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(´・_ゝ・`)白天、氷華を希うようです('、`*川
69
:
名無しさん
:2024/01/19(金) 00:48:35 ID:KKTQDt7.0
(; "ゞ)「ど、どういうことって…そのままだよ。デミタスと伊藤さんが婚約関係になるにあたっての、色々細かい条件とかを決めた証書を……」
从'ー'从「いや諸々すっ飛ばしすぎでしょ。えっ、先輩ってもうあの人と付き合ってたんですか?」
('、`*川「ううん全然」
从#'ー'从「保護者、説明」
(; "ゞ)「いやそれは俺も言おうとしたけど…ちょっと待って箸を目に向けないで」
ナベちゃんの持つ箸先は、容赦なく、見事にその直線状にあるデルタくんの両目を捉えている。
彼の頬には本気の焦りの汗が伝っていた。ナベちゃんのことだ、彼女はマジで狙っている。
(; "ゞ)「と、とにかく…伊藤さん、結局なんて返事したの?俺も最近忙しくて、デミタスとはニアミスばかりで話聞けてないんだよね」
デルタくんの震えた声に、私は少し言い淀む。
脳裏に浮かぶのは、自室の机の上に置かれたままの婚約に関する書類のこと。
('、`;川「えっと、……それが、その」
('、`;川「……まだ、何も返事して、なくて」
私の返答に、デルタくんの目が丸くなる。
おそらく彼は、認容するなり却下するなり、何かしらの返答はした筈だと思っていたのだろう。
今までの私ならそうだ。面倒そうなことほど先に対応する。
だが今回に限っては、あの日から二週間以上たった今でも、私は何の結論も出せずにいた。
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