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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
734
:
名無しさん
:2022/09/04(日) 17:24:33 ID:7IoV7Kbc0
ξ゚⊿゚)ξ「……てな感じで、私にはもうこれしか思いつかなかったんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「あなたはきっと、最初からこれを狙ってたのよね」
ツンはそう言ってまた話を変え、嘘偽りのない吐露を呆気なく水に流した。
ワカッテマスにはそれがとても痛々しいものに思えていたが、彼も決して口を挟もうとはしなかった。
自分では彼女の味方にはなれない。彼は『敵』としての役割を果たそうとしていた。
ξ゚⊿゚)ξ「私が居なくても、みんなが上手くやってくれる」
ξ゚⊿゚)ξ「私が居ない方が、勇者軍との戦いだって気兼ねなくやっていける」
( <●><●>)
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚ー゚)ξ「じゃあ、そうしましょう」
ツンは簡単に言い、軽い足取りでワカッテマスに歩み寄った。
彼の目の前で足を止め、こちらを見つめる青白い顔を静かに仰ぐ。
ξ゚⊿゚)ξ「少し時間をちょうだい。支度を済ませてくる」
ξ゚⊿゚)ξ「それでおしまいだから。後腐れなく」
( <●><●>)「……よろしいのですか。数日の猶予は作れますが」
ξ゚⊿゚)ξ「いい。今日中に帰る」
ツンはためらわずに答えた。
ξ゚⊿゚)ξ「みんな色々気を遣ってくれるだろうし、今すぐ帰っても構わないくらいよ」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、条件を付けるわ。ワガママを聞いてくれるなら、今から言うことを素直に聞き入れて」
( <●><●>)「それは内容次第ですね」
ξ゚ー゚)ξ「……きっと大丈夫よ」
自信ありげにツンは微笑み、そして、最後のお願いを胸に浮かべた。
.
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