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ξ゚⊿゚)ξ ブーン系小説&イラスト練習総合案内
122
:
名無しさん
:2024/10/07(月) 20:44:47 ID:mwVY.OeU0
>>114-115
https://i.imgur.com/axhrbar.jpeg
できたよー
ありがとうございました
123
:
名無しさん
:2024/10/07(月) 20:55:40 ID:pL0gslk.0
>>122
可愛い!
124
:
名無しさん
:2024/10/07(月) 21:05:53 ID:jhO3LBEo0
>>122
いいね。
月を反射してるみたいで綺麗。
125
:
名無しさん
:2024/10/20(日) 05:09:30 ID:9S5PdYsU0
https://postimg.cc/LYft42Sm
ブーン系の応援もかねて
初めてイラストあげるんだが見れるだろうか
126
:
名無しさん
:2024/10/20(日) 05:10:21 ID:9S5PdYsU0
大丈夫そうね
127
:
名無しさん
:2024/10/20(日) 05:50:24 ID:GloGusCw0
>>125
可愛いいい!!!!
128
:
名無しさん
:2024/10/20(日) 13:56:33 ID:p.LsEycM0
>>125
可愛いこれは通いたくなっちゃう
最近読み終えたからタイムリーで嬉しい
129
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:16:20 ID:DXxxkj/Q0
(゚、゚トソン 人に言えない趣味のようです
.
130
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:16:54 ID:DXxxkj/Q0
ガラスの瓶が、好きだった。
インスタントのコーヒーや、お菓子が詰まった瓶。
透明で、薄く色がついているものがあったり、模様が彫ってあったり、大きさも様々。
形や蓋の種類も多様で、なんだかかわいくて、綺麗だと思った。
でも、そんなことは誰かに話すようなことじゃない。
ただ私が、ほんの少しだけ、変わったこだわりがあるというだけ。
ただ、それだけの話。
131
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:17:39 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
放課後。
学校近くの、雑貨店。
友人の買い物の待ち時間。
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯」
薄い、紫色の瓶を見ていた。
藤色というのか、すみれ色というのか、やはりもちろん、ぶどう色というべきか。
素敵な色だなぁ、と、まじまじと眺める。
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯」
地方の果物のフェアらしい。
ぶどう、りんご、みかん、もも。
4種の飴が、それぞれの色の瓶に詰められて売られている。
他の瓶も綺麗だが、ぶどうが一番良い色だと思う。物の良し悪しなんて、分からないけれど。
132
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:18:20 ID:DXxxkj/Q0
ミセ*゚ー゚)リ「買うの?」
後ろから、待ち人に話しかけられる。
(゚、゚トソン「買いません」
少し後ろ髪を引かれる思いで、答える。
ミセ*゚ー゚)リ「なんで?」
(゚、゚トソン「ぶどう味、苦手なんですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「ふうん」
さして気にした風もなく「行こうか」と言われ、私は頷き、その場を去った。
期間限定のフェアは、まだ続くらしい。
瓶は綺麗に整頓され、沢山残っていた。
133
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:18:53 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
就寝前に、あの瓶を思い出す。
(゚、゚トソン「買えば、よかったかなぁ⋯⋯」
後悔のような、羨望のような。
買わなくて良かったとほっとしているような、売り切れていなければいいと焦っているような。
自分でも、自分の気持ちが分からない。
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯」
机の引き出しを開け、今までに集めた瓶を眺める。
丸、六角、八角、四角。
水色、透明、薄緑。
活用できているもの、持て余しているもの。
綺麗だな。
134
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:19:28 ID:DXxxkj/Q0
(゚、゚トソン「でも、それって何か意味があるの?」
無いよ。
嵩張るし、壊れると危ないし、容れ物が中身より多いなんて、本末転倒だし。
なんの意味も無いって、知ってる。
(゚、゚トソン「やっぱり買わなくて、よかった」
本当に、そう思ってるのかな。
なんだか無性に寂しくなって、何も考えたくなくて、眠った。
135
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:20:11 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
数日後。
一人で、あの雑貨店に来ていた。
沢山あった瓶詰めは少し減っていた。
ももは人気みたいで、もうすぐ無くなりそう。
薄桃色って、可愛いですよね。
みかんは沢山残っている。
限定感が薄いから、あんまり人気が無いのかな。
りんごとぶどうは、その間くらい。
多くもなく、少なくもなく。
毎日順当に売れて、フェアが終わる頃には一つ二つ残るかな、くらいの量。
136
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:20:49 ID:DXxxkj/Q0
(゚、゚トソン「ちょっとお高めなんですよね」
ぶどう飴の値段を見る。
出せない額では無いけれど、苦手な食べ物にこの金額を出したいか、と言われると躊躇してしまう。
りんごだったら好きな味なのに。
手に取り、その色を見る。
赤色、紅色、思色というのもあったかな。
色には詳しく無いけれど、いい色だと思う。
でも。
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯」
あの紫が、一番。
一番、なんなのだろうか。
ミセ*゚ー゚)リ「あれ、トソン。買い物?」
考えていると、後ろから声をかけられる。
(゚、゚トソン「⋯⋯ええ。替え芯が無くなりそうだったので」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、こないだの飴じゃん。買うの?」
(゚、゚トソン「⋯⋯買わない。ぶどうは、苦手なので」
ミセ*゚ー゚)リ「今持ってるの、りんごじゃん」
137
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:21:14 ID:DXxxkj/Q0
そうでした。
手に取った瓶を戻す。
(゚、゚トソン「まあ、何味でもいいんですよ。買わないので」
ぶどうの瓶を横目に見る。
金色の蓋に、ぶどうの形に刻印がされている。
味はともかく、モチーフとしてのぶどうは好きだ。
ミセ*゚ー゚)リ「⋯⋯そっかぁ」
(゚、゚トソン「そうなんです」
曖昧な返事に、はっきりと答えて、二人で帰った。
期間限定のフェアは、まだ続くらしい。
瓶は不揃いに整頓され、沢山残っていた。
138
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:22:04 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
買いもしないのに、数日おきに雑貨店に顔を出した。
毎日、少しずつ瓶の数は減っていく。
早く無くなればいいのに。
無くならなければ、いいのに。
139
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:22:55 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
期間限定のフェアは、もうすぐ終わり。
瓶は種類が入り混じり、少しだけ残っている。
.
140
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:23:32 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
期間限定のフェアは、終了しました。
.
141
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:23:55 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
放課後。
フェアが終わった翌日に、走って雑貨店に行った。
(゚、゚トソン「無い⋯⋯」
当たり前なのだけれど。
山のように積まれていた瓶は無くなり、キャラクターのコラボ文具が山と並んでいた。
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯別に、ね」
欲しかったわけじゃないし。
無くなっていれば、買わないで済むから、それを確認したかっただけだし。
でも、何故か、なんとなく、無力感を感じて、ぼぅっと並んだキャラクターを眺めてしまう。
(゚、゚トソン「かわいいね」
こういうのを好きになったら、きっと楽しいんでしょうね。
142
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:24:38 ID:DXxxkj/Q0
例えば、『あなたの好きな物はなんですか?』と聞かれとき、私はきっと答えられない。
話が弾むわけがないし。何に役立つわけじゃない。
从'ー'从「あら、お客さん最近よく来てた人じゃない? 前のフェアの飴、まだ残ってるわよ」
後ろから、店員さんに話しかけられる。
(゚、゚*トソン
彼の指差すワゴンには幾つか瓶が並んでいる。赤色が三つ、オレンジが二つ。
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯」
桃色と、紫は、無い。
从'ー'从「大分安くなってるから、気になってたなら、良かったらどうぞ」
人懐っこい笑顔。
きっと優しい人なんだろうな。
お礼を言って、りんごの飴を買って帰った。
七割引きだった。
143
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:25:01 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
りんごの瓶。
薔薇色、真紅、猩々緋。
どう表現するのが適切かはわからない。
とにかく濃い赤色で、丸型で、金の蓋にはりんごの刻印。
触り心地は滑らかで、美味しいりんごの飴も付いている。
これはなかなか、いい買い物だったかもしれない。
帰り道。
そんなことを、瓶を片手に考える。
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯でも」
捨ててしまおうか。
見ていると、手に入らなかった物を嫌でも思い出す。
なんなんだろう。
安ければ買っていたのかな。
こんな気持ちになるなら買えば良かったのかな。
でもこんなことになんの意味があるのかな。
意味がないことで、なんでこんな気持ちになっているんだろう。
一つ、飴を口に含む。
144
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:25:26 ID:DXxxkj/Q0
ミセ*゚ー゚)リ「いいもの持ってんじゃ〜ん」
いつもの友人が声をかけてくる。
(゚、゚トソン「お一個どうぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「おっ、サンキュー。お返しにコレ、ど〜ぞ」
一つ飴を受け取った友人は、ハンカチに包まれた何かを差し出した。
(゚、゚トソン「なんです、これ?」
ミセ*゚ー゚)リ「荷物持っててあげるから、開けてみ?」
145
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:25:51 ID:DXxxkj/Q0
瓶を預け、包みを開く。
薄い、紫。ぶどうの瓶が姿を現わす。
ミセ*゚ー゚)リ「あ、中身は大変美味しゅうございました」
(゚、゚トソン「なんで?」
売り切れてたのに。
諦めたのに。
ミセ*゚ー゚)リ「えー、なんかガワだけ欲しいのかなって。違った?」
(゚、゚トソン「違っ⋯⋯」
違うの?
(゚、゚トソン「わ、ない、けど⋯⋯。なんで?」
146
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:26:16 ID:DXxxkj/Q0
困惑する私に、彼女は少し困ったように答える。
ミセ*゚ー゚)リ「え、ぶどう好きだし。容れ物はいらんし。欲しがってたっぽいし」
(゚、゚トソン「そう、なんだ」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなの」
おっかなびっくり、少し瓶を見つめて、ミセリに視線を移して、また瓶を見て。
そんな私に呆れたように、ミセリは溜め息を吐く。
ミセ*゚ー゚)リ「そもそも人にモノあげるのにいちいち理由とかいらんでしょ。あげたいからあげるの」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、いらない?」
(゚、゚トソン「い、いる。欲しいです」コクコク
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、Present」
147
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:26:45 ID:DXxxkj/Q0
急に発音がいい。
彼女は瓶を紹介するように、片手を差し出して言う。
ミセ*゚ー゚)リ「ふぉー、ゆー」
急に片言。
(゚、゚トソン「サンキュー、ギブミープレゼント」
釣られて、片言。
「イエー」ミセ*゚ー゚)リ 八 (゚、゚トソン「い、イエー」
ぱちん、と、手を合わせる。
なんだこれ。
なんだ、これ。
148
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:27:09 ID:DXxxkj/Q0
しばらく並んで、無言で歩いた。
ミセ*゚ー゚)リ「そういうの、好きなの?」
突然くるなあ。
(゚、゚トソン「うん」
あっさりと認める自分に、内心驚いていた。
ミセ*゚ー゚)リ「ほーん。よく分かんないけど。いいんじゃん?」
(゚、゚トソン「いいんですかね。こんなの、なんの役にも立たないですし」
ミセ*゚ー゚)リ「いっちいち考えるねー、疲れない?」
(゚、゚トソン「疲れた。もうやだ」
やだ、と口にするのに、抱えた瓶は大切に持っているのだからおかしな話で。
ミセ*゚ー゚)リ「あはは、なんだそれ」
ミセリも意味がわからんとばかりに笑う。
149
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:27:30 ID:DXxxkj/Q0
ミセ*゚ー゚)リ「いちいち理由が必要ならさ。友達に貰ったから大事なんです、これでゴリ押ししなよ」
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯ありがとうございます」
ミセ*゚ー゚)リ「さっきも聞いたー」
(゚、゚トソン「お礼にこれをあげましょう。こちらもなかなかいいものですよ」
差し出したのは、七割引きのりんご瓶。
美味しい飴もそのままだ。
ミセ*゚ー゚)リ「わー、赤いねぇ。趣味じゃない。興味ない。嵩張る。だから嬉しい」
最後だけ、取ってつけたように。
(゚、゚トソン「⋯⋯いらないならかえして」
ミセ*゚ー゚)リ「いやいや、嬉しいって。ちょっと考えてみ?」
150
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:27:51 ID:DXxxkj/Q0
ミセ*゚ー゚)リ「私の部屋に、私の趣味じゃないものがある。なんの役にも立たなくても、なんの意味がなくても、ただ、友達に貰ったというそれだけの理由で、これはずっと私の部屋にあるの」
.
151
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:28:11 ID:DXxxkj/Q0
ミセ*゚ー゚)リ「エモいでしょ」
(゚、゚トソン「⋯⋯⋯⋯エモいって言葉、バカみたいだから好きじゃない」
ミセ*゚ー゚)リ「でも私の影響で、トソンも使いはじめてる。こういうのが、いいのよ」
(゚、゚トソン「どういうのか、わかんない」
ミセ*゚ー゚)リ「わかんなくても、いいってことだけ分かれば、いいでしょ!」
いいってことが、どういうことかも分からないけれど。
無理に理由を見つけなくてもいいということが、ただ、心地よかった。
152
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:30:19 ID:DXxxkj/Q0
◆◆◆
ガラスの瓶が、好きです。
理由は色々挙げられるけど、きっとどれもが後付けで。
ただ、好きなんだと思う。
その素晴らしさをわざわざ他人に伝えられるほど、きっと私は器用じゃなくて。
友達とだけ、秘密の楽しみを分け合うようになった。
一番好きなのは紫色のあの瓶だということは、友達にも言えないけれど。
わざわざ隠すほどの話でもなかった。
ただ、それだけの話。
お話にもならない、それだけの話。
(゚、゚トソン人に言えない趣味のようです 完.
153
:
◆xSBhltJ66c
:2024/11/05(火) 18:31:45 ID:DXxxkj/Q0
場所をお借りしました。
自分の面白いと思ったものが、他の人にも面白いと伝わっているか不安なので。
読んだよーとか、乙とか書いてあると嬉しいです。
154
:
名無しさん
:2024/11/05(火) 19:03:20 ID:VFKgwiqg0
おつ
似たような割り切れない気持ちが自分にもあるなーと思ったし、ミセリの言葉に嬉しくなった
155
:
名無しさん
:2024/11/05(火) 20:03:50 ID:dFRAEmoc0
150のセリフのためだけにある物語
156
:
名無しさん
:2024/11/05(火) 20:44:02 ID:5TOZoXrk0
>>155
別にええやん
157
:
名無しさん
:2024/11/05(火) 22:36:41 ID:WdMeUVzw0
乙乙
素敵なお話
ミセリの考え方も可愛いし、トソンの直感でその時出会った物に惹かれる感じも好き
158
:
名無しさん
:2024/11/06(水) 19:50:10 ID:oFkpp8oY0
瓶の色や形をどうにか形容しているところ好き
衝動買いの後で後悔する事が多かったんだけど、こういう物との出会いは大事にしたいなって思った
159
:
名無しさん
:2024/11/07(木) 23:32:40 ID:SQgS.Kv.0
ニコ動の料理動画きっかけでもどってきた、ブーン系まだ賑わってたんだな
最近のでメシ系のオススメある?
160
:
名無しさん
:2024/11/08(金) 00:04:19 ID:qlHZ3RhA0
>>159
まかせろ
( ^ω^)小料理屋『武運』のようです
( ^ν^)ショソン・オ・ポムにアンコールを、のようです
孤ドクのグルメ
ξ゚⊿゚)ξ内藤さんチのウチごはんのようです その2
o川*゚ー゚)oが自炊をするようです
エキサイティングおべんとうプレイス「おべんティア2053」のようです
惹かれるタイトルから読んでくれ
161
:
名無しさん
:2024/11/08(金) 00:08:45 ID:ut564Ld20
手作りおつまみとテキーラ!
( ´ー`)テキーラショットで晩酌するようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1687187226/77-90
パーコー麺!パーコー麺!
孤ドクのグルメ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1696507539/
串焼きとかキャンプ飯とかあったかチャイティーとか蟹とかとにかく全部おすすめ
https://boonfallfest2023.wixsite.com/foodandtravel/contents
162
:
名無しさん
:2024/11/08(金) 00:44:39 ID:0noHVCKc0
レスはっや、やっぱ人いんだな感動したわ
>>160
そうそうショソンオポム!それの作ってみた動画広告で見つけて読んだんだよ、恋愛系苦手なんだが読みやすくてすげー面白かった
秋祭り?の作品は読んだけど内藤さんチとかは知らんわ読んでくるありがと
>>161
テキーラ…酒系もいいなサンキュ!
祭りのリンクもたすかるブクマした、あな本とかスーパーノヴァの人とかまだいたのも嬉しかった
163
:
名無しさん
:2024/11/08(金) 23:36:57 ID:NQsLqp220
かわいいねこちゃんが出てくるオススメあったらください
ねこちゃんが好きですがわんこや他のいきものも歓迎です
164
:
名無しさん
:2024/11/09(土) 07:12:16 ID:dhSHsZjg0
秋旅祭の犬のやつ好きだった
165
:
名無しさん
:2024/11/09(土) 19:43:34 ID:PMpr/29Y0
>>164
わんこありがとう▼・ェ・▼
166
:
名無しさん
:2024/11/09(土) 20:13:45 ID:ZovLdj4o0
>>163
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1634391184/-100
ネコちゃん
167
:
名無しさん
:2024/11/09(土) 20:34:27 ID:PMpr/29Y0
>>166
ねこちゃんありがとう
,∧_∧
X ノ ハヘ X
|゚ノ ^∀^)ฅ
168
:
名無しさん
:2024/11/10(日) 12:51:49 ID:oaueeAyw0
たった今見終わったルックバックでブーン系を思い出したよ
作者複数人が集まって行われてたラジオの中で現行や好きな過去作の感想を言う流れになった際に
参加してた自分の好きな作者が俺の作品を挙げてくれて、他の参加者も良いよねと好意的だったあの気持ちを
通学中や授業をそっちのけで考え続けた文章や展開、反応のなかった投下時の虚しさ、完と書き込んだレスの後に月日が経過しても極少数しかつかなかった感想や労いを見てもうこんな趣味辞めようかと思ったこと
それらの悩みに好きな作者に認められた嬉しさが加わって本当に踊りだしたくなる高揚を
それから十年以上も経った現在まとめサイトは放置し現行は完結させられずいつしか本を読むことすら辞めてしまって日々に疲弊した挙句に総合で自分語りをする始末
みたいな作品ありますか?
169
:
名無しさん
:2024/11/10(日) 14:26:44 ID:xp3JYO8Q0
>>168
ちょっとよくわからない
つまりルックアップみたいな作品ってこと?
170
:
名無しさん
:2024/11/10(日) 16:04:09 ID:8fO7YFNQ0
>>168
それはもうお前が書いたらいいよ
お前の感情はお前のものなんだから
171
:
名無しさん
:2024/11/11(月) 04:59:21 ID:UsVyrViY0
読みたい物と書きたい物は違う説
172
:
名無しさん
:2024/11/14(木) 12:35:05 ID:iyr6VwY20
100選見たかったけど今年はもう無理そうだよなあ
173
:
名無しさん
:2024/11/14(木) 22:14:39 ID:6wmDyTAs0
ブーン系でモラしぃの話ある?
探し方が下手なのか全く見つからない
174
:
名無しさん
:2024/11/23(土) 14:03:53 ID:yIRATrpk0
絵描くからお題2、3個ほどおくれ
175
:
名無しさん
:2024/11/23(土) 14:45:31 ID:dOArjuQ20
>>174
焚き火
176
:
名無しさん
:2024/11/23(土) 17:30:09 ID:JIqeFdfA0
モララー
177
:
名無しさん
:2024/11/23(土) 19:04:10 ID:yIRATrpk0
https://youtu.be/Q4CtjzPYu2E
お題どうもありがとう
178
:
名無しさん
:2024/11/23(土) 19:20:48 ID:yIRATrpk0
https://postimg.cc/cKwJpFfq
大ミスしちゃった
すみません
179
:
名無しさん
:2024/11/23(土) 20:00:32 ID:c8KB0Z3o0
>>178
めっちゃ良い!
秋の素敵な雰囲気が好き
180
:
名無しさん
:2024/11/23(土) 20:33:53 ID:RyB.WuJE0
いいね
181
:
名無しさん
:2024/11/24(日) 06:10:32 ID:9u2O7bE20
うわめっちゃ好き
182
:
名無しさん
:2024/11/24(日) 09:35:40 ID:RI/X3Mog0
あったかい絵で好きだ。
183
:
名無しさん
:2024/11/24(日) 10:07:51 ID:cazrK8qs0
>>178
ツンちゃんのチェックスカートとモララーのマフラーの結び方が四季を感じさせてくれる
184
:
名無しさん
:2024/11/24(日) 22:29:19 ID:7l9VlzsQ0
>>178
ええやんけ
ほんわかするわ
185
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:55:48 ID:TphBHNFg0
投下します
186
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:56:35 ID:TphBHNFg0
〜職場〜
お局 「がみがみがみ!」
(゚、゚トソン 「はい…はい…」
お局 「はあ〜」
(゚、゚トソン 「…」
(゚、゚トソン o O (怒られた…)
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
Пc ’
.
187
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:57:07 ID:TphBHNFg0
________
--、〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
「ヽ Yl:::::::::::::::::===:::::::::::::::::| |
Lノ iil::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |-- 、
. / ii ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | く_i
/ jl| < みせり ≡ | | リ
. / /ll|. [ 音声通話 ] | |フ⌒ヽ
/ 厶ll| [ 57:24 ] |/ /ヽ /
/ {- ||| i、_{_//
. / 人リ | [ 音声通話 ] .| iブ´ ヽ
{ }ll| [ 24:18 ] |/ <ヽ /
i|| i{ V/
i i|| [ 明日浅草ね ] |丁´ヽ
| i|| o二二二二二二二| | r 〉
. /i i||:::::::::::::γ⌒ヽ::::::::::::::| ト、り'
. / 八 .i||:::::::::::::弋.ロ.ノ::::::::::::::|リ
/ / ヽ ゞ=========ァ===== '
\ / /
/
/
-‐
.
188
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:57:28 ID:TphBHNFg0
(゚、゚トソン
Пc
(゚、゚トソン o O (でも今日は飲みだしいいもん〜)
.
189
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:57:50 ID:TphBHNFg0
〜駅構内〜
ガタンゴトン…
ぷしゅー…
(゚、゚トソン 「おわっぷ」
(゚、゚トソン 「……」
おばちゃん 「 」 スッ
(゚、゚トソン 「あっ」
.
190
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:58:20 ID:TphBHNFg0
ガタンゴトン…
ガタンゴトン…
(゚、゚トソン 「…」
(゚、゚トソン o O (割り込まれた…座席もとられた…)
(゚、゚トソン 「…」
ガタンゴトン…
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
Пc ’
.
191
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:58:44 ID:TphBHNFg0
________
--、〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
「ヽ Yl:::::::::::::::::===:::::::::::::::::| |
Lノ iil::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |-- 、
. / ii ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | く_i
/ jl| < みせり ≡ | | リ
. / /ll|. [ 音声通話 ] | |フ⌒ヽ
/ 厶ll| [ 57:24 ] |/ /ヽ /
/ {- ||| i、_{_//
. / 人リ | [ 音声通話 ] .| iブ´ ヽ
{ }ll| [ 24:18 ] |/ <ヽ /
i|| i{ V/
i i|| [ 明日浅草ね ] |丁´ヽ
| i|| o二二二二二二二| | r 〉
. /i i||:::::::::::::γ⌒ヽ::::::::::::::| ト、り'
. / 八 .i||:::::::::::::弋.ロ.ノ::::::::::::::|リ
/ / ヽ ゞ=========ァ===== '
\ / /
/
/
-‐
.
192
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:59:15 ID:TphBHNFg0
(゚、゚トソン
Пc
(゚、゚トソン o O (でもこのあと飲みだしいいもん〜)
.
193
:
名無しさん
:2024/12/03(火) 23:59:35 ID:TphBHNFg0
〜ホッピー通り〜
ガヤガヤ!
ぎゃーぎゃー!
キャッチ 「お姉さん!飲みお探しですか?」
(゚、゚トソン 「…」
キャッチ 「今だったらすぐ入れますよ!」
(゚、゚トソン o O (むっちゃついてくる…)
(゚、゚トソン
Пc ’
.
194
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:00:10 ID:PcJbfq.s0
________
--、〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
「ヽ Yl:::::::::::::::::===:::::::::::::::::| |
Lノ iil::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |-- 、
. / ii ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | く_i
/ jl| < みせり ≡ | | リ
. / /ll| | |フ⌒ヽ
/ 厶ll| [ 音声通話 ] .|/ /ヽ /
/ {- ||| [ 24:18 ] i、_{_//
. / 人リ | | iブ´ ヽ
{ }ll| [ 明日浅草ね ] |/ <ヽ /
i|| i{ V/
i i|| [ 先行っとく ] |丁´ヽ
| i|| o二二二二二二二| | r 〉
. /i i||:::::::::::::γ⌒ヽ::::::::::::::| ト、り'
. / 八 .i||:::::::::::::弋.ロ.ノ::::::::::::::|リ
/ / ヽ ゞ=========ァ===== '
\ / /
/
/
-‐
.
195
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:00:45 ID:PcJbfq.s0
(゚、゚トソン
Пc
(゚、゚トソン o O (でもこれから飲みだしいいもん〜)
.
196
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:01:08 ID:PcJbfq.s0
〜ホッピー通り〜
(゚、゚トソン
Пc
(゚、゚トソン
Пc
.
197
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:01:43 ID:PcJbfq.s0
________
--、〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
「ヽ Yl:::::::::::::::::===:::::::::::::::::| |
Lノ iil::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |-- 、
. / ii ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | く_i
/ jl| < みせり ≡ | | リ
. / /ll| [ 明日浅草ね ] | |フ⌒ヽ
/ 厶ll| |/ /ヽ /
/ {- ||| [ 先行っとく ] i、_{_//
. / 人リ | | iブ´ ヽ
{ }ll| [ ほんとごめん] .|/ <ヽ /
i|| [ すきぴに飲み ] i{ V/
i i|| [ 誘われてしもた.]|丁´ヽ
| i|| o二二二二二二二| | r 〉
. /i i||:::::::::::::γ⌒ヽ::::::::::::::| ト、り'
. / 八 .i||:::::::::::::弋.ロ.ノ::::::::::::::|リ
/ / ヽ ゞ=========ァ===== '
\ / /
/
/
-‐
.
198
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:02:13 ID:PcJbfq.s0
ガヤガヤ…
ガヤガヤ…
(゚、゚トソン
Пc
(゚、゚トソン
Пc
.
199
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:02:38 ID:PcJbfq.s0
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン 「はあ?」
(゚、゚トソン 「…」
ガヤガヤ…
ガヤガヤ…
(゚、゚トソン
(- -トソン
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン 「…ばーか」
.
200
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:03:01 ID:PcJbfq.s0
トボトボ…
(゚、゚トソン 「既読無視しちゃる」
トボトボ…
(゚、゚トソン 「いいけどさ」
(゚、゚トソン 「お昼たべちゃって〜おなか空いてないし〜」
Пc ’
(゚、゚トソン 「は? のろけたスタンプ送んじゃないよ」
Пc ・,
.
201
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:03:21 ID:PcJbfq.s0
________
--、〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
「ヽ Yl:::::::::::::::::===:::::::::::::::::| |
Lノ iil::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |-- 、
. / ii ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | く_i
/ jl| < みせり ≡ | | リ
. / /ll| [ すきぴに飲み ] | |フ⌒ヽ
/ 厶ll| [ 誘われてしもた.]|/ /ヽ /
/ {- ||| m i、_{_//
. / 人リ | .m Y .| iブ´ ヽ
{ }ll| Y |/ <ヽ /
i|| i{ V/
i i|| [ ばーか ] |丁´ヽ
| i|| o二二二二二二二| | r 〉
. /i i||:::::::::::::γ⌒ヽ::::::::::::::| ト、り'
. / 八 .i||:::::::::::::弋.ロ.ノ::::::::::::::|リ
/ / ヽ ゞ=========ァ===== '
\ / /
/
/
-‐
.
202
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:03:52 ID:PcJbfq.s0
(゚、゚トソン 「…」
Пc
(゚、゚トソン 「…」
Пc
(゚、゚トソン 「結婚とか…するのかなァ」
スタスタ…
スタスタ…
.
203
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:04:32 ID:PcJbfq.s0
〜帰り道〜
ブロロロ…
ざわざわ…
(゚、゚トソン 「…」
(゚、゚トソン 「あっ…」
(゚、゚トソン 「もうクリスマスのイルミネーションがある…」
.
204
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:04:57 ID:PcJbfq.s0
ざわざわ…
ブロロロロ…
(゚、゚トソン 「だから、あいつも生き急いでたのね」
(゚、゚トソン 「もう30だしね」
(゚、゚トソン 「…」
(゚、゚トソン 「あいつが生き急いでいるのか、わたしが売れ残りつつあるのか」
ヒュウウウウ!
(、::;トソン ぶるっ!
.
205
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:06:35 ID:PcJbfq.s0
(゚、゚トソン 「…」 さむ
(゚、゚トソン 「…あたたかい飲みもの買お」
Пc
ティロン…
ガコン!
(゚、゚トソン 「…」
っ[]c
(゚、゚トソン 「あったかい…ホッとするね。 シャレじゃなくって。」
っ[]c
ぱきっ
スタ…スタ…
.
206
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:06:56 ID:PcJbfq.s0
(゚、゚トソン 「にしても」
(゚、゚トソン 「適当に選んだとはいえ」
(゚、゚トソン 「わたし、別に好きでもないのに…なんで、ミルクセーキ買ってるんだろ」
(゚、゚トソン ごく…
(゚、゚トソン 「…」
(゚、゚トソン 「ミルク…セーキ…」
、 、
(゚、゚トソン 「ミルク…セーキ…?」
.
207
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:07:18 ID:PcJbfq.s0
(゚、゚トソン
ヒュウウウウウウ!
::(゚、゚トソン::
(゚、゚トソン
っ[]c
(゚、゚トソン 「あいつは、この子みたいに、あったかくないもん」
っ[]c
(゚、゚トソン 「この子みたいに、あったかくて、甘くないもーん」
っ[]c
(゚、゚トソン 「なに言ってんだ、わたし」
(゚、゚トソン 「ばーか」
.
208
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:07:54 ID:PcJbfq.s0
スタスタ…
スタスタ…
(゚、゚トソン 「…」
っ[]c
(゚、゚トソン 「いい加減、わたしも、もっかいすべきなのかな、恋とか」
っ[]c
(゚、゚トソン
っ[]c
(゚、゚トソン o O (…そういえば、このへん、缶のゴミ箱、ないかも)
っ[]c
.
209
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:09:03 ID:PcJbfq.s0
[]c(゚、゚トソン o O (いっしょに帰ろ)
スタスタ…
スタスタ…
.
210
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 00:11:34 ID:PcJbfq.s0
>>186-209
30歳独身トソンとかいう概念みたいな人すき
211
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 02:50:44 ID:X05O6J3w0
正直に言うと
きゃーーーーーーー!!!!!!!!!!!
切ない……かわいい!
>>197
嫌だけどいつでも会える友達って認識なのかもだって長電話あーでもその後のトソンの行動がさ!! もうめちゃくちゃいい!!
失礼、お騒がせしました
みんなも読んで
212
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 11:48:26 ID:uM4k8dI20
待ってたぞ
213
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 12:57:13 ID:hFVa9igg0
乙ですぞ
214
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 18:39:07 ID:EfHKrSRs0
乙乙
あまりにも辛いけど好き
せめて帰り道で美味しいもの買って帰れますように
215
:
名無しさん
:2024/12/04(水) 19:33:22 ID:9uHSOTng0
乙乙
ミルクセーキって温かいのもあるんだね
いっしょに帰ろがとっても可愛い
216
:
名無しさん
:2024/12/06(金) 05:55:18 ID:4TgWCyMY0
投下します
217
:
名無しさん
:2024/12/06(金) 05:56:17 ID:4TgWCyMY0
(´・ω・`)「ねぇ、君は明日出荷されるグループなんだよね?」
(´・ω・`)「うん。僕はこれ以上大きくならない個体みたい。」
(*´・ω・`)「良いなぁ。子供とお友達になれるんでしょ?」
(´・ω・`)「そうみたい。君は身体が大きいから、カウンセラーのグループだよね。」
(´・ω・`)「うん。まだしばらくここに居なきゃだし、沢山勉強しなくちゃ。」
(´・ω・`)「頑張ってね。」
「おーい。出荷グループの子はこっちに集まってー。」
(((´・ω・`)「はーい。」テチテチ
(´・ω・`)黄金のショボンのようです
.
218
:
名無しさん
:2024/12/06(金) 05:57:31 ID:4TgWCyMY0
僕たちは、養ショボン農家に飼育されている。
半世紀近く前に発見されたショボン族は、温厚で友好的な気質から、成体まで育てられると人にカウンセラーとしての役割を与えられる。
なんでも深刻な人口減少により、人でないと難しいお仕事に人員を割り振るためなのだそうだけど、従来のカウンセリングでの人同士の性格の相性から起こるトラブルも避けられるメリットがあるんだって。
僕たちは成体になっても、人間の赤ちゃんよりも身体が小さい。
生まれた時から二足歩行ではあるけれど、残念ながら僕たちの手には指も無いし、あまりお手伝い出来る事はないんだ。
219
:
名無しさん
:2024/12/06(金) 05:58:14 ID:4TgWCyMY0
(´>ω<`)「わっ!」プシュッ
いつもとは違う部屋に連れていかれ並んだ僕たちは、一斉に頭の上から何かをかけられた。
(´・ω・`)!
僕たち、金ぴかになっちゃった!
(*´・ω・`)「すごい!なんで!?」
みんなが口々に驚きの声を上げる。
そのまま箱の中に入れられた僕たちは、車で遠くの町まで連れて行かれた。
220
:
名無しさん
:2024/12/06(金) 05:59:39 ID:4TgWCyMY0
「良いお友達が出来ると良いね。」
農家さんにそう言われながら、水の張られていないビニールプールに並べられた僕たちは、キョロキョロとそれぞれの姿を眺めた。
(*´・ω・`))
金色だけじゃなく、宝石みたいにキラキラと輝く子や、優しいパステルカラーの子もいる。
どのショボンも綺麗で、とても素敵な色をしていた。
「カラーショボン、いらんかねー?」
その声に反応して、子供達が次々とやって来た!
みんな真剣にショボンを選んで、嬉しそうに買っていく。
金色は特に男の子に人気で、僕を選んで手のひらに乗せてくれたのも、男の子だった。
____________________________
221
:
名無しさん
:2024/12/06(金) 06:01:25 ID:4TgWCyMY0
「ショボンは金ピカでカッコイイなー!」
僕をお家まで連れて帰った「たかし君」という名前の男の子は、学習机の上に乗せた僕を眺めながらそう言った。
「明日も休みだから、一緒にゲームをしよう!」
(´・ω・`)「うん。」
(´・ω・`)(ゲームって何だろう…?)
_____
___
__
「ショボン!これだよ!」
翌日そう言って、たかし君はいくつかの箱状の物を見せてくれた。
小さな箱に入っていた円盤を大きな箱に入れると、テレビにどこかの街の風景が映った。
「RPG。冒険をするゲームなんだ。」
「始めたばかりだから、最初からにして一緒に遊ぼう。」
(´・ω・`)「うん。」
そうは言っても、身長が15cmほどの僕には、テレビを眺めている事くらいしか出来ない。
それでも、主人公という人が走り回る事で移り変わる街並みを見るのは、とてもワクワクした。
(*´・ω・`)
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