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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
737
:
名無しさん
:2022/09/04(日) 17:33:10 ID:7IoV7Kbc0
≪5≫
ツンが魔眼の発動を認めた次の瞬間、事は終わっていた。
特訓場の広い荒野に、もはや魔王城ツンという人物は存在していなかった。
( <●><●>)「……」
ひとり佇むワカッテマスは、一瞬前まで彼女が居た場所をただ眺めていた。
そこに素直四天王の足音がそぞろに近付いてくる。彼は振り返り、彼女達に言った。
( <●><●>)「終わりました。そちらは解散してもらって結構ですよ」
川 ゚ -゚)「……魔王城ツンはどこに行った?」
lw´‐ _‐ノv「こちら勘のいいガキが居ないもので……」
遠くからやり取りを見ていただけの彼女達は現状を掴めず目を泳がせていた。
彼女達は一瞬たりともツンから目を離していなかった。4人全員がツンの動向を見守っていたのだ。
にも関わらず魔王城ツンははたと消えてしまった。さしもの彼女達も無視できる状況ではなかった。
川 ゚ -゚)「報酬をまだ貰っていないんだ。困るぞ」
( <●><●>)「それは困りましたね」
ワカッテマスがなんの進展にも繋がらない返事をする。
クールは訝しみ、他の姉妹と顔を見合わせて困惑した。
続けて分かりやすい反応を見せたのは素直ヒートだった。
ノハ#゚⊿゚)「あんにゃろ報酬を踏み倒すつもりか!? ふざけんじゃねえぞ!!」
o川;*゚ー゚)o「あ、そういう捉え方」
ノハ#゚⊿゚)「だってそうだろ!? 違うのか!? なあ!!」
ヒートは声を荒らげてワカッテマスに詰め寄った。
( <●><●>)「さあ、分かりません」
ワカッテマスは内心ヒートのことを面白がっていた。
面白いので、特に理由もなく答えをぼかしてみたのだ。
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