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4 ◆VNhr99ZsyI:2021/10/24(日) 00:03:46 ID:ViiJbL6I0

不審に思われようとも会話を中断し、このまま目的を果たすべきだろうか。
そう思い始めた時、私の後を付いてデスクのそばまで来ていた o川*゚ー゚)o が、ふと口を開いた。

o川*゚ー゚)o「🌠 🌙 🌆 」

(*゚∀゚)「……そう! 🌠 🌙 🌆 !」

o川*゚ー゚)o の呟いた単語を、私は発音通りに繰り返す。
その言葉が何を意味しているのか、本当に絵画の名前なのかすら、今の私には分からなかった。

伊藤さんはすぐには返答せず、何か思案しているようだった。
私が話した内容の論理が破綻していることに、彼女は気付いているのだろうか。

荷物にしかならない大きな箱をわざわざ抱えて、何故 o川*゚ー゚)o に中庭を見せにいくのだろう。
そこを指摘されてしまえば、私には取り繕う言葉がすぐには出てこない。

彼女の反応を内心固唾を飲んで見守りつつ、私はデスクの引き出しから車のキーを取り出した。


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