて追い込み、夜になって私の出番といこう」
カーラ「な、ならそれでお願いします」

244SAA:2015/08/28(金) 12:25:43
「(棺桶、それに夜に出番か・・・ いや、まさかな・・・?)」
真実がわかるのはその時間。まぁなんであれ味方は少しでも多ければいい。

「よし、それで行こう。」

245あーに:2015/08/28(金) 14:41:54
ヴァディス「その谷・・・・というのは」
<<ああ、ここから南東に15kmの位置。
今から出発しないと作戦決行と準備までに遅れるかもしれんな>>
現在7時12分25秒・・・。

246SAA:2015/08/29(土) 05:48:08
「そりゃ行かないとな・・・」

「決まりだね。」
2人共既に準備をしていたので行ける。

247あーに:2015/08/29(土) 15:17:47
カーラ「・・・・私は生態系の調査を続けます。
それでは、健闘を」
アナライズギアをしょって、火山の方向へ・・・。
ヴァディス「行ったか・・・・。
ところで、そこのアジアン二人。移動中は私を担いでくれないか?」
タイキと負傷の身のユウトに運ばせる厚かましいカンオケである。

248SAA:2015/08/29(土) 17:56:40
※(全身筋肉痛だけど)ユウトは打撲などの傷は能力によって殆ど回復しており、
 無能力者のタイキの方が薬品を使用しても回復しきれていない現状。

 まぁ義手あるしタイキからしたら大して気にすることじゃないから怪我人扱しなくてもいいか・・・
 痛みの度合いはユウト>>>>>タイキだから負傷者でも・・・・・あれ、筋肉痛って怪我だっけ・・・?

.

「随分と厚かましい棺桶だ・・・ ユウト、あれは持ってきているな?」

「一応・・・でも予想通りだったら担ぎ上げる時に蓋が外れそうだけど・・・・」

「ワイヤーか紐なんかで巻いとけ、後は運べばいいだろう。(外れやすくはなさそうだがな・・・)」

249あーに:2015/08/29(土) 18:29:29
ヴァディス「グラシアス アミーゴ」


「今だ、VFを叩き落とせ!」
「オーー!」
ロケット砲弾の洗礼、追撃。
VF「チィッーーー!!」
谷底へ落ち、右腕が槍の岩に引き裂かれた赤い死神・・・。
おぞましい幽谷の断末魔が木霊する。

ユニアの隠れ家
ユニア「----!」
脳裏に浮かんだ光景は夕暮れ。
VF「・・・予知か。何が見えた」
ユニア「お前が谷へ叩き落とされるヴィジョンだ。
ただ落ちるのではなく、右腕を失っている」
VF「・・・あの貧弱なドワーフにだと?
先日の連中と手を組んで統制をとったか・・・」
ユニア「そうと思われる。気をつけろ・・・」

道中
ヴァディス「それでなー、ユートーだったか。
私は中東にてVFとユニア・プラスケットと戦ったのだ。
ボロ負けだったよ。全ての力を出しきったが、勝てなかった。
その時私と戦ってくれた女は・・・ズダズダに引き裂かれて死んだ。
VFは・・・女子供をも容赦しないのを知っているだろうが・・・・」

250SAA:2015/08/29(土) 19:26:52
「・・・・・。」
呆れて何も言う気にならない。

――― 何が「ありがとう」だ。ミニジェット付けて目的地にすっ飛ばすぞ。

「・・・・・・・。」
これにはさすがのユウトも黙る。勿論タイキとは違う意味だが。

「(もう・・・あいつらを引き止めはしない。死ぬつもりはないけど・・・この体に鞭を打ってでも・・・!)」
鞭を打つとはいっても・・・・筋肉痛である。鎮痛剤と能力によるクールダウンでその痛みも前よりはマシになっている。

痛さで表せば車に乗る時に頭をぶつけた時の痛みが体中を襲っているくらいだろう。

251あーに:2015/08/29(土) 19:47:38
ヴァディス「その殺された女をVFは強敵とみなしていた、はずだが。
最後の最後で戦うことを諦めた女に対し、VFは激怒していた。
それほどの力を持って、何故捨てる気でいるのか・・・とな。
自分が認めた相手のみっともないザマを見るのが非常に嫌いらしい」

その頃カーラ
アナライズギアに表示された数値を見てカーラは驚愕を隠せなかった。
カーラ「やはりこの岩肌、地質が意図的に異常なものに改変されている。
ドワーフとは違う、誰かの手が込んでいる・・・・。
だけど、誰が・・・」

252夜須:2015/08/29(土) 20:23:25
カリラ「・・・行くか」

253SAA:2015/08/29(土) 21:52:04
「・・・あんな奴に拘りなんてあったんだ。いや・・・強い奴と戦うことに生きがいを持っているんだから当然か。」
不快感の混ざった声。ついでに棺桶は今はタイキに運ばせてもらっている。ついでに途中で交代するようにしている。

「くそ、両手が塞がってて時間の確認ができない・・・!」
そこまで経っても進んでもいないはずだが・・・・結構重いのがきついのだろう。

棺桶の重さって115lbs(52kg)?

254あーに:2015/08/29(土) 22:45:56
いえ、67kgとヴァディスの体重(79kg)合わせて・・・・

ヴァディス「おまけにVFは普通の人間じゃあないのさ。
ああ、正気度合いとかそうじゃなく、もっと単純に、普通じゃありえない出自だ。
カリラ。そこんところはリヴィア嬢から説明を受けているな?」

カーラ「・・・」
<<データ登録完了。タイキ達は首尾よく進攻中。>>
カーラ「ん?あれは・・・」
エゾオオカミと呼ばれる狼の一種である。
<<馬鹿な、あれは絶滅したはずだぞ・・・>>
アナライズギアが驚くのは無理もない。
カーラ「・・・・あれは」
<<エゾオオカミ。ヤポンの北の大地、ホカイドーに生息していた狼だ。
エゾシカや死体となって打ち上げられたクジラを主食としている。
人間が放牧していたウマを襲うようになってヤポン人が駆除を始めた。
そんでもって、大雪でエゾシカが大量に死んでしまい、
更には狂犬病やジステンパーが理由という説もある。>>
カーラ「・・・人間の身勝手や私利私欲、行き過ぎた開拓が呼んだ災難ね」

255SAA:2015/08/29(土) 23:18:59
360lbsくらいかよ足ガタガタになること間違いない
ユウトは足がガタガタでパンパンになるだろう

(あれ、体重って出ていたっけ・・・?)

.

「戦闘狂の時点で・・・・・
 まさか、異世界?」

「いやいや・・・まさかそんなことがあってたまるか・・・」
少し辛そうだ・・・・あと15分も続けていれば限界だろう。

256そーりゅー:2015/08/29(土) 23:20:14
「・・・上手くいくのか?本当に」

257あーに:2015/08/29(土) 23:34:52
ヴァディス「・・・この島が元の場所と同じ世界かは不明だが・・・
もっと別だ。
あのカーラ嬢ちゃんはドがつくほど素人だがね、
おじさんはああいう肝っ玉座った子の考えなら上手くいくさ。」

一方、VF
VF「ユニア 出かけるぞ」
ユニア「・・・?」
今日は一日中洞窟での準備のはずだ。
VF「連中が俺を谷底に落とすなら、谷に到着する前に殲滅すればいい。
無論、昨日のような手抜きではなく、容赦なく・・・な」
洞窟の入り口近くまで歩き、ユニアをアゴで来るよう合図。
ユニア「それはいいが・・・私は料理の仕込みとかで手が出せんぞ。」
VF「問題ない。単独で迎撃する」
隠れ家から飛び出し、海岸を走って勢いをつけ、
森林に入った直後に脚部をジェットエンジンに変形、飛行する。

カーラ「・・・・・あれは!?」
轟音と共に飛行する赤いローブ。
軍用機のジェットエンジンらしく、飛んでいる。
カーラ「・・・まずい、あの方角は・・・」
<<ああ、タイキ達だ。ユウトの無線の周波数につなぐ>>

カーラ<<こ、こちらカーラ!
そっちに・・・すごい速さでVFが・・・・!>>
ヴァディス「・・・・このタイミングでか」

258あーに:2015/08/29(土) 23:43:36
おじさんはああいう
  ↓
おじさんはこう考えている。ああいう

誤字りすぎてもうね

259夜須:2015/08/30(日) 00:19:14
カリラ「あぁ、聞いている。天上の者が歯が立たなかった、とも。」
交友が広いな、とはおもった。
カリラ「来るぞ、構えろ」

260SAA:2015/08/30(日) 00:54:17
「何だそりゃ・・・
 ってこの轟音・・・あぁ嫌な予感はしてたさ・・・・来るんじゃないかってな・・・」


「・・・・カーラ、棺桶さん、他に考えある?
 まぁあっても間に合わないだろうけど・・・・」

―――日光さえ遮れば全力は出せずとも動けるとするなら・・・・痛みはだいぶ収まったし・・・・・・

261あーに:2015/08/30(日) 00:56:18
VF「・・・・」
手を上に構え、掌が光に包まれると・・・・
VF「撃ち滅ぼせ、全てをッ!!!!」
突如、光が無差別に島を薙ぎ払った。
カーラが上っている山の中腹部、森林、ドワーフが住んでいた廃墟。
山の向こうの北部のジャングル、西部の海。
あらゆるものを滅ぼす破滅の光。

その光がこちらにも襲い掛かってきた。
ヴァディス「おいおいおいおい!!!
ターキー、ユートン、棺を捨てて走れ!!」
棺桶から飛び出し、全速力で走る。
オッサンのくせに意外と速く、光に追いつかれることはなかった。

低身長ゆえのドワーフのうちの一人は逃げようとした瞬間に光に飲み込まれ、そこに居たドワーフが居なくなっていた。
残り4人のうちの1人はトーリンを力いっぱい投げ飛ばし、
「トーリン!!俺達ドワーフの無念をーーーッ!!」
それでも死にたくない思いで伸ばした右手だけを残し、消え去った。
そうして、おぞましいレーザーは途切れた。

上空を飛行していたVFはあちらこちらで燃える木々や抉れた岩肌、
もはやもとの情景を思い出せない街だったものを見て、
VF「・・・・コロシアムに変えるには自然が多すぎる」
と、むしろもっと破壊し尽くすべき考えを口からこぼしていた。

262SAA:2015/08/30(日) 01:10:33
「はぁ!?冗談だろ!?ってかターキーって食い物っぽい名で呼ぶなぁ!」
言いだす前に棺を放りダッシュするユウト。フィストを装着してたので体の重さもすっと抜けて、棺桶のおっさんと並走。

「ユートンってどこぞの過敏なアンチウィルスソフト!?」
ツッコミつつ負けず劣らずのダッシュ。

.

「はぁ・・・っ・・・・くそ・・・・なんて馬鹿なことをしやがんだ・・・・」
息が落ち着き、周りの惨状を見る

「・・・・やっぱ頭もどうかしてるんじゃ?」

263あーに:2015/08/30(日) 01:19:55
ヴァディス「あの光の熱量だ・・・あの一撃で全員消し飛ばす気でいたんだ。
それより問題なのは拠点のログハウスがどうなっているかだ。
あそこを焼き払われていればまずいぞ。・・・山のほうも光で抉りやがったな。
カーラちゃんは・・・生きてるか?」
レッドマウンテンのほうを見ていると、きれいに丸い風穴が開いていた。
<<-----ザーーーッ・・・・
 ・・・・・・・・・>>
砂嵐。あれで生きているほうが奇跡と言えよう。
ヴァディス「ダメだな。死んだと割り切らねば」

VF「・・・・・自然などしゃらくさいものを。
これでかくれんぼなどする猶予を消した。」
レーザーの照射を終え、地上に降りる。
周囲の木々が紅蓮に飲まれ、動物の死臭もする。
VF「・・・フン」

その頃ユニアは外の様子を見て、青ざめた。
ユニア「島の西側には特にウマいものや自然がなかったが・・・・
正気なのか、VF」

264SAA:2015/08/30(日) 01:32:19
「・・・どこまでもフザけた奴だな・・・・クソ野郎だ。」
ボソリ、と言う。だがその声は誰にも届かない。

「・・・・・・・(頭がもはやアレは生物じゃない。人の形をしたモノだ。)」
VFを睨むわけでもないがアレを野放しにするのは下手をすると生命も自然も・・・可能性はゼロではない。

265あーに:2015/08/30(日) 01:45:41
そのカーラは・・・どうしているのだろうか。

レッドマウンテン中腹
カーラ「・・・・・・・・」
突如、太い光が目の前全てを焼き払い、爆風に巻き込まれた。
偶然にも岩肌ではなく、草地に投げ出されたのだが、その時の衝撃で右肩の骨が折れた。
カーラ「うぐ・・・動けない・・・・・」
<<通信途絶!通信途絶!応答せよ・・・・!>>

ヴァディス「で、カリラ、ユーチョ、タンキー。
ヘタすれば谷に到着すること自体も叶わん。
どうする、撤退か?作戦続行か?」

266SAA:2015/08/30(日) 02:06:36
「撤退も続行もクソもない・・・逃げれば蜂の巣、
 続行だとここからどれくらい離れていて、時間がかかる・・・牽制は効果があるかどうか。」
このままでもどうしようもないが、決断できないようだ。

「着いたとしても時間稼ぎしきれないと思う・・・・
 それに・・・・飛んでもいいけど3人はちょっと能力を少し多く持ってかれるかな・・・・」

最早わざとらしい名前間違いは気にしていない。・・いやスルーしている・・・・

267夜須:2015/08/30(日) 10:59:56
カリラ「・・・・・・・どちらも無理だな」
思案して。
カリラ「アレの目をごまかすことができれば一度カーラを救出し、身を隠すことができるが」

268あーに:2015/08/30(日) 13:53:04
ヴァディス「そのカーラちゃんもレーザーの餌食やもしれん。
せめて遺体だけでも回収に向かうべきだな。
・・・私が行こう。その間カリラは悪いが派手に奴の注意をそらしてくれ」
提案を言い終えた瞬間である。
VF「・・・・・」
紅蓮の炎を纏いし死神。
周囲の燃える木々は次々とVFのための道具となっていく。
VF「敵前逃亡は死を意味する ただちに玉砕覚悟の特攻を敢行せよ
諸君らに大日本帝国流星十時勲章を ハイル・ショーワ。OVER」
左腕には得体の知れない近代的なレーザー兵器と思わしき物体。
右腕は熱を帯びている複数の関節からなる鞭らしきもの。
両足に大量のロケットランチャーやグレネード、スモーク。
それらの弾薬を大量に格納するボックスが背中に。
まるでターミネーターだ、と誰もが想起する異形の悪魔。
ヴァディス「・・・・頼んだぞ。」

269そーりゅー:2015/08/30(日) 14:37:24
「・・・このままでは、島そのものが危うい。俺たちだけでも逃げるぞ。海岸へ急げ!」
島からの撤退を指示し、海岸の波止場に向かう。

270あーに:2015/08/30(日) 14:45:54
VF「・・・・逃げ続ける気か」
すかさず脚部のロケットランチャーを連射、トーリンと残りのドワーフ2体の周囲に爆発が巻き起こる
その隙を逃すヴァディスではなく、通り抜けると同時に、闇属性を帯びた重いコブシを一発。
ヴァディス「どうした?ザコを相手にしすぎてこれも避けられんか?
だが、お前の相手は俺じゃねえ。じゃあな」
そして後頭部に蹴りをカマし、そのままレッドマウンテンへと走り去った。
VF「ぐ・・・・」
装備の重さによりぶっ飛ぶことはなく、後ずさりする程度だが、追い討ちに怯まず右腕の鞭でトーリンを引き寄せる
VF「ヴィレリは後での始末とする・・・・」

271夜須:2015/08/30(日) 15:03:17
カリラ「おい、貴様の相手は俺だ」
鎌から発射される氷弾のスナイピングにより、鞭を切る。
カリラ「今度こそその命、戴こう」

272名無しさん:2015/08/30(日) 15:04:29
「!!」
ツルハシで鞭を叩き落とし、地面に落下する。
落下の衝撃に耐えるとすぐに立ち上がってロケット砲弾をVFに向けて放つ。

273あーに:2015/08/30(日) 15:09:25
VF「・・・・・馬鹿が」
鞭の切れた先が爆発、爆導索だった。
爆発に巻き込まれたトーリンはどうなったであろうか。
その思考もなしにVFはカリラへ突撃。
鞭をしまい、残りのグレネードとスモークを射出して発破。
VF「奴がお前程度の小娘を寄越す、か。
見る目が衰えたな・・・・長く生きすぎた証拠だ」
大鎚をふるい、鎌と鍔迫り合い。

274夜須:2015/08/30(日) 15:43:48
カリラ「小娘・・・だと?舐めるなバケモノ風情が!」
肉体強化で吹き飛ばす

275あーに:2015/08/30(日) 15:49:55
とっさにあえて大鎚を手放す。
大鎚が飛んだが、それが狙いだった。
VF「だから小娘だ」
大鎚と吹っ飛ばしたモーションの硬直を逃さず、カリラの両肩をそれぞれの手で掴み、
首筋へ噛みつく。
その噛みついた歯が高周波超振動ブレードになっているものだから、肉がエグれていく。

レッドマウンテン 麓
カーラ「・・・・」
さきほどのエゾオオカミは生きているだろうか。
揺れる視界、リズムがいい4足歩行の音。
エゾオオカミが私を担いでくれている?
まさか。
「ワンッ!!」
<<・・・・・・肉食だろう。彼女を助けてくれるとは恩に着るぜ>>
「クゥン」

276SAA:2015/08/30(日) 15:53:11
「作戦は滅茶苦茶・・・・で、この提案から生まれたプランB。
 ・・・やるしかない。プランCも用意しないとな。」

「そう言いつつ遠ざかろうとしないでくれよ・・・・」

「仕方ないだろう、熱気で治りかけの火傷が地味に痛むんだ。」
その感じが気持ち悪いから遠ざかるんだ、と付け足す。

「じゃあどうする?」

「今は間違いなく俺は手を出せない。それにタイミングを間違ったら拙いことになる。」
戦闘スタイルの違いでかなり合わせづらい。それに相手はかなりの火力を持っている。

「つまり・・・様子見?」

「邪魔しても悪いからな・・・・だがタゲが移り次第、混ざらざるを得ない。」

「なるほどね・・・・
 (癪だけどこの痛みが引くまで様子を見るか・・・)」

277夜須:2015/08/30(日) 15:58:48
カリラ「ぅうううう!!!燃えろぉおおお!!!!!」
最大出力の炎。鉄をも焦がす。

278あーに:2015/08/30(日) 16:12:55
VF「チィーッ!」
とっさにマントをパージ、身代わりにして脱出。

ヴァレンティン「ほう・・・あの隙から炎の能力を出すか。
見くびりすぎた・・・・」
鈍く輝く黄金色のサンディブロンド。
碧眼に、黒い鎧のようなコート。
膝に装甲を付けたケブラーのズボン。
エンジニアブーツのようなひどく仰々しい靴。
ヴァレンティン「面白い。
紅色の仮面、ヴァーミリオン・フェイスにも飽きてきたところだ」
化け物とは思えない、人間の顔。
ヴァレンティン「・・・フン、俺に手傷を二度も負わすか」
右手が火傷しているが、とっさに表面を金属化させ、すぐに戻す。
それによって強引な治癒をしているのだ。

279名無しさん:2015/08/30(日) 17:34:38
「・・・くっ」
辛うじて生き延びたが、爆発による火傷を負っている。
「やはり、抵抗は無意味か」
木々の間を息をひそめながら進む。

280夜須:2015/08/30(日) 17:48:25
カリラ「・・・・・・・・戦闘凶が・・・・・・」
にらみつける。
カリラ「天上種を倒しなおも調子に乗るか」

281あーに:2015/08/30(日) 18:53:44
ヴァレンティン「あいつを倒したことにはならん・・・・!」
居合いのフォームかつすり足で突撃、右腕をエネルギーブレードに変形
ヴァレンティン「最後の最後、死ぬ間際で諦めた者を・・・
俺は強者とは認めん、それが強者だとしても、別の人間にすり替わった!」

282夜須:2015/08/30(日) 18:59:19
カリラ「ほぉう?」
間合いを取り、鎌を振るう。エネルギーの斬撃が襲う。

カリラ「そいつは『本当にあきらめたのか』?」

283あーに:2015/08/30(日) 19:07:06
ヴァレンティン「・・・・何ィ?」
その戸惑いが大きな隙を作ることになった。
左腕が変形した、過剰に大きいシールドで軽く斬撃を防御してしまった。
つまり、そのシールドを解除する時間も長くなる。
ヴァレンティン「奴は・・・!
俺がとどめを刺す時に最後で抵抗をやめたのだぞ!」


ヴァディス「・・・・あれは」
カーラを背負っている狼が見えた。こちらに向かってくる。
ヴァディス「攫っているというよりは助けたのか・・・?」
「ウゥーッ、ワ・・・! アォン」
エゾオオカミは威嚇するも、相手が誰か本能で把握し、吼えるのをやめた。
カーラ「ん・・・ぐ・・・・」
ヴァディス「カーラちゃん、どこか怪我は」
カーラ「右手・・・動けない・・・見えない・・・・」
ヴァディス「・・・・どうする、ログハウスまで戻るかい」
カーラ「そう・・・する・・・・」
ヴァディス「で、このワンコ・・・・・連れてくかな」
よっこいしょ、とカーラを背負ってログハウスの方向へ。
<<やれやれ、俺も修理しねえと。アンテナがイカれたのさ>>

まだ夜まで長い。カーラを拠点まで寝かせてやってからでもいい。
だが、そのログハウスは消し飛んで無ければの話だが。


数十分後 ログハウスの位置
ありました。
ヴァディス「すげえ、ギリギリじゃないか」
すぐ隣12mは焼け野原となっていた。

284夜須:2015/08/30(日) 19:47:40
カリラ「そうだろうなそうだろうなぁ!」
地面からマグマが噴出す。カリラがそう魔力を操作したのだ
カリラ「だがこうは考えられんか?『最初から貴様などとは戦っていなかった』」
畳み掛ける
カリラ「受け入れろ、それが真実だ」

285あーに:2015/08/30(日) 19:54:36
ヴァレンティン「ーーーーッ!?」
過剰に大きいシールドが幸いして、マグマとラッシュを抑えきった。
が、ガードしたダメージが貫通し、左腕に激痛が走る。
シールドが崩壊し、砂へと還る。
ヴァレンティン「・・・どういう・・・ことだ・・・!」
最初から戦っていなかった?
じゃあ、アイツは。誰と・・・何のために・・・・
ユニアか?違う。
ヴァレンティン「・・・・・・」
二度ならず三度の傷。それが屈辱に思えなかった。
それほど、あの女・・・いや、あの天族の思考が読めなかった。
ヴァレンティンはそれまで戦っていた、と忘れるほど棒立ちだった。

286夜須:2015/08/30(日) 19:58:48
カリラ「貴様はもとより眼中になかった、というべきか!」
氷の刃が、雷の衝撃波が襲う。
カリラ「さぁ考えろバケモノ!貴様が殺した天上種はなんだったのかを!」

287あーに:2015/08/30(日) 20:06:41
ヴァレンティン「・・・・・・・」
ヒットアクションも、そこには回避動作もなかった。
氷の刃が体中に刺さる。
雷の激痛が、全身を走る。
それでも、動じず。
ヴァレンティン「・・・・・・・・」
ダミーだろうか。
分身なのか。
それとも、幻覚だったのか。
結論が出ない。
あの時、中東がコロシアムに変わった風景は。
何を訴えていたのか。

そもそも、あれほど、どうしてあの強者に執着していたのだろうか。
この感情、思考の中で表現するが、言語として出ない。

ヴァレンティン「・・・・・」
何もなかったかのように、去っていく。
血液が熱くなり、冷えたりするこのショック。
ヴァレンティン「・・・お前らの拠点に戻れ。
心配するな・・・あの掘っ立て小屋なら消し飛ばしていない」


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