したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【百合色の】東方の百合カップリング談義54【幻想郷】

201名無し妖精:2017/02/24(金) 15:03:19 ID:jADC4g2M0
「姫、今夜も月が綺麗ですね。」
「あら?永琳の為なら私死んでも良いわよ?まぁ死ねないけれど。」
「ふふっ…この会話も何千回目かしら。とうの昔に数えるのを辞めてしまったわ」
「永遠に身を置くと全ての色が引き伸ばされて褪せてしまうのは雅じゃないわね。一期一会の春夏秋冬も私達にとっては無限に繰り返す循環の一周期に過ぎない...」
「でも永遠は決して変化が無いというわけではありませんよ?昨年のこの夜と今夜、そして来年の今夜に浮かぶ月はそれぞれ別物です。」
「でも隣にいる貴女はいつまで経っても経ることがない…」
「肉体の構成はそのままでも記憶や感情は変化しますよ。」
「その記憶もいつか消えてしまうもの…泡沫のようにね
ねぇ永琳。今夜を永遠に忘れられない物にしてみない?」
「どのようにするのですか?」
「こうするのよ。……んっ」
「えっ…むっ………ぷはっ…ひ、姫!」
「ふふっ...私はこう見えてもこういう知識は貴女より上手なのよ?
どんな貴公子も帝も、月の賢者でさえこの通り。」
「…いけません姫様…こんな事されたら……永遠に貴女に溺れてしまう……いつか今夜も忘れてしまう程に」
「それもまた一興だと思わない?」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板