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( ^ω^)が異世界でアイドルと一緒に駆け上がるようです
1
:
名無しさん
:2021/09/11(土) 01:31:46 ID:p0DR/8iY0
( ・∀・) 1.安価作品です。そこそこの頻度で安価が発生したりしなかったり
2.異世界転生します
3.現代知識無双やチーレム展開はありません
4.設定が覆ることもありますが勢いを大切にするときもあります
5.数レス程度でも毎日投下出来たらいいなぁという目標は持ってます
.
64
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 14:51:17 ID:f6LWke660
1
65
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 21:11:48 ID:LoCfpA3o0
( ^ω^)「あの、さっきからトソンさん……榊原マリントンさんの事を見てますけど、何か気になることでも……?」
(*゚ー゚)「え、あ、いや……」
ふふ、まず自分の名前を名乗るのが礼儀ではなくって?
ノ⌒ヽ
(( ( ○ ), ))
(⌒⌒) ヽ__メ´
|__| _____ 彡"
(゚、゚トソンノ━ヽ___ノ'''゙ ッパ..
ノ/ :/
ノ ̄ゝ
( ^ω^)「ついさっき名乗ったでしょ」
(*゚ー゚)「……」
(゚、゚トソン「へいお待ち、特製ご飯を食べておくんな! 」
(`・ω・´)「醤油を炒めただけでは?」
(*゚ー゚)「……まぁ、気のせいか」
66
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 22:05:07 ID:LoCfpA3o0
(*゚ー゚)「あ、そういえば正式にアイドルフェスに参加することになったということは、仕事もしていかなくちゃですよね」
( ^ω^)「あ、はい。先ほどシャキンさんから仕事に行くよう言われまして」
(*゚ー゚)「は?」
(; ^ω^)「え?」
(*゚ー゚)「……シャキンさん、先方へのアポはしてますか?名刺の用意は?アイドル活動に当たっての書類申請諸々は?」
(`・ω・´)「…………先方は知り合いだから良いかなって。後のことは知りません」
(*゚ー゚)「でしょうね。してないと思ったのでさっそく仕事に行かそうとしてることに驚きましたよ。はい」
(`・ω・´)「でもでも、もう相手の方には昨日のうちに連絡しちゃったし」
(; ^ω^)「えっ、昨日ってまだ僕たちいませんでしたおね?」
(`・ω・´)「だってどちらにせよアイドルフェスに参加しないと借金で首がチョンパな危機だったから、
背水の陣で空手形を売るような真似をしないといけなかったんだよ」
(`^ω^´)「いや、俺はやっぱり運がいいよ。君たちを見つけることができたし。結果オーライってやつだ! 」
(*゚ー゚)「……ホライゾンくん、本当にこんな人の下で働くの?」
_,
(; ^ω^)「……まぁ、もうやるしかないですし。ここでやめるのも無責任ですので」
(゚、゚トソン「うお、この醤油熱々なんですけど!! 」
( ^ω^)「君がさっき炒めたからだよ」
67
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 22:05:51 ID:LoCfpA3o0
(*゚ー゚)「うーん、すでに先方に約束を取り付けてるなら行かなくちゃですね……」
(`・ω・´)「うんうん、しっかり励んでくるんだよ」
(*゚ー゚)「名詞とかまだなくて申し訳ないけど、アイドルフェス参加者の証明書はあるから、これだけでも持って行ってね」
( ^ω^)「あ、はい。シャキンさん、これすら渡そうとしてなかったですおね」
(*゚ー゚)
(`・ω・´)「その目は何だね、忘れてたとでも?あぁ、そうだよ! 」
(*゚ー゚)「……あの、もしかしてなんですけどフェスの概要も全く話してないとか?」
(`・ω・´)「概要……?」
( ^ω^)「概要……?」
(゚、゚トソン「知ってる。胃が痛くなるやつでしょ?いやよ、そんなの聞きたくないわ」
(*゚ー゚)「それは胃潰瘍だし聞いたところで発症しないからおなかを押さえなくて大丈夫」
68
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 22:07:13 ID:LoCfpA3o0
(*゚ー゚)「まぁざっくりと説明するけど、君たちが参加しているアイドルフェスティバルは100年に1度開催される催しなの」
(*゚ー゚)「参加者はその間、事務所を立ち上げる必要があるけどこれは申請書さえ出せば問題ない」
(*゚ー゚)「そして月に数度、参加者同士でオーディションを行い、勝った者だけが引き続いてアイドルフェスに参加できるの」
(*゚ー゚)「何度かオーディションを繰り返し、本選が開始されるの。この時点で残ってるだけでも大変な栄誉があるから、
まぁ、無いとは思うけど誇ってもいいと思う。借金も返せるほどの利益はこの時点で出てるんじゃないかな」
(`^ω^´)「へへっ」
(*゚ー゚)「そして、オーディションにせよ本選にせよ、まずは知名度を上げなければならないの」
(*゚ー゚)「だからまずは地道に営業や外回りをする必要があるから、今回のシャキンさんの仕事もその一環という事なの」
( ^ω^)「なるほど、わかりますお」
(゚、゚トソン「なるほど。分かったうえであえて聞くけどもう一度説明して頂戴?」
69
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 22:09:17 ID:LoCfpA3o0
しぃの説明を受け、ホライゾンは理解した。
要はアイドルという商品を売るために営業をして、売れる商品に仕立て上げろという事だ。
転生前の仕事を思い出して思わず吐き気が襲った。
下手なこと言ってしまったトソンがしぃに首根っこを掴まれながら再度説明を受けている間、
シャキンがぼそりとホライゾンに耳打ちをした。
(`・ω・´)「ホライゾン君、これ、仕事先のシャーミンさんに渡しておいてね。中は見ちゃだめだよ」
封筒を渡されたホライゾンは何だかやだなぁと思いつつも頷くと、ついでにと渡されたカバンの中へそれをしまい込んだ。
そうして一通りの説明も終わったところで、ホライゾン達はシャキンに渡された地図を基に今回の仕事先である
『シャーミンズチャーミンズ』へ向こうことにした。
70
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 22:13:29 ID:LoCfpA3o0
━━━━━━
━━━
━
, -‐ー- 、─、─、-、
/ , ニニニ 、ヽ ' , ', ヽ
| l::::::::::::::::::l | ; ; | ガラゴロ
∧,,∧ | l::::::∧,,∧ | ; ; |
/・・ ヽ | l:::::/・・ ヽ | ; ; |
(ω ノ ⌒ヽ (ω ノ ⌒ヽ.,-‐'! ダダッダダダッ
/ヽ / ノ ̄/ヽ / ノ`i_.iイ
( へ /|.|:「~( へ /|.| |:{}|. !j
ヽヽ| | .Uレ ヽヽ| | .U i_ッ
| | | |
U U
71
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 22:28:42 ID:LoCfpA3o0
目的地である『シャーミンズチャーミンズ』は歩いて向かうにはいささか時間がかかるため、
ホライゾン達は馬車を使うことにした。
( ^ω^)「……」
(゚、゚トソン「馬って食べるとおいしいってほんと?」
( ^ω^)「……」
御者「お、お嬢ちゃん! 危ないから身を乗り出さないで! 」
(゚、゚トソン「うるさいですね……」
身を乗り出して御者を慌てふためかせるトソンを、ホライゾンは疲れた目で眺めていた。
ホライゾンは非常に酔いやすい体質だったのだ。
( ´ω`)「……」
馬車の中は自分とトソンを含めて5人いる。
通気性が程よく悪い馬車の中はむわっとした湿気と独特な匂いが充満していた。
( *゚A゚)「……」
( ・∀・)「……」
ミ,,゚Д゚彡「……」
72
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 22:30:41 ID:LoCfpA3o0
■安価になります。
>>74
1〜4の好きな数字を選んでください。
1.外の空気を吸おう……
2.気分転換に誰かに話しかけようかな
3.トソンさんを止めないと……
4.その時突然馬車が止まった
73
:
名無しさん
:2021/09/16(木) 23:02:35 ID:LJc1yatw0
2
74
:
名無しさん
:2021/09/17(金) 01:36:09 ID:F28wiPCA0
2
75
:
名無しさん
:2021/09/17(金) 18:52:45 ID:J5VVAMYI0
追い付いた
トソンのキャラ強烈すぎる
76
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:06:34 ID:uk5JU60A0
( ^ω^)「……どうも」
ミ,,゚Д゚彡「……あ、あぁ。どうも」
吐き気が少しでも良くならないかと、ホライゾンは隣に座っていた犬の亜人である男に声をかけた。
男はホライゾンをちろりと見てから頭を下げるとすぐに目を閉じた。
気難しい人なのか、自分と同じように酔いに堪えているのか。
ホライゾンはこれ以上は詮索しない方がいいと判断し、
(゚、゚トソン「ごきげんよう犬の人。鼻が良いとやっぱりこの馬車は厳しかったりするのかな?」
ミ;゚Д゚彡「……」
それを無視するかのように、御者弄りに飽きたトソンがさらに踏み込んできた。
ホライゾンは更に頭が痛くなった。
痛くなったので、とりあえず痛みに耐えることでトソンを無視することにした。
犬の人ごめんねという気持ちは、少しだけあった。
77
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:07:08 ID:uk5JU60A0
ミ;゚Д゚彡「……なんだ、お前」
(゚、゚トソン「おやおや〜?人に名前を尋ねるときはまず自分から名乗るのが礼儀だと思ったのだけど、
ここでは違ったのかな?」
ミ,,゚Д゚彡「む。確かに。失礼した。俺はフシャール=ギル(゚、゚トソン「私の名前はホライゾン=トーナイ。よろしくね」
ミ,,゚Д゚彡「……」
(; ^ω^)「ちょっと待って!?!?!?」
ミ,,゚Д゚彡「何だ、お前ら知り合いか?」
(; ^ω^)')「ま、まぁ知り合いというかなんというか……」
(゚、゚トソン「私たち、アイドルフェスティバルに参加するの」
(* ゚A゚)” ピクッ
78
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:07:36 ID:uk5JU60A0
ミ,,゚Д゚彡「あいどるふぇすてぃばる……?」
(゚、゚トソン「ププー! 知らないの犬の人?」
ミ,,゚Д゚彡「犬の人ではない。俺はフシャール=ギル(゚、゚トソン「アイドルフェスティバルはね、フフフ、私も知らないの。何だろうね?」
ミ,,゚Д゚彡「……」
(; ^ω^)「ご、ごめんなさい、この人少し頭の病気で……」
ミ,,゚Д゚彡「……この人? ふむ」
(* ゚A゚)「なぁなぁ、あんさんら。アイドルフェスに出るっちゅーんはホンマか?」
( ^ω^)「あ、はい。一応」
79
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:08:55 ID:uk5JU60A0
(* ゚A゚)「へー。ほー。ふーん……ちゅーことは、他のアイドルの事も知ってたりするん?」
(* -A-)「すでに地力のあるもんは知名度、実力ともに飛び抜けとるからなぁ。
二つ名のあるもんもおるっちゅー話や。歌姫、灰かぶり、枕、トップオブアイドル、催眠術師、魔砲使い……」
(* ゚A゚)「その中でも特に有名なのが優勝候補筆頭のニュージェネレーションっちゅー二つ名の───
(゚、゚トソン「あれ、それって私の事じゃない」
(* ゚A゚)「!?」
(; ^ω^)「ごめんなさい違います!!! 」
(゚、゚トソン「私じゃないということは、まさか犬の人がニュージェネレーション!? 」
ミ,,゚Д゚彡「!? 」
ミ;゚Д゚彡「お、俺は違うぞ! 」
(* ゚A゚)「言われへんでもわかるわダボ」
ミ,,゚Д゚彡「!? 」
80
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:09:54 ID:uk5JU60A0
(* ゚A゚)「まぁええわ。ニュージェネは二つ名だけが知れ渡っとる割になーんの情報もでてこーへんねんな」
(* -A゚)「本選に向けて情報をひた隠ししとるっちゅー噂らしいけど……なんとか尻尾だけでも掴みたいねん
ま、もしニュージェネ以外にも情報が手に入ったらウチに連絡くれると嬉しいわ。謝礼は勿論出すで」
(; ^ω^)「は、はぁ……」
(* ゚A゚)「ウチは文屋のノー=ノクティス。これから長い付き合いになるかもしれへんし、よろしゅうな」
そういってショートヘアの女性、ノーが差し出した名刺を受け取ったホライゾン。
マネージャーとしてこちらも名刺を返すべきだったがその名刺が無いため、ホライゾンは代わりに事務所名を伝えることにした。
ノーはそれをメモし満足そうに頷くと、今度は犬の亜人である男の方へ意識を向けた。
(* ゚A゚)「そういえばあんさん、犬狼種の亜人やろ? こないな馬車の中だと、鼻がかなわんやろ」
ミ,,゚Д゚彡「馬車に乗る前に一時的に鼻を利かなくする薬を飲んだからな。平気だ」
(* ゚A゚)「ほーん、良すぎるのも難儀なもんやな」
81
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:10:42 ID:uk5JU60A0
( ^ω^)「そういえば僕、犬狼種の亜人の方とお会いするの初めてですお」
ミ,,゚Д゚彡「そうか。亜人の中じゃ割と多い方だが、猫虎種の方が目にすることも多いだろうな」
(* ゚A゚)「せやなぁ。猫虎種のアイドルもぎょうさんおるようやしな」
( ^ω^)「む、強力なライバルになりそうですお」
ミ;゚Д゚彡「……ライバルになるのか、あいつで」
馬車の中でジャンプ!
(゚、゚トソ/゙) 馬車の中でジャンプ!!!
/, /
'') (⌒))
し''
ノノノ
_,
(; ^ω^)「……」
う
( ^ω^)「……どうすれば勝てますかね」
ミ,,゚Д゚彡「お、俺に言われても……」
(* ゚A゚)「……」
82
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:30:18 ID:uk5JU60A0
(゚、゚トソン「ジャンプからのスライディング!!! 」
(゚、゚トソン (´´
( つ つ (´⌒(´
/ /〉 〉≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
(__)(__) (´⌒(´⌒;;
( ・∀・)「こらこら、こっちに突っ込んでこないでくれ 」
(゚、゚トソン「へいへい、一人でそんな隅で寝たふりしてて、がっかりしてめそめそでもしてるのかい?」
( ・∀・)「そんなことはしてない」
(゚、゚トソン「呼吸くらいしなさいよ! 」
( ・∀・)「それくらいはしてる」
(゚、゚トソン「……」
( ・∀・)「……」
83
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:32:59 ID:uk5JU60A0
(゚、゚トソン「なによ! 」
( ・∀・)「なんなのよ! 」
(゚、゚トソン「きぃ〜〜〜!!! 」
(; ^ω^)「こらこらこらこら」
( ^ω^)「……?」
( ・∀・)「なにか?」
(; ^ω^)「あ、いえ、ウチのバカが失礼をば……」
(゚、゚トソン「かまわんよ」
84
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 20:51:35 ID:uk5JU60A0
( ・∀・)「……」
( ^ω^)「……?」
( ・∀・)「アイドルフェスに参加するのかい?」
( ^ω^)「あ、はい。出来る限り頑張ろうかと……」
(゚、゚トソン「ファンになってくれてもいいんですよ」
( ・∀・)「はっはっは」
85
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 21:02:00 ID:uk5JU60A0
ローブを纏った男が笑う。
ホライゾンはその男にどこか見覚えがあるような気がしたのだが、
それよりもトソンが何かしないかとひやひやしていたため、気が完全に逸れていた。
それからすぐ馬車が止まったため、乗車していた5人は馬車から降りることになった。
御者「はい、イシキャワに着きましたよ。それじゃ、私はこれで……」
(゚、゚トソン「さようなら、花京院……」
( ^ω^)「お。あの人の名前かお?」
(゚、゚トソン「いや違うけど。今頭の中に浮かんだ名前だよ」
(; ^ω^)「……」
いよいよこいつ大丈夫か、とホライゾンの中で不安が募ってくる。
そもそもトソンのことをホライゾンは何も知らないのだ。
ふと目を上げてみると、乗り合い所から時計塔が見えた。
時間を確認すると、どうやらシャキンに紹介してもらった店に行くまでにまだ時間はあるようだったので、
どこかで時間をつぶそうかとホライゾンは考えた。
(* ゚A゚)「ほな、ウチはここで」
ミ,,゚Д゚彡「……元気でな」
ローブの男の姿はすでに無いようで、ホライゾンは二人に手を振ると乗り合い所から早々に立ち去った。
86
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 21:11:08 ID:uk5JU60A0
━━━━━━
━━━
━
(* ゚A゚)「……」
(* ゚A゚)「ふぅん、なかなか面白そうなやつやったな」
(* ゚A゚)
(* ゚A゚)「しかし、アイドル、ねぇ……?」
(* ゚A゚)
(* ゚A゚)「……アイドルフェス、“無事”に開催されるとええんやけどねぇ」
(* ゚A゚)「はてさて、楽しみやで。なぁ?」
(゚、゚トソン
ミ川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川彡
三 三
三 三
三 三
三 ホライゾン=トーナイさんよ……!!! 三
三 三
三 三
三 三
彡川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川 ミ
87
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 21:11:46 ID:uk5JU60A0
━━━━━━
━━━
━
ミ,,゚Д゚彡「……」
ミ,,゚Д゚彡「ふん、所詮“人”だな」
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡「……しかし、気になる」
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡「あんなものが人の世にいるものなのか……?
ミ,,゚Д゚彡「……なぁ、お前は一体何者なんだ?」
(゚、゚トソン
ミ川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川彡
三 三
三 三
三 三
三 ホライゾン=トーナイよ…………!!! 三
三 三
三 三
三 三
彡川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川 ミ
88
:
名無しさん
:2021/09/18(土) 21:13:50 ID:uk5JU60A0
━━━━━━
━━━
━
(; ^ω^)「ぶえっっっっくしゅ!!!! 」
(゚、゚トソン「ぎゃー! 汚い! 」
(; ^ω^)「ご、ごめんお……」
乗り合い所から降りてしばらく歩くと急な悪寒に襲われたホライゾンは、
どこかで休める場所が無いかと周りを見渡した。
( ^ω^)「お、あれは……」
89
:
◆L5xIlunp6o
:2021/09/18(土) 21:17:49 ID:uk5JU60A0
■安価になります。
>>91
0〜100までの好きな数字を出してください
トリップキーに数字を混ぜたものを仕込みましたので、
それとの合計値で質問をします(百の位は切り捨てます)
例) トリップキー :#72suwasuwa
出された数字:10
よって合計値は72+10=82
該当する合計値で行き先が決まります
0 :あぁっと!!
1 :おぉっと!!
2〜30 :喫茶店
31〜60 :定食屋
61〜80 :人だかりのある場所
81〜99 :一人だけぽつんと広場で立ってる人がいる
90
:
名無しさん
:2021/09/19(日) 06:20:42 ID:8fzn.mw.0
ksk
91
:
名無しさん
:2021/09/19(日) 10:23:44 ID:VLSbtmyE0
32
92
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:03:55 ID:BO57gLfc0
#Ppo31
31+32=63
93
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:04:23 ID:BO57gLfc0
( ^ω^)「あそこ、妙に人だかりができてるお」
(゚、゚トソン「確かに妙ですねぇ、私、気になります! 」
(; ^ω^)「あ、ちょ、こら! 」
走り出すトソンを追いかけるホライゾン。
丁度広場になっているあたりに人が集まっているようで賑やかな雰囲気があった。
その中に沈み込むようにしてトソンの姿が消えていくものだったので、ホライゾンは声を上げながら人混みをかき分けていく。
その最中、周りの声が否応なしにホライゾンの耳に入るのだが、
どうやらこの先には高座があるようで誰かがそこで歌を披露するらしかった。
「アイドルフェスの参加者だろうか?」とホライゾンがそう考えると、人混みの中からトソンの姿が見えてきた。
94
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:04:44 ID:BO57gLfc0
(; ^ω^)「捕まえた!! 」
爪;゚ー゚)「え、な、なんですか!? 」
(; ^ω^)「……あれ!? 」
やっとの思いでホライゾンが掴んだ腕は、しかし赤の他人のものであった。
急にホライゾンに掴まれた女性はおろおろしながら、どっぷりと汗をかきながら顔を青くさせている。
(゚、゚トソン「現行犯、ですなぁ」
いつの間にか横にいたトソンがホライゾンの腕をつかむと、女性から引きはがす。
すると女性は腰を抜かすようにして、その場にへたり込んでしまった。
爪;゚ー゚)「あ、あぁ……すみません、すみません、ごめんなさい」
95
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:07:28 ID:BO57gLfc0
座り込んでしまったことに対してなのか、女性はうわ言の様に謝罪の言葉を繰り返し呟いている。
ばつが悪そうにホライゾンは女性へ気遣いつつ、ここから少しでも離れたい気持ちでいっぱいだった。
ただ、どういうわけか周りにいる人たちはホライゾン達のことなど気にでもしてないようで、
高座の方へ意識を向けている。
(; ^ω^)「大丈夫ですか? すみません、急に腕をつかんでしまって……
ちょっと向こうで休みますかお? あの、ここ、人だかりも多いですし」
(゚、゚トソン「……?」
( ^ω^)「悪いけど……えっと、あぁーー……うん、マリントンさんも手伝ってくれるかお?」
(゚、゚トソン「んー……」
爪;゚ー゚)「大丈夫、大丈夫ですから……ほっておいてください……」
(; ^ω^)「いや、でも……」
(゚、゚トソン「……向こう、気になるなぁ」
96
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:17:52 ID:BO57gLfc0
トソンの視線は周りの人たちと同じように未だ空席の高座へと向いていた。
最初は人混みで見えなかった高座だったが、広くは作られていない。
せいぜい3人ほどが乗って、演奏や芸を披露出来る程度のものだ。
(; ^ω^)「うん、気になるところ悪いけど、こっちの方が大事だから。頼みますお。ね?」
(゚、゚トソン「……まぁ、仕方ないかぁ」
もう少しごねるかと思っていたが、幾分か素直なトソンに少しだけ安堵したホライゾンは、
遠慮を続ける女性に肩を貸しながら今度は人混みの中から出ていった。
97
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:18:23 ID:BO57gLfc0
━━━━━━
━━━
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士
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| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|´
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/:/\ /:/\ | |.: :.: :.:.::.:.::.:| 彡ミ ;ミ、
_ | .| .:|__|_|_:|_______ /⌒) _____|_ |.::.:..:.[]::.:.::.:| 彡ミミ、 ;彡ミ
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\∠、 :.::::|:| ト、. l.└‐┴┘└┴─┘└──┘└ |`7'..:/ └─┘└l::.|.:.::.[]:.::_ :| ._ ,彡彡ミ幺彡彡 、,,
:::...\.\ ベ| |::∧_|__[]..::[] __[] .:.:[]..__: :.[]: :.:[]. : : |/...::::)::7 []:.: : []: :.::|: |.:::. //\/ /\'/ ̄/\:゙;;ミ゙o;ミ
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.: ::: : : :|::.::.ト|_|;;;;:::/. :ロ : \:/.: : : : Υ :.: :.:.|::|: : : : /...::|::::|/|\. ∩.:.::.:| ̄ .:| | : : :.::[] []:|ェェェiェェェェ| ミヾ:;”゙':,oヾミ
::.: : : : :|コ:.:|:.: | ̄|: :.::.::..: : . ::| ..::_ .::[].::| : :.:ロ::|::|:. ://ト、У〕:|:....;>.| |. :..::| . :| |. _.:.:.:. : :|.lニニ|l .:.:|┌ヾ':,ゞ;゙;”;ミ;:ミ
工エエ|::.:.:旧:|::...|.::[].. .: :.ロ.::| ./:ハ.:..:: :|. .::.:: .:|:://.:::::;>|::::|/ヘ「 ー┴─ー|__;;| | |〒|:. :[] :|:| .:::::::||=|│|.::.[]:::}il|{´
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: :|ェ| .:::::|:.:.|:::..|::::.| .:|襾|.: : : :|: |:||||,;,:.:⊥!‐'''" [ニニニ|ニ] ルヘ:
: :|ェl:∩ トi:.|::::.l\|_;;||;;:|L:: -‐'''"~ | . : :.:.:.| .
: :|ェ|:|;'|:.|:| |='′ | .: : .:.| . .
: :|ェ|:|;'|::l_レ' ' 、 | . : :.:.:.| ' .
: :|ェ|:|;'|::| _,‐| .: : .:.| 7!_ 、
: :|ェ|:|;;レ' ´ ' / / ゙'ー-‐''´// /| 、
: :|ェレ / lニニニニニニl/ //
/ ' 、 ` lニニニニニニニニニl/ 、
` 、
(; ^ω^)「この辺で大丈夫ですかお」
爪; - )「……え、えぇ。はぁ、どうも」
(゚、゚トソン「お水飲む?」
98
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:18:54 ID:BO57gLfc0
人混みからやや離れた場所にあるベンチへ女性を下ろす。
先ほどよりも顔色の悪い様子で、ホライゾンは心中穏やかではなかった。
ただ、トソンが水をあげたからなのか、そこからは少しだけ顔色が良くなった。
( ^ω^)「あの、お気分はどうですかお……?」
爪; - )「っ、はい、大丈夫です。もうよくなりましたので、はい。大丈夫です。ありがとうございます」
(; ^ω^)「……」
大丈夫だと女性はいうものの、やはり顔色が悪い。
どこか医者でも連れてきた方がいいのだろうか?とホライゾンが考えを巡らせていると、
わっと歓声があがった。出所は先ほどの人混みからであった。
それと同時に、どこかアップテンポな曲が流れだす。
「やはりアイドルフェスの参加者だろうか?」とホライゾンの意識がそちらへ向かうと、
トソンがホライゾンの服を掴んだ。
( ^ω^)「お?」
(゚、゚トソン「?」
( ^ω^)「いや、なんで服を掴むのかなと……」
(゚、゚トソン「……手を拭くのに丁度良くて?」
(; ^ω^)「……?なんじゃい、そりゃ」
99
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:26:10 ID:BO57gLfc0
(゚、゚トソン「……」
(; ^ω^)「……んー、そんなに向こうが気になるのかお?」
(; ^ω^)「とはいっても、この人をそのままにしておけないし……」
(; ^ω^)
(゚、゚トソン
爪; - )
(; ^ω^)「どうしたものかお」
100
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 00:26:34 ID:BO57gLfc0
■安価になります。
>>101
1〜5の好きな数字を選んでください。
1.女性が心配なので2人で医者を探すなりしよう
2.女性は自分が見ておくから、ステージ見に行っておいで
3.女性を見ておいて、薬か何か買ってくるから
4.女性が「ステージを見たい」と小声で言ってるっぽいな?
5.女性も大丈夫って言ってたし、ステージを見に行こうか
101
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 01:05:01 ID:CWPMSfZU0
4
102
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 22:34:46 ID:BO57gLfc0
( ^ω^)「お?」
爪; - )「あの、ステージが見たいので、元の場所まで連れてってくれませんか?」
(; ^ω^)「え、でも体調は……」
爪;゚- )「大丈夫ですので、お願いします」
小さな声に耳を貸すと、どうやら女性がステージを見たいと言っているようだった。
体調の方を心配するホライゾンだったが乞うような目で見られると、
こうなった原因の一端を担っているのもあり断るのも憚られた。
ステージの方を見るとまだ始まったばかりだろうが随分な盛り上がりを見せている。
爪;゚- )「お願いしますので」
( ^ω^)「それじゃあ……」
再度女性に頼まれ、ホライゾンは聞き入れることにした。
肩を貸そうと女性に触れようとしたが、女性はホライゾンを無視してトソンに頭を下げ、肩を掴んだ。
どこか誇らしげな顔をして鼻を鳴らすトソンに見られながら、ホライゾンはその後ろをトボトボと歩いた。
( ^ω^)(僕何かした……?)
( ^ω^)
(; ^ω^)(……何かしてたわ)
(゚、゚トソン フフン
103
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 22:37:15 ID:BO57gLfc0
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104
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 22:45:25 ID:BO57gLfc0
(; ^ω^)「ぐあああああああああーーーー!!! 」
観客の盛り上がりが尋常ではなかった。
ふと隣を見れば涙を流しながら聞き入っている人もいるほどだ。
一体どんな人がどんな声で歌っているんだろうかと気になるホライゾンだったが、
未だ後ろの方にいるのもあり姿は見えず、声の方もこの歓声に飲まれて聞こえはしなかった。
両手を合わせて拝むもの。
先ほどの人の様に涙を浮かべ感謝の声を上げるもの。
よだれを垂らしながら白目を剥くもの。
財布ごとステージの方へ投げ入れるもの。
実に多種多様な様相に、ホライゾンは少しだけ引いた。
(゚、゚トソン「うおおおお!! うおおおおおおお!!! 」
爪゚ー゚)「うおおおお!! うおおおおおおお!!! 」
( ^ω^)「わお」
一方、ホライゾンを差し置いてトソンと女性も盛り上がっていた。
特に女性の方は先ほどの様子とは打って変わったありさまで、興奮極まりといった具合で叫んでいる。
トソンの方もこんなにはしゃいでいるのは初めて見るくらいだ。
( ^ω^)(馬車の中とどっこいの盛り上がりようだ……)
105
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 23:52:09 ID:BO57gLfc0
ホライゾンの中で興味がわいた。
これほどまで人を魅了するのは一体何だろうか。
これまでの人生、転生前の人生を含めホライゾンが何かに夢中になったことは1度や2度はある。
ただ、それを踏まえてもこれだけの人が我を忘れるような何かを直接見ることはそうそうなかった。
( ^ω^)「よし、いっちょ見てみるか! 」
人混みをかき分け、ホライゾンは前へ前へと進んでいった。
相変わらず歓声にかき消されてステージ上からの声は聞き取りにくかったが、可愛らしい声というのはわかった。
普通、人混みをかき分けて前に進むものなら舌打ちの一つや文句の一つでも覚悟していたホライゾンだったが、
不思議なことにそんなことは一切なく、みな少し力を押すだけで道を譲るほどであった。
ξ゚⊿゚)ξ「みんなー! 盛り上がってるかなー!! 次は新曲だよーーー!! 」
ようやく前の方に躍り出てステージ上に立つ姿を見ることができたホライゾン。
黒と白のゴスロリ風の服がふわりと揺れる。
106
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 23:58:57 ID:BO57gLfc0
ξ゚⊿゚)ξ「スゥ……」
金色の髪の毛が風に揺れ、日射しできらきらと色を変える。
猫のように大きい目が観客全員を見ているようで、それがファン心理として「見られている」という
安心感へとつながっているようだった。
素人目でもわかる、これが“本物”というやつだと、ホライゾンは痛感した。
もし彼女がアイドルフェスに参加しているのだとすれば、優勝するのではないだろうか。
ξ゚⊿゚)ξ「それでは聞いてください、新曲……」
ξ゚⊿゚)ξ「『法の世界に光が満ちる』」
( ^ω^)「!? 」
ξ゚⊿゚)ξ「『皆さんはこの世界における神というのがご存じでしょうか……』」
ξ゚⊿゚)ξ「『そも神とは遍く人々に祝福をもたらすと言われておりますが……』」
( ^ω^)「これあかんやつでは?」
107
:
名無しさん
:2021/09/23(木) 23:59:50 ID:BO57gLfc0
歌どころか説法が始まった途端、ホライゾンの頭の中で火花が散ったような感覚が走る。
もっと聞いていたような、この場にとどまりたいような、幸福感が頭のてっぺんから水を少しずつ垂らすように
じわりじわりと染み入っていくような感覚が広がる。
(; ^ω^)「これ洗脳ってやつじゃないかな!? 」
転生前の世界で宗教や洗脳といったことに多少なりとも経験のあったホライゾンは
まずいとすぐに判断を切り替えると人混みをかき分けてトソンがいた場所へと戻る。
(@、@トソン「うおおおおおおおおお!!! 南無三! 南無三! ほうれんきょ! 」
(; ^ω^)「うお、変な合いの手入れてるんじゃないですお! 」
目を覚まして!!
(; ^ω^)
⊂彡☆))Д´トソン
なむぎゃっ!!
( ^ω^)「目、覚めたかお!? 」
(;;)、゚トソン
(;;)、゚トソン
(;;)、゚トソン
(;;)、゚トソン
(@、@トソン「うおおおおおおおおお!!! 南無三! 南無三! ほうれんきょ! 」
( ^ω^)「まじかお」
108
:
名無しさん
:2021/09/24(金) 00:05:46 ID:jXU49u760
(; ^ω^)「と、とりあえず盛り上がってるようだけど抵抗はしないっぽいお」
人混みをかき分けた際、観客の誰一人としてホライゾンの邪魔をしなかった。
トソンも同じようで、何度も頬を張り倒しても抵抗一つ見せなかった。
試しに耳をふさいでみても、目を隠してみても洗脳のような状態は解除されず、
ひたすら合いの手を入れるトソンにホライゾンは一瞬だけ「こいつ、もしかして洗脳っぽい振りしてることはないよな……?」
と疑念を抱かせたが、これまで言動を振り返れば仕方のないことでもあった。
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「とりあえず引っ張り出すかお……」
抵抗はしない、ということでホライゾンはトソンの手を引いて人混みから抜け出すことにした。
109
:
名無しさん
:2021/09/24(金) 00:25:53 ID:jXU49u760
━━━━━━
━━━
━
,(・)(・),「おや、君がシャキン君の言っていたトーナイ君ナリだすな?」
(; ^ω^)「は、はい! 本日はどうぞよろしくお願いいたします! 」
,(・)(・),「うんうん、アイドルフェスに参加するっていうし、今日はぜひともよろしく頼むナリだす」
『シャーミンズチャーミンズ』に無事到着することができたホライゾンは、
バックヤードでシャーミンとあいさつを交わしていた。
綺麗に整理されているようで、清潔感のあるバックヤードには現在ホライゾンとシャーミン、トソンの3人がいる。
無事、あのステージから離れることができたホライゾンとトソンであったが、約束の時間に迫っていることに気づいたホライゾンは
そのままトソンを連れ、ここまで走ってきたのであった。
しかし、そのせいでトソンの様子を確認する暇がなかった。
110
:
名無しさん
:2021/09/24(金) 00:26:26 ID:jXU49u760
,(・)(・),「……しかし彼女、大丈夫ナリだすか? 随分ぐったりしてるけども」
( ^ω^)「え?」
(@、@トソン「ほ、ホァーー! ホァーーーッッ……」
顔色を悪くしながらも、わずかに合いの手のような言葉を口にするトソン。
ステージから離れただけであって、トソン自体の様子は依然変わりはなかったようであった。
ホライゾンはなんと言い訳をすればいいかと一瞬考え、時間を稼ぐ意味も込め、申し訳ないような顔をしながら
(; ^ω^)「すみません、お水をもらっても良いですか……?」
と、シャーミンに尋ねたのであった。
111
:
名無しさん
:2021/09/24(金) 00:28:12 ID:jXU49u760
ようやく2話冒頭まで行けそう
もう少しテンポ上げるか投下ペース早くできるよう頑張りますね
112
:
名無しさん
:2021/09/24(金) 00:43:07 ID:oiqqgjo60
乙です!!!
113
:
名無しさん
:2021/09/26(日) 21:46:11 ID:eFrMBrOk0
乙乙
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