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【女神転生】ノーライフノットキングのようです(・血・)

38 ◆MxHvQqijkA:2021/10/30(土) 23:06:16 ID:2D5vX9Ws0
(・ハ・)「悪い事は言わん。もうシンジュクに戻ろうと思うな」

男は顔のしわを深め、厳しく言った。

(・ハ・)「あそこでジャンク屋をやっている友人からから聞いた話だ。
最近活発になっているマンハントは、オザワの指示らしい。
お前ら浮浪児が目ざわりなので一掃し、人狩りからは上納金をもらえる。嫌なカラクリだ」

(;・殺・)「でも、私達にはほかに行くところがありません。
悪魔に対抗する力なんてありませんから…」

( ■∀■)「じゃあ、お前んとこに居させてやればどうよ」

檻によりかかって焚火で火をつけ葉巻を吸っていた、サングラスの男が口をはさんだ。

(・ハ・)「俺のところ…ですか?」

( ■∀■)「おう。お前子供好きだろ。ちょうどいいじゃん。
しばらくの面倒は俺も見るし生活費も提供してやる。
これ一本に比べりゃ、ガキのメシなんて駄菓子ィみたいなもんよ」

次の葉巻をナイフで丁寧に削っている。

(・ハ・)「…そうですね。ありがとうございます
お前らがこの世の中でも生きていけるように、銃の使い方、悪魔との戦い方、自活の仕方を教えてやる。
悪くない話だと思うが、どうだろう」

焼く前に人狩りから外しておいた機械を調べつつ提案する。

(・d・)「俺の名はディー。俺に、俺に力をください」

(・e・)「俺も!俺はイー!俺も連れてってください!」

(・j・)「僕はジャック。どうかよろしくお願いします」

(・殺・)「あの…何もできない私なんてついていっていいんですか?」

男は初めてきつく目を絞って言った。

(・ハ・)「『私なんて』って言葉を使うな。自分を卑下するな。
それとも君は、そこらの知能皆無の外道どもにも劣るとでもいうのか?」

少女の顔が赤くなった。

( ■∀■)「ヒョウッ!決まりだな。
俺は忙しく遊んでる時もあるからずっとはいられないが、顔見せに言ってやるからなぁ。
とりあえず血まみれのくっせぇ獣に乗るのも嫌だろうし乗せるには足りねえだろ。
みんな行くぜ。トラポートッ!」

奇妙な生活の一年目が始まった。


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