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川 ゚ -゚) ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
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川 ゚ -゚) ここはブーン系小説読み物イラスト練習&総合案内所だ
川 ゚ -゚) 要はここではブーン系に関する相談や雑談、イラスト、30レス未満の作品投下が出来る
分からないことがあったらなんでも聞いてほしい。潜んでる住民が親切丁寧に教えてくれるぞ
川 ゚ -゚) ただし最低限、下記のルールだけは守ってくれ。あとは君達の良心と常識を信じる
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総合案内所で短編投下をする際の基本ルール
・ながら投下・連載は禁止
・一つの話は30レス以内
・誰かが投下していない限りは投下してOK
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川 ゚ -゚) よくわからない時はひとまずここを見るといい。本当にありがたいな
ttp://www43.atwiki.jp/boonkei/(ブーン系wiki)
川 ゚ -゚) ブーン系投下・活動場所はこちらだ
https://hebi.5ch.net/news4vip/(ニュース速報VIP)
ttp://jbbs.livedoor.jp/internet/13029/ (ブーン系創作板:したらば)
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/21864/(ブーン系創作板ファイナル:したらば)
ttp://jbbs.livedoor.jp/internet/16305/ (ブーン系小説板2:したらば)
ttp://shiba.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1446334277/(シベリア図書館)
ttp://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1454735690/(ラウンジ板)
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/22495/(o川*゚ー゚)oキューちゃん板NEO:したらば)
※前スレ
( ^ω^) ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1651368564/
川 ゚ -゚) ↑ここまではざっくりと要約したテンプレだから、もう少し詳しいのは↓に続くぞ
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投下します。
みんなのお腹が空く描写が出来ていたら良いなと思って書きました。
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( ´ー`)「そういや、ショットってしたことねぇな」
と、思ったので。
やってみる事にした。
合法的にテレビや映画みたいな事が出来るならやって損はない。
それともご機嫌な奴らって日常的にそういう事してんのかな?
知らねぇや。友達いねーから。
( ´ー`)テキーラショットで晩酌するようです
『ショット』とはアルコール度数の高い酒を小さいグラスで一気にやる事だ。
だから日本酒をちびちびクイクイやるのはショットではないようである。
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ショットといえばテキーラだろうが、実のところテキーラを飲んだ事がない。
そもそも飲めるのかも分からないのだけど、それは飲んでのお楽しみということで。
さて、知らない酒を買う時は酒屋に行くよりスーパーだ。
酒屋の方が財布にはいくらか優しいが初心者にはいかんせん選択肢が多い。
その点、スーパーの酒コーナーに置いてあるのは売れるから置かれている選抜組だ。
万人受けしないものが万人が買い物に来る場所に置かれるわけがない。
だから、スーパーに置いてある中から選べばまあ間違いはない。
おれの持論である。埃被ってるのも結構あるしね。それはご愛敬でね。そういう子を買うとなんか気持ち良くなる事あるしね。
( ´ー`)「アサヒから出てるのは信頼感やばい」
そんなわけでスーパーで買ってきた750ml約1400円のボトルとライムは冷蔵庫に、つまみ用の食材をシンクに並べる。
因みに「アサヒから出ている信頼感やばい」テキーラは酒コーナーの下段に陳列されていたのだが、薄ら埃を被っていた。
( ´ー`)「肝臓いじめる分、胃には気を使わんとねえ」
空きっ腹に酒を入れたくないタチなので、2品ほど簡単に作ろうと思う。
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こんにゃくの袋を開けるコツは包丁の切っ先を刺す事だ。水の吹き出しには気を付けること。
板こんにゃくをまな板に出して短い辺から短冊に切る。アク抜き不要だからこのまま炒めてしまう。丁寧にやるなら一度水で茹でる。
フライパンを中火にかけてごま油を引き、ぐるっと全体に回してこんにゃくを入れる。
ぱちりとも言わないが最終的に火が通ればそれで良しだ。
次に、袋から出せばそのまま使えるれんこんの水煮も包丁で開け、水を捨てる。
今回は薄切りで量が入っているのを買った。分厚いのでも良い。袋に手を突っ込んで数枚まとめて掴み、
そのままフライパンに放り込むと熱されてきたフライパンがジュワっと鳴る。
全部入れ終わって重なったれんこんをばらしつつ菜箸で全体を混ぜると香ばしい匂いと弾ける音が
ジュワジュワ、バチバチと食欲をそそる。
( ´ー`)「味付けはだし醤油にー、みりんとー、酒ー」
おれが料理に使う『酒』は料理酒ではなく日本酒だ。飲むのに常備しているのをそのまま使う。
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調味料を入れると弾ける音がいったん大人しくなる。冷蔵庫から鷹の爪の袋を出して多めの一つまみ。
最近は本当に、食材も調味料も、あとは使うだけ、の状態で売られていて便利で良いね。
( ´ー`)「んあー、いいにおい」
タレがふつふつと泡立ち始めたら菜箸でつついたりフライパンを傾けたりして具材となじませていく。
蒸気に乗って漂うほんのり甘い醤油のシンプルで間違いない美味しい匂いにもうひと回し、細くごま油を足す。
酒のつまみだ、濃い味が正義だ。
( ´ー`)「弱火にしてと」
さて、こんにゃくとれんこんのきんぴらを煮詰めている間にもう1つだ。ちょっと火を弱める。
きゅうりともやしをポン酢タレで和える。きんぴらが濃いからこっちはあっさりめ。あっさり味も正義だ。
( ´ー`)「うまけりゃ正義でしょお」
まな板と包丁に残ったこんにゃくの水分をキッチンペーパーで拭き取る。水分ごときで洗ってられるか。
と、横着してまで洗い物は増やしたくないが、次の工程は仕方がないので棚からボウルを出す。
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きゅうりを洗って申し訳程度に振って水気を飛ばすと斜めに長く切り、それを2本分入れたボウルに塩を加え、ざっくり揉む。
こうして下味兼水出しをするから、わざわざ丁寧に水分は取らないわけである。
塩っ辛い手を丁寧に洗うついでにまな板と包丁も洗った。
きんぴらの様子を見つつ、もやしの袋を開けるとうちにある一番大きい耐熱容器に、すなわちラーメン丼に全部入れる。
そしてラップをしてレンジでチン。テレビとかで見るガラスのタッパみたいなのってちょっと憧れるけど買うほどではない。
( ´ー`)「えーっと、500Wで、3分、っと」
ただのもやしでも美味しいけど、個人的には豆もやしが好きだ。豆のほっくりした触感が良い。
( ´ー`)「お、お。きんぴらはもう良い感じかな」 フー フー
( ´〜`)゛「んん〜……うん、うん、うんっ。良い、最高。おれ天才」
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汁気がほどほど飛んできたきんぴらをちょっと味見する。
れんこんはさくっとした触感のまま甘じょっぱく、かつピリッと鷹の爪の辛みが効いている。
こんにゃくも然り、むにむにしたのが口の中に残った濃い味とどんどん合わさって、とにかく良い。うまい。
このまま日本酒いっちゃおうかなって気持ちになってしまう。
2、3個追加で味見をしているうちにレンジがピーピーとおれを呼ぶので迎えに行く。
濡れた台布巾で熱々の丼をシンクに置き、これまた熱々の蒸気が手に当たらないように気を付けてラップを外し、
もやしから出た水が入らないようにきゅうりのボウルに移す。
熱が通ってかさが減り、絡まったもやしをほぐすように混ぜ、
ある程度きゅうりともやしが一緒になったらキッチンペーパーで軽く水気を切る。
一旦これをまな板に避難させてラーメン丼を洗ってからきゅうりもやしを戻す。
備蓄棚からまぐろのツナ缶を取り出す。かつおの方でも良いと思うけど、おれはまぐろが好き。
ツナ缶の油を滴らないくらいに切ると丼に開ける。貧乏性なので菜箸で底をさらってひとかけだって残さない。
あとは味付けだ。基本的に目分量のおれだが、和え物には計量スプーンを使う。和え物失敗すると悲しいからね。
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( ´ー`)「ポン酢とごま油を大さじ1、だし醤油とみりんが小さじ1」
計量スプーンは小さじしか持っていない。小さじを3回入れると大さじ1になる、という知識は大変ためになった。
( ´ー`)「これをまぜまぜすれば、完成」
( ´〜`)「……あー、はい、はい。あー、正解。マジ正解」
くたくたになり過ぎないシャクっとした歯ごたえが良い。もやしの豆が青臭くない硬さで更に良い。
ごま油はゆずポン酢の酸味のおかげで脂っこさが中和されて、あくまで風味だ。
これがまた、だし醬油も入れたお蔭でただのポン酢和えと違ってあっさりにほんのり濃さがプラスされて胃と脳に満足感が走る。
そしてポン酢単品の味付けよりもツナが合う。いりごまがあったのでついでに入れる。
( ´ー`)「ごまって体に良いらしいし」
これにて、つまみの完成である。
だが、本日の本題はテキーラショットなので、再度まな板を準備してライムをくし切りにした。
三角コーナーから柑橘のにおいがするといい男になった気分になる。
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今夜の晩酌。
れんこんとこんにゃくのきんぴら。きゅうりともやしのポン酢タレ和え。
テキーラ。ライム。塩。
きんぴらと和え物を食べながら缶ビールを楽しんで胃をアルコールに慣らす。
おれはおかしい事など言っていない。
いきなり40度の初対面の酒入れたら体がびっくりしちゃうじゃん。
満腹まではいかない十分さを腹に感じてきたところで、テキーラを日本酒のグラスに三分の一注いだ。
( ´ー`)「よくよく考えたらショットした事ないからショットグラスなんてなかったよねえ」
軽く調べてみたところ、塩を舐めて口の中がしょっぱいうちに味わうのではなく一気に流し込み、
即座にライムを噛むのが良いらしい。ビタミンが喉を守るとかなんとか。
即座に、が出来るようにライムの皿の位置を調整する。塩、テキーラ、ライム、のシミュレーションをして、いよいよ本番だ。
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( ´ー`) ペロッ ショッペエ
( ´ー`) クイッ
( ´⊿`)
::( ´⊿`)::「んおお、ああ〜〜〜」
( ´〜`) ライムッ
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くぅーっと喉から食道を通る熱が分かる。よくよく冷やした酒なのに、白湯でも流したように熱い。
胃は熱を感じない器官だというのに、ぽかぽかと腹が心地良くなる。
( ´ー`)「えっ、うま。え……あま、うま……テキーラって甘いのか……
塩がこれ、つまみだな……」 ペロ...ジュル...ペロ...
( ´ー`)「いやおれ、ライムいらねえな……」 ジュルジュル...ペロ...ペロ...
チェイサーがあった方が良いとも書いてあったのを思い出してビールを間に挟みながら、
気付けば最初の一杯以降はテキーラをちびちび啜り、一度に半分飲んでしまった。
( ´ー`)「ショットってむつかしい」 チビチビ
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( ´ー`)テキーラショットで晩酌するようです
おしまい
食べ物が美味しいって描写難しいですね。ありがとうございました。
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乙
れんこんのきんぴらは自分も大好きだ
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間違いがあったので訂正。
>>82
( ´ー`)「えーっと、500Wで、3分、っと」
→正しくは「600Wで、3分」でした。多分500Wでも大丈夫だとは思いますが、一応。
れんこんのきんぴら美味しいですよね。
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