[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
( ,,^Д^)プラスチックの心臓が痛いようです 最終話
133
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:29:44 ID:SG8HWUUI0
*
「あのー…大丈夫ですか…?」
「というか生きてますか…?おーい…?」
ゆさゆさと身体を揺らされている感覚がする。
ゆっくりと目を開けると、眼前には、困り顔をした少年がしゃがみ込んでいた。
( ФωФ)「あ、よかった…起きた」
随分と目がキリリとした少年が、ほっと安堵の表情を浮かべていた。
少なくとも小学生には見えない。中学生…いや、よく見れば背丈も大きい。
少年と称したが、ひょっとしたら高校生くらいだろうか。
134
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:30:27 ID:SG8HWUUI0
( ,,^Д^)「…あれ…?俺は……」
むくりと上体を起こす。
周囲をキョロキョロと見渡すと、地面には数えきれないほどの桜の花びらが落ちていた。
はっと空を見上げると、そこには鮮やかな青空が広がっているのが見える。
いつの間にやら、夜は明けていたようだった。
( ФωФ)「お兄さん、ずっとここで寝てたんですよ。僕がここに来た時からずっと」
( ,,^Д^)「ここで…?」
背中に何か固い感触があり、くるりと振り返る。
そこには、俺なんか比べ物にならないほどの大木が聳え立っていた。
135
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:30:48 ID:SG8HWUUI0
( ,,^Д^)(……夢、だったのか)
目覚めたばかりで未だに上手く回らない頭で、ぼんやりとそう思う。
桜が舞い散る夜の中、俺はいなくなった筈のキュートと会話をしていた。
だが確かに思い返すと、些か現実離れした夢だった。
百歩譲って人間ならいざ知らず、ロボットの幽霊などフィクションでも聞いたことがない。
けれど、幸せな夢だった。
いつまでも見ていたいと思うような、幸福に満ちた内容だった。
( ,,^Д^)(あいつは、夢にも出てくれないからな)
脳裏に一人の少女が思い浮かぶ。
豪雪のように吹き荒れる桜の中、満開の花々にも負けない笑顔で、俺を見送った一人の少女。
もう会えないと思っていた。話なんて二度と出来ないと思っていた。
夢だったとしても、満足だ。
136
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:31:25 ID:SG8HWUUI0
( ФωФ)「というか、今この木の周りは立ち入り禁止ですよ?誰か来る前に早く出たほうが…」
( ,,^Д^)「あ、ああ…ごめん。すぐ出るよ」
少年に促され、すぐに立ち上がろうとする。
足に力を入れようとしたその瞬間、何か手のひら違和感を覚えた。
( ,,^Д^)「……?」
何だろうか、疑問に思いながら手を開く。
その中には、紐がくっついた丸い石のようなものが二つ転がっていた。
( ,,^Д^)「………あ」
途端、記憶が溢れ出す。
満月が照らす夜の下、桜が舞う中でキュートに渡された物。
心臓以外で、彼女から最後に託された物。
ずっとキュートが付けていた、二つの髪飾り。
137
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:31:54 ID:SG8HWUUI0
( ,, Д)「―――あぁ」
o川*゚ー゚)o『改めて、初めまして!“マスター”!第三世代NewAIシリーズ・レプリカントナンバーr-Q10です!』
o川*゚ワ゚)o『さぁマスター!ほら!愛をどうぞ!』
o川*>―<)o『絶対!!絶対絶対絶対ぜぇーーーーったい———』
o川*^―^)o『マスターのこと、幸せにしてみせますからね!!!』
記憶が溢れる。
キュートと過ごした時間が、走馬灯みたいに流れていく。
138
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:32:30 ID:SG8HWUUI0
o川*゚ー゚)o『さぁ行きますよマスター!近所のスーパーまで飛びましょう!』
o川#゚―゚)o「ムキ――ッ!!またポンコツって言った!!
o川*゚ぺ)o『え〜嫌です嫌です!検査ならマスターだけで行って下さいよ!』
ころころと、記憶の中のキュートの表情が変わっていく。
どれもまるで昨日のことみたいに、鮮明に思い出せる。
139
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:33:23 ID:SG8HWUUI0
o川*゚ワ゚)o『遊園地、行きたいです!!マスター!!』
o川* ―)o『幸せに、出来なくてごめんなさい――ポンコツで、ごめんなさい』
o川*゚―゚)o『…“ずっと一緒に”いてあげますから』
四季みたいに、色とりどりの表情を見せてくれたあどけない少女。
ずっと、ずっとずっと、俺のことを支えてくれていた少女。
もう会えない。世界で一番大好きだった女の子。
手のひらに収まった髪飾りを見る。
ひらりと、そこに一枚の花弁が落ちてくる。
いや、落ちてきたのは、花弁だけではなかった。
140
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:33:54 ID:SG8HWUUI0
( ,,;Д;)
目尻に溜まっていた雫が、髪飾りの上にポトリと落ちた。
141
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:34:35 ID:SG8HWUUI0
( ,,;Д;)「ふぐっ…あぁ、あぁあ……」
( ,,;Д;)「あぁ、ああぁ、ああ………」
声にならない嗚咽が止まらず溢れる。
視界がぼやけてまるで見えない。
ただぽたぽたと流れる涙が、やけに愛おしく感じられた。
(; ФωФ)「えっ…?あ、あの、大丈夫ですか…!?」
少年が慌てた様子でこちらの顔を覗き込む。
何か拭く物がないか探してくれているのか、涙でぼやけた視界の中でもあたふたとしているのが見て取れる。
( ,, Д )「…いや、大丈夫、大丈夫だよ」
それは要らない心配だった。
瞬きをして涙を落とし、目元に残った雫を指で拭う。
ある程度鮮明になった視界で、俺はもう一度、手のひらにある髪飾りを見つめた。
( ,,;Д;)「これは、俺の涙じゃないから」
そう言って、今の自分に出来る精一杯の笑顔を作る。
目の前にいる少年は少しポカンとした後、何かを察したのか「そうですか」とだけ呟いた。
142
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:34:59 ID:SG8HWUUI0
両手で髪飾りをぎゅっと握りしめる。
そのまま握った拳を、自分の胸にピタリと当てる。
ドクドクと動き続けている心臓の鼓動を感じながら、俺は誰かさんの分まで、いつまでも泣き続けていた。
上空から降り注ぐ桜が止むまで、ずっと、ずっと泣き続けていた。
143
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:35:34 ID:SG8HWUUI0
*
(; ,,^Д^)(…あー、緊張する…)
だだっ広い部屋の中、ソワソワと自分の名前が呼ばれるのを待つ。
去年に一度経験している筈なのだが、緊張による身体の震えは一向に止まってくれそうになかった。
就活生の待機用に、いくつものテーブルとパイプ椅子が並んでいる。
しかし、俺以外に座っている人間は一人としていない。
集合時刻には二十人以上いた筈なのだが、どうやら俺が一番最後のようだった。
144
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:36:24 ID:SG8HWUUI0
クーラーから放たれる過剰な冷風に身を震わせる。
いくら八月とはいえ、流石に冷房効きすぎなのではないだろうか。
だからと言っても何処にリモコンがあるのか分からない以上、席を立つことなく座し続ける。
落ちるなら落ちるで、もういっそ早く楽にして欲しい。
部屋に備え付けられた時計に目をやると、既に集合時間から一時間は経過していた。
前の時はもっと早く呼ばれたのにな、と心の中だけで不満を漏らす。
何を隠そう、俺がこの会社を受けるのは初めてではない。
ここは去年の冬頃、俺がギリギリで内定をもぎ取ったあの大手の企業だ。
145
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:37:10 ID:SG8HWUUI0
今年の春から俺は、兼ねてより世話になっていた所でバイトを続けながら就職浪人をすることを選んだ。
いくらかアドバンテージがある自分ならば、夏が始まる前にはいくつか内定が貰えるだろう。
そう高を括っていたことも記憶に新しい。
…しかし、今まで就活に苦しんでいた人間が、そう簡単に上手くいく訳もなく。
結果、中堅どころにすら一つも内定が出ないまま、夏を迎えてしまっていた。
去年より優れているところを一つ挙げるなら、ここの最終面接に夏時点で漕ぎつけられたことだろうか。
以前はギリギリもいいところだったが、今年はまだ時期的な余裕がある。
そこまで考えて、ふっと自嘲の笑いが漏れる。
いつの間にか自分は、上手くいっていない状況に慣れ切ってしまっていたらしい。
146
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:37:47 ID:SG8HWUUI0
ふと、スタスタと足音がこちらに近付いてきていることに気が付いた。
慌てて姿勢を正す。すると間もなくドアがガチャリと開き、凛とした背筋の女性が顔を覗かせた。
li イ ゚ -゚ノl|「失礼します、猫田タカラさん」
(; ,,^Д^)「は、はい!」
li イ ゚ -゚ノl|「お待たせいたしました。面接室へご案内します」
返事をして立ち上がり、女性の後ろへと続いて歩く。
広く長い、それでいてどこか高級感漂う廊下を進んでいく。
窓からは、都内に聳え立つ幾つものビルが更に下に見えていた。
li イ ゚ -゚ノl|「こちらです。それでは、失礼します」
(; ,,^Д^)「はい!あ、ありがとうございます…!」
こんな就活生にも深々と一礼する女性に対し、つられてこちらも頭を下げる。
俺の焦った様子など微塵も介する様子もなく、女性はツカツカと来た道を戻っていった。
147
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:38:58 ID:SG8HWUUI0
襟を正し、背筋をピンと伸ばす。
そのままゆっくりと深呼吸を一回。
大丈夫だ。無駄に緊張する必要などない。
ここに来るのは初めてではない。去年も一度来た、経験した場所である筈だ。
ノックするために腕を上げようとする。
しかし、俺の意思に反し、上げようとした筈の手は途中の空でピタリと止まった。
148
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:39:36 ID:SG8HWUUI0
(; ,, Д)(……もし、ここもダメだったら)
もし、ここも失敗したらどうするのか。
何の前触れもなく、吐きそうになるほどのどす黒い不安が腹の底で湧き上がる。
以前受かったのは奇跡もいい所の偶然だ。そんなものが二度連続で続くのか。
そもそも自分はここにとっては、内定を出したのに来なかったに等しい人間だ。そんな人間をまた採用してくれるなんて、虫の良い話があるだろうか。
ここがダメなら、次はどこだ?
今の俺の持ち駒は、あとどれくらい残っている?
今年だって、今日に至るまで内定など一つも出ていない。
もしかしたら、また今年も全敗するかもしれない。そうなれば、俺はどうすればいい?
宙に止めていたままの手がゆっくりと降りる。
上手く息が出来ない。ただ立っていることすらままならない。
視界がどんどん黒で狭まる。
頭の中が最悪の不安で闇のように染まっていく。
149
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:40:42 ID:SG8HWUUI0
(; ,,-Д-)(考えるな、考えるな…!)
余計な思考が頭を満たす。
こんなこと、今考えるべきではない。頭では分かっているのに、最悪の想像が離れない。
ドアの前で突っ立ったまま動けない。
ノックなんて今まで何度も何度もしてきた。面接時に気を付けるマナーなんて既に身体に沁みついている。
それなのに例え難い不安が肉体の動きを邪魔する。
腕が上がらない。声が出ない。思った通りの行動が出来ない。
倒れ込みそうになるほどの吐き気に襲われる。
何も出来ないまま、ただ時間だけが過ぎていく。
“無理”という単語が頭に浮かぶ。
ただドアをノックするだけ。たったそれだけの行動すら出来ず、胸が押しつぶされそうになる。
だらりと腕を下げたまま俺は、心中でごめん、と呟いた。
150
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:41:11 ID:SG8HWUUI0
o川* ―)o『――もう、しょうがないですねぇ全く!』
心臓が、ドクンと強く鳴った。
151
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:42:25 ID:SG8HWUUI0
o川* へ)o『この程度でダメになるようなヤワな心臓、あげたつもりないんですけどー?』
o川* ―)o『…大丈夫ですよ。ずっとずっと、頑張ってきたの、見てましたから』
o川* ワ)o『ほら、頑張ってきてください!マスター!』
突然、心臓の鼓動が早まる。
まるで意思をもって応援してくれているみたいに、ドクドクと強く拍動する。
いつの間にか、頭の中をぐるぐると渦巻いていた嫌な思考も、腹の底から湧き上がってきていた吐き気も、嘘のように消えていた。
胸を抑える。
とある少女から貰った心臓がドクドクと痛む。
けれど、どうしてだろうか。俺は不思議と、この痛みを嬉しく感じていた。
152
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:42:56 ID:SG8HWUUI0
( ,, Д)「……ありがとな」
( ,,^Д^)「――行ってきます」
誰にも、それこそ、耳の良いアンドロイドでもないと聞こえないくらいの声量でぼそりと呟く。
なんとなく、「行ってらっしゃい!」と、手を振られたような気がした。
ぽんと、優しく胸の上を叩いた。
胸の鼓動が少しずつ遅くなって、すぐにまた平常の速度に戻る。
腕を振り上げて、ドアを三回ノックする。
部屋の中から低い男性の声で「どうぞ」と返答があり、俺はドアノブに手をかけた。
153
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:43:01 ID:MCz2Fy3A0
支援
154
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:43:37 ID:SG8HWUUI0
この先、俺の人生が一体どうなるのかなんて、分からない。
あのポンコツに言われた通りに幸福になれる保証なんて、どこにもない。
明日にはまた事故に遭って、死んでしまうかもしれない。
今回の面接もダメで、このままずっと内定が出ず、ニートになるかもしれない。
いつの日か、心臓以外の何処かに、重い病気が見つかるかもしれない。
自覚している。俺は決して優秀な人間なんかじゃない。
何処ぞのポンコツロボットがいなきゃ、心臓一つまともに動かせなかった人間だ。
155
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:45:04 ID:SG8HWUUI0
それでも、俺はずっと歩いていく。
立ち止まることもあるだろう。転ぶことだってあるだろう。
それでも、例えこの先、どんなに辛いことがあろうと、全部を投げだすなんてことはしない。
この心臓が動く限り、どこかのアンドロイドに胸を張れるように、生きていたいから。
“向こう”でまた会えた時、笑顔で「頑張った」と言ってやりたいから。
力強く、それでいて忙しなく動く心臓の痛みを感じながら
ゆっくりと、俺は目の前のドアを開けた。
156
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:45:39 ID:SG8HWUUI0
( ,,^Д^)プラスチックの心臓が痛いようです
〜おしまい〜
157
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 19:46:22 ID:SG8HWUUI0
これにて完結です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
158
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 20:31:40 ID:5nhGu5260
乙乙乙!
めちゃくちゃよかった
159
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 21:31:25 ID:fjB12S6k0
乙乙乙!
丁寧な文体でキャラの感情の細やかな動きが書かれていて、本当に現実のどこかにこんな人達がいるんじゃないかなという想像をしながら読んでいました。
楽しい時間をありがとう!
160
:
名無しさん
:2023/09/01(金) 21:54:47 ID:jagMWKd20
乙
素敵なお話をありがとう
161
:
名無しさん
:2023/09/02(土) 12:14:41 ID:P0usnPPg0
乙。。。。。
162
:
名無しさん
:2023/09/02(土) 14:53:00 ID:TJZjk8AM0
乙です
163
:
名無しさん
:2023/09/02(土) 18:58:00 ID:7eWQyvSI0
乙でした
164
:
名無しさん
:2023/09/05(火) 16:38:54 ID:/mRCkvKk0
まじ乙
よければ過去作とか教えてくれるとありがたい
165
:
名無しさん
:2023/09/09(土) 22:33:51 ID:pNZVkHcc0
>>164
過去作等はないです。これが初作品でした。
166
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 01:39:57 ID:7BetDDMg0
ほえ〜〜〜〜〜〜〜
167
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 21:48:05 ID:Ye2HOskA0
おつ
初作品とは、とんでもないですね
168
:
名無しさん
:2024/03/07(木) 17:45:09 ID:7h3JAxQA0
https://imgur.com/a/JXr8ZEu
作中とポーズ違ってすみません!
支援!!
169
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:24:27 ID:AzOqqJsU0
>>168
載せてくれてたの全然気付かんかったッ!!
ありがとうございます〜!!
170
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:27:56 ID:AzOqqJsU0
番外編短編集をゆっくり気の向くままにやっていきます。
171
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:30:34 ID:AzOqqJsU0
〜ファミレス編〜
o川*゚〜゚)oモグモグ「…うーん!」
o川*゚ー゚)o「凄く美味しいですねここのカレー!食べ放題とは思えないくらい!」
(ll ,,^Д^)ズーン「……おう、そうか…良かったな……」
o川*゚ワ゚)o「ドリンクバーだけじゃなくて、こんなに美味しいカレーもサラダもデザートも食べ放題なんて…!良いお店見つけましたね〜!」
o川*゚ー゚)o「…マスター、食べないんですか?サラダもあんまり取ってきてないし…せっかくの食べ放題なんですから、食べなきゃ勿体ないですよ!」
o川*゚〜゚)oモグモグ
o川*^ワ^)oオイシー!
(ll ,,^Д^)「……もうお前がほぼ全部…いや、何でもない…」
172
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:31:51 ID:AzOqqJsU0
アノスミマセン、カレーガモウナインデスケド…オコメトパンモ…
エッモウ!?ス、スグニホジュウシマス!
チョット、サラダノトコモカラッポナンダケド!?ドウナッテンノ!?
サ、サッキダシタバッカナノニ…!?モ、モウシワケアリマセン…!
o川*゚ー゚)o「…ありゃ、今なくなったみたいですね。またお代わり行こうと思ったんですけど…まぁいいや!補充されてから行きましょう!」
(; ,,∩Д∩)「あ〜〜多分ここも出禁だ……食べ放題ある店選ぶんじゃなかった…」
173
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:33:21 ID:AzOqqJsU0
o川*゚ー゚)o「…ところで、ランチ時なのにさっきからあんまり店員さんいないですねぇ。サラダとカレー、補充して欲しいんですけど…」
o川*゚ぺ)o「メインの料理も中々来ませんし。私のステーキまだですかね?」
(ll ,,^Д^)「あの1.5キロステーキとかいうやつな……まさかランチじゃなくてグランドメニュー選ぶと思わなかったけど……しかも期間限定の高いヤツ…」
o川*゚ー゚)o「えっ、だって何頼んでもいいよってマスターが」
(ll ,,∩Д-)「そうだった…俺が言っちゃったんだ…給料出たばっかで調子乗った……」
174
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:35:22 ID:AzOqqJsU0
o川*゚ー゚)o「店員さん、皆忙しそうで料理運ぶのも難しそうですね。このお店、大丈夫なんでしょうか?」
(ll ,,^Д^)「……店の利益としては現在進行形で大丈夫ではないと思うけど…まぁ、店員さんの数に関しては大丈夫だと思う」
o川*゚ー゚)o「…?それはどういう…」
( ,,^Д^)「あっ、ほら来た。あれだよ」
『お料理が出来ましたおー!』
ブーン!!三[ ^ω^]っ皿
o川;゚―゚)o「きゃっ!?な、なんですかこの何処となくマスターのご友人さんに似た朗らかな顔のロボットは!?」
( ,,^Д^)「配膳ロボットの『BOON』だよ。最近色んなファミレスとかで使われてて、結構話題になってるヤツ」
175
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:36:20 ID:AzOqqJsU0
[ ^ω^]「お料理をお取りくださいだお!」
o川;゚―゚)oっ皿「へぇ…あ、ど、どうも…中々やりますね」
( ,,^Д^)っ皿「ありがとう。…で、ただ運んでくれるだけじゃなくてさ、例えば、この耳みたいに出っ張ってるとこを撫でると…」
[* ^ω^]「おっ!撫でてくれるのかお?嬉しいおー!」
( ,,^Д^)「ほら、こんな感じでリアクションしてくれるんだよ」
o川;゚―゚)o「ふ、ふーん……ま、まぁまぁな性能はあるみたいですね?さ、流石に私ほどじゃないようですけど?」
176
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:37:59 ID:AzOqqJsU0
o川;゚―゚)o「じゃ、じゃあお疲れ様でした!君、もう帰っていいですよ!」
( ,,^Д^)っ「まぁ待てよ。他にも、ボディの方を触るとだな」
o川;゚―゚)o「ちょ、ちょっとマスター!?」
[* ^ω^]「く、擽ったいお!照れるおー!」
( *,,^Д^)「ほら。色んな反応してくれるんだよ、凄いよなー」
o川;゚―゚)o「…そ、そうですか……」
o川;- -)o(……私には、全然触れてくれないのに……)
177
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:39:05 ID:AzOqqJsU0
o川;゚―゚)o「も、もう満足しましたよね!ほら、料理来たし、食べましょ!わーい、大きいステーキ――」
( ,,^Д^)「……いやぁ、でも」
(* ,,^Д^)「こうやって改めて見ると、本当に可愛いよな」
o川* ― )o
( ,,^Д^)「表情がコロコロ変わって、ちゃんと料理持ってきてくれて、でもたまに運んでる水零したりして、ちょっとドジで」
(* ,,^Д^)「結構可愛いよなぁ。なんなら、一台くらい家にも欲しいくらい――」
178
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:40:55 ID:AzOqqJsU0
o川# ― )oっバキィ!!←持ってた金属のナイフが砕ける音
o川# ― )oっバラバラ…←ナイフが握力で粉になっていく音
(; ,,^Д^)「えっ…?キ、キュート?どうし……?」
o川# ― )o「“可愛い”?」
(; ,,^Д^)「へ?」
o川# ― )o―[ ^ω^]ブスッ
o川# ― )o―[; ゚ω゚]「おをオヲooOっッ!?!?」
(; ,,^Д^)「お、おいキュート!?なにしてっ…!?」
179
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:42:16 ID:AzOqqJsU0
o川* ― )o「ほら、見て下さいマスター」
[ ゚ω゚]「………オ」
[ ゚ω゚]「配膳、おどきくだ りょう 運び 撫で なで ナデ オ おお」
[ 。ω゚]「お おおオオををヲをおぉォをおぉ」
[ 。ω゚]ピーーーーーーーーーー
[ ω ]ガシャン
(; ,,^Д^)「えっ……?な、なにを…?」
o川* ― )o「あらあら、壊れちゃったみたいですねぇ。色んな反応してくれるっていうから、少し触ってみただけなのに」
o川* ― )o「普段は随分可愛らしいデフォルメの顔してたみたいですけど。あんなバグった表情見せて…とんだポンコツじゃないですか」
180
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:44:07 ID:AzOqqJsU0
o川* ー )o「ところで、マスター。今一度、お聞きするんですけど」
o川* ー )o「この、ただ料理を運ぶことしかできず、ちょっと笑顔で反応できるくらいしか出来ないような、少し触れられただけで壊れちゃうオンボロと」
o川* ー )o「毎日、料理も洗濯も掃除も家事もして、どんなことにも対応できて、頑丈で何でもできる、女の子の姿をした万能レプリカント」
o川* ー )o「――どっちが、”可愛い”と、思います?」
(; ,,^Д^)「……え、えっと…」
o川*゚ー゚)o「はい???」
181
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:45:58 ID:AzOqqJsU0
(; ,,^Д^)「………キュート、かな…」
o川*゚ー゚)o「私が、なんです?」
(; ,,^Д^)「いや、だから…その……」
(; ,,-Д-)「…あー。ごめん。確かにちょっと、デリカシーなかったな」
( ,,^Д^)「……俺にとっては、キュートが一番可愛いよ」
o川*゚ワ゚)oパァァ「……!」
182
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:47:54 ID:AzOqqJsU0
o川*^―^)o「そ、そうですか…!えへへ…!」
o川*゚ー゚)o「もうマスターったら…!ちゃんと分かってくださってるならいいんですよ!…あ、おっと、そうでした」
o川*゚ー゚)o―[ ω ]ブスッ
o川*゚ー゚)o―「もういいですよ。去りなさい」
[ ゚ω゚]「…おおっ!?」
[ -ω-]サイキドウチュウ
[ ^ω^]「……おっ!お料理、お届けしましたお!それでは、失礼いたしますおー!」
[^ω^ ]三ブーン!
183
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:50:03 ID:AzOqqJsU0
o川*゚ー゚)o「…さ!じゃあご飯食べましょマスター!わ〜分厚いお肉!いただきまーす!」
(; ,,^Д^)「お、おう、そうだな……」
o川*>〜<)oモグモグ「…ん〜!!美味しい!やっぱ良いお店〜!」
( ,,^Д^)(…)
( ,,^Д^)(………)
( ,,^Д^)(……………)
( ,,^Д^)(とりあえず、もうこの店舗来るのはやめるか……)
〜おしまい〜
184
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 01:52:00 ID:AzOqqJsU0
(最近、現行が寂しい気がするなぁ…)と思って気の向くまま書きました。
とりあえず3日に1話ペースで短いの書けたら書きます。賑やかし程度には成れたらいいなのお気持ち。
185
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 07:01:59 ID:QsLb99v60
乙乙
BOON可愛いなぁと思ったら怖…夏にはまだ早いぞってなった…
確かに毎日してる事をぽっと出のロボだけ褒められてたら嫌だよね
無理だけはするなよ。自分の作品なんだから好きにやりな。
186
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 08:15:27 ID:NkR2hiqo0
>>185
気持ちはわかるが作品を貶されたわけじゃないし、そういう言い方をするともう片方が心苦しくなるよ。
ひとまず乙
187
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 08:39:02 ID:QsLb99v60
>>186
ごめん、意味が分からない
板が静かなのを気遣って3日に1回のペースで投下してくれるつもりなら心配になるから無理しないでという意味で書いたんだけど…
188
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 10:19:53 ID:MDG/hN1E0
おつです
189
:
名無しさん
:2024/06/16(日) 10:22:48 ID:hq/76ugs0
>>187
読み違えました
190
:
名無しさん
:2024/06/17(月) 21:39:01 ID:B2O1t44.0
連れがお店に迷惑かけているなら本人に教えるとか店員さんに謝るとかするところだぜタカラ
完全なギャグ時空なら笑えるけど
191
:
名無しさん
:2024/06/17(月) 23:34:36 ID:0kMCs4r.0
そういう気が利かないのがタカラくんのチャーミングなところ
192
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:04:49 ID:XrNvezRA0
『スプラトゥーン』 2/99
o川*゚ー゚)o「………」
o川*゚ー゚)o「……う〜〜〜〜ん」
o川*゚ー゚)o「……」
o(゚―゚*川o「………」ゴロゴロ
o川*゚ー゚)o「……………」ウダウダ
o川*゚ー゚)o「…………………うん」
o川*゚ー゚)o「暇ですね!!!」
193
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:07:25 ID:XrNvezRA0
o川*゚ー゚)o「掃除も洗濯も、夜ご飯の下準備まで終わっちゃいました…買い物も午前中にしちゃったし…う〜〜ん…」
o川*゚ー゚)o「今のこの状況なら出来る&隠れたマイブームだった、『こっそり作ったマスター名義の口座に預入限度額まで貯金するゲーム』も昨日終わっちゃいましたし…」※他人名義の口座を勝手に開設する行為は立派な犯罪です。絶対にやらないでください。
o川*゚ー゚)o「ふらっとネットで拾った情報を元に複数の証券口座で買い指値注文残したりしてたらすぐ目標額まで達成しちゃいましたし……もっとゆっくりやればよかった…」※相場操縦は立派な犯罪です。絶対にやらないでください。
o川*゚ぺ)o「あ〜〜この時間のテレビ、なんにも面白くないですねぇ。芸能人と政治家のスキャンダルなんて誰も興味ないんですよ。それなら昔の名作ドラマの一挙放送とかやって欲しいもんです」
o川*゚ー゚)o「はーあ。マスターのお仕事、今流行りの在宅になってくれないですかねぇ。そうすればもっと一緒にいられるのに……」
194
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:09:57 ID:XrNvezRA0
o川*゚ー゚)o「………ん?」
TV『マンメンミ!!』
TV『シンシーズントウライ!!スプラトゥーン スリー!』
o川*゚ー゚)o「……ゲームかぁ。そういえば、初めてマスターと会った次の日くらいにまとめて処分した中にありましたね。いやぁ思い返すとひどいことをしました。回収するのには苦労しましたし…」
o川*゚ー゚)o「…あんまりマスターがやってるの見たことないですけど、記録通りなら確か、ここら辺に…」
o川*゚ー゚)oゴソゴソ
o川*゚ワ゚)oっ□「…あった!これがswitch!」
p川*゚ぺ)o―□バチバチ「あれ、電源つかないですね…さくっと高速充電して…」
o川*゚ワ゚)o「あ、点いた!よーし、暇つぶしがてら、ちょっとやってみますか!」
195
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:11:33 ID:XrNvezRA0
o川*゚ー゚)o「じゃ、テレビに繋いで…Wi-Fi設定…」
o川*゚ー゚)o「どれどれ〜?色々ありますね…あ、さっきCMでやってたゲームはコレですかね?」
o川*゚ー゚)o「おー…中々ワクワクする世界観ですね」
o川*゚ー゚)o「えーと…なんでしたっけ?確か、敵を倒すことよりインクで塗るのがメインのゲームでしたよね?」
o川*゚ー゚)o「操作方法は…ふんふん、なるほど…同時並行でプレイ動画探して解析しつつ…」
o川*゚ー゚)o「よーし、とりあえずこの『ナワバリバトル』っていうのをやってみますか!良い暇つぶしになってくださいよ〜!」
196
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:14:10 ID:XrNvezRA0
〜1時間後〜
o川*゚ワ゚)o「よ〜し!5連勝!わかばシューター楽しい!」
o川*゚ー゚)o「ただ塗ればいいと思ってましたけど、中々奥が深いゲームですね!」
o川*゚ー゚)o「リアルタイムでどこかの誰かと力を合わせて戦うっていうのがいいですね!戦いに慣れてなくても、ただインクを塗るだけで楽しいし!」
o川*゚ぺ)o「……ん?なんですかねコレ、『バンカラマッチ』…?ルールが違うんですかね…?」
o川*゚ー゚)o「よーし、慣れてきたし次はこっちやってみましょうかね!どうせなら、マスターの記録も塗り替えておきましょうか!」
o川*゚ー゚)o「もしかしたら、褒めてくれるかもしれないし…やってみましょ〜!」
197
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:18:00 ID:XrNvezRA0
〜1時間後〜
o川;- -)o「……勝てない、5連敗……」
o川;゚ー゚)o「な、なんで…?ちゃんとルールも把握したし、10キル0デスでスコアはいいのに…」
o川;゚ぺ)o「お、おかしい!私の演算に狂いがあるなんてありえません!」
o川;゚―゚)o「まだまだやります!とにかく、最高ランクのS+になるまでは…!この第三世代”アイ”である私が、これしきのゲームで勝てないなんて認めませんよ!」
〜2時間後〜
o川;゚―゚)o「……あ、また味方がやられた…!って、このタイミングで私にスパジャンするんですか!?何故!?」
o川#゚―゚)o「ちょ、ちょっと!なんでレーザーに捕捉されてるのに私の方に来るんです!?あー!やられた!」
o川#゚皿゚)o「早くエリア塗って下さいよ!私がせっかくWIPEOUTしたのに…あっ、カウント逆転された!もー!!」
o川#゚―゚)o「ア、アサリ!下さいよカモン押してるのに!!あっ負ける!間に合わない!!ダメですダメです…あぁーっ!!」
198
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:19:38 ID:XrNvezRA0
o川* ― )oブツブツ
o川* ― )o「……何がダメ…?そうか、味方と敵全員の予測演算も同時に組み込んで…いや、それは流石に不確定要素が多すぎる……」
o川* ― )o「コントローラーの最適な操作には既に適応済み…なら武器の変更ですね。わかばじゃもうダメ…」
o川* ― )o「長射程での連続キルムーブ。それを可能にすれば懸念だった味方のプレイヤースキルを加味する必要はなくなる……」
o川* ― )o「塗るよりさっさと敵をキルし続けた方が絶対良いですね。優先事項の変更、塗りの工程を劣後…」
o川* ― )o「ステージの把握…ルール関与……なるほど、リスキル…いや復活のアーマーが…」
o川* ― )o「…」ブツブツカチャカチャ
o川* ― )o「………」カチャカチャ
o川* ― )o「……………」ピタッ
o川* ― )o「…………『リッター4K』……?」ペナアップ…?
199
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:24:01 ID:XrNvezRA0
〜5時間後〜
( ,,^Д^)テクテク「ふぅ…今日も疲れたな…」
( ,,-Д-)「やっぱ電車通勤しんどいなぁ。そろそろ引越しとか考えるか…?」
( ,,^Д^)っガチャ「ただいまキュート。ごめんな、また遅くなって…」
<パキュン!!パキュン!!ピー!!
(; ,,^Д^)「……って、うん?ゲームの音?キュート、何を…?」
o川*>ワ<)o「よーーし!!連続ノックアウトー!!やっぱりリッターで全員抜くのが最適解!ペナアップ最強ですね〜!」
o川#゚―゚)o「ってうわ!なんでまたこんなちょっぴりしかパワー貰えないんですか!?流石に納得がいかなーー……」
(; ,,^Д^)「………」
o川;゚―゚)o「………あっ」
200
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:25:48 ID:XrNvezRA0
(; ,,^Д^)「キュ、キュート…?」
o川;゚―゚)o「マ、マスター!?お、おかえりなさい……」
(; ,,^Д^)「お、おう、ただいま…。珍しいな、ゲームしてたのか?」
o川;゚―゚)o「は、はい。たまにはその、やったことないことをしようと思って…」
o川;゚―゚)o「……あーー!!!」
(; ,,^Д^)「うおっ!?」
o川;゚―゚)o「ご、ごご、ごめんなさい!私、お米炊くの忘れて…!」
o(゚―゚;川o「って、もうこんな時間!?す、すいませんマスター、今日は先にお風呂…って、お湯貯めなきゃいけないんでした!わ、わ、私としたことが〜!!」
(; ,,^Д^)「い、いや別に、そんなに焦らなくてもだいじょ…」
o川;゚―゚)o「すすす、すぐに、すぐに諸々用意します!!少々!少々お待ちをーー!!!」
o(゚―゚;川o三ビューン!!
201
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:28:33 ID:XrNvezRA0
<ウワーヤッチャッタ!!ヤッチャイマシタ!!ワタシトシタコトガー!!アァー!!
( ,,^Д^)「…なんか、久々に見た気がするな。あんなキュート」
( ,,^Д^)「懐かしいな。確か、前にキュートがあんなやらかししたのは……」
(; ,,^Д^)「……あれっ、いつだっけ……?」
( ,,^Д^)「…まぁいっか。しかし、それだけ熱中するって一体何のゲームを……」
( ,,^Д^)「あぁ、スプラ3か。俺も初代の頃は時間忘れてやったなぁ。3になってからは殆どやれてないけど」
( ,,^Д^)「あ、キュートのやつ、リッターなんて玄人武器使ってたのか。まぁ今作は当てやすくなったらしいし、ゲーム初心者でも使えなくは……って」
『 XP3024.1 ランキング:13位 ルール:ガチヤグラ 使用武器:リッター4K』
(; ,,^Д^)「……」
(; ,,^Д^)「……いや、なんだこの凄すぎる成績……」
〜おしまい〜
202
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:29:55 ID:XrNvezRA0
「キュートちゃんは人間じゃないので別にどんな犯罪しても罪に問われないしええやろ〜!」という感覚で、深いことは何も考えず適当に書いています。
スプラと犯罪は人生を容易く壊します。絶対に手を出さないでください。
203
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:32:58 ID:e9jSYeGk0
乙です
204
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 22:42:47 ID:XrNvezRA0
仕事やりつつながら即興で書いて投下してるので、キャラ崩壊とか設定矛盾とかあったら申し訳ないです。
ただ、ギャグ時空じゃないです。でも大丈夫ですとだけ。
205
:
名無しさん
:2024/06/18(火) 23:21:32 ID:X1DzCDJQ0
乙乙
逆に13位以上が何者なのか気になるよ
206
:
名無しさん
:2024/06/20(木) 00:06:36 ID:FXG2XzR60
乙
あと1日やったら間違いなく1位とれてる、タカラは今すぐキュートちゃんを配信者にするべき
207
:
名無しさん
:2024/06/21(金) 12:09:18 ID:iduRT1CY0
ヴィオラや白天の続きは来るのか?
ここで聞くのもなんだが
208
:
名無しさん
:2024/06/22(土) 21:26:31 ID:Pn9tDhLA0
本当になんだな
209
:
名無しさん
:2024/06/24(月) 23:52:39 ID:KQvFIB2o0
白天は続き投下するの普通にすっかり忘れてました。書き終わってはいるので近日中に終わらせますね。
ヴィオラの番外編は遅刻の禊としてゆっくり手を付けているのですが、今ちょっと30連勤チャレンジとかいう理不尽イベントの真っ只中で全然書けてないので早くとも7月後半の投下になるかもです。申し訳ない…。
210
:
名無しさん
:2024/06/24(月) 23:58:03 ID:KQvFIB2o0
『コーヒー』 3/99
( ,,^Д^)テクテク
( ,,^Д^)「駅ナカ、こっちの方は初めて来たけど結構色んな店あるんだな…知らなかった」
( ,,^Д^)「今日は早く上がれたし、キュートになにかスイーツでも買って帰ろうかな」
( ,,-Д-)クンクン「………うん?なんか、良い匂いがする」
( ,,^Д^)「…って、あれは……」
[ ^ω^]「試飲やってますお!いかがですかお〜!」
( ,,^Д^)「…あれ、『BOON』じゃないか?レストランの配膳だけじゃなくて、あんな呼びかけまでやってるのか…可愛い見た目して、結構万能ロボットなんだな」
(; ,,^Д^)ハッ
(^Д^ ,, ;)キョロ (; ,,^Д^)キョロ
(; ,,つД^)「ふぅ…キュートは居ないな。よかった…いや、居る訳ないんだけど…」
( ,,^Д^)「……ん?居る訳ない……? いや、そうか、そうだな。この時間なら家で夕飯作ってくれてる筈だもんな」
(; ,,-Д-)「とにかく、迂闊なことは言わないように気を引き締めないと。…いや、そもそも他の機械褒めただけで、なんでいつもあんなに怒るのか分からないけど……」
211
:
名無しさん
:2024/06/25(火) 00:05:02 ID:vLrz6l1Y0
三[ ^ω^]ブーン「おっ!そこのおにーさん!お疲れのようですおね!」
(; ,,^Д^)ビクッ「うおう凄いスピードで来た!音が静かなのがより怖い!電気自動車!?」
[ ^ω^]「おっ!ぼくはEV(電気自動車)のために生み出された技術を応用して作られたんだお!だから早く静かに動けるんだお!詳しくはwebで、だお〜!」
(; ,,^Д^)「無駄技術すぎる…」
[ ^ω^]「ところでおにーさん、コーヒーいかがですかお?今、試飲やってるんだお!良ければ飲んでくれると嬉しいお〜!」
( ,,^Д^)「コーヒー?そっか、良い匂いすると思ったらそれか…ありがとう、じゃあ一つ貰うよ」
[* ^ω^]「ありがとうだお!お一つ、取ってくださいお!」
( ,,^Д^)っUゴクゴク
(* ,,^Д^)「わっ、美味しい…!酸味も強くないし、風味が深くて、でも飲みやすい…!」
[ ^ω^]「『マンデリン』っていうコーヒーだお!ドリップバッグだから、お家にコーヒーマシンがない方でもお湯を注ぐだけでお手軽に飲めるんだお!」
(* ,,^Д^)「手軽なのにこんなに美味しいのか…ちょっと、今まで偏見あったかもしれないな…!」
212
:
名無しさん
:2024/06/25(火) 00:07:59 ID:vLrz6l1Y0
[ ^ω^]「どんなスイーツと組み合わせても美味しいタイプのコーヒーだけど、特にチョコとのペアリングが人気だお!よければ、こちらのトリュフチョコもどうぞだお!」
(* ,,^Д^)っ「あ、ありがとう。…あ、美味しい!コーヒーの深いコクと苦みが、チョコの滑らかさと甘さに上手く合う!」
( ,,^Д^)「これなら、コーヒーが苦手な人でもチョコと一緒に楽しめるかも…仮にダメでも、俺が飲めば無駄にはならないだろうし…」
( ,,^Д^)「…よし、両方下さい。あ、チョコは2…いや、3袋で」
[* ^ω^]「わーい!お買い上げ、ありがとうございますお!」
( ,,^Д^)「支払いは…そうだ、交通系ICカードって使える?」
[ ^ω^]「おっ!それならぼくの額にピッとして下さいだお!カードでもQRコード支払いでも、なんでも対応可能だお!」
(; ,,^Д^)っ□ピッ「マジでめちゃくちゃ万能じゃん…いつの間に世の中ここまで進歩してたんだ……」
[* ^ω^]「来月には自律走行ロボット市場におけるぼくの市場シェアが60%を超える見込みだお!もっと皆の役に立てるよう、頑張るお〜!」
( ,,^Д^)「うっ、笑顔が眩しい…うちの会社にも欲しい…」
213
:
名無しさん
:2024/06/25(火) 00:11:55 ID:vLrz6l1Y0
〜約30分後〜
( ,,^Д^)っガチャ「ふぅ…ただいまー」
o川*゚ワ゚)o「あ!おかえりなさい、マスター!」
o川*゚ー゚)o「今日のご飯はトマト煮のロールキャベツで…って、あれ?お荷物ですか?お持ちします!」
( ,,^Д^)っ□「あぁ、キュートにお土産。駅ナカで良さげなお店見つけてさ」
o川*゚ワ゚)oっ□「やった!ありがとうございます!中身は…」
o川*゚ー゚)o「わぁ!トリュフチョコいっぱい!美味しそうですね〜…って、あれ?コーヒー?」
( ,,^Д^)「そう。ごめんな、キュートがあんまりコーヒー好きじゃないのは知ってるんだけどさ」
( ,,^Д^)「その品種なら酸味があんまり強くなくて飲みやすいし…チョコも、コーヒーに合う味なんだ。それならキュートもコーヒーを楽しめるかなと思ってさ」
o川*゚ー゚)o「ほほうそれは楽しみですね…!ありがとうございます!」
214
:
名無しさん
:2024/06/25(火) 00:14:06 ID:vLrz6l1Y0
( ,,^Д^)「……それと、明日って確か、何も用事ないよな」
o川*゚ー゚)o「…?はい、そのように記録してますけど…」
( ,,^Д^)「じゃあさ、明日は休みだし、家でゆっくりしながら映画でも観ないか?ほら、最近契約したサブスクのやつ、全然使えてないしさ」
( ,,^Д^)「……最近、一緒にゆっくりすることも少なかった気がするし。ごめんな、いつも家で寂しい思いさせて」
o川*゚ー゚)o「………」
( ,,^Д^)「……キュート?」
o川*゚ー゚)o「…!い、いえ、なんでもありません」
o川*゚ー゚)o「明日、ですね、はい。楽しみにしてます…じゃ、じゃあ、先にリビング戻りますね」
( ,,^Д^)「あ、ああ。手洗って着替えたらすぐに行くから、ちょっと待っててくれ」
o( ― *川oソソクサ「は、はい、では……」
215
:
名無しさん
:2024/06/25(火) 00:18:56 ID:vLrz6l1Y0
ガチャ バタン
o川* ― )o「…」
o川* ― )o「……」
o川* ― )o「……………」
o川* ― )o「……映画」
o川* ― )o「ミステリー…コメディ…ホラーもありですかね……?」
o川* ― )o「いや、やっぱり恋愛モノがいいかもですね。滅多にないチャンスですし、少しは意識してもらえる切っ掛けになるかも……」
o川* ― )o「…苦いもの、あんまり得意じゃなかったんですけどねぇ」
o川*゚ー゚)o「…」
o川*゚ー゚)o「……」
o川* ― )o「……ふふ、我ながら単純かもですね」
o川*^―^)o「コーヒー、もう好きになっちゃいました♪」
〜おしまい〜
216
:
名無しさん
:2024/06/25(火) 01:29:48 ID:SHZPoQ9c0
オツ
217
:
名無しさん
:2024/06/25(火) 18:24:17 ID:Qn34HBas0
乙乙
俊敏に動いてコーヒー零さないのも凄いけど、性別判断してるから裏で客層のデータ収集もしてそうな勢いある…恐ろしい子!
回転寿司の新幹線レーン用BOONなんかもいるのかなってワクワクした
マンデリン、名前から酸味強いタイプだと勘違いしてた。苦いんだ。
218
:
名無しさん
:2024/07/10(水) 23:53:37 ID:ekDN.txo0
『試験』 4/99
o川*゚ー゚)o「…よーし!朝のお洗濯、おしまい!」
o川*゚ー゚)o「平日ですけれど、マスターは振替なんちゃらで今日は確かお暇なはず!」
o川*゚ー゚)o「お天気もいいし、せっかくですから久しぶりに二人でお散歩とか行きたい…誘いたい…!」
o川*゚ー゚)o「思い立ったが吉日!その翌日以降は全て厄日!よーし…!」
三o川*゚ー゚)oダッシュ
o川*^ー^)oガチャ「マスター!もしよければお昼から…!」
( ,,^Д^)っ|カリカリ「…………」
o川;゚―゚)o「………」
219
:
名無しさん
:2024/07/10(水) 23:56:43 ID:ekDN.txo0
o川;^ー^)o「……マスター?お、お勉強ですかー?」
( ,,^Д^)っ|カリカリ「………」
o川;゚―゚)o「…マスター!あの、もしもーし?」
( ,,^Д^)っ|カリカリ「…………」
o川*゚ー゚)o「…」
( ,,^Д^)っ|カリカリ「…………」
o川*゚ー゚)o「……」
( ,,^Д^)っ|カリカリ「…………」
o川*゚ー゚)o「………」
o川#゚―゚)oカチントキタゼ
o川# ― )oっパチン
220
:
名無しさん
:2024/07/10(水) 23:58:42 ID:ekDN.txo0
(; ,,^Д^)ボワッ「うおっ!?な、なんだ!?急に参考書が燃えた!?」
o川*゚ー゚)o「わー危ないですマスター(棒)お任せくださいー(棒)」
o川*゚ー゚)oつ本パァン!!
o川*^―^)o「ふー、消火完了です!危なかったですねー!」
(; ,,^Д^)「キュ、キュート…ありがとう、助かった……」
(; ,,^Д^)「……って、ちょっと待て、まさか今のって…」
o川*^―^)o「えっ何ですか?まさか私が体内で超小型の火薬を生成し、空気中の摩擦で燃えないよう弾に特殊なコーテイングを施した後に指先から本に発射したことで今の発火現象を起こしたとおっしゃりたいんですか?そんなまさかぁ!ねぇ!」
o川*^―^)oニコヤカスマイル
(; ,,^Д^)「……い、いや、別に、なんにも…ありがとな……」
(; ,,^Д^)(………なんか、最近どんどん強引になってるような気がする…)
221
:
名無しさん
:2024/07/11(木) 00:00:42 ID:xoN8l4P60
o川*゚ー゚)o「ところで、何のお勉強ですか?ま、まさかついに今のお仕事をお辞めになるため、転職のご準備を…!?」
( ,,^Д^)「へ?あぁいや、これは――」
o川;゚―゚)o「そ、そうしましょう今すぐいたしましょう!いくらお給金が多いとはいえ、流石に残業や休日出勤が多いと思っていたんです!お金のことなら私も微力ながらお手伝いできますし、もっとマスターご自身に合った、ワークライフバランス重視のお仕事を…!」
(; ,,^Д^)「ち、違うちがう!これは今の仕事のための勉強だよ!」
o川*゚―゚)o「…へ?」
( ,,^Д^)「三年目になるまでに受からないといけない会社の試験があってさ…それの勉強。まぁ、学生時代の知識の復習みたいなもんだから難しくはないけどな」
( ,,^Д^)「法学部で良かったと今になって思うよ。それに、勉強し直してみるとちょっと懐かしい言葉とかもあって、案外楽しかったりするんだよな」
o川;*^―^)o「……へぇ、そ、そうですか。さすがマスター!素晴らしい研鑽です!」
o川;゚―゚)o(ほ、本に負けたってことですか!?私の呼び声が!?この最新の第三世代”アイ”である私が!?その試験とやらのための勉強のせいで!?ムキーっ!!)
o川#゚―゚)o(だいたい何ですか!?なんで社会人になった後でも勉強させるんですか!?大切なマスターの時間を浸食するなんて…!!許すまじ会社!どうせ何かしら黒〜い運営やってて、グレーな部分が沢山あるんでしょう!クラッキングして情報調べて株価下げてやる!!)
(; ,,^Д^)(あ、これ多分、なんかまだ怒ってるな……)
222
:
名無しさん
:2024/07/11(木) 00:02:24 ID:xoN8l4P60
(; ,,^Д^)「そ、そうだキュート。今日、暇ならどこか出かけないか?ほら、近所のショッピングモール、色々リニューアルされたらしいし…」
o川;*゚ー゚)o「…!い、行きます!行きましょう!そうだ、でしたらお昼ご飯も外で済ませましょうか!」
o川*^ワ^)o(やったやった!計画通りです!二人でお出かけだ!わ〜い!)
(; ,,^Д^)ホッ(あ、良かった。機嫌治ったっぽい)
o川*゚ー゚)o「ところで、大学を卒業した後も人間は勉強しなきゃいけないんですねぇ。大変なのは就活だけじゃないんですね」
( ,,^Д^)「まぁ、どんな仕事でも勉強しなきゃいけないのは同じだよ。それがこういう、紙の上のやつか、人と関わるやつか、体を動かすやつか、種類が違うだけで」
( ,,^Д^)「…そういえば、ブーンもそろそろ試験を受けるって聞いたな」
o川*゚ー゚)o「マスターのご友人さんですね。確か、今はどこかの官公庁で働いているのでしたっけ?」
( ,,^Д^)「そう。でも受けるのは職場の試験じゃなくて、司法試験らしい」
o川*゚ー゚)o「ほう。あれって難しいとかなんとか聞きますけど、公務員の人ってそんなのも受けないといけないんです?」
(; ,,^Д^)「いや、そんな鬼みたいな条件つける所はないと思う…。あいつはただ受けたいから受けるんだよ。元々、法曹に興味あるって言ってたし」
( ,,^Д^)「凄いよなぁ。日本一難しい試験とも言われてるし…俺には到底無理だ。友人として誇りに思うよ」
o川*゚ー゚)o「受かってほしいですねぇ」
( ,,^Д^)「だな」
223
:
名無しさん
:2024/07/11(木) 00:04:48 ID:xoN8l4P60
o川*゚ー゚)o「……ところで、マスター」
( ,,^Д^)「ん?」
o川*゚ー゚)o「受かると凄いんですよね?司法試験って。」
( ,,^Д^)「まあ俺は凄いと思うけど…。少なくとも法学部の人間なら、一度は考える試験だしな」
o川*゚ー゚)o「…それじゃあ、ですね」
o川*゚ワ゚)o「……もし、私が受かったら、褒めて――」
(; ,,^Д^)「ダメに決まってんだろ」
o川;゚―゚)o「えぇ!?な、なんでですか!?戸籍とかが必要ならちょろまかして…!」
(; ,,^Д^)「ダメだダメ!!お前が受けるのは…なんか、ズルだし、ダメ!」
o川;゚―゚)o「なにがズルなんですか!!いいじゃないですかちょっと受けるくらい!!ケチ!!」
(# ,,^Д^)「んなことしなくたって褒めるっての!!いいからダメだ!!ズルだズル!ダメ!!」
o川#゚Д゚)o「なんですかーー!!!ケチーーー!!!!!」
224
:
名無しさん
:2024/07/11(木) 00:07:17 ID:xoN8l4P60
〜都内 とあるホテル〜
( ^ω^)「………いよいよ、明日からだお」
( ^ω^)「念のため、試験会場近くのホテル、半年前から予約してて良かったお。ここなら試験開始時間ギリギリまで勉強と休憩に集中できるお」
(; ^ω^)オロオロ「…うーん、大学卒業してからもずっと勉強してきたし、社会人やりながら予備試験も受かったけど、それでもやっぱり不安だお…」
(; -ω^)「うっ胃が…!も、もう今日は早めに寝た方がいいかもしれんお…」
□<ブーン!ブーン!
(; ^ω^)っ□「……うん?メッセージ?こんな夜中に…」
( ^ω^)っ□「………あ」
ξ゚⊿゚)ξ『頑張って』
( ^ω^)っ□「…………」
(* ^ω^)「……ふふ」
(* ^ω^)っ□スマホポチポチ
225
:
名無しさん
:2024/07/11(木) 00:09:42 ID:xoN8l4P60
〜ツンの家〜
ξ;゚⊿゚)ξソワソワ「……」
□<ブーン!ブーン!
ξ゚⊿゚)ξ「…あ……!」
ξ゚⊿゚)ξっ□「………」
( ^ω^)『頑張るお!』
ξ*゚⊿゚)ξっ□「……」
ξ*゚―゚)ξ「……ふふ」
ξ*^―^)ξ「………終わったらまた、バイオリン、聴かせてあげないとね」
〜おしまい〜
226
:
名無しさん
:2024/07/11(木) 00:12:16 ID:xoN8l4P60
今年も5日間、試験を受ける人たちに向けて。
最後まで諦めず、頑張ってくれ〜〜〜!!!!!
227
:
名無しさん
:2024/07/11(木) 05:21:26 ID:ZXt7Acrc0
乙
各回冒頭のナンバーってもしや……その量を……!!?
228
:
名無しさん
:2024/07/13(土) 08:29:05 ID:NRJjqnxk0
乙乙
集中すると聞き慣れた人の声聞こえなくなるのあるある
229
:
名無しさん
:2024/07/13(土) 15:26:50 ID:x92btDwE0
おつ
キューちゃんホントに何でもできてかわいい
230
:
名無しさん
:2024/07/15(月) 09:42:43 ID:mEE5/Tok0
乙乙
231
:
名無しさん
:2024/07/16(火) 00:42:37 ID:.nVLkAi.0
おつおつ、更新気づかんかった
俺バカだからよくわかんねーんだけどよお、法学部のヤツってみんな司法試験ってのをうけるんじゃねーのか?
てかマジでそんなムズいもんなん?
232
:
名無しさん
:2024/07/27(土) 00:14:31 ID:VSL4ff1w0
『パン屋』 5/99
╲o川*>ー<)o╱ノビー「……ふう。今月もメンテナンス終了〜!」
o川*゚ー゚)o「まったく、私に定期メンテなんて必要ないのに。デレ先生に会えるのは嬉しいですけど…あのポンコツもいるのは嫌なんですよねぇ」
o川#゚ぺ)o「嫌味ったらしい上に、職務中に自分のマスターと呑気にお喋りなんて羨ま…意識が低いです!第二世代の分際で!”アイ”の風上にも置けません!」
o川#- -)oイライラ「…あーダメです。感情機能にエラーが起きてる…。いや、これは暑いからです。若しくはあのポンコツに変なウイルス流されたに違いありません」
o川*゚ー゚)o「お散歩がてら、気分転換に何か美味しいものでも……あれ?」
[ ^ω^]「美味しいパンは如何ですかおー!今ならクロワッサンとカレーパン、アップルパイが焼きたてだおー!」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板