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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
8
:
名無しさん
:2020/10/14(水) 17:47:51 ID:YvZFQxxU0
(;'A`)「……それで、この有り様でもまだ『アレ』やるんだよな」
ξ;´⊿`)ξ「へえ、帰ったら物理の授業がありんす」
ちなみに物理の授業とは 『物理戦闘の特訓をする』 という意味の隠語である。
帰宅後の特訓は正直めちゃくちゃつらい。やりたくない。
しかし私は魔王城ツン、逃亡なんて許されないのである。
('A`)
('A`)「もう諦めてスケジュール考え直せよ。身の程に合わせようぜ」
Σξ;゚⊿゚)ξ「そこまで言う!?」
とはいえ、ドクオの言い分もまた正論だった。
今の私は当然の期待に応えるのが精一杯で、魔王の重責を負えるほどの実力は無い。
魔王だなんだは形式だけ。肩書きだけの誇張表現、生まれに基づくただの設定。
今の私を言い表すなら、もういっそ『出来損ない』とか『期待外れ』で済ませた方が正確なのだ。
……そんな私に出来ることは、今あるものを裏切らないこと。
ただそれだけを徹底し、私は今を生きているのだ。
ξ;゚⊿゚)ξ「――ええい黙らっしゃい! な〜にが身の程じゃい!」
('A`)
ξ;゚⊿゚)ξ「私は魔王の娘なのよ! 意地のひとつもあるのだわ!」
('A`)「いや、だからそれが空回ってるんだよって」
ξ;゚⊿゚)ξ「なによ! 逃げて放り出すよりマシなのだわ!」
(;'A`)「計画を練り直そうって話だろ……」
ξ;゚⊿゚)ξ「ぐぬ……この屁理屈ボケカスモンスターちぢめてボケカスが……」
( ´∀`)「はーい、もう授業始まるモナー」 ガラガラッ
そうこうしてる間に予鈴が鳴り響く。
つらくきびしい地理の授業が幕を開けようとしていた。
.
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