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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

726名無しさん:2022/09/04(日) 17:04:57 ID:7IoV7Kbc0



  _,
ノハ;゚⊿゚)「……ちょ、一旦タイムな」

 やがて、困惑した面持ちのヒートが両手でTを作って撤退していった。
 彼女はちょいちょいと手招きして姉妹を呼び寄せ、円陣の中、小さな声で言った。

ノハ;゚⊿゚)「ダメだみんな、なんも分かんなくなった」ヒソヒソ

o川;*゚ー゚)o「いや真っ先にキレた奴が何を……」

川 ゚ -゚)「あー……まぁ分かんなくていいと思うぞ。私達にはあまり関係ない」

ノパ⊿゚)「あ、マジ? 関係ねぇの?」

川 ゚ -゚)σ「多分な。しょうがないから簡単に図解してやろう」スッ

lw´‐ _‐ノv「説明パートだねえ」

 クールはその場にしゃがみ込み、指先を使って地面に2つの丸を描いて見せた。
 彼女は片方の丸に逆さウンコめいたツインドリルを描き足し、それを魔王城ツンに見立てて話した。

川 ゚ -゚)「これ魔王城ツンな。もう片方はワカッテマスだ」

ノパ⊿゚)「うん」

川 ゚ -゚)「まず大前提として魔王城ツンはワカッテマスに勝てない。戦闘でも話し合いでも。
     私達が居ても居なくてもここは変わらない。絶対に勝てない。マジで無理だ」

ノハ#゚⊿゚)「勝てねえだと!?!?!? やんなきゃ分かんねえよ!!!!!!」

川 ゚ -゚)「お前は元気でいいな」

 そう言いながらツンからワカッテマスに向けて矢印を描き、否定を意味するバツ印を上に被せる。
 クールは続けた。

川 ゚ -゚)「だが魔王城ツンは諦めがつかなかった。よほど犠牲を出すのが嫌だったんだろう。
     どうにかワンチャンス拾ってやろうと考えて、ちょっとした策を企てたんだな」

ノパ⊿゚)「おお! 諦めねえのはいいことだな!」

lw´‐ _‐ノv「好感度の昇降が激しい」

o川*゚ー゚)o「人生が大変そう」

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