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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
90
:
名無しさん
:2020/10/23(金) 23:22:56 ID:6PRhN.nU0
――これが私と議会の関係性。
利害の一致で手を取り合った、敵というほどでもない、なんか生々しいヤツだ。
とにかくアレは扱いが難しく、毒気が強い。
味方になってくれたからといって、素直に喜べる相手ではないのだった。
(´・_ゝ・`)「そう言うなって、総意だけにな」
ξ゚⊿゚)ξ
(´・_ゝ・`)「えっ?」
恐らく議会は今回の試験内容にも口出ししてくるだろう。
今の私でも合格できるよう、試験を簡単なものに変えてしまうかもしれない。
ある意味それは好都合でもあるが――こと今回に限っては余計なお世話だ。
私はただ地上に居たいのではない。認められた上で自立したいのだ。
今のままでは周りに迷惑を掛けるだけ。昨夜のように殺されるだけ。
それでは少しも意味がないし、あんな無様をまた晒すくらいなら、私は素直に言うことを聞く。
議会もそこら辺を弁えているといいのだが、向こうも一枚岩ではないので流石に杞憂が……。
(´・_ゝ・`)「……一応言っておくと、今回の試験はかなり異例だ。
試験の詳細はウチにも回っってきてないし、介入は難しいな」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、ほんと?」
(´・_ゝ・`)「そんなんだから手をこまねいて、俺みたいなのが派遣された」
気の抜けた声で言い、盛岡は他人事のように鼻で笑った。
(´・_ゝ・`)「ともあれ今回、魔王は本気でお前を連れ戻すつもりなんだよ。
それを察したから俺達も動いた。この試験、割りとガチンコだぞ」
(´・_ゝ・`)「……と、そういう認識で合ってるよな?」
その問いかけは貞子さんに向けられたもの。
貞子さんは小さく頷き、盛岡の話を引き継いだ。
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