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( ・∀・)モララーがまじめに逆転裁判するようです
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立ったら書く
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▼モラ逆シリーズ過去作
第一部
( ・∀・)モララーが逆転裁判するようです
→ttps://buntsundo.web.fc2.com/kouhaku_2016/novel/moraler_gyakuten_saiban-1.html
第二部(※逃亡)
( ・∀・)探偵モララーの事件譚のようです(※逃亡)
→ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1529909042/1-98(※逃亡)
→ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1529909042/531-662(※逃亡)
※一応全部の時系列は踏んでますが未読でいいです
※もう二度と安価投げませんがリアタイのレスは頑張って拾います
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証拠品ファイル①弁護士バッジ
弁護士バッジだ。
これが誰も俺のことを弁護士だと認めてくれない。
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人物ファイル①モララー
( ・∀・)。 俺だ。
就活用に撮った写真だが、なかなか男前だ。
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〜3月29日 午後1時53分〜
〜ファミリーレストラン ナイスボート〜
(*゚ー゚) ガツガツガツ!
(,,゚Д゚) 「やっぱブイチューバーですって!」
( ・∀・) 「だから発想が破滅思想なんだよ」
( ・∀・) 「ブイチューバーの月収知ってんのか」
.
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(*゚ー゚) ガツガツガツ!
(,,゚Д゚) 「もう他に逆転の一手はないんですよ!」
(,,゚Д゚) 「もう今月の私の給料すら払えないのですよ!」
( ・∀・) 「確かに家ち んよりもお前の給料かよ」
(*゚ー゚) ガツガツガツ!
( ;・∀・) 「勘弁してくれよ!」
( ;・∀・) 「なんやかんやあって俺は弁護士になれたってのに!」
(,,゚Д゚) 「なんやかんやありましたが私は係官復帰できなかったんですよ!」
(*゚ー゚) ガツガツガツ!
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( ;・∀・) 「路頭に迷うのはおめーらだけにしてくれ!」
( ;・∀・) 「俺だけでもまともに人生まっとうするからよ」
(,,゚Д゚) 「とかなんとか言って、まだ一度も依頼、受けてないじゃないですか」
(,,゚Д゚) 「その間も、固定費がむしばむのですよ!」
(,,゚Д゚) 「金を!」
(*゚ー゚) ガツガツガツ!
( ・∀・) 「その固定費の半分 」
( ・∀・)σ 「いや、七割が!」
( ・∀・)σ 「こいつのエンゲル係数にかかってんだよ!」
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(*゚ー゚) ガツガツガツ!
(*゚ー゚)
(*゚ー゚) ガツ!?
( ・∀・) 「ガツ!?じゃねえよ!」
(*゚ー゚) 「おかわり!」
( ・∀・) 「じゃねえよ!」
.
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(,,゚Д゚) 「私は一介の事務員です」
、 、 、 、 、
(,,゚Д゚)σ 「稼ぎ頭のお前が案件こなさないと、食いでに困るわけですよ」
、 、
( ・∀・) 「お前ッつった?」
(,,゚Д゚) 「私はもとは法廷係官なのです」
(,,゚Д゚) 「案件をこなすべきは、モララーさんじゃないですか」
\てぃろん♪/
人物ファイル②ギコ
(,,゚Д゚)。 元法廷係官。
頭がよくキレるが基本的にゲス。
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( ・∀・) 「ああ、そうだな、ウン、お前はいいよ、お前は」
(*゚ー゚) ガツガツ!
( ・∀・) 「経費計算とか、その辺、うまいことしてくれてンもんな」
( ・∀・) 「税理士代、ありえんくらい高いし」
(*゚ー゚) ガツガツ!
( ・∀・) 「おい! そこのガツガツ!」
(*゚ー゚) ガ…
.
-
(*゚ー゚)
(*゚ー゚) 「おかわり!」
( ・∀・) 「認めないからな!?」
( ・∀・) 「お前まで雇ってるッて、認めないからな!?」
\てぃろん♪/
人物ファイル③しぃ
(*゚ー゚)。 元検察官。
身長一四〇を誇る驚愕のチビ女。
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(,,゚Д゚) 「だから!」
(,,゚Д゚)σ 「こいつを働かせるのですよ!」
(*゚ー゚)
(,,゚Д゚) 「バカでも楽して稼げる仕事、」
(,,゚Д゚) 「 ブイチューバーでしょう!」
( ・∀・) 「アー!」
( ・∀・) 「またバカにした! またブイをバカにしたな!」
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( ・∀・) 「チビのことはいくらバカにしても構わんがな」
( ・∀・) 「ブイをバカにするのは許さんぞ!」
(*゚ー゚) 「モララー」
( ・∀・) 「な、なんだよ」
(*゚ー゚) 「コーラ! おかわり!」
( ・∀・) 「自分で注いでこい!」
(*゚-゚) 「ケチィ!」
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スッ……
ぱたぱたぱた……
(,,゚Д゚) 「…」
( ・∀・) 「…」
説明しよう!
彼らは三人とも、元法曹関係者である!
( ・∀・) 「え、誰これ」
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時は遡ること二〇一六年三月!
アパートにて、不可思議な殺人事件が起こった!
>
>( ;・∀・)「なんで俺が、法廷に立つんすか!」
>
>( ;・∀・)「インターンシップじゃなかったんすか!これ!」
>
( ・∀・) 「八年前ってまじ?」
( ・∀・) 「え、俺何歳設定なの」
某大学の法学部生が、インターシップながらも法廷に臨んだ!
絶体絶命としか思えなかった被告人に、まさかの光明!
そして巻き起こる旋風! 旋風! 大旋風!
( ・∀・) 「急にナレーターがカイジ」
.
-
> __
> ̄ ̄
>( ・∀・) 「雨は降ってなかったのか!?」
> ──
裁きの庭のボルテージはマックス!
( ・∀・) 「懐かしいな紅白…楽しかったな…」
>
>(,,゚Д゚)σ 「いまの発言はおかしい!!」
>
なぜか係官まで弁護側に肩入れする始末!
( ・∀・) 「ほんとうに謎だったよな…」
>
>[ Д`] 「真犯人を告発する!」
>
こうして法の秩序は保たれた!
( ・∀・) 「ほんとうに誰?」
.
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(,,゚Д゚) 「あれからいろいろありましたよね」
(,,゚Д゚) 「探偵事務所開いたまではいいですが、結果逃亡ですもん」
( ・∀・) 「いや、え、さっきのほんとうに誰??」
(,,゚Д゚) 「あれこれ手出ししても続かないの、あるあるですよね」
(,,゚Д゚) 「がッ!」
(,,゚Д゚) 「今回ばかりは、ホンキですよ!」
(,,゚Д゚) 「しぃさんを、もうなんでもいいから、稼がせるのです!」
( ・∀・) 「なんでもいいとすら言っちまったよ」
( ・∀・) 「じゃあバイトさせろよ、バイト」
(・∀・ ) 「ここ、バイト募集してないのかな」
.
-
「コーヒーいかがですか?」
( ・∀・) 「え?」
( ><)
( ・∀・) 「うおっ」
( ・∀・) 「ウエイターさんかよ。 あ、お願いします」
( ><) 「かしこまりました」
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トクトクトク……
(,,゚Д゚) 「……」
(,,゚Д゚) 「ブラックの湯気ほど、人を落ち着かせるものはないですね」
トクトク……
( ><) 「どうぞ」
( ・∀・) 「あ、どうも」
(,,゚Д゚) 「ありがとうございます」
( ><) 「ごゆっくり」
.
-
( ・∀・) 「……」
( ・∀・) 「影の薄い店員さんだったな」
ばたっ!
(*゚-゚) 「戻ったぞ!」
(*゚-゚) 「あたしの、勝手に食べてないだろうな!」
どすっ!
.
-
( ・∀・) 「ああ……大丈夫ッス」
(,,゚Д゚) 「さすがにポテトだけで3皿だと、取る気もしなくなりますよね」
(*゚-゚) 「よおし」
(*゚ー゚) ガツガツガツ!
(,,゚Д゚) - 3
(,,゚Д゚) 「まあ」
(,,゚Д゚) 「楽しいランチ、続けましょうか」
.
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システム解説だぞ!
原作の雰囲気再現として、逐一 「選択肢」 は出すぞ!
ただし、選択肢は 「オート」 で選ばれる!
ただ、リアタイ勢がいたら、勝手にレス見て選択肢を変えるぞ!
安価は投げないから、要は 「空気を読んで投下してる」 と思ってくれ!
最後に、基本的に、既定路線以外の書きためはしてないからな! 頼むぞ!
ほんまに!
(,,゚Д゚) 「ここのコーヒー、酸っぱいですね」
【調べる】
├ テーブル
├ 店内
└ 窓
【話す】
├ ランチ
└ 気づいたこと
【移動する】
【つきつける】
└ 弁護士バッジ
.
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にア 【調べる】 テーブル
(,,゚Д゚) 「これは、いい光沢ですね」
( ・∀・) 「そうか?」
(,,゚Д゚) 「そこそこいい、外国製のものを使っていると思いますよ」
( ・∀・) 「そ、そうか」
( ・∀・) 「……」
( ・∀・) 「言われてみれば、いい光沢かもしれないな」
(,,゚Д゚) 「外国製だったらなんでもいいって感じてしまうの、」
(,,゚Д゚) 「日本人の悲しいサガですよね」
( ・∀・) 「なんだ、話を合わせなければいいのか?」
.
-
(,,゚Д゚) 「日本人だったら、合わせるんじゃないんです?」
( ・∀・) 「ならそうするわ」
(,,゚Д゚) 「悲しいサガですねぇ〜」
( ・∀・) 「だったらお前は日本人じゃねえよ」
(,,゚Д゚) 「…ちなみに、ナニ人です?」
( ・∀・) 「火星」
.
-
にア 【調べる】 店内
\……ガヤガヤ/
\……ガヤ…/
(,,゚Д゚)
(,,゚Д゚) 「…」
(,,゚Д゚) 「平日だからかもですが、人が少ないですね」
( ・∀・) 「ね」
(,,゚Д゚) 「全卓20席ほど構えて、着座がワレワレ含め、2、3組……ほど」
(,,゚Д゚) 「客単価からしても、営業が成り立つのか、気になりますね」
( ・∀・) 「さすが事務員、すっかり経理バタケに染まってら」
(,,゚Д゚) 「客単価かけるところの客数が、ざっくり売上ですからね」
.
-
(,,゚Д゚) 「ところで、われらがモララー法律事務所、」
(,,゚Д゚) 「今年の売上高がいかほどか、ご存じですか?」
( ・∀・) 「ド短期バイトで7万、派遣で13万、競馬で3050円」
( ・∀・) 「あと、宝くじが当たれば2億円ほどは増やせるかな」
(,,゚Д゚) 「ジャンプ新人賞が通ればそれもですかね」
(*゚-゚) 「どうしてこんなことに…」
( ・∀・) 「こいつに気にされるレベルで落ちぶれてんだな、俺ら」
(,,゚Д゚) 「気にしてたらポテト3皿も頼みませんて」
.
-
にア 【調べる】 窓
( ・∀・) 「窓だ」
(,,゚Д゚) 「窓ですね」
.
-
にア 【話す】 ランチ
(,,゚Д゚) 「所長がスタッフにランチをオゴるのに、」
(,,゚Д゚) 「クーポンを使う人がいますか」
( ・∀・) 「ほんッと、我が身に関しては浪費も辞さないのな」
( ・∀・) 「経費削減しようよ。 てかランチなんて甘ったれんな」
( ・∀・) 「法律で1円も稼いでない事務所の取る行動か」
.
-
(,,゚Д゚) 「にしても、ドリンクバー30円引きはしょぼいですって」
(,,゚Д゚) 「しかも1テーブル1枚」
( ・∀・) 「だってしぃが」
(*゚-゚) 「だって」
(,,゚Д゚) 「しかもモララーさんのおヒル、なんなんですか」
(,,゚Д゚) 「200円のライスに、100円の温泉卵だけって」
( ・∀・) 「しぃのポテトのケチャップと塩を混ぜてオムライスだぞ」
(,,゚Д゚) 「ほんとうに勘弁してください」
(,,゚Д゚) 「真顔でまぜまぜしだした時は、走って逃げ出そうかと思いましたよ」
(*;-゚) 「ほんっと!」
(*;-゚) 「私のケチャップ、返してよ!」
(,,゚Д゚) 「おっと、いま走って逃げ出していいか?」
.
-
にア 【話す】 気づいたこと
( ・∀・) 「ここ……えっと、ナイスボートだっけ?」
( ・∀・) 「ずっと気になってたファミレスだけど、どう?」
( ・∀・) 「チェーン店じゃないってだけで、ちょっとなんか、良いよな」
(,,゚Д゚) 「サイゼでおk」
( ・∀・) 「ケッ 資本主義の犬がよ」
(*゚ー゚) 「そうだな」
(*゚ー゚) 「静かなのは、昼食をとるうえで悪くはないのだが。」
(*゚ー゚) 「いささか、静かすぎるな」
( ・∀・) 「平日の、それも14時だしな」
\からんころーん♪/
.
-
(*゚ー゚) 「む!」
(*゚ー゚) 「4組目がきたぞ!」
(*゚ー゚)
(*゚-゚) 「…む。」
(,,゚Д゚) 「どうしました」
(*゚-゚) 「4組目、オトコひとりでオンナふたりだ」
(*゚-゚) 「まずいぞ。 修羅場だぞ。 地獄絵図だ」
( ・∀・) 「おいおい、見るな見るな」
(*゚ー゚) 「あと1皿食べたら帰ろうではないか」
( ・∀・) 「ポテトをか? なら俺はどうしよう。 ポテトピザか、チキンライスか」
(*;-゚) 「やー!」
(,,゚Д゚) 「地獄絵図って、ここよりか?」
.
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にア 【つきつける】 弁護士バッジ
( ・∀・) 「やっぱ、イマドキ弁護士って、儲からないのかなあ」
(,,゚Д゚) 「弱小は精一杯だそうですよ」
( ・∀・) 「就活勝ち組の代表格だと思ってたのに」
( ・∀・) 「法廷に立つだけで、稼げるんじゃないの?」
(,,゚Д゚) 「弁護士みんなが法廷に立つわけじゃあ、ありませんからね」
( ・∀・) 「そうなんだ?」
(,,゚Д゚) 「昔あった、ア○ィーレなんかがわかりやすいですね」
( ・∀・) 「ああ、いっとき流行ってた」
( ;・∀・) 「えー!」
( ;・∀・) 「じゃあ、松○○志vs週○○春とか担当するのは、大御所だけってことォ!?」
(,,゚Д゚) 「最近だと、ま○○ふvsみ○○こなんかもアツいですけどね」
( ;・∀・) 「あれは請けたくない」
.
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(,,゚Д゚) 「あと、離婚調停とかも、定番っちゃ定番ですね」
( ・∀・) 「あ〜」
(,,゚Д゚) 「遺産相続なんかがあれば、ご近所トラブル、エトセトラ」
(,,゚Д゚) 「むしろ、殺人事件を担当することのほうが、圧倒的に少数派ですよ」
( ・∀・) 「え。」
( ・∀・) 「じゃあ、弁護士は、就活勝ち組じゃないの?」
(,,゚Д゚) 「就活勝ち組は、四大とかですかね」
( ・∀・) 「え、でも俺四大卒だぞ」
(,,゚Д゚) 「就活敗者な理由が垣間見えましたよ、いま」
.
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\ざわざわ……/
\ガヤガヤ……/
( ・∀・)
( ・∀・) 「…?」
\ざわざわ……/
( ・∀・) 「なんだか、騒がしいぞ?」
??? 「……ハッキリしてください!」
??? 「エクストくんは……どちらを、選ぶのですか!」
.
-
\ざわざわ……/
(,,゚Д゚) 「…む。」
??? 「お、俺は……その……えっと。」
??? 「えっとじゃない!」
(*゚ー゚) 「さっき言っていた修羅場グループだぞ!」
(*゚ー゚) 「こいつは非常にまずい!」
(*゚ー゚) 「刃物が飛び交うぞ! 帰ろう!」
( ・∀・) 「だったらどうしてそんなに楽しそうなんだ」
\がやがや……/
\ザワザワ……/
??? 「……え、選べないッて、言ってんだろ……。」
??? 「どっちか、ひとり、だなんて……。」
.
-
??? 「また逃げる気!?」
??? 「ハッキリしなさいよ、エクスト!」
??? 「ふたりともと仲良くするのが、イチバン良いんだって!」
??? 「……なんで、わかってくれないんだよ……!」
(*゚ー゚) 「うム、」
(*゚ー゚) 「この手の逃げ口上を言う男は得てして、カオだけは悪くないのだ」
(*゚ー゚) 「どれ、確認こそしてみたいが、ああ、ここからだと見えづらいな」
(,,゚Д゚) 「しぃさん、結構この手の話、好きみたいですね」
( ・∀・) 「言ってる場合か。 帰るぞ。 店名からして不吉な流れだ」
(,,゚Д゚) 「お店の名前、なんでしたっけ。 ナイスボート? はやく帰りましょう」
(*゚-゚) 「待って、あと少し、そうだ、アイスを頼まないか?」
( ・∀・) 「アイス? でもケチャップアイスは…… 」
.
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うおおおおお!!待ってた!!!
そしてまた労力がエグい投下スタイルにしやがって・・・
-
(,,゚Д゚) 「ん?」
\ざわざわ……/
??? 「た、たしかに……さ?」
??? 「いままでだったら、それでよかったカモだけど……」
??? 「その……もう、そんな次元で済む話じゃない、って……言ってるでしょ?」
、 、、 、 、
??? 「おなかの子には……どう説明しろ、って……言うの?」
(*゚ー゚) !?
(,,゚Д゚) 「ぶっはwww」
( ・∀・) 「察するに、二股でデキチャッタ的な? ぶっはwww」
.
-
(,,゚Д゚) www
(,,゚Д゚)
(,,゚Д゚) !
(,,゚Д゚) 「人様の恋路で笑うなんて、シツレイですよ!」
( ・∀・) 「ど、どうしたんだよ急に。 率先して笑いやがったくせに」
(,,゚Д゚) 「そうだモララーさん、ここは一般客を代表して、チューカイに行ってください!」
( ・∀・) 「えー、やだよ、なんでそんな」
(,,゚Д゚) 「二股、デキ婚、調停、浮気調査、」
(,,゚Д゚) 「となれば、ほら………ネ!?」
( ・∀・) 「いったい、なんの… 」
( ・∀・)
.
-
〜同日 午後2時08分〜
〜ファミリーレストラン ナイスボート〜
( \∀\) 「しかたないなあ、ギコのやつ。 仲介なんて。」
( \∀\) 「さて、修羅場はどこだ〜?」
??? 「ほ、他のお客様のメイワクに、な、なりますので……」
( ・∀・) 「ん?」
\ガヤガヤ…/
(;;;><)
( ・∀・) 「あ、さっきの」
(;;;><) 「で、では、シツレイします…!」
.
-
\スタスタ……/
\……/
( ・∀・) 「どえらい怯えようで草」
( \∀\) 「さて、修羅場は?」
<_プー゚)フ
<_プー゚)フ 「ほ、ほら……怒られちゃったじゃんか」
<_プー゚)フ 「もうこの話はやめておこうぜ……な?」
( \∀\)
( ・∀・)
( ・∀・) 「……」
( ・∀・) 「確かに、顔だけは良いな……しぃが言った通り」
.
-
<_プー゚)フ 「俺は、ミセリも、トソンも、同じくらい好きだ」
<_プー゚)フ 「それが、一番なんだよ……ほんとうに」
ミセ*゚-゚)リ 「で、でも………。」
(゚、゚トソン 「それじゃあ、ダメ……なんです……」
壁|・∀・) 「ほう…ほうほう…」
壁|・∀・) 「…トソンさんはApple Watch Ultraか……」
壁|・∀・) 「あ、でも、ミセリさんのスカーフ、エルメスじゃね?」
壁|,,゚Д゚) 「やはりまだまだですね」
壁|,,゚Д゚) 「真の金持ちはこんなところでエルメスを巻きません。 Apple Watch Ultraの勝ち。」
壁|・∀・) 「営業をかけるべきはApple Watch Ultraか」
壁|*゚ー゚) 「やはり顔は良いな。 だが、私はひとえ男子のほうが好みだぞ」
壁|・∀・) 「認めたくねーけど、そりゃあ法律で1円も稼げない事務所って感じだ」
.
-
\すたすた……/
(,,゚Д゚) 「ふう」
(,,゚Д゚) 「ちょっと、割って入れる雰囲気ではなかったですね」
( ・∀・) 「ね」
(*゚ー゚)∩ 「そこのチミ」
( ;><) 「へッ ははい!」
\ぱたぱたっ/
.
-
(*゚ー゚) 「注文を頼む。 ポテトと、バニラアイスと」
( ・∀・) 「ナンと、ライス小と」
( ;><)
( ;><) 「ポテトと、バニラアイスと、ナンと、」
(*;-゚) 「やー! あとケチャップと!」
( ・∀・) 「オッ気が利くね。 じゃあ、あとアーリオオーリオと」
(*;-゚) 「やー!」
≡(,,゚Д゚) 「おっと!走って逃げ出すべきは今のようだ!」
\ぎゃーぎゃー!/
( ;><)
( ;><) 「け、ケチャップ…?と、アーリオオーリオと……」
.
-
(,,゚Д゚) 「経費。 金。 売上。」
(,,゚Д゚) 「………やはり、先ほどの修羅場に、売り込みにいくべきでは?」
( ・∀・) 「えー」
(,,゚Д゚) 「えーではありません。」
(,,゚Д゚) 「今の財務状況、ご存じなのですか?」
( ><) 「お待たせしました、先にライス小です」
( ;・∀・) 「げっ!先に来た!」
( ;・∀・) 「これじゃあケチャップが来る前に冷めてしまう!」
( ;><) 「え、えぇ……」
(,,゚Д゚) 「今の財務状況、ご存じらしいな」
.
-
( ;><) 「でん、伝票さしかえますね」
(,,゚Д゚)っ 「すみませんね」
(,,゚Д゚) 「……えっと、金額は……」
っ⌒i⌒b
( ・∀・) 「なに見てるの?」
(,,゚Д゚) 「なにも何も、メニューと伝票を、照会しているのです」
(,,゚Д゚) 「忘れているかもですが、経費管理は重要なのでね」
( ;><) 「えぇ……?」
.
-
( ・∀・) 「会計時でいいじゃん」
(,,゚Д゚) 「会計ミスで1円でも高く取られてしまっては敵いません」
(;;;><)
( ・∀・) 「それ、店員さんの目の前で言います?」
(,,゚Д゚) 「伝票内容は、1品欠かさず控えておいてください」
\てぃろん♪/
証拠品ファイル②伝票
頼んだらわりかしすぐに来た。
ライス小 14:13 担当者ビロード
.
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( ;><)
(*゚ー゚) 「しかし、チミも大変だな」
( ><) 「へ。 ぼ、僕ですか?」
(*゚ー゚) 「あの修羅場グループの対応をさせられるなど」
(*゚ー゚) 「私だったら、到底願い下げであるぞ」
(,,゚Д゚) 「むしろウッキウキで対応に出向くまでありそうですよね」
( ・∀・) 「なんだったらまあまあ煽るまである」
.
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( ><) 「あ、ああ」
( ><) 「……もう、多少慣れはしましたよ」
(,,゚Д゚) 「ということは、常連さんなので?」
( ><) 「そうですね。 本当によく来ます……ほんとうに。」
(,,゚Д゚) 「なるほど」
(,,゚Д゚) 「よければ、少し、彼らのお話を聞かせていただけませんか?」
( ><) 「え、お話?」
(゚Д゚,,) 「名刺」
( ・∀・) 「こういう者でございます」
っっ
( ><) 「あ、これはご丁寧にどうも……弁護士ィ!?」
っっ
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(,,゚Д゚) 「伝票の計算よりも、慰謝料計算のほうがリョウブンでね…」
( ・∀・) 「カッコいい…」
(*゚-゚) 「伝票ですら疑ってかかる連中が?」
(,,゚Д゚) 「えっと、……ビロードさん?」
( ><) 「へっアッはいビロードと申します!」
(,,゚Д゚) 「彼らが常連さんなら、なにか、あるでしょう」
(,,゚Д゚) 「エピソードなり、なんなり」
( ><) 「えっと……そりゃあまあ、なんなりと……」
( ・∀・) 「なんなりとありはするんだな…」
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