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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
724
:
名無しさん
:2022/09/04(日) 16:58:20 ID:7IoV7Kbc0
( <●><●>)「敵であっても民間人であっても、人間側の被害は一切出さずに戦闘を終える。
お嬢様自身、そのような理想が実現不可能である事は重々承知しておられました」
( <●><●>)「次の戦いで犠牲者が出るのは仕方がない。だがその程度の打算では腑に落ちなかった。
ゆえに、お嬢様には 『自分を許すための口実』 が必要だったのです」
ξ;゚⊿゚)ξ「……待ってワカッテマスさん、もう何も言わないで」
ワカッテマスの弁舌が途端に切れを増す。
ツンは体を起こして彼を宥めようとしたが、彼は僅かな反応さえもツンには返さなかった。
_,
ノパ⊿゚)「はあ? 急になんだよ口実って……」
ξ;゚⊿゚)ξ「あんたも聞かなくていいんだってば!」
( <●><●>)「はい。もとより今日の話し合いは『口実作り』が目的です。
あなた方を証人として、敗北を前提として。成果があれば棚ぼたといった気概で」
ξ;゚⊿゚)ξ「――私のことを勝手に説明しないで!!
魔眼で全部見たんでしょ!? 分からないの!?」
( <●><●>)「今度の戦いで発生する被害者をゼロにできると私が約束すればよし。
それが無理でも口実さえ作れれば『納得』には事足りる。勝ち負けは二の次です」
ξ;゚⊿゚)ξ「ねえ!! ワカッテマスさんは私の気持ちを正確に読み取ったんでしょ!?
だったら私が何を嫌がってるかも分かるはずよね!? なんで――」
ノパ⊿゚)「で、結局どういう口実が、なにを納得するために必要だったんだよ」
( <●><●>)「はい。概ねさっき言ったと思うのですが、要するにこういう事です」
ξ;゚⊿゚)ξ
ξ;゚⊿゚)ξ「無視は、やめてよ……」
ワカッテマスはツンの嘆願にまったく耳を貸さなかった。
いま彼がやっている事は、本当にただの『説明』だった。
.
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