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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
760
:
名無しさん
:2023/01/30(月) 22:23:37 ID:.eE0h2Dw0
o川*゚ー゚)o(――ま、そんなんだから私達みたいな余所者でも潜り込めたんだけどね)
o川*゚ー゚)o(この時代の日本は敗戦したての負け犬国家。
傷病者の町なら大して悪目立ちもしないし、そこは好都合かな)
o川*゚ー゚)o(あと健康体だと仕事も多くて稼ぎやすい。看病、穴掘り、荷運びなどなど。
若さと健康とコミュ力で大体なんとかなる場所でよかったー)
かくしてキューちゃんは配給場所である簡易テントに到着。
ずらりと伸びた行列を端から端まで見渡して、配給の最後尾にそそくさと並ぶ。
前には30人ほど並んでいたが配給はスムーズで、順番はすぐに来た。
o川*´ー`)o(……で、配給はいつものラインナップと)
今回の配給はクズ野菜のピロシキとキャベツスープ、その他食料品の詰め合わせ。
詰め合わせの内容はジャガイモ、黒パン、燻製肉、色んな塩漬け、ラベルの無い缶詰という感じ。
1週間分の食料としては心許ない量だが、この冷戦下、傷病者相手の配給としては超豪華と言えた。
ヽ|・∀・|ノ「――よし次! 身分証を出して前へ!」
そして配給係はロシア人かつロシア語話者で、しかもようかんマンだった。
ヽ|・∀・|ノ「はやく身分証を出すんだ! 急げ!」
o川*゚ー゚)o「はは、何言ってんだコイツ」
キュートにロシア語の覚えは無い。
身振りがあるので指示は分かるが、ようかんマンの言葉は彼女には一切伝わっていなかった。
とりあえずまぁ雰囲気に、彼女は身分証となる一時滞在許可書を2人分、差し出して見せた。
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