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【嫁と過ごす】東方キャラとイチャつくスレ36【この時間】
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人里のはずれ、ぶらぶらと散歩する人間の姿があった。彼の名は○○、外来人である。数か月ほど前、愛用の自転車と共にここへやってきた。
数字と機械に強いこと以外は特筆することのない普通の人間だが、特異な点が一つ。
ぽふっ
「! ・・・何だサグメか」
紫の服に白いジャケット。背中には特徴的な片方だけの翼。彼は月の民である少女、稀神サグメの恋人であった。
何故普通の人間である彼が彼女と恋仲なのか、そこには嫦娥の業よりも深いわけがあるが、今は重要な事ではない。
背中から抱き着いたサグメは、嬉しそうな笑顔のまま頬を擦り付け、離そうとしない。○○がジャイアントスイングもかくやの勢いで体を回すも、絶妙な力加減により向かい合う形になった。
「どうした、随分久しぶりだけど何かいいことあったのか?」
そう聞くと笑顔をさらに綻ばせ、少し浮き上がると唇を重ねてきた。
「んうっ!?」
どこで覚えたのか甘く蟲惑的な舌使いで○○の口内をまさぐるサグメ。しかし○○も負けてはいない。サグメの様なしなやかさはないものの、力任せにサグメの口内に侵入する。
「ん、んん・・・」
サグメは彼の慣れないながらも攻めてくる舌使いがたまらなく好きだった。多少無理やり故痛みもあるが、その痛みすらサグメは快感に感じるほどである。
「ふ、ん、んぅ・・・」
二つの赤い踊り手による、熱く燃え上がるようなダンス。それはたった二人の観客をあっという間に虜にし、時間をあっという間に持ち去っていく。
そして一分もの長いそれは幕を閉じ、、二人の間に銀色の糸が繋がった。サグメはそれを舐め取るように、○○に再び軽く口付ける。
「はあ、はあ、いきなりは、吃驚するだろ・・・」
『ごめんね、でも、久し振りだったから』
稀神サグメは喋らない。
彼女は言葉一つで世界をひっくり返す大きな力を持っており、うかつな発動を避けるべく滅多に喋らないのだ。
よって、普段彼との会話は手話か筆談となる。今回はポケットの紙を使って筆談を行っていた。
「嬉しいのは分かるけど・・・里の真ん中ではやらないでくれよ?」
『手は繋いでいいのね』
「そりゃ恋人だし」
そのためかサグメは彼とのボディスキンシップがとても多かった。
会っては必ず抱き付き、デートの時は手を繋ぎ、時には会ってすぐにここまでイチャつくのも珍しいことではない。前に白黒魔法使いの前でやったらドン引きされたが。
『私とはきちんと言葉でのやり取りが少ないから、たまにはこうして確かめたくなるのよ』
「だったらもっといい方法がある」
ひょい、と○○はサグメを抱き抱えた。所謂お姫様抱っこの状態で。
「我が家でゆっくりと語り合おうじゃないの」
『まだ日は高いわよ?』
「関係ないさ。それにサグメも嫌じゃないだろ」
『当たり前よ』
そう書いた紙を見せながらサグメはまた笑う。○○の体に顔を擦り付けると、それを合図にしたかのごとく、彼は歩き出した。
そこから何があったのかは分からない。だが人里の守護者曰く、翌日彼は妙にげっそりしていたそうな。
今夜の俺はここでエンストしました。続きが読みたい方はピットクルーを呼んできてください。
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