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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
762
:
名無しさん
:2023/01/30(月) 22:29:33 ID:.eE0h2Dw0
* * *
キュートたちは町外れのレンガ小屋を住まいとしていた。
立地からして町への移動はやや面倒だったが、正体を隠して暮らす分には悪くない物件だった。
ここに感染病末期患者が隔離され、ドカドカ死んでいっている曰くに目を瞑ればの話ではあるが。
o川*゚ー゚)o「開けて〜」ドガッドガッ
そんなあったかホームに帰ってきたキューちゃんは玄関をガンガン蹴って帰宅をアピールした。
行儀は悪いが両手がキャベツスープで塞がっているため自力では開けられないのだ。仕方がない。
ツンちゃんは10分くらいで反応してくれた。スープは若干凍った。
ξ゚⊿゚)ξ「寝てた」
o川*゚ー゚)o「スヤスヤしやがってよー」
とはいえツンちゃんも朝の支度は済ませていたようで、暖炉などのアレはいい感じに温まっていた。
テーブルに置かれたケトルも湯気を上らせホカホカでワロタの趣がある。諸般いい感じだった。
o川*゚ー゚)o「ピロシキとキャベツスープ貰ってきたけど」
ξ゚⊿゚)ξ「いらない」
o川*゚ー゚)o「だよね。じゃ私が2人分食べるってことで」
キュートは荷物をツンに預け、2人分のスープを鍋にまとめ、ピロシキと一緒に暖炉の窯に入れた。
この小屋に電気ガス水道は無い。食べ物を温め直すのにもじっくりと時間が必要だった。
キュートは防寒具を脱いで椅子に掛けた。ツンが紅茶の用意を始める。これが2人の日常だった。
.
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