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( ´_ゝ`)/こちら流石探偵事務所\(´<_` )
552
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/04(月) 22:36:47 ID:7rl/Aeic0
(´・ω・`)「とにかく、向かいましょう。案内をお願いします」
(=゚ω゚)ノ「先導します」
( ´_ゝ`)「こっちの車に乗るか? 何かあった時マスターがすぐ動けた方がいいだろ」
(´・ω・`)「む……そうですね、その方がよさそうだ。渡辺を運ぶんでちょっと待ってください」
('A`)「あ、荷台開けときます」
( ´_ゝ`)「若伝さんの電話の内容は……まあ、道すがら聞けばいいか」
(´・ω・`)「よっと」
从'ー'从「痛っ、ちょっとマスター、乱暴ですよ!」
(´・ω・`)「あ、すまん。軽いから加減を間違えた」
(;'A`)(ば、馬鹿力すぎる……風船でも持つくらいの感じだったぞ?)
( ´_ゝ`)「そういや手加減苦手って聞いたな……」
从'ー'从「ほんとそうなんですよー。こういう時困っちゃいます」
(´・ω・`)「車椅子も載せて……よし、出してください」
( ´_ゝ`)「おう」
553
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/04(月) 22:37:20 ID:7rl/Aeic0
( ´_ゝ`)「泥酔して寝てるだけ、とかだったらいいなぁ……」
Case13「混沌の極点」
Day1A「終わりの始まり」
To be continued...
554
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/04(月) 22:37:54 ID:7rl/Aeic0
今回はここまで
555
:
名無しさん
:2024/11/05(火) 01:24:29 ID:tMqQmhes0
おつ!!
556
:
名無しさん
:2024/11/05(火) 02:05:30 ID:ZgMf/PY.0
乙!
終わりが本当に近そうでドキドキする…。
557
:
名無しさん
:2024/11/06(水) 07:54:52 ID:skWC.s7Y0
乙乙
アナコンダにでも喰われたかと思ってたぜ
558
:
名無しさん
:2024/11/06(水) 19:48:37 ID:QI4BLvwk0
乙
いつもながら良い引きの仕方するなぁ
前回も気になりすぎて危うく
Amazonまで探しに行くとこだったよ
559
:
名無しさん
:2024/11/06(水) 22:27:33 ID:zhp9hcoA0
乙乙久しぶりの更新嬉しい
風狸ちゃんと根野さん、良かったね
560
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/10(日) 00:35:16 ID:x6c8238.0
>>555
リ゚▽゚ リ<l「乙ありやで」
>>556
(;´_ゝ`)「一方こちらは、本当に終われるかドキドキしている……ッ!」
>>557
(´<_` )「そんなものを食べたらお腹を壊すぞ」
ハ’ノ_’ ハ「石化解除の呪文ですね」
>>558
( ゚∋゚)「絶対遭難するんでやめてほしいっすね」
>>559
从 ゚∀从「あー……まあ、そうだな……」
561
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/10(日) 00:35:52 ID:x6c8238.0
Case13-Tips1 流石の僕でも
爪゚ー゚)「美和さ」
<(' _'<人ノ「はい」
爪゚ー゚)「流石の僕でもドン引きなんだけど」
<(' _'<人ノ「……」
爪゚ー゚)「別に責める気はないけどさ。それって、胸を張れるのかい? 自分に、そして――」
<(' _'<人ノ「……」
爪゚ー゚)「黙っててもわかるけど敢えて言おう。黙ってちゃわかんないよ」
<(' _'<人ノ「……後悔はありません」
爪゚ー゚)「はぁ……ごめん、流石に笑えない。正直見損なったよ」
<(' _'<人ノ「……はい」
爪゚ー゚)「君は結局、彼のことなんてどうでもいいんだ」
<(' _'<人ノ「それは……!」
爪゚ー゚)「いつもお説教される側の僕だけどね? たまには、ガッツリとお説教させて貰おうかな?」
562
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/10(日) 00:36:25 ID:x6c8238.0
Case13-Tips2 ???
「さて、そろそろですか」
「そろそろ……?」
「物語のクライマックスですよ」
「ああ……あなたがご執心の」
「おや、焼き餅をやかせてしまいましたか?」
「妬いてません」
「クク、なるほど。それは少し寂しいですね」
「……ごほん。それで、物語はどのような結末に?」
「さて、どうでしょうか。エブディバリの黒き霧……彼らの悲願が成就すれば、原初の混沌が遍く世界を支配することでしょう」
「させるんですか? 成就」
「成否について積極的に関わるつもりはありません。どちらに転ぶのかわかってしまっては興醒めというもの」
「成否について、ですか。舞台に上がるつもりはある、と?」
「そうですね……予想通りの展開になれば、でしょうか」
563
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/10(日) 00:36:58 ID:x6c8238.0
Case13-Tips3 年期が違う
【小川駄菓子店】
| |
┌──┴──‐┬──────┐:::........|
| . 文具・菓子 . .| | |
| | | |
| 小川駄菓子店| | |
|_______|________|__|_____
_。r≦ .。s≦ ト 、
_。r≦ .。s≦ | `ト、
r≦――――――――――――≦――――‐‐ |___`ト、
`trtri-----!--!ュ------ュ-----┘::r--ュi_i_i_i_i_i_i_||‐┬――! i 〕iト、__
|}}}}| .|冊|.||_i_i_i_i_i_i| | |i_i_i_i_i_i_i_|| .|: : : : :.| | `ー――
|冊|.||_i_i_i_i_i_i| .└‐┘_i_i_i_i_i_i_|| . |: : : : :.| | |
||_i_i_i_i_i_i| .|i_i_i_i_i_i_i_|| .|: : : : :.| | |
||_i_i_i_i_i_i| .|i_i_i_i_i_i_i_|| .|: : : : :.| | |
i箱箱!菓_i| ィ----ュ_i_i_|| .|: : : : :.| | |
|箱箱!菓_i| i!三::| ̄| ̄|`i .|: : : : :.| | |
_r-f‐-i|箱箱|菓_i| i!三i.l|㍊|樫|. i .|: : : : :.| | |
.| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄i .| ____i!三!:l|柘|柘|`! .|: : : : :.| | |
| | i .| {=========.{二|二|-.! :|: : : :.:.| | |
564
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/10(日) 00:37:32 ID:x6c8238.0
八-ム-)「邪魔するよ」
88 @-@)「いらっしゃ――おや?」
八-ム-)「うーん……? こう何十年も経っちゃ、流石に記憶と一致しないね」
88 @-@)「あんた、もしかして。ツルちゃんかい……?」
八-ム-)「そうさね。来るって手紙送っただろう?」
88 @-@)「そうかいそうかい! 随分とまあ立派になって」
八-ム-)「……いやよく覚えてたもんだ。こっちはすっかり忘れてたってのに」
88 @-@)「助けられた恩人を忘れるもんかい。毎年年賀状も出してたしね」
八-ム-)「あー……その節はすまなかった。あたしまで届いちゃいなかったんだ、うちの実家の落ち度さ」
88 @-@)「いいよいいよ。私が勝手に送ってただけだからね」
八-ム-)「そう言って貰えると助かるね」
88 @-@)「こっちこそ、急に変な手紙送って悪かったよ」
八-ム-)「構わないさ。まあ、丁度あたしが実家に戻ったタイミングでよかった」
88 @-@)「駄目元で送ったから、返事が来て驚いたよ」
565
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/10(日) 00:38:05 ID:x6c8238.0
八-ム-)「それで、手紙に書いてた問題は解決したのかい?」
88 @-@)「解決……かどうかは微妙だね。暫く時間ができたのは確かだけど」
八-ム-)「はぁ、何処も同じかい。まったく世知辛い世の中さ」
88 @-@)「そう言うもんじゃないよ。こうしてまた話ができるのは、世知辛いかい?」
八-ム-)「……いいや。ま、なかなかどうして捨てたもんではないね」
88 @-@)「そうでしょう? ふふ」
八-ム-)「凄いね、あんた。あたしの数十年間なんて知らないはずなのに」
88 @-@)「知らなくてもわかることはあるさ。長年の苦労が実った、そんな顔をしているよ」
八-ム-)「……あたしも大概、食えないババアのつもりだったが。あんたには敵いそうにない」
88 @-@)「何年ババアやってると思ってるの? 年期が違うよ、ツルちゃん?」
八-ム-)「年期の問題じゃないと思うけどね、それはそれとして。あたしの力は必要かい?」
88 @-@)「もちろんさ。よければ、神主さんを助けてやっとくれ」
八-ム-)「ふむ。三泊四日じゃできることは少ないと思うけど、できることはしようじゃないか」
88 @-@)「ありがたいことだねえ」
566
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/10(日) 00:39:17 ID:x6c8238.0
本編はたぶん今週末くらい
567
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:42:38 ID:YeYBxqy60
前回のあらすじ
・殺人事件の犯人の人ですよね? 今更だけどちょっと怖いなあ……
・釣り竿担いで、ちょいと海まで……当然付き合うよなぁ?
・共通の知り合いの安否確認なんだけど、場所が九祖崇礼でさ。事件かもしれないから
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 流石だよな、俺ら |
\_ _____ __/
V V
d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
\ /. \ /
l l l l
//l | | l\\
 ̄  ̄.  ̄  ̄
【標準AA環境】
※右のAAのズレない環境が標準です。 | |\|/ | | |
| ∧ ∧ |/⌒ヽ、| ∧_∧ | ∧∧ |
|(,,゚Д゚)||,,゚ Θ゚)|(; ´Д`)|(=゚ω゚)|
568
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:43:11 ID:YeYBxqy60
Case13-Day1B
_.......----‐‐‐‐''''''-- 、..,,
_,,......--‐‐''''''´ / ,-‐‐--- ll`‐‐-......,,__
/´ / / l l l ̄`''''‐--..二l―‐-...,,,_
/ / / l l lヽ l ̄l l `''''''ー-l
/ ( ´_ゝ`) ('A`) / // ̄ ̄ヽ .l lヽヽ l l l l
/ G⌒Q ( ∞ ) /''‐、/ / ,,l lヽヽ l l l l
ィ__,,.........----―‐‐‐''''''''''''''' ̄´/ l/_,......--‐‐''''´ ̄ l l ヽ-‐ l l
/ ./ l l l  ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄`l
. /. l l ´ l l l_____,,,,......l-----―l
.l l l ,,........--‐‐''''''''´l l l l
l __........----‐‐''''l l l l l l
l l ̄ ̄ ̄`-´ ̄ ̄ ̄ ̄´/ l l l l l / ̄ヽ l
l l―――――――――l l / `l l /`ヽ -' l
l`'-------------------l------.-------l / ̄ ̄〈 l _,,.,... l l /`ぃン
l l l l / ̄ ̄\ ヽ l ....-‐'''´ l/ l l
.l l .l l ./ /ヽ l l l ,,..-‐l'´ ヽ/l
..l `‐‐‐---..............,,__ l __ l / / l l / l_,,..-‐'' ヽ_/
l l l  ̄ ̄ l l l..--‐T l l 〉‐''´
└---.._l...,,____l `‐-、l l l l l
´`''''''''‐---..........,,____,,......--‐'''''''〈 \__,/ /
ヽ___/
569
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:43:46 ID:YeYBxqy60
( ´_ゝ`)「んで、若伝さんからの電話はどういう内容だったんだ?」
(´・ω・`)「率直に言って、支離滅裂な内容でした。また何かを視てしまったのかもしれません」
('A`)「具体的には……?」
(´・ω・`)「……全く要領を得ませんでしたが、いくつか気になった言葉はあります。"混沌の極点" "時間がない" "もうおしまいだ"とかですね」
(;´_ゝ`)「「うわぁ……」」('A`;)
从'ー'从「やっぱり絶対ヤバいの視ちゃってますよーそれ」
(´・ω・`)「その可能性が高いとは思うが。罠である可能性も、やはり捨てきれない」
( ´_ゝ`)「むしろそっちの方がいいまであるな」
(´・ω・`)「彼が敵の手に落ちている、というパターンも相当まずいですよ」
( ´_ゝ`)「今まで何もなかったし、そこまでの能力者だって事実は露呈してないと思ってたが……」
(´・ω・`)「ですね。例の札が破られたサインも飛んでませんし」
( ´_ゝ`)「敵の洗脳能力者のことはあるが、人相は伝えてあるしな。札を破る暇もないとは思えん」
(´・ω・`)「同じような能力持ちが他にもいた、あるいは高度な変装……可能性はなくはないですね」
(;´_ゝ`)「あー……ちょっと楽観的すぎた可能性は、あるな……」
570
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:44:20 ID:YeYBxqy60
(´・ω・`)「……とはいえ、わざわざ彼を餌に罠を張るという可能性は低そうです」
( ´_ゝ`)「ああ、予知能力者が手に入ったなら。わざわざマスターにちょっかい掛けない方が無難だな」
(´・ω・`)「そうです。コッソリと水面下で動く方が余程いい」
( ´_ゝ`)「可能性としては……最後の仕上げ、とかか」
(´・ω・`)「ですね。この町で派手な儀式をするつもりなら、最終段階は流石に隠しきれないでしょうから」
( ´_ゝ`)「どうだかな。以前のような内容ならバレそうにない」
(´・ω・`)「ああいったパターンはレアですよ、同じ地で二種も起こるとは思えない。
通常は、かなり前から魔力の高まりを感知できるはずです」
( ´_ゝ`)「ふむ……その直前に邪魔者を不意打ち、なくはないな」
(´・ω・`)「なくはない、ですね。やはり可能性は低い」
( ´_ゝ`)「だろうな。こうして疑われてるし、通り魔的に襲撃した方がマシに思える」
(´・ω・`)「ただ、そうなると……一体何を視てしまったのか、なんですよね」
( ´_ゝ`)「あーあー、嫌だなぁ。ただ単に焼酎飲みすぎただけであって欲しいわマジで」
(´・ω・`)「そうであれば平和ですけどね。……あまり良い予感はしません」
571
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:44:54 ID:YeYBxqy60
【若伝宅】
__________
///////////\
///////////:::::\\
/∠∠∠∠∠∠∠∠∠/::::::::::::::::\\
 ̄|::::┌┬┐┌┬┐:::: l::::::::::::::::::::::::::::l ̄
|::::├┼┤├┼┤:::: |::::::::l ̄ ̄|:::::::|
|::::└┴┘└┴┘:::: |::::::::l 。 |:::::::|
| ┬┬┬┬┬┬┬ :| ┬:l |:::::::|
""""""""""""""""""""""""""""""""
.
572
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:45:28 ID:YeYBxqy60
('A`)「こりゃまた、絵に描いたようなあばら家ですね」
( ´_ゝ`)「イメージ通りすぎる」
(=゚ω゚)ノ「……静かですね」
( ´ー`)「ああ。……どうする?」
( ´_ゝ`)「そうだな……俺とマスターで突入するのが無難か?」
(´・ω・`)「それがよさそうです。刑事のお二人の装備を考えると、開けた場所の方が活きそうだ」
( ´_ゝ`)「というわけだから、3人で渡辺さんの護衛を頼む。ドッくんも白根さんの指示に従って」
( ´ー`)「任せろ」('A`)「わかりました」
从'ー'从「よろしくですー」
(´・ω・`)「それじゃあ行きますか。本人以外の魔力は感じませんが、気は抜かないでください」
( ´_ゝ`)「無論。ちなみに鍵は――」
バキャッ!
(´・ω・`)∩「この手に限る」
( ´_ゝ`)「あー……ちゃんと弁償しろよ?」
573
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:46:02 ID:YeYBxqy60
【若伝宅 内部】
││ // /
 ̄ ̄ . ̄  ̄.. ̄ ̄│ l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ // / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
 ̄ │ li ___________________ // / ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ //
 ̄ ̄ ̄ ̄│ ll ________// / ________//
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ll // / _________ // /
li. ____ │.ll // /、- ‐‐ // /
.li______ │.ll _______// / _______ // /
li │ll ___ // / // /
li. _____ │ll ______// /________// /
li l ll // / .// /
li ‐‐ ____ l ll - ‐‐ // / ____ .// /
__li_____l ll _____// /._ ______ // /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
_________________________
_________________________
―――――――――――――――――――――――――
574
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:46:40 ID:YeYBxqy60
_ ,/' ̄''ヽ、
{ r `ー-=´ ̄ `ヽ
__ __,,,======' / `ヽ \
{iiiii`;;ー‐===ニ´ .r‐==〈 `ヽ .ゝ-、
ゝ、iiiiiiiiiヽ____,,,..==-‐''´ ̄ ̄ ̄`Y / {λ}_},}}
ー‐ ' /==-v′
/iiiiiiiiiii}
〉iiiiiiiii/
ゝ==ノ
(´・ω・`)「若伝さん!」
( ´_ゝ`)「俺が診る、周囲警戒を」
(´・ω・`)「任されます」
( ´_ゝ`)「呼吸は……浅いが、ある。大丈夫ですかー!」
( <―><―>) ……。
( ´_ゝ`)「意識なし。アルコールの臭気なし。……こりゃ救急車か?」
(´・ω・`)「その前にヒーラー、ですかね。救急車、なるべく呼びたくはないですし」
( ´_ゝ`)「んだな。連れてくるわ」
575
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:47:14 ID:YeYBxqy60
【若伝宅】
__________
///////////\
///////////:::::\\
/∠∠∠∠∠∠∠∠∠/::::::::::::::::\\
 ̄|::::┌┬┐┌┬┐:::: l::::::::::::::::::::::::::::l ̄
|::::├┼┤├┼┤:::: |::::::::l ̄ ̄|:::::::|
|::::└┴┘└┴┘:::: |::::::::l 。 |:::::::|
| ┬┬┬┬┬┬┬ :| ┬:l |:::::::|
""""""""""""""""""""""""""""""""
.
576
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:47:48 ID:YeYBxqy60
( ´_ゝ`)「出番だぞ、渡辺さん」
从'ー'从「あー、やっぱりぶっ倒れてる感じです?」
( ´_ゝ`)「ものの見事に。ドッくん、車椅子押して」
('A`)「あっ、はい」
( ´ー`)「俺らは引き続き周囲を見張っとくぜ」
( ´_ゝ`)「頼む」
(=゚ω゚)ノ「了解です!」
( ´_ゝ`)「ドッくんは俺が守護るから安心して押してくれ」
('A`)「守護るは縁起悪いんで普通に守って貰えます?」
从'ー'从「私も守ってくださいー」
( ´_ゝ`)「大丈夫、まーかせて」
('A`)「真面目にやって欲しいんですけど……」
―――。
577
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:48:22 ID:YeYBxqy60
【若伝宅 内部】
││ // /
 ̄ ̄ . ̄  ̄.. ̄ ̄│ l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ // / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //
 ̄ │ li ___________________ // / ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ //
 ̄ ̄ ̄ ̄│ ll ________// / ________//
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ll // / _________ // /
li. ____ │.ll // /、- ‐‐ // /
.li______ │.ll _______// / _______ // /
li │ll ___ // / // /
li. _____ │ll ______// /________// /
li l ll // / .// /
li ‐‐ ____ l ll - ‐‐ // / ____ .// /
__li_____l ll _____// /._ ______ // /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
_________________________
_________________________
―――――――――――――――――――――――――
578
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:48:55 ID:YeYBxqy60
从'ー'从「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ。オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ。オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」
\ , ! ,: / ,.. ´
` \ ゙i. !. ,: / `
` , \ ゙i | ,: ,.. `
` 、\ ,. ; , ,.. :`
` ` ´
‐―― ―――――――― ―――――― ――――――――――――――――――――――
,. ,
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./ , , ゙i \ ` 、
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, | ゙i \ ` .,
, | ゙i \ ` .,
,: l , ` .,
579
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:49:29 ID:YeYBxqy60
( <―><●>)「ウッ...」
( ´_ゝ`)「おっ、意識が――」
((( <○><○>)))「ウウウウウ...!」
(;´・ω・`)「これは……!?」
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
∴∵( <○><○>)∴∵∴∵∴∵∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴∵∴
∵∴
(;´_ゝ`)「むっ!?」
从;'ー'从「ひっ!?」
ミ―――――――==三三三◎
580
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:50:02 ID:YeYBxqy60
。s≦二二二≧s。
/ニニニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニニニニニ
|ニニニニニニニニニニニニニニ
|ニニニニニニニニニニニニニニ|
\ニニニニニニニニニニニニニ| ,:”
`ヾ、ニ:::::ニニ::::::ニニニニニニ.;儘s。 _,,;rf孛㌘㍉,
ヾニニレニニニニニニ;儘㌢ ”, ,_x彡" ”㍉㍉
ヾニニニロニニニ,g≧x,_, ;・”~ :; ;”
` ー―――‘菴樂眄・””;; ;;
:; ;;
;;
____ ;; , ¨ ;”
。s≦ニニニニニ\__ "・,,,;溺‰x’ ,” ,㌘ ,
x≦ニニニニニニニ三ニニ≧s。__灘黯㍊㌢ ,;%” ・
./ニニニニニニニ三ニニニニニニニニ≧“囓蠶樂k',;・”
.x≦ニニニニニニニ三ニニニニニニニニニニニニ‘菴㍊, ,,
x≦ニニニニニニニニ三三ニニニニニニニニニニニニニ>x ” ”
/ニニニニニニニニニイニニニニニニニニニニニニニニニニニ>x
(;´_ゝ`)「は……?」
581
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:50:37 ID:YeYBxqy60
从;'ー'从「えっ……マスター?」
(;´_ゝ`)「初手斬首!?」
((('A`)))「ひえっ」
(´ ω `)「……」
(;´・ω・`)「……今の黒い霧。あまりにも悍ましいものを感じて、つい手が……」
从;'ー'从「た、確かに私も身が竦みましたけど……助けに来たのに容赦が……」
(;´_ゝ`)「むぅ……ヤバそうではあったが、ある意味恩人を躊躇なく殺れるほどかというと……」
(´・ω・`)「すみません、殺すべきではなかった」
( ´_ゝ`)「……いや、マスターの感覚が正しければワンチャン全滅してた可能性もある。安易に責められん」
从'ー'从「た、確かに……咄嗟に対応が出てこなかったですし」
(´・ω・`)「全滅よりマシなのは確かですが……これでは何が起こったのか」
( ´_ゝ`)「役者交代、こっからは探偵と警察の領分だ」
(´・ω・`)「……わかりました、お任せします」
―――。
582
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:51:10 ID:YeYBxqy60
( ´ー`)「やれやれ、こんなことになるとはな」
( ´_ゝ`)「まったくだ。罠というよりは視てしまった何かに呑まれた、という感じだが」
( ´ー`)「用心するに越したことはないな。奴の様子がどことなくおかしいのも気にかかる」
( ´_ゝ`)「やっぱ白根さんもそう思う?」
( ´ー`)「俺らをハメる罠ってことはないだろうが、伊藤には一応警戒するように言ってある」
( ´_ゝ`)「ドッくんにも一応。渡辺さんも変な目で見てたし、最悪の事態でも初手は凌いでくれると思う」
( ´ー`)「……まあ、あいつが俺らをどうこうしようとした時点で、初手を凌げたところでって感じではあるが」
( ´_ゝ`)「いや、あの様子が"呑まれかけてる"兆候だとしたら……初手凌いで逃走も可能性はあるぞ」
( ´ー`)「あーあー、嫌になるな。自分の力じゃどうにもならないってのはよ」
( ´_ゝ`)「どうかな。きちんとチームプレーできれば意外と何とかなるかもよ?」
( ´ー`)「訓練もなしにチームワークを発揮できるなら、な。とはいえ可能性があるだけ十分か?」
( ´_ゝ`)「ゼロじゃなきゃ」
( ´ー`)「掴めばいい。まあそうだな、らしくなく弱気になっちまったぜ」
( ´_ゝ`)「気持ちはわかる……」
583
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:51:44 ID:YeYBxqy60
( ´_ゝ`)「さて、死体検分は白根さんに任せるぞ。年期モノのスマホは外のドッくんに託したし、俺は室内を探索する」
( ´ー`)「死体検分、意味あるか?」
( ´_ゝ`)「……例えば、元からゾンビだったとしても俺は驚かんぞ」
( ´ー`)「あー……なくはない、か。精巧なゴーレムとかの可能性も否定はできん」
( ´_ゝ`)「ほぼないとは思うが、念のためな」
( ´ー`)「案外、そういうのが身を助けたりするからな」
( ´_ゝ`)「違いない。想定外を潰すの大事」
( ´ー`)「よし、取り掛かるか」
( ´_ゝ`)「おう、お互い何かあれば声かけよう」
―――。
584
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:52:18 ID:YeYBxqy60
( ´ー`)「こりゃどう見ても普通の人間だし、死因は斬首、暴行や薬物注射の形跡もない」
( ´_ゝ`)「ひとまず安心」
( ´ー`)「で、そっちは?」
( ´_ゝ`)「何者かの手が入った形跡は、ないな。気になるのは、チラシの裏に書きなぐられたこれ」
( ´ー`)「お、く、+……?」
( ´_ゝ`)「……たぶんこれ、"た"の書き出しじゃないかと」
( ´ー`)「おくた……奥多摩、か」
( ´_ゝ`)「可能性は高い、と思う。元々キナ臭い話もあるし」
( ´ー`)「と、なると……俺らはここまでかもしれんな」
( ´_ゝ`)「神奈川県警だからな。しかし俺らも……うーん」
( ´ー`)「何も情報がないんじゃ動き辛いか」
( ´_ゝ`)「ああ。座して待ったら取り返しのつかないことになりそうな予感はビンビンするんだが……」
( ´ー`)「……一度特課と話すべきだろうな」
( ´_ゝ`)「とりあえず……ドッくんの方の結果聞いてから、冨竹に連絡するか」
585
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:52:53 ID:YeYBxqy60
【若伝宅】
__________
///////////\
///////////:::::\\
/∠∠∠∠∠∠∠∠∠/::::::::::::::::\\
 ̄|::::┌┬┐┌┬┐:::: l::::::::::::::::::::::::::::l ̄
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|::::└┴┘└┴┘:::: |::::::::l 。 |:::::::|
| ┬┬┬┬┬┬┬ :| ┬:l |:::::::|
""""""""""""""""""""""""""""""""
.
586
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:53:27 ID:YeYBxqy60
(;'A`)「あ、所長」
(´・ω・`)「何かわかりましたか?」
( ´_ゝ`)「あ、ちょっと待って。ドッくんの方どんな感じ?」
(;'A`)「えっと、それが……マスターの前に電話していた人がいたみたいです」
( ´_ゝ`)「ほう」
(;'A`)「それで、ええと……それ、俺の知り合いで……」
(;´_ゝ`)「えっ、マジ?」
(;'A`)「はい。ヌケドでバイトしてる若内君です」
( ´ー`)「話を聞いた方がいいだろうな」
( ´_ゝ`)「だな。そっちは俺らで当たるから、特課への繋ぎを頼んでいいか?」
( ´ー`)「わかった。だがその前に、一度情報を共有しよう」
(´・ω・`)「そうして貰えると助かります」
( ´_ゝ`)「それじゃあ話すが――」
―――。
587
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:54:00 ID:YeYBxqy60
(´・ω・`)「……なるほど、奥多摩ですか」
( ´_ゝ`)「マスターには、教授陣営……というか雨霧さんへの繋ぎを頼みたい」
(´・ω・`)「正直あの人と話したくないですけど……まあ承ります」
( ´_ゝ`)「気持ちはわかるがあっちはマスターに一目置いてるしな、適材適所」
( ´ー`)「伊藤、俺らは一度署長を待つぞ。この状態の現場を放置はできん」
(=゚ω゚)ノ「了解です。……表向きどういう話になるんでしょうね、これ」
( ´ー`)「……失踪、だろうな。遺族には申し訳ないが……」
( ´_ゝ`)「……」(´-ω-`)「……」
( ´_ゝ`)「俺らは……マスター達を車まで送ってからヌケドだな」
('A`)「あ、勤務中かどうか本人と店長にLiner送っときます」
( ´_ゝ`)「それぞれ何かあれば連絡よろしく」
( ´ー`)「おう」(´・ω・`)「はい」
―――。
588
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:54:34 ID:YeYBxqy60
【ヌケドナノレド 筆府店】
Nukedo Nanoled
::::::::::::::::: _______________ ▲ ____
:::::::::::..: || / / || □] |. い...|
::::::.: : ||/ / || ▼ ___________ |....ま....|
:::: : || / / .|| | | | | だ....|
|| / ,l| | | | |....け ..|
|| / || | | | |..ダブ..|
|| / l| | | | |...チキ...|
____|| / || | | | | 発 |
(⌒;;;)| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| (⌒;;)  ̄| ̄ || | | | 売 |
( ;;;⌒;;)| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄(⌒;;;;;; ;;) ̄ | | | | 中 |
, .,.;;;;( ,.,;;;;,) | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄(⌒;;`;´;` ,;;;;.,. ,;;;;)___| | | | |
三三三三三i/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|三三三三三三三i/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
589
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:55:07 ID:YeYBxqy60
( ><)「いらっしゃいませー!」
('A`)ノ「あ、丁度いました。若内くん!」
( ><)「あ、茂手内さん。お久しぶりなんです」
('A`)「聞きたいことがあるんだけど、ちょっと時間取れる?」
( ><)「ちょっとだけなら店長が代われると思うんです」
('A`)「代わって貰っていい? 一応店長にはLinerで伝えてはいるんだけど」
( ><)「わかったんです」
―――。
590
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:55:40 ID:YeYBxqy60
【車内】
_.......----‐‐‐‐''''''-- 、..,,
_,,......--‐‐''''''´ / ,-‐‐--- ll`‐‐-......,,__
/´ / / l l l ̄`''''‐--..二l―‐-...,,,_
/ / / l l lヽ l ̄l l `''''''ー-l
/ / // ̄ ̄ヽ .l lヽヽ l l l l
/ /''‐、/ / ,,l lヽヽ l l l l
ィ__,,.........----―‐‐‐''''''''''''''' ̄´/ l/_,......--‐‐''''´ ̄ l l ヽ-‐ l l
/ ./ l l l  ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄`l
. /. l l ´ l l l_____,,,,......l-----―l
.l l l ,,........--‐‐''''''''´l l l l
l __........----‐‐''''l l l l l l
l l ̄ ̄ ̄`-´ ̄ ̄ ̄ ̄´/ l l l l l / ̄ヽ l
l l―――――――――l l / `l l /`ヽ -' l
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l l l l / ̄ ̄\ ヽ l ....-‐'''´ l/ l l
.l l .l l ./ /ヽ l l l ,,..-‐l'´ ヽ/l
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l l l  ̄ ̄ l l l..--‐T l l 〉‐''´
└---.._l...,,____l `‐-、l l l l l
´`''''''''‐---..........,,____,,......--‐'''''''〈 \__,/ /
ヽ___/
591
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:56:14 ID:YeYBxqy60
('A`)「それで、聞きたいことなんだけど。さっき、若伝万寿さんから電話来なかった?」
( ><)「えっ、何で知ってるんですか?」
('A`)「知り合いのところにもよくわかんない電話来ててさ、その後音信不通ってことで警察の人と一緒に自宅に行ったんだ」
( ><)「はい」
('A`)「そしたら……裳抜けの殻で、スマホが放置されてた。警察の人が中身を見て、若内くんに電話してたのがわかったんだ」
( ><)「んー……まあ、普段からフラフラしてるらしいですからね」
('A`)「ちなみに、どういう関係?」
( ><)「叔父さんなんです。同じ市内に住んでるのに殆ど会ったことないんですけど」
('A`)「あ、そうなんだ。てっきり親しいのかと」
( ><)「全然親しくないんです。連絡先は交換してましたけど、それだけなんです」
( ´_ゝ`)(あの性格だからな……甥っ子と連絡先交換してる時点で、あちらは結構な親しみがあったんじゃないか?)
( ><)「あれ? でも、何で警察じゃなく茂手内さんが?」
('A`)「これは内緒にして欲しいんだけど、探偵として警察に捜査協力しててさ」
(;><)「捜査協力!? なんか凄いんです!」
592
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:56:52 ID:YeYBxqy60
('A`)「電話の内容とかから、警察は事件性があるって考えてるみたいで。若内くんの電話の内容の聞き込みを頼まれたんだ」
(;><)「えっ、事件なんです!? 確かに何か変なこと言ってましたけど……」
('A`)「何を言ってたか教えて貰える?」
( ><)「ええと……逃げろ、と」
('A`)「逃げろ……? それは、どこに、何から」
( ><)「関東から、いや日本から……って言い直してました。何からは……コントンノ何とか?
地の底から溢れるなんちゃら、ナントカの黒き霧、とか」
( ´_ゝ`)(地の底……黒き霧……確度上昇)
('A`)「それは確かに、わけがわからないね」
( ><)「そうなんです。元々変な人だから、遂に気が振れたのかなと思ったんです」
('A`)「何て答えたの?」
( ><)「いや、捲し立てるだけ捲し立てて切れちゃいました。正直、ちょっと怖かったんです」
('A`)「そっか。他には何か言ってた?」
( ><)「あとは、急がないと、時間がない、って繰り返してたのが印象的でした」
('A`)「なるほど……」
593
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:57:26 ID:YeYBxqy60
( ><)「電話の話で覚えてるのはこれくらいなんです」
('A`)「あとは……そうだな……若伝さんについて知ってることがあれば、何でも」
( ><)「うーん、殆ど知らないんです。
母曰く、"万寿兄さんは悪い人じゃないんだけど、働かずにフラフラしてるし、何考えてるかよくわからない"と。
最後に会ったのは一昨年、おじいちゃんのお葬式でしたけど、僕も同じ印象なんです」
('A`)「あの人占い師だったらしいんだけど、占いをして貰ったりとかは?」
( ><)「いや、ないんです。というか占い師だったんですか? 母も知らないと思うんです」
('A`)「うーむ」
( ><)「あ、でも。会う度にお小遣いをくれます。いつも無表情で渡してくるから怖いんですけど」
( ´_ゝ`)(やっぱり、あちらさんとしては結構な情があったように思えるな……)
('A`)「なるほど。……こんなとこですかね、所長」
( ´_ゝ`)「ああ、忙しいとこありがとう。これ、少ないけど謝礼」
( ><)「え、あ。ありがとうございます」
('A`)「もし何か思い出したこととかあったらLiner頂戴」
( ><)「わかったんです、失礼するんです」
―――。
594
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:58:01 ID:YeYBxqy60
________
. /_||_| |_||_||三三≡=─
f目テ=、____|三三≡=─
`て((◎)――(◎)三三三≡=─
( ´_ゝ`)「奥多摩でヤバいことが起こる確度はかなり上がった」
('A`)「地の底、ですかね」
( ´_ゝ`)「それ。更に、ナントカの黒き霧……目覚めた若伝さんから溢れ出したのが、それかもしれない」
('A`)「うーん……もし仮に、全てがマジだとすると。……日本から逃げろ、ってのは穏やかじゃないですね」
( ´_ゝ`)「やっぱり、座して待つ選択は取れなそうだ。特課が胸を張って「任せてくれ」って言うなら別だが」
('A`)「なさそうですね、聞いた話でしか知らないですけど」
( ´_ゝ`)「絶対ないと思う。常にオワタ式も真っ青な綱渡り運用だし」
('A`)「ってことは……奥多摩行きですか?」
( ´_ゝ`)「そうなるだろうなぁ。あっちの知り合いも心配だし」
('A`)「じゃあ、案件調整しないとですねぇ」
( ´_ゝ`)「うむ。いつもなら弟者がうまいこと整理してくれるんだが……」
('A`)「あー……流石に俺だけじゃ無理なんで、一緒に頑張りましょ?」
595
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:58:45 ID:YeYBxqy60
【BAR バーボンハウス】
Ⅲ A Ⅱ ∨ 日
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
(´・ω・`) 目 W ][ ∩ Ⅲ
|つ凵⊂| _________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ( )
――⊂ .|――――――
(,___)
━┳━ ━┳━
 ̄ ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ┻  ̄
( ´_ゝ`)「――って感じ」
(´・ω・`)「なるほど。……実はね、ずっとわからなかったんですよ」
( ´_ゝ`)「ん?」
(´・ω・`)「奥多摩です。奴らは奥多摩に執着があるような動きをしているのに、実際に大きなことは起こっていない」
( ´_ゝ`)「その口ぶりだと、裏の歴史的に見てもってことだよな?」
(´・ω・`)「そうなります。龍神の民間伝承はちらほらあるようですが、それだけです。
そもそも大名神社が何を祀っているのかすら、我々は正確なところを把握できていない」
( ´_ゝ`)「……筆府に至っちゃ、本当に何もなかったしな。知られざる歴史があるってことかね」
596
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:59:18 ID:YeYBxqy60
(´・ω・`)「日本は、世界的に見ても中世から残る文字資料が多い。
そんな日本で何の痕跡もないというのは――」
( ´_ゝ`)「――それ以前の古代か、或いは……空白の4世紀」
('A`)「空白の4世紀っていうと……倭の五王までの、大陸での記録がない期間ですか」
( ´_ゝ`)「うむ。弟者から聞いたことがある」
(´・ω・`)「記録も何もないので憶測でしかないですが、いかにもありそうですよね」
( ´_ゝ`)「空白の4世紀じゃないにせよ、古代の話である可能性は高そうだ」
(´・ω・`)「或いは、土御門など長らく裏の中心にいた家では何かしら伝わっているのかも。
……それにしては特課のマークが甘い気がしますが」
( ´_ゝ`)「土御門っていうと……陰陽師の家だっけ? 今の特課にもいるのか?」
(´・ω・`)「あってますよ。母体が陰陽寮ですからね、当然土御門も噛んでます」
('A`)「でも、本家本元は後継者問題で困ってるんじゃなかったでしたっけ? 分家筋ですか?」
(´・ω・`)「らしいですね。本家が首を傾げる程度には遠縁のようですよ」
( ´_ゝ`)「ふーん。まあ、そこまで名前が通ってなくても古くから裏にいる家ってのはありそうだけどな」
(´・ω・`)「です。又聞きレベルですが」
597
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 22:59:52 ID:YeYBxqy60
( ´_ゝ`)「で、だ。早々に奥多摩に行って調査する必要がある、と俺は感じてる」
(´・ω・`)「……まあ、特課に任せておくには不安なのは確かです」
( ´_ゝ`)「問題は、闇雲に調査してもどうにもならんことだ。正面から本丸に乗り込むわけにもいかんし」
(´・ω・`)「大名神社ですか。そうですね、流石に無謀でしょう」
( ´_ゝ`)「なんか名案ある?」
(´・ω・`)「……一つ言えるのは、大名神社以外の侵入ルートを見つけるのは確実に必要でしょう」
( ´_ゝ`)「そうなんだよな、そしてその手掛かりがない……うーむ」
('A`)「あの」
( ´_ゝ`)「ん?」
('A`)「前に言ってませんでしたっけ? 奥多摩廃坑ツアーがどうとか」
( ´_ゝ`)「……星野ガービーか。しかし廃坑といっても」
(´・ω・`)「ふむ。もし、地下で何かが進められているなら。付近の廃坑などは何らかの影響が出ている可能性がありますね」
( ´_ゝ`)「なるほど……そういう可能性もあるか。とりあえず話を聞いてみてもいいかもしれないな」
(´・ω・`)「最近廃坑に立ち入った人物がいるなら、聞いてみる価値はあるかと」
598
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:00:26 ID:YeYBxqy60
( ´_ゝ`)「思い当たることがなかったとしても、案内役としては適任か」
(´・ω・`)「地下から探知することで何かがわかる可能性もあります。僕がいれば多少の崩落が起きても死にはしないでしょうし」
( ´_ゝ`)「……その口ぶり、もしかして行く気満々か?」
(´・ω・`)「意外ですか?」
( ´_ゝ`)「正直な。こないだはあんなに渋ってたのに」
(´・ω・`)「海の話は縁も所縁もないですからね。奴らとは因縁があるし、若伝さんを殺めてしまった責任もある」
( ´_ゝ`)「ちなみに、雨霧さんの方は?」
(´・ω・`)「サブロウは私が守りますわ、だそうで」
( ´_ゝ`)「あー……引っぱり出せるかは特課の動き次第か」
(´・ω・`)「白髭さんの感触だと、教授は静観だろうと」
( ´_ゝ`)「アホくさ。いつか誰かが言ってたけど、大物ぶってる間に滅びるぞあいつ」
(´・ω・`)「ふっ。らしいといえばらしい末路ではあります」
( ´_ゝ`)「問題は、今回ガチだと俺らも滅びることだな」
(´・ω・`)「御免被りますね。やはり奥多摩に行く必要はあるでしょう」
599
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:01:29 ID:YeYBxqy60
( ´ー`)「おう、来たぞ」
( ´_ゝ`)「おっ、白根さん。そっちはどうだった?」
( ´ー`)「丁度空いてたみたいでな、連れて来たぜ」
( □ー□)「どうも、お久しぶりです」
(´・ω・`)「どうも、冨竹さん。すっかり僕ら係みたいになってますね」
( □ー□)「はは……情けない話ですが、皆さんをアテにしないと回らなくなってきてますから」
( ´_ゝ`)「笑えねー。そこは嘘でも虚勢張ってくれよ」
( ´ー`)「そうか? 真に受けて油断させられるよりよっぽどマシだぜ」
(´・ω・`)「違いない。表立って連携を取れるようになったのは、大きな進歩です」
( □ー□)「いや、一応表立ってではないんだけど……」
( ´_ゝ`)「建前一枚しか隔ててないんなら表立ってるようなもんだ」
(=゚ω゚)ノ「その建前一枚が大事なんですけどね、公僕やってると」
( □ー□)「そうですね」
( ´_ゝ`)「そこはそれ、確かに大事。でも、マスターの趣旨は支障がないってとこだからな」
600
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:02:03 ID:YeYBxqy60
( ´ー`)「それで、何かわかったか?」
( ´_ゝ`)「関東から、いや日本から逃げろ。コントンノ何とか、地の底から溢れるなんちゃら、ナントカの黒き霧」
(=゚ω゚)ノ「日本からとは、また……」
( □ー□)「地の底から、溢れる……嫌な想像が膨らみますね」
(´・ω・`)「ナントカの黒き霧。状況から見て、若伝さんの体から溢れ出たものと見て間違いないでしょう」
( ´_ゝ`)「マスターがビビッて手が出ちまうほどの代物。良い予感はしないな」
( ´ー`)「そうなってくると、奥多摩へのガサ入れが必要そうだが……特課は動けんのか?」
(;□ー□)「うーん……大規模には難しい、と言わざるを得ないです」
( ´_ゝ`)「情報源の問題か?」
( □ー□)「はい、現状では説得材料として流石に弱い」
(´・ω・`)「具体的に、どの程度動けそうですかね?」
( □ー□)「現地の修験者一名は、当人を説得すればすぐ動けると思います。後は上がどこまで取り合ってくれるか次第ですが……」
( ´ー`)「お寒い限りだな……」
( ´_ゝ`)「やっぱ任せてはおけん感じだなぁ。なにせ"時間がない"だし」
601
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:02:54 ID:YeYBxqy60
( □ー□)「ある程度動けるように努力はしますが、どうしても時間はかかると思います」
( ´_ゝ`)「となるとやっぱり、俺らで奥多摩行くしかないが……」
(´・ω・`)「まずはその、何でしたっけ? 星野コーヒー? から話を聞いてからですかね」
( ´_ゝ`)「星野ガービーな。廃墟探訪で、先日奥多摩廃坑ツアーを主催した」
( □ー□)「ああ、あの人……以前も大名神社に行き当ってましたし、今回も何か見ていたりするかも?」
(=゚ω゚)ノ「もしそうだったら、運のない人ですねぇ」
('A`)(いやその引き運で平穏無事に過ごしてるならむしろ強運まであるんじゃ?)
( ´_ゝ`)「何も見てなかったとしても、あのへんの地下に詳しいなら必須の人材だ」
(´・ω・`)「案内とかして貰うとして……どこまで話します?」
( ´ー`)「おい、まさか本気で廃坑に入るつもりか?」
( ´_ゝ`)「やりたきゃねーが仕方ないだろ。日本滅亡が大盛りだったとしても、奥多摩滅亡しそうだし」
(=゚ω゚)ノ「なにせあの人の予言ですからねぇ……」
( □ー□)「立場上、裏の話をあまり吹聴して欲しくはないですが……我々の方で何とかできないのが悪いので、文句は言えませんね」
( ´_ゝ`)「口止めは必要だろうが、話せることは全部話す。ある程度把握しといてもらわにゃ緊急時に詰みかねん」
602
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:03:27 ID:YeYBxqy60
( ´ー`)「はぁ……なんか腹減ってきたな」
(´・ω・`)「まずは星野さんとやらと話してみないと、という感じですしお開きにします?」
( ´_ゝ`)「あー、そうだな。話を続けるにしても何か腹に入れたいわ」
( □ー□)「じゃあ、僕は戻って調整始めます」
( ´ー`)「早い方がいいからな、そうしてくれ」
( ´_ゝ`)「何故かトントン拍子に話が進んでくれることを祈っとく」
( □ー□)「いやー……出来る限り頑張ります。それでは」
( ´_ゝ`)「……俺も星野ガービーに連絡しとくか」
('A`)「あ、裏で準備しときました。宛先これであってますよね?」
( ´_ゝ`)「有能。宛先あってんよ」
(´・ω・`)「酒もいりますかね?」
( ´ー`)「ん、冷酒お勧めくれ」( ´_ゝ`)「カミカゼ」
(=゚ω゚)ノ「飲むんですか?」
( ´ー`)「飲まなきゃやってらんねーよ」
603
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:04:28 ID:YeYBxqy60
(=゚ω゚)ノ「じゃあ生ください」('A`)「冷酒貰おうかな?」
(´・ω・`)「あいよ。食べ物は……ボラなんかどうです?」
( ´ー`)「ボラってあのボラか?」
(´・ω・`)「釣りの外道で有名なボラですね」
('A`)「意外とうまいって聞いたことあります」
(=゚ω゚)ノ「へぇー」
(´・ω・`)「ボラは当たり外れ大きいんですが、たまたま良いのが入ったので」
( ´_ゝ`)「鮮度良いうちに出しちゃいたい感じか」
(´・ω・`)「せっかくなので。今なら刺身でもいけますよ」
( ´ー`)「ほう。それなら食ってみるか、丁度冷酒だしな」
( ´_ゝ`)「調子戻って来たみたいだな、マスター」
(´・ω・`)「ん……そうですね。やっぱりバレてましたか」
( ´_ゝ`)「結構ヒヤヒヤしてた。この様子なら大丈夫そうだな」
( ´ー`)「正直ほっとしたな」
604
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:05:01 ID:YeYBxqy60
(´・ω・`)「お酒お待ち。冷酒は伯楽星の純米吟醸冷卸です」
( ´_ゝ`)「バーなのにいつ来ても季節ものの日本酒あるよな」
(´・ω・`)「意外と出ますからね。季節ものは流石に何種類も置けませんけど」
( ´ー`)「おっ、伯楽星か。いいじゃねーの」
('A`)「伯楽星いいですよね。ひやおろしは初めてですけど……ん、うまい。ひやおろしらしからぬフレッシュ感」
(´・ω・`)「こいつはボラ刺しにもなかなか合うと思いますよ」
( ´_ゝ`)「ほーん。俺も冷酒にすりゃよかったかな」
(=゚ω゚)ノ「ちょっと気になっちゃいますよねぇ」
(´・ω・`)「味見用にお猪口で出しましょうか?」
( ´_ゝ`)「お、じゃあ貰うか」(=゚ω゚)ノ「貰います!」
('A`)(目にも止まらぬ速さで包丁振りながら普通に話してるの、いつ見てもシュールだな……)
( ´_ゝ`)「それにしても……料理の時は力加減誤らないのか?」
(´・ω・`)「そもそも戦闘以外は四六時中ではないですよ、たまに気を付けてないとうっかりする程度で」
( ´_ゝ`)「渡辺さん運ぶ時くらいは同じ集中力発揮してやれよ……」
605
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:06:17 ID:YeYBxqy60
(´・ω・`)「……よし。ボラの刺身盛りお待ち」
( ´ー`)「おっ、こりゃあ。普通にうまそうじゃねーか」
( ´_ゝ`)「どれ、早速一切れ……ぬおっ、うめぇ! なんだこれ」
('A`)「うわ、めっちゃ脂乗ってる。ちょっとブリっぽいけどまた違った旨さがありますね」
(=゚ω゚)ノ「若干、独特の香りがありますけど……変な臭みとかはないですね、意外と」
( ´ー`)「こいつを伯楽星で流すと……はぁー、たまらんなこいつは」
('A`)「主張の強い脂と独特な香りに、ひやおろしのまろやかさと伯楽星のフレッシュ感が丁度良い塩梅で噛み合いますね。うまいです」
( ´_ゝ`)「さっき食ったバスといい、意外な旨さを持った食材ってあるもんだな」
(´・ω・`)「そう言って貰えると仕入れた甲斐がありましたよ。焼きとか煮つけも意外と旨いんですけど、個人的には刺身ですね」
( ´ー`)「とはいえ、さっきの口ぶりからしてこんな旨いボラはレアなんだよな?」
(´・ω・`)「ですね。場所によってかなり左右される魚なので、この辺ではレアです」
( ´_ゝ`)「世の中知らないことだらけだな。こういう身近な……どこにでもいるような魚のことでも、ほんとそう思うわ」
('A`)「ほんとそうですよね。世間は狭いけど世界は広い」
( ´_ゝ`)「ああ。ましてや全然身近じゃない裏のことともなれば――」
606
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:07:31 ID:YeYBxqy60
( ´_ゝ`)(弟者を回復させる方法だって……虎穴の中に落ちてるかもしれないよな?)
Case13「混沌の極点」
Day1B「黒き霧」
To be continued...
607
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/11/17(日) 23:08:05 ID:YeYBxqy60
今回はここまで
608
:
名無しさん
:2024/11/18(月) 23:57:47 ID:DSlccWa60
乙!
609
:
名無しさん
:2024/11/19(火) 01:56:50 ID:LFfG6HOY0
乙!( <●><●>)割と好きやったが、そうか。。。
610
:
名無しさん
:2024/11/20(水) 18:12:42 ID:2u9Mf4660
乙!
ボラはやっすいやつカルパッチョとかにしてたが良いやつならあの変な匂いも少ないんかねぇ
611
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:23:30 ID:1Brc1aAs0
>>608
リ゚▽゚ リ<l「乙ありやで」
>>609
( ´ー`)「わかるぜ……」
>>610
(´<_` )「生育域によってかなり変わるとは聞く」
612
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:25:37 ID:1Brc1aAs0
Case13-Tips4 刀傷沙汰
【田無山荘】
" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ, ////////┌────────┐/////////\
" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ, ////////│ 田無 山荘 | //////////\
; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ ///////l└────────┘////////////ゝ
" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ,.三三三三三三三三三三三三三三三三三三三┃
; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ _ ___________________ ┃
" ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ "" 〃 l....... .... |=====l=====| | 〃 | 〃| ┃
ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ " 〃 l ........ ...|=====l=====| |__|__| ┃
゛ ヾ;i;;ii ;iiメソ ヾ; ;ゞ " l::::: ... ...|=====l=====| | 〃 | 〃| ┃
""|l!|| ll|ソ "" l.... |=====l=====| |__|__| ┃
li(~):|l| ,,,,,, , l.... |=====l=====|::: ::::┃
|:l||l |l| ,,iiiii;;;::..゙ ,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;┌───┐
|;l!l| |;;) iiiiii;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iii__________;;;;;:::::::iii l │ |
|ill|| lll(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)|三三三三三三三三三三|(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)
二llil|l l!| (⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)|三三三三三三三三三三|口(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)
、.,.ノiiノ:l|| !ヽ、.,., ,.、., ,.、.,,,.、., .、.,.,
"" ^~"" ^~ " "
.,.,,.、.,.,,.、.,.,,.、.,.,,.、
.,.,,.、.,.,,.、.,.,,.、
613
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:26:11 ID:1Brc1aAs0
( ^ハ^)「こんにちは、ククル君」
( ゚∋゚)「どうも」
( ^ハ^)「急に呼んで悪いね」
( ゚∋゚)「いえ、仕事なんで。……そこで伸びてる男性は被害者ですか?」
( ^ハ^)「こいつが犯人だよ。またく勘弁してほしいね」
( ゚∋゚)「ですね。でも、どうして倒れてるんすか?」
( ^ハ^)「カナさんが制圧してくれたよ」
( ゚∋゚)「えぇー……何やってんだあの人」
( ^ハ^)「まま、そう言わないで。こちは助かたからね」
( ゚∋゚)「まあ、刃物持って暴れてたって話が本当ならそうっすけど。ちなみに当人はどこです?」
( ^ハ^)「被害者に付き添てくれてるよ」
( ゚∋゚)「なるほど。犯人伸びてるし、先に話を聞きたいっすね」
( ^ハ^)「わかたよ、こち来て」
―――。
614
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:26:44 ID:1Brc1aAs0
( ‘∀‘)「いやーびっくりした! 急にナイフ振り回すんだもんさ」
( ゚∋゚)「被害者からも聞きましたけど、知ってる人だったりします?」
( ‘∀‘)「いや全然知らん。そっちも?」
( ゚∋゚)「そうっすね。装備見る感じベテランっぽいですけど」
( ‘∀‘)「だな。何でこんなことしたんだろ?」
( ゚∋゚)「謎っすね。被害者とも面識なかったみたいですし」
( ‘∀‘)「な。軽傷だからまだよかったけど」
( ゚∋゚)「香那さんは大丈夫だったんすか?」
( ‘∀‘)「あーまあ素人だったしな、よゆーよゆー」
( ゚∋゚)「なによりです。あんまり強くは言えないっすけど、無茶しないでくださいよ?」
( ‘∀‘)「流石に強そうだったら逃げるの優先したかな? いやーでもな、やらなきゃ死人出そうだったし」
( ゚∋゚)「だから、強くは言わないっす。立場上礼も言えないっすけど」
( ‘∀‘)「ん、それでいい。ただ、あれだ。犯人の動機とかわかったらコッソリ教えて」
( ゚∋゚)「む……それはちょっと……」
615
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:27:17 ID:1Brc1aAs0
( ‘∀‘)「じゃ、ここで叩き起こして聞くかー。それなら問題ないっしょ?」
( ゚∋゚)「えぇー……問題ないと明言はできないっすけど」
( ‘∀‘)「いやだってさ、気になりすぎるでしょ流石に」
( ゚∋゚)「まあ、同意します」
( ‘∀‘)「殴り合いならともかく刃物振り回すとか聞いたことないもん」
( ゚∋゚)「タンさんから電話来た時聞き返しました」
( ‘∀‘)「だよな。こえーこえー、あたしがいてよかったなと思う」
( ゚∋゚)(……もしいなかったとして、タンさんはどう対処したんだろ?)
( ‘∀‘)(タンさんがまっちゃんの言う曲者なら、タンさんが何とかしたんかな?)
( ゚∋゚)「……犯人連行に同行して貰ってもいいすか?」
( ‘∀‘)「おん? 別にオーケー」
( ゚∋゚)(なんか、不安だな……あとで先輩にも相談しとこうかな?)
( ‘∀‘)(なーんか、早くここを離れたい気がするな……なんでだろ?)
616
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:30:58 ID:1Brc1aAs0
前回のあらすじ
・……今の黒い霧。あまりにも悍ましいものを感じて、つい手が……
・関東から、いや日本から逃げろ。コントンノ何とか、地の底から溢れるなんちゃら、ナントカの黒き霧
・まずはその、何でしたっけ? 星野コーヒー? から話を聞いてからですかね
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 流石だよな、俺ら |
\_ _____ __/
V V
d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
\ /. \ /
l l l l
//l | | l\\
 ̄  ̄.  ̄  ̄
【標準AA環境】
※右のAAのズレない環境が標準です。 | |\|/ | | |
| ∧ ∧ |/⌒ヽ、| ∧_∧ | ∧∧ |
|(,,゚Д゚)||,,゚ Θ゚)|(; ´Д`)|(=゚ω゚)|
617
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:31:31 ID:1Brc1aAs0
Case13-Day2
| | ̄ ̄ ̄|:l | | ::| ,| |
| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 流 石 探 偵 事 務 所 | |
l__________________,| |
| |`''-、_ | |
| | 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | | | | |
| | | | | |
| | | r‐┐| r‐┐ ,| |
| | | | ||! ! .| |
ノヽ-ヘィiヘl^ヽ-, | | l └‐'゙ l└‐' | |
―――――┐ス ! ! | | | |
| ,レi | | |______,|_____,,| |
| Z | | / ,|_|/
| ヘ |_|/
618
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:32:06 ID:1Brc1aAs0
('A`)「どうしたんです?」
( ´_ゝ`)「うー、緊張してきた」
('A`)「えっ、何言ってんすか?」
( ´_ゝ`)「だって、廃墟好きが嵩じて廃坑ツアー主催しちゃうようなイカレた奴だぞ?」
('A`)「化け物と切った張ったしてる人がそれ言います?」
( ´_ゝ`)「前提が違う。抗いようもない相手との戦いに進んで赴いたりせん」
('A`)「似たようなもんだと思いますけどねぇ……」
( ´_ゝ`)「そうか?」
('A`)「そうです」
( ´_ゝ`)「うーむ……端からはそう見えるのか」
('A`)「命がいくつあっても足りないですよ」
( ´_ゝ`)「それは否定しないが、自分から飛び込むのとあっちから降りかかってくるのじゃ全然違う」
('A`)「そうですかねぇ……?」
( ´_ゝ`)「そうだ」
619
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:32:39 ID:1Brc1aAs0
('A`)「……まあ、自分から飛び込むのは確かに違いますか」
( ´_ゝ`)「そう。どうかしてる」
('A`)「廃坑なんてちょっと運が悪ければ即死しそうですもんね」
( ´_ゝ`)「俺くらいのフィジカルがあれば確率は半分以下にはなりそうだが、そういうのもなしに潜るとか」
('A`)「命知らずってやつですか」
( ´_ゝ`)「それ。……崩落しても死にはしないと豪語するマスターも大概だけどな」
('A`)「流石に自信過剰な気がしますけど」
( ´_ゝ`)「いや、ジッサイ死なないと思う」
('A`)「えぇ……マジでバケモンじゃないっすか」
( ´_ゝ`)「マスターはバケモン。俺ですらようやく本当の実力が見えてきたくらい」
('A`)「……暴走したらどうするつもりなんです?」
( ´_ゝ`)「前に行った通り、逃走一択。単に逃げても速すぎて追いつかれるが」
('A`)「ひと当てして逃げる、でしたっけ。できる自信ないですけど」
( ´_ゝ`)「砂かける程度でいいよ、一人で対峙する状況にはさせるつもりないし」
620
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:33:13 ID:1Brc1aAs0
('A`)「やっぱ足手纏いですかね、俺」
( ´_ゝ`)「戦いにおいてはそうだ。余程条件が重なってない限り、戦おうとはするなよ?」
('A`)「まあ、そもそも戦いたくはないです」
( ´_ゝ`)「だからこそ、長岡君も認めたんだろうぜ。あくまで自衛手段なのがはっきりしてるからな」
('A`)「あー、そうじゃない人もいますもんね」
( ´_ゝ`)「長岡君なんか当人がバトルジャンキー気味だしな。引き際は弁えてそうだが」
('A`)「所長も割とそっち寄りだと思いますよ?」
( ´_ゝ`)「そうか?」
('A`)「そうです」
( ´_ゝ`)「うーん……振り返れば否定はできないか」
('A`)「割と楽しんでる感じしますもん」
( ´_ゝ`)「何事も楽しむ主義ではあるな」
('A`)「じゃあ書類仕事も楽しみましょう」
( ´_ゝ`)「撤回する」
621
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:33:46 ID:1Brc1aAs0
( ’▽’)「こんにちはー」
( ´_ゝ`)ノ「ヘイらっしゃい!」
( ’▽’)「ヘイらっしゃい?」
('A`)「こんにちは。星野さんですか?」
( ’▽’)「あっ、はい」
( ´_ゝ`)「良い鯖入ってますよ」
( ’▽’)「はい?」
('A`)「お呼び立てしてしまってすみません。ささ、どうぞこちらに」
( ´_ゝ`)「くるしゅうない」
('A`)「所長、お茶」
┌( ´_ゝ`)┘「こいつぁ失敬、さささのさ」
( ’▽’)「?」
('A`)「失礼しました。どうぞお座りください」
―――。
622
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:34:21 ID:1Brc1aAs0
jI斗一  ̄ ̄ `
ア゚ ,., `'≪
ア゜ ~"寸 〝〟
,' ,イ ア ヽ
i {{ ゝ ' ノリ _jI斗‐━ァマ
¦ ゞー__ 。o 彡'' f^''"~ j! ',
‘, _,, ...__ ・ ̄ ', { j}
¦ ,ィ ~"''≪ ゛、_rf(  ̄~"''ゝ。'
_У `寸 ァ(
/ '; ,, r‐ ', _,xく
_j幺ェェォ__イ__,:ノ. r㎡_ ア_幺孑ヤ升
,,。*''“゚ j´。厂゛>、 うぅ==七"
,ィ'” ..: : '⊂⊃ ノo゚イ . 寸
〃 . : ' χ イ{ ゛ :. マ
{{ .0o 。 ゜ ζ δ ゚ :. リ
“t。 ゚ c。 λ .。廴 s ;,ィ(、
/∧(h。 ゙^ 〜 ‘’ ,+`,らヘ
た//, う≧=ー-- 一=≦ 八/ム
£///: , ,:'////}
Ⅵ///_ゝ、, . イ////Ⅳ
ゞ//////≧ぃzッzzャぉI〔///////
`'≪////_///////////__j彡''’
 ̄ ―--=‐━  ̄
623
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:34:54 ID:1Brc1aAs0
('A`)「さて、所長。そろそろ真面目にお願いします」
( ´_ゝ`)「ああ。星野さん」
( ’▽’)「はい」
( ´_ゝ`)「先日、奥多摩の廃坑ツアーをやったと木葉さんから聞いてる。その時のことについて話を聞きたい」
( ’▽’)「ええと、どういった話をすれば?」
( ´_ゝ`)「そうだな……ざっくりとした聞き方にはなるが、何か変わったことや気になったことはなかったか?」
( ’▽’)「……もしかして、木葉さんから何か聞きました?」
( ´_ゝ`)「ん……? いや、特には聞いてないが……」
( ’▽’)「うーん……あんまり言いふらして良い物かどうか。探偵さんも知ってますよね? 例の」
( ´_ゝ`)「冨竹の話か? 質問を返すが、あいつの正体は知ってるか?」
( ’▽’)「正体?」
( ´_ゝ`)「あいつ、表沙汰にできない特殊部隊の隊長……いや、元隊長か」
( ’▽’)「えっ?」
( ´_ゝ`)「あれから色々あって、普通じゃ知れないことを色々知った。……聞きたい?」
624
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:35:30 ID:1Brc1aAs0
( ’▽’)「なんすかそれ、正直興味ありますねぇ……!」
( ´_ゝ`)「おっと、思った以上に前のめり。ドッくん、例のものを」
('A`)「……ほんとにこれ使うんです?」
( ´_ゝ`)「スクリーン用意するゾ」
('A`)「えっと……では、こちらのスライドをご覧ください」
( ’▽’)「おおっ?」
┌───────────────────┐
│ |
│ |
│ 【極秘】 |
│ 「裏」事情についての現状説明 |
│ |
│ |
│ (c)流石探偵事務所 |
│ |
│ |
└───────────────────┘
―――。
625
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:36:04 ID:1Brc1aAs0
(*’▽’)「いやー凄い! 今、初めて池島に行った時や足尾の廃坑に入った時くらいにワクワクしてますよ!」
('A`)「えぇ……?」
( ´_ゝ`)「やっぱやべーなこいつ」
(;'A`)「ちょっ」
( ’▽’)「あ、すみません。魔術なんて夢のようなものを見せて貰ったから、つい興奮して……」
( ´_ゝ`)「それで、だ。奥多摩の地下でヤバいことが起こりそうなんで、何か気になることがあれば教えてほしい」
( ’▽’)「なるほど……。実は、あったんですよ。気になること」
('A`)「えっ?」
( ’▽’)「廃坑の中って、崩落とかで様相が変わることが結構あるんですけど。
大体は道が埋まって行けなくなるとかなんですが、たまに逆のこともあって」
( ´_ゝ`)「どこか、今まで行けなかったところが行けるようになった、と?」
( ’▽’)「ですです。それで、行ってみたんですけど……どうにも奇妙で」
('A`)「奇妙というと?」
( ’▽’)「えー……何と言っていいかな。まず、結構な深部で塞がれてた個所があったんですけど。
そこが崩落して、奥に進める隙間ができたんですよね」
626
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:36:38 ID:1Brc1aAs0
(;´_ゝ`)「えっ……まさか、そこ入ってったの?」
( ’▽’)「はい、見立てでは暫く追加の崩落はなさそうだったので。あの日は上級者ばかりでしたし、あの程度なら行きますね」
(;'A`)「えぇ……やば」
( ’▽’)「で、そこを進んだんですけど……色々と気になるところがあって」
( ´_ゝ`)「と、いうと?」
( ’▽’)「まず、少し進んだところで岩の色が変わりました。石灰鉱山なので白い岸壁が多かったんですが、何とも言えない黒い色に」
('A`)「なんとも言えない……?」
( ’▽’)「全体的に黒いんですけど、光の当たり方によって虹色にも……ああ、丁度水たまりの油膜のような」
( ´_ゝ`)「ふむ……? 黒いの自体は珍しくはないのか?」
( ’▽’)「珍しくはないですね。石灰って結構、混ざってる鉱石によって黒くなったりもするので」
( ´_ゝ`)「だが、油膜のような虹色には心当たりがない、と」
( ’▽’)「はい、初めて見ましたね。最初は油かとも思ったんですけど、普通に乾いてて」
('A`)「……気味悪くなかったんですか?」
( ’▽’)「意外に。今思うと、ガスとかを警戒して引き返す場面だったと思うんですけど」
627
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:37:13 ID:1Brc1aAs0
( ´_ゝ`)「流石にその辺の危機意識はあるのか……その時は働かなかったようだが」
( ’▽’)「そりゃ、ないと死にますからね。ガスは気付きにくいから特にヤバい」
('A`)「なるほど……それで、その後は?」
( ’▽’)「ええと、結構奥まで進んだところで妙なものを見つけたんです。これも、何と言っていいか……」
( ´_ゝ`)「どんな形をしてたんだ?」
( ’▽’)「……門、ですかねぇ。不可思議な形をしてましたが、道を塞いでいて、開きそうな構造でもあったので」
(;'A`)(もうここまででクトゥルフ神話とかだったら絶対あかんやつ……)
( ´_ゝ`)「開きそうな構造ってことは、開かなかったのか?」
( ’▽’)「です。開かないか調べてはみたんですけど、ふと我に返って怖くなってきまして」
( ´_ゝ`)「遅すぎて草」
('A`)「ちょっと」
(;’▽’)「いやほんとそうなんですよね。全然気にせず進んじゃったこと含め、振り返ると怖いです」
( ´_ゝ`)「何らかの影響受けてた可能性とかもありそうだな」
(;’▽’)「ですかねぇ……」
628
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:37:48 ID:1Brc1aAs0
('A`)「しかしこれ……ビンゴっぽくないですか、所長」
( ´_ゝ`)「だな。到底真っ当な設備とは思えん」
( ’▽’)「明らかに鉱山施設ではなかったですし、誰が何の目的で、って怖さは実際ありました」
( ´_ゝ`)「その時見たのはそれだけか?」
( ’▽’)「あ、いや……見た、ではないですけど」
('A`)「……?」
( ’▽’)「唸るような重低音が遠く聴こえてましたね。たぶん遠くの風音か水音だとは思うんですが」
( ´_ゝ`)「ふむ……」
('A`)「ますます不気味……」
( ’▽’)「そんな感じでまあ、百戦錬磨の探索隊もそそくさ退散したわけです」
( ´_ゝ`)「よくわかった。……とりあえず行ってみる価値はありそうだな」
(;'A`)「マジですか」
(;’▽’)「えっ? いや魔法使いとはいえ流石にあそこまで素人連れてくのは……」
( ´_ゝ`)「では、ちょいと本気フィジカルを見て貰うとしよう。場所を変えるぞ」
―――。
629
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:38:20 ID:1Brc1aAs0
【九折山中】
:ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ /;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ |ii;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞヾ:ヾ
ノ;;ヾ ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ヾゞ;| <;;/::ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ;;::iiゞゞ;;ゞゞ;;ゞヾ;;>;ゞヾ;ゞ
ゞヾ ;ゞゞ;ゞiilヾ;ゞゞ゙ゞ;;:::ii| |;:ヾゞ "ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾiii| <:;ヾ:ヾ;;>ヾ;ゞ'';ゞヾ;ゞ
|;:ilヾ \ |::;ii| ヾ;ゞゞ''ノヾ|;:i| ノヾゞ:ヾヾ::ヾ\ |i;;:iii| /;;ゞ :;ヾ:, |i;ゞゞ
|;:i| \`'';:::ii| ヾ:ヾ;;>;ゞヾ| |;:i|/^ '|i| |;:i| \`";;::ii| ノ / :ヾ;;>ヾ;ゞ ;ゞヾゞ
|;:i| ゙ヽ,;:;;;l| /゙;ゞゞ;ゞ:::ii| |;:i| |i| |;:i| ~|ii;;:ii"´/ |;;::ii| |i|/
|;:i| |:::;iii~ ノ ,,|;;::ii| |;:i| |i| |;:i| |i::;;iii|~ .|;;::ii| ''\|i|
':;,`:ヽ|/,'|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;.:":::"''''⌒ヾゞ γ''"""''""''"' |ii;;i;('')''"''''"""''"""'''''"""''
";*'.:.:;”:;゙|:;;iii|`:;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:.:;”:;ヾヾ)) ((,:ソミ;.:';';';::;.:". |i;;;::;iii|`:;,':,:;.,:;.:;';',: ':::;.:".:;.:';
.:;”:`:;,' *”|:;:;ii|:,:;*.,:;/.:::;,':,*”:;:;.,:;.:;'.:ソ "''~`''"゙"'''~ノ;;ii;:iilli;ゝ"''~`''"゙"''~`''"゙"''~゙
"''~`''"゙ ノノシillゝ"''~`''"゙"''~`''"゙"''~ "'''''''''''''''" ..,,、vji、iijww、ii..,
"'''''''''" '""'''""'"""
,..,.,.,.,、 ,..,.,.,.,、
''''""'"'''"""
;;;ゝ);;));ヾ;;) ,..,.,.,.,、 ''"""~
))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ))ゝ
;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;⌒;;) iijww、ii. """~" ''"""~
ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;(::;ゝ;;;)) ,..,.,.,.,、
630
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:38:55 ID:1Brc1aAs0
(´・ω・`)「呼ばれたので来ましたが」
( ´_ゝ`)┫「助かる。折角だから一手御指南願おうと思ってな」
(´・ω・`)「ふむ……?(チラッ」
( ’▽’)?
(´・ω・`)「……なるほど。構いませんよ」
( ´_ゝ`)┫「あんたとの現時点での力量差も、ちゃんと把握しておくべきだろうしな」
(´・ω・`)「まあ、そうですね。奇跡までは必要ないくらいだとは思います」
( ´_ゝ`)┫「そうか?」
(´・ω・`)「そうです。1割くらいかな?」
( ´_ゝ`)┫「そりゃまた。随分と高く買ってくれてるんだな?」
(´・ω・`)「妥当な評価だと思いますけどね。舐めプすれば狩られかねないくらいには近い次元ですよ」
( ´_ゝ`)┫「どうかな、1%くらいのような気がするけど」
(´・ω・`)「……まあ、やってみますか。うっかり死なれても困るんで、なるべく当てないようにはしますよ」
(;´_ゝ`)┫「力加減問題あるからこえーな。こりゃ早まったか……?」
―――。
631
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:39:28 ID:1Brc1aAs0
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/
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,イ ,イ ,イ / ,イ ,イ ,イ
/ム―7 レ .レ / /ム―7 レ .レ
//ニ7/ / //ニ7/
/' ̄7/ / /' ̄7/
// | / i .//
/' __ i| ‘ / / | /' __
/´ > ,.イ i| , / ‘ / `.、 .i| /´ > ,.イ
´ ̄ /_/ i!| ' ./ / \、 i| ´ ̄ /_/
// .|i| / , / \、 .|i| //
// |!し// / \ 、 .|i| //
 ̄ |/,イ,イ ,イ `ヽ て_  ̄ /_  ̄ ― .\ 、 ,ノ し ’  ̄ _ |/,イ,イ ,イ
 ̄.レレ // ,ィ ― } (____/ __ _―― ̄ _ __) ≦⌒ レレ // ,ィ _
__ /'. / } ―  ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ―― _  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒ ^==  ̄ ̄ ̄ ―― /' ,/ } ―
― ___ ̄ ̄― . / / __ =― / == ――― ___ =― = / / _
___ ̄ ̄ ̄ ̄‐―.// ―――― /=  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄‐― ―――― ==  ̄ ̄ ̄ ――_ //  ̄__
―===━___ ´. ==  ̄ ̄ /――_――__―___ __ ̄― ==  ̄ ̄ ̄ ――_――__―__´ . __ ̄ ̄
_――― ̄ ̄ ̄ , イ _____―/━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄_____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__., イ __ ̄ ̄
 ̄ ̄___ ̄ ̄ レ'  ̄____/――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ レ' ____
632
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:40:02 ID:1Brc1aAs0
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633
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:40:36 ID:1Brc1aAs0
\ \ \ /
\ ノ( ・ \ |ヽ、 | / / " .
、 .__|\V 「 ̄ ̄ \}ヽ| \! '(イ_ /
-―≦ ≧―― . \) ≧__ /
__ < て__ .―= て ̄ ̄ ̄ ・ /
・ /⌒^V ^ヽ ̄ ̄ .― =―
__ \ ―= =―
 ̄ ̄ ̄ . /) て_ " ___
___ //|/^ヽ{ \「\( \ ――
. 、 | __
―――=― \)\ノ|/ ―――
\ / . ――≦ r― ――
___ .\)\ノ|/ .―= く .\ ノ(
 ̄ ̄ ̄ ̄ .――≦ r― " /⌒| \ .__|\V 「 ̄ ̄ .
―= く -―≦ ≧――
___ ./⌒| \ ・ < て__
 ̄ ̄ ̄ /⌒^V ^ヽ ̄ ̄ "
\ |ヽ、 | / / \
\}ヽ| \! '(イ_
\) ≧__ ・ 、
" . ―= て ̄ ̄ ̄ \ /
/ ― =― \)\ノ|/ \
/ . ―= =― .――≦ r― \
/) て_ ―= く \ \
. / //|/^ヽ{ \「\( \ /⌒| \ \
/ ・ |
634
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:41:09 ID:1Brc1aAs0
―=三(´・ω・`)「全力。外します」
/`ヽ、__
/ ` ー--、
/ | ̄`ヽ、
ー--、 / / | |
` ヽ 、 ________,. ィ´ `ヽ /ヽ r{ __ノ
ー= ´ }=-\ .! } ̄ ヽ
/__) ` --' ノ
| ノニ、 ー 、__/
_ ヽ ノヽ、 // l
,. ―― ヽ /  ̄ ̄´ ,//ヽ`ヽ、 ノ
 ̄ ̄ ,ハ/  ̄ ̄´ }
/ /\__ /
_ __ ――- ----' ー-- __,. --、 __ノ― ' ̄
ー― ―  ̄
(;´_ゝ`)三=―「っ!!!!」
.....:::::::::::::::::__ /::::::::::::::::::::::::::::::::::
.:.::::::::::::::::: ̄ ̄≧x、 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
`ヽ 〃V´
_______ _______
/ __ \ / __ \
/ / \ \ヾ ::::::. 〃/ / \ \
〈 | 〇 | :::::::: ::: | 〇 | 〉
\___/ :::::::::: :::::::::: \___/
_彡 ミ_
三三三三三三三三三 三三三三三三三三三
U ....::
u .....::::
635
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:41:43 ID:1Brc1aAs0
!L
l l
、 l ..l
リ、 l l |.l
}ヽ. i、.! . l ! l
! ヽ.|゙i} .l│ !
| .゙'! ″ ...ll .l _
! ″ .l ,!|
_ィ'⌒゙''ー-、,,_ l l,! .l
_,,. r‐'''"~  ̄`''ヽ、,│ ″ .!
:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. :. :. :. :. : :、 ! l ..: . ... ...
:.:.::::::.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:. :. _,,.ィ〜゙lヽ, 、 .! ! .!l ..: . ..
´~ ̄~~"^´ ̄~゙^´ _,,,.l,.\ 'ト、 .l l l .l _,,. -ー'''
.... . .. :... -─-= 二、..,,_l. ..ヽ l'、 .l l ! !.. -='、'゙´:.::.:.:.:.:.:.:..:.:
... ... l、 l. ヽ l.ヽ| ネ .!./| ~`"゙''ー- 、
. :;:;'r-=´へ .. ... .. .゙ぐ、, .ヽ .゙'レ'l| |" l
/ / '::... `:.\、 ヽ \ ヽ ゛ l .、. .. .. ..: . .
.::"/::..`._ ;'".へ'´`yヽ√´ヽ \ ヽ / /lゝ . : .:,ハ. .. .. .. : :
"`''''''ー――-´--------ヽ \'、 .. /⌒i |./ l ,iリ,フ;:,'ゝ------‐―
. : ..: .:. 、,、w..:、,、、,、wヽ, .\、_,,..、 .| / ,..-、 ″ ! ,i'゙/ フ.:;ilゞ,ハ.:.....:.,ヘ..::::
,、,、,、wリ゙W゛jリwj从リj"W゙リwリ゙W\ .゙ l l | /´ l,、_ノ , l゙./ ./ヘ;;ハバゝ;>.:,ハ';'ヽ、
从;: `:、リ゙W゛jリw''、`'.、,:`:,,‐'゛\ヽ, | i' '´_,,、 ド !ノハil;:ヽゝ ノハil;:ヽゝ
`wリ゙W゛jリwj从リj`'.、-='´ _,ywj\' !、 .| し''´ 」 ! ,, ノノ ノ'ノ,'ハハゝ
.wj从リj`'.、 ,:,-‐'゛,,vw-‐W゛w从 Wヾ'!l| ,,.-''´ . l .,/ !ハ';'ヽ..::...,ヘ、ハ.:;>
 ̄~^ ̄^ ̄ ̄~`^゙'、,゛jリw :;.:".:;.:'、,,,_ `'、| .| ,、 r‐'l .r、、'" ^フヽハil;:ヽハ,ハ';'ヽ、
'' ゚ ;~ ,; ww:,、v、从リjw`'-,`"".l、_ノ i ゙l.| ゙l / l゙ ,i′ハl; ノハil;:ヽゝフ
`゙''、::wj,、,、,、从リj`'-、 │ ゙l | |/ l゙ /l;:.'ilハil;: ノ'ノ,'ハハ,ゝ
~' ',; ''"' 、,,'.、゛jリwj__ミッ ゙l,,ノ '"│ / ,,,,,ニ=-ハl;:.'ilゞヾベ .:;
~ ``'‐;.:".:;.:'"゙:`'''ー┐ .___´ .l゙ l゙__z-⊥';'ヽ、 .:;>ヘ:..::ハ::
~' ' ,;'' ~'ー:;.:;;wリ゙、从リj"::.:;.:'lilベ: \,l゙ツノノ;:'ハ;;:.ノハil;:ヽゝ li>ノハハ
~' ' ``リ゙ jリwj从jr、'^ シハノシ;:,';:, ノノハハl;:.'ilゞヾノvノ;:,l'
~ '゚ ; ~' ',;'' `゙''、:w从jリ 彡ハハノ;;:, フノ;:,'ハノハハレ;;:ノノハハ
~' ',;'' `゙'':::..wj 彡ヾ;:ノハハレ;:,.'ilヾ ノノハハノノ;:'ヘ;;ハハ
636
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:42:16 ID:1Brc1aAs0
_ィ'⌒゙''ー-、,,_
_,,. r‐'''"~  ̄`''ヽ、,,___
:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. :. :. :. :. : :: . : . :. .,,.r-〜''´ ̄ .. .. .. ..: . ... ...
:.:.::::::.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:. :. _,,.ィ〜'⌒゙'''" .:::: .. . .... .. .. . ... ... ..: . ..
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.... . .. :... -─-= 二、..,,____,,.....,,,_.._,..r-'''"´ .. . .. -='、'゙´:.::.:.:.:.:.:.:..:.:
... ... ~`"゙''ー- 、
. :;:;'r-=´へ .. ... .. .. . ... ... ..:: . ,ヘ
/ / '::... `:.\、 ,ハ';'ヽ、. .. .. ..: . .
.::"/::..`._ ;'".へ'´`yヽ√´\,ヘヘ,、 :. ,ヘ ノハil;:ヽゝ . : .:,ハ. .. .. .. : :
"`''''''ー――-´--------- ,....へ.,.,.,,,,,,,.. ハ';'ヽ、 __,.,,, ノ'ノ,'ハハ,ゝ..... ,フ;:,'ゝ------‐―
. : ..: .:. 、,、w..:、,、、,、w:.、,、v、,、v、;. ノハil;:ヽゝ ノノ;:'ヘ;;ハバゝ, フ.:;ilゞ,ハ.:.....:.,ヘ..::::
,、,、,、wリ゙W゛jリwj从リj"W゙リwリ゙W゛j;yノw''" ノ'ノ,'ハハ,ゝ ハ 彡゙;:.'ハヾゞ';'ヽヘ;;ハバゝ;>.:,ハ';'ヽ、
从;: `:、リ゙W゛jリw''、`'.、,:`:,,‐'゛' ~ 彡;:'ヘ;;ハバ ノハヽ、,ツノノ;:'ハ;;:. ノハil;:ヽゝ ノハil;:ヽゝ
`wリ゙W゛jリwj从リj`'.、-='´ _,ywj从リWv,ハヾゞ;;:. ゞノvノ;:,l'レゝ,ハ';'シハノシ;:,ヘ, ノノ ノ'ノ,'ハハゝ
.wj从リj`'.、 ,:,-‐'゛,,vw-‐W゛w从 W:;,',:从シハノシ;:,';,ノノゝハハ,ゝヘ,::..ヘ.:;ilゞ ハ';'ヽ..::...,ヘ、ハ.:;>
 ̄~^ ̄^ ̄ ̄~`^゙'、,゛jリw :;.:".:;.:'"゙:.:゙,;`彡ハノ;|ililヾvフノ;:,'ハ';'ヽ;;ハバゝハ';' ハ';'ヽハil;:ヽハ,ハ';'ヽ、
'' ゚ ;~ ,; ww:,、v、从リjwv,:.:.、;..:...: ;:ノハil;:ヽ_,,_ -ー'''''' ̄ ̄''――- ..,_ハl; ノハil;:ヽゝフ
`゙''、::wj,、,、,、从リj":::",:.:.、;:../゛ .. '、 l、 .l .. .,. . `'、'ノ,'ハハ,ゝ
~' ',; ''"' 、,,'.、゛jリwj从リ、从:'/ i、 .\ `'-、 l ゝ l ./ ./.,/,. ヽヾベ .:;
~ ``'‐;.:".:;.:'"゙:jリ . " .ノ /''ーニッui,,゙__、 _____,,....ニ--‐r'". ‐´:..::ハ::
~' ' ,;'' ~'ー:;.:;;wリ゙、从リ.゛ ! .′.!  ̄~| ヽ ′゙' ゙ゝ li>ノハハ
~' ' ``リ゙ jリwj从jr、'^ シハノシ;:,';:, ノノハハl;:.'ilゞヾノvノ;:,l'
~ '゚ ; ~' ',;'' `゙''、:w从jリ 彡ハハノ;;:, フノ;:,'ハノハハレ;;:ノノハハ
~' ',;'' `゙'':::..wj 彡ヾ;:ノハハレ;:,.'ilヾ ノノハハノノ;:'ヘ;;ハハ
637
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:42:49 ID:1Brc1aAs0
(;'A`)「……大丈夫です?」
(;´_ゝ`)「……タマヒュン。ってか最後の一撃で地形が……流石に怒られるなこれ」
(´・ω・`)「あー……すみません。一応全力の一撃も見せておこうかと」
(:’▽’)
('A`)「思った以上にヤバくて引かれちゃってますよ?」
( ´_ゝ`)「無理もない」
(´・ω・`)「で、どうですか。手も足も出ないってほどじゃなかったでしょう?」
( ´_ゝ`)「いや普通に手も足も出なかったんだが?」
('A`)(マスターが最後に打ったビッグバンインパクト以外、殆ど何が起きてるのかわからんかった……)
(´・ω・`)「そうですか?」
( ´_ゝ`)「そうだ。何とか一撃入れたけどノーダメージじゃん」
(´・ω・`)「まあまあ痛かったですね。当てられてダメージも通ってるならワンチャンありますよ」
( ´_ゝ`)「通常攻撃レベルとはいえ小突かれた程度じゃなあ。全力攻撃をバカスカ当てるとかそれこそ奇跡だし」
(´・ω・`)「策を凝らせば不可能ではないでしょう。奇跡ってそんな安いもんじゃないですよ」
638
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:43:22 ID:1Brc1aAs0
( ´_ゝ`)「策ねぇ……どれだけ犠牲がいるのやら」
(´・ω・`)「放置して出る犠牲よりは少ないんじゃないですかね」
( ´_ゝ`)「景気悪い話だなあ……そんな状況にならないことを改めて祈るよ」
(´・ω・`)「ですね。まだまだやりたいことは多いですし」
('A`)(砂緒さんも……)
( ´_ゝ`)「んで、星野さんや」
(:’▽’)「あっ、はい」
( ´_ゝ`)「崩落とか転落はどうにかなりそうなのわかって貰えた?」
(:’▽’)「えー、そうですね。パンチでクレーター作っちゃうような人達を心配するだけ無駄かも、とは」
('A`)「気持ちわかります」
( ´_ゝ`)「じゃあ、案内して貰えるってことで良いよな?」
(:’▽’)「わ、わかりました」
(´・ω・`)「話がまとまったようでよかったです」
―――。
639
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:43:55 ID:1Brc1aAs0
________
. /_||_| |_||_||三三≡=─
f目テ=、____|三三≡=─
`て((◎)――(◎)三三三≡=─
( ´_ゝ`)「さて、話は着いたし……あとは物資の準備か」
('A`)「何を準備するつもりなんです?」
( ´_ゝ`)「主にクライミング系の装備だな。あとは消耗品系と、今のより良いライトがあれば欲しい」
('A`)「なるほど」
( ´_ゝ`)「特にライトは重要だろうからな、一番良いのを頼もう」
('A`)「間違いないですね。最悪は魔術でもなんとかなるとはいえ、温存できるに越したことはないですし」
( ´_ゝ`)「あとは重量や体積と相談だな。買うだけ買って車に置いとくでもいいけど」
('A`)「その辺の判断は全然わからないんでお任せします」
( ´_ゝ`)「うむ」
640
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:44:35 ID:1Brc1aAs0
【日吉山荘 筆府店】
||/(XX)(XX)(XX)|三三|/ |XXX|/ |三三|/ |ニニ|/ 凵/ 凵/ | i |:___
__ __ :||≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ ≡ | i |:___
/ / /| :||/日 凸 □□□/ |ニニ|/|XXXX|/|三三|/|三三|/ ○/ | i |:___
| ̄ ̄| ̄ ̄| | ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡| i |:___
| // | // | | ̄ ̄ ̄|\--l ___ | i |:___
| ̄ ̄| ̄ ̄| |___| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄////|/ ̄ ̄.:::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| i |:___
| // | // | |___|/_______.| ̄ ̄ ̄|/___/ | i |:___
| ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i |:___
| | | :::::::::::::| | i |:___
|___________________|/::::::::::::::::|___________| i |_________
└─┘
641
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:45:08 ID:1Brc1aAs0
( l┴l)「いらっしゃ――およ?」
( ´_ゝ`)ノ「山ちゃん先輩」
( l┴l)「こないだ来たばっかなのに珍しいじょん」
( ´_ゝ`)「ちょいと洞窟探検しないといけなくなって」
(;l┴l)「洞窟ぅ!? マジか」
( ´_ゝ`)「そんなわけで、一番良いライトを頼む」
( l┴l)「ほいほい、ライトね。しっかし探偵ってのはほんと大変だな」
( ´_ゝ`)「それほどでもある」
( l┴l)「これなんかどう? こないだ来たケイビング勢も買ってった代物、このサイズで最大2300ルーメン!」
( ´_ゝ`)「ほほう、このコンパクトさで2000ルーメン超えは偉い」
( l┴l)「バランス型ならこれ! 最大4600ルーメン!」
( ´_ゝ`)「サイズ感とか今使ってるのと近くてしっくり来る」
( l┴l)「ハイパワーならこっち! 最大14000ルーメン!」
( ´_ゝ`)「おー。狭所で使うには持ち腐れそうだが……パワー必要な場面もあるかもしれないから悪くない」
642
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:45:58 ID:1Brc1aAs0
( l┴l)「ハンドライトのお勧めはこのへんだな。ヘッドランプは……まさかとは思うけど水中入る?」
( ´_ゝ`)「……可能性は否定できない」
(;l┴l)「死ぬ気か!?」
( ´_ゝ`)「プロ中のプロにガイドして貰うから、そっちに判断して貰うさ」
( l┴l)「うーむ……まあ、プロいるなら素人に水中行かせないか」
( ´_ゝ`)「そうそう。でも一応「こんなこともあろうかと」精神で行きたい」
( l┴l)「そんならこのへんかな。コンパクトで完全防水、パワーは控えめだけど照射距離は意外と長い」
( ´_ゝ`)「おっ、なんか玄人好みそうなの出て来た」
( l┴l)「ダイビング用ってわけじゃないんだけど、結構ダイバーに人気」
( ´_ゝ`)「使いやすそうでいいな」
( l┴l)「取り回しのいいヘッドランプにスポットのハンドライトを組み合わせるのがケイビングの鉄板だな」
( ´_ゝ`)「なるほど。ヘッドランプには疎いから助かる」
―――。
643
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:46:35 ID:1Brc1aAs0
________
. /_||_| |_||_||三三≡=─
f目テ=、____|三三≡=─
`て((◎)――(◎)三三三≡=─
('A`)「結構買い込みましたね」
( ´_ゝ`)「あれを買っておけば、なんて後悔は御免だ」
('A`)「それはそうですけどね」
( ´_ゝ`)「何か言いたげだな?」
('A`)「……帰って来たら仕事頑張らないとです」
( ´_ゝ`)「あーあー聞こえなーい」
('A`)「給料出せなくなったら流石に辞めますからね?」
( ´_ゝ`)「すみません頑張ります……」
('A`)「頼みますよほんとに」
―――。
644
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:47:10 ID:1Brc1aAs0
【流石探偵事務所】
| | ̄ ̄ ̄|:l | | ::| ,| |
| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 流 石 探 偵 事 務 所 | |
l__________________,| |
| |`''-、_ | |
| | 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | | | | |
| | | | | |
| | | r‐┐| r‐┐ ,| |
| | | | ||! ! .| |
ノヽ-ヘィiヘl^ヽ-, | | l └‐'゙ l└‐' | |
―――――┐ス ! ! | | | |
| ,レi | | |______,|_____,,| |
| Z | | / ,|_|/
| ヘ |_|/
645
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:47:43 ID:1Brc1aAs0
( ´_ゝ`)「「ありがとうございましたー」」('A`)
( ´_ゝ`)「……さて、これで仕事の整理も終わったな」
('A`)「意外と何とかなるもんですね」
( ´_ゝ`)「直近の稼ぎに目を瞑ればな」
('A`)「……帰ったら2tubeチャンネルでも開設しますか」
( ´_ゝ`)「アリだな。今やネット関係の依頼の方がコスパいいし」
('A`)「です。まあ玉石混合すぎて選別が面倒ですけど」
( ´_ゝ`)「あと俺の活躍が少ない」
('A`)「そうですか? しょっちゅう言いくるめて貰ってるイメージですけど」
( ´_ゝ`)「それはまあ確かに」
('A`)「リアルで動かなきゃいけないことも結構ありますしね、俺はその辺まだまだですから」
( ´_ゝ`)「所長の威厳は辛うじて保たれている」
('A`)「辛うじてってこともないでしょう。所詮バイトなんで、俺」
646
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:48:18 ID:1Brc1aAs0
( ´_ゝ`)「……その所詮バイトを鉄火場に連れてって良いもんかどうか、正直迷ってる」
('A`)「座して待つとか普通に気が気じゃなくて嫌なんですが」
( ´_ゝ`)「気持ちはわかる」
('A`)「まあ、待てと言うなら待ちますけど。バイトなんで」
( ´_ゝ`)「悩ましい」
('A`)「死んでも後悔しないとは言いませんけど、俺も何かしたいですよ」
( ´_ゝ`)「超悩ましい」
('A`)「キャンプ地の維持とかでもいいんで」
( ´_ゝ`)「確かにそれも必要だが、実はそっちの方が危険な可能性も」
('A`)「とはいえ人、います?」
( ´_ゝ`)「それを言われると苦しい……クックルとかっちゃんだけじゃ不安はある」
('A`)「俺がいた方が安全性高まりますよね?」
( ´_ゝ`)「意外とグイグイ来るよなあ、ドッくん」
(;'A`)「いやほんと、留守番嫌すぎるんですよ。マジで気が気じゃないですって」
647
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:48:52 ID:1Brc1aAs0
( ´_ゝ`)「……じゃあ、行くか。マジで死ぬかもしれんが」
(;'A`)「それはそれで嫌なんですけどねぇ……自分でコントロールできる余地がある方がまだ良いです」
( ´_ゝ`)「ドッくんが考えて出した結論ならもう何も言わん。頼むぞ」
('A`)「はい」
( ´_ゝ`)「あとできることは……仁田さん頼るかぁ……?」
('A`)「誰でしたっけ?」
( ´_ゝ`)「中国マフィアの幹部」
('A`)「うわぁ……」
( ´_ゝ`)「借り作ると後が怖い」
('A`)「やめときましょうよ。別に凄い魔術師がいるとかじゃないですよね?」
( ´_ゝ`)「ソンミンさんとか借りれれば結構頼りにはなるが……リスクに見合うほどではないかな。
ハロルドさんはワンオペ魔術師だから流石にツケで貸してはくれんだろうし」
('A`)「じゃあやめときましょう」
( ´_ゝ`)「そうだな……」
648
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:49:49 ID:1Brc1aAs0
('A`)「所長のお母さんに来て頂くというのは?」
( ´_ゝ`)「群馬もバタバタしてるようだからちょっとタイミングがなあ」
('A`)「まあ呼べるなら既に声かけてますよね」
( ´_ゝ`)「うむ、勝率変わるレベルだからな」
('A`)「そうなると、もう人事は尽くした感じです?」
( ´_ゝ`)「ああ。後は現地で合流してから――いや、荷物整理しないとだな」
('A`)「あ、確かに」
( ´_ゝ`)「何をどう詰めるか十分に吟味して荷造りせんと」
('A`)「じゃあ、早速やりますか」
( ´_ゝ`)「おう」
―――。
649
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:50:23 ID:1Brc1aAs0
,。 \ ・:* :・゚ '☆,。・: *:
\ ☆
,。 ・ :* :・゚' ☆ ; .
ヽ ヽ
☆ * ・
・
☆
,。 ・ :* :・゚'
__ _ __ ,_ __ __ _
. __ |ロロ|/ \ __ |ロロ|/ \ __ |ロロ| __..|ロロ|/ \
_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_
.........................................................................................................................................
650
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◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:50:56 ID:1Brc1aAs0
【とんかつ 小豚】
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―┘―┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘――┘.| !
|::::::::::::::|:::::::::::::::|:\/:::|:::::/ |::┼、ヽ| :─丶 |:::::::::::::::|:::::l:: |:lニl:┬:::|:::::::::::::::|:::::::::::::::|::::::::::::::| .| !
|::::::::::::::|:::::::::::::::|:::(:::::::::|:ι' し::|:::ノ::ノ: |::::::_)::|:::::::::::::::|:/ | ヽ:::|ノ-l彡ヽ|:::::::::::::::|:::::::::::::::|::::::::::::::| .| !
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニ|二二二二二二|ニ|二二二二二|ニニ| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ |
|////| 人灯人. |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | | |
|////| `´ .|ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | | |
 ̄ ̄ |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | | |
____ |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | ├: .|_
||お品書 || |ニニ|:_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|:|ニ|_|_|_|_|_|_|_|_|_:|ニニ| | | |: :|: : :
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◆KDJGUfbY2o
:2024/12/01(日) 21:51:29 ID:1Brc1aAs0
( ^ω^)「いらっしゃいませー……おっ?」
('A`)ノ「よう、ブーン」
( ^ω^)「あっ、ドクオおいすー」
( ´_ゝ`)ノ「よっ」
( ^ω^)「こんばんわですお。こちらのお席どうぞー」
('A`)「何食います?」
( ´_ゝ`)「トンカツ定食大盛り。ドッくんは?」
('A`)「えー、じゃあカツ丼で」
( ^ω^)「かしこまりましたお」
( -@ω@)「お、いらっしゃい。ちょっと久々じゃない?」
( ´_ゝ`)「あー、確かにちょっとご無沙汰だったな。今日はちょっとゲン担ぎに来た」
( -@ω@)「ん? デカい仕事でも入ったの?」
( ´_ゝ`)「そう、明日から奥多摩出張」
( -@ω@)「へぇー、じゃあ腹いっぱい食ってってよ」
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