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lw´‐ _‐ノv逆上せ上がるなら君がいいようです(ФωФ )
4
:
名無しさん
:2025/08/01(金) 21:15:09 ID:l74WHbvE0
( ФωФ)「それで、一体何をしてたのであるか」
彼女の足元にいくつか散らばっている機械類と、幼稚園児であれば乗れそうな車らしき大きな玩具に視線を向ける。
どういう代物なのか見当もつかないが、少なくとも碌なものではないことは見て取れた。
lw´‐ _‐ノv「ほら、ここって日当たりいいだろ。特に君の家の前は、この時期の今くらいだとちょうどドアのところに直射日光がくるんだ」
( ФωФ)「……それで?」
lw´‐ _‐ノv「今、工学部との共同研究で、日光だけで動く最新型トラクターの実験をしててね。その1/20スケールの小型試作機を貰ったから色々弄ってみたくて」
( ФωФ)「わざわざ吾輩の家の前でやる必要はないだろう」
lw´‐ _‐ノv「ついでだからボクが来たときに自動で開くシステムにしたくてね。そうすれば君の玄関は便利な自動ドアになり、ボクは君の許可を取らなくても部屋にお邪魔できる。凄いだろ」
( ФωФ)「本当に文字通りお邪魔しにくるヤツ初めて見たのである。お断りだ、変人め」
lw´‐ _‐ノv「君にだけは言われたくはないなぁ」
能面のような無表情のまま、シューはテキパキと足元に散らばった機械を手際よく回収していく。
このように、彼女の行動は本当に突発的かつ、理解できないものが多い。勝手に家の中で日本酒作りの米を仕込まれていたり、大量の胡瓜を使ったカッパ釣りに巻き込まれたりと、過去の所業を挙げていけばキリがない。
彼女の奇行に巻き込まれるようになって、今年でもう六年目。あれほど忙しく目まぐるしい医学部のカリキュラムには慣れても、シューの言動には未だに驚かされる毎日であった。
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