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ようです

45名無しさん:2022/08/05(金) 22:01:28 ID:iEQOcpwA0



快晴。蝉時雨。
ぬるい風が舐めてゆく。彼は椅子から立ち、グラモフォンを撫で、折れた針を降ろすと、デミタスのかけらを握りしめる。したたる水滴が喧噪を包む。
緑が繁茂する。葉が茂る。赤い光。透明がプリズムを通じてスペクトルに分かれる。逃走した抜け殻の中身のように。
ツ「青色」
ド「茶色」
ブ「四色問題」
ツ「ところで明日、彼女がくる」
彼女は四つのカップに酒を注ぐ。机に置く。それを指先で触れるともせずにいる。
彼は微笑んでそれを見ている。顔に髪が張りついている。折れた鎖のように。彼は彼女の爪を剥ぐ。一本ずつ。
彼女は微笑む。彼は廿の爪の痕跡に割れたレコードのかけらを置く。彼はしきり



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