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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

723名無しさん:2022/09/04(日) 16:56:45 ID:7IoV7Kbc0


( <●><●>)「お嬢様は本気で私に立ち向かっておられた。
        魔眼の力に開き直らず、私と対等に話すために万全を期していた」

( <●><●>)「私の浅慮がそれを台無しにしました。
        私は、あなたの事をまるで分かっていなかった」

( <●><●>)「ゆえに、この失態をあがなう義務が私にはあります」

 そう言いながら椅子から立ち上がり、ワカッテマスは躊躇いなく素直ヒートに歩み寄った。
 2人が真正面から向かい合う。ヒートは彼の双眸をしかと睨み返していた。

ノパ⊿゚)「……ンだよ。今更ビビんねえぞ」ポイッ

 ヒートはツンを地面に投げ捨て、敵意をむき出しにして彼を威嚇した。
 その間にも素直クール達が動き出しており、武器を手にして周囲を取り囲んでいた。
 彼女達は全員、何が起こるか分からない次の瞬間に備えて身構えていた。

( <●><●>)「いえ、戦うつもりはありません。そうした方が、本当はいいのですが」

ノパ⊿゚)「でまた話し合いか? マジでいい加減にしろよボケ……」

 一触即発の空気で向き合う両者。
 かたやツンは失意に塞いだまま地面に倒れ、彼らの話に追いつこうとさえ考えていなかった。




( <●><●>)「――お嬢様は、あなた方を 『証人』 にするつもりでした」




ξ゚⊿゚)ξ

ξ゚⊿゚)ξ(なんで、それを)

 ワカッテマスの話が始まる、その瞬間までは。

.


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