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o川*゚ー゚)oブーン系小説練習+読み物&イラスト総合案内所

49以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします:2022/04/11(月) 22:14:48 ID:ZWmA6dwU
暫く男が格子の外をうかがっていると、やがて刑務官らしき男が格子の前に姿を現した。

( ФωФ)「D90、何をしているのであるか?」
  _
(#゚∀゚)「そりゃこっちのセリフだぜ!なんで俺達をこんなところに閉じ込めた!出しやがれ!」

( ФωФ)「何故、か。それはひとえにお前たちが犯罪者であるからであるよ。」
  _
(#゚∀゚)「犯罪者だと?俺は何も犯しちゃいねーよ!」

( ФωФ)「フム…では君が当時19歳の同じ大学の彼女を刃物で突き刺して殺したことについて、君は一切を覚えていないと。」
  _
(*゚∀゚)「…俺彼女居たの…?」

( ФωФ)「この写真の彼女に見覚えは?」
  _
(*゚∀゚)「うっひょー!超かわいいじゃん!」
  _
(;゚∀゚)「俺、ほんとにこの子と付き合ってたの?」
   、 _
( ФωФ)「フ…ム、ホントに忘れているようであるな…」

刑務官は少し俯いて眉根を寄せた。その表情はどことなく寂し気に見えた。

( ФωФ)「…いや、なんでもない。すまなかったな、もしかしてそこの彼女も覚えていないのか?」

(*゚-゚)「つかまるようなことをした覚えは無いよ」

( ФωФ)「承知した。しばし待っていてくれ。」

刑務官が肩を落としながら鉄格子から離れた。やはり誤解かなにかあったのだろう。


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