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【嫁と過ごす】東方キャラとイチャつくスレ36【この時間】
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「ねえ、○○さん?」
「はい、何でしょう」
「いつまで、私のこと、さんづけ……なんでしょうか?」
そう、上目遣いに僕を見つめる大妖精さんの眼差しは、不安さの中にも悪戯っぽい光を宿している。あるいは、挑戦的な。
「それに、恋人なのに敬語ですし」
「でも……それは大妖精さんもおあいこです」
「……」
実際、挑戦なのだろう。もっと恋人らしくなる為の、もっと距離が近付く為の、挑戦。
彼女と僕、二人とも恥かしがり屋だから、また一歩踏み出す為の彼女の挑戦。
「ねぇ……○○」
「っ!?」
上目遣いに、そしてもっと近く、彼女は囁いた。悪戯っぽく、ちょっと意地悪な位の笑みを浮かべて、不安を忍ばせた眼差しで見つめてきた。
大人な彼女――それこそ、僕よりもずっと大人な――その中にも、確かに妖精の血が流れているんだと分かる、悪戯な笑み。
恥かしがり屋の僕を困らせようとしてる。それは、恥かしがり屋な彼女を困らせた僕への、ささやかな報復。
「なに? 大ちゃん」
「ふふ」
彼女の……大ちゃんの手がそっと僕の手に触れて、華奢な体がもたれかかって、なんだか嬉しそうに微笑む。
そう、貴女の……君の勝ちだ。大ちゃん、君のイタズラの、勝ち。
「その呼び方、なんだ」
「これでも……恥かしいんだよ、でも憧れてた。皆、大ちゃんって呼んでたから、呼んでみたかった」
「そっか。くすっ、いいよ。そう呼ばれるの、慣れてるからね」
ちゃぷり……大ちゃんが脚を上げて、そっと僕の腿の上に乗せてくる。
清楚なスカートが肌蹴て色白で華奢なふとももが露わになり、思わずドキリとする。
目を逸らす為に宙に視線を泳がせる僕に、下から意地の悪い視線が突き刺さる。
なんだか、僕は大ちゃんの手のひらの上。距離が縮んだ所に、“私の方が年上なんだぞっ”と釘をさされてるみたい。
「ねぇ、○○」
「なに、大ちゃん」
「大好き、愛してる、○○」
「僕も、大ちゃんが好き、大ちゃん……愛してる」
口に微かに残ったチョコレートの甘みと苦みは、大ちゃんの第二の告白、二人の第二の進展への証なんだ。
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