したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

720名無しさん:2022/09/04(日) 16:54:02 ID:7IoV7Kbc0


ノパ⊿゚)「うるせえなあ……」スッ

 ヒートは激情を燻ぶらせて静かに立ち上がり、険しい表情でツンを見下ろした。
 対するツンは追い縋るようにヒートを見上げるばかり。ヒートはその態度が尚更気に入らなかった。

ノパ⊿゚)「お前さっき言ってたよな? わざわざ最後に『無茶すんな』って念を押してよ。
     魔物と戦う『人間』に対して言ったんだぞ。それがどういう意味か分かってんのか?」

ξ;゚⊿゚)ξ「……な、なに」

ノハ#゚⊿゚)「……あのな、こっちからすりゃお前ら全員バケモノなんだよ。
      そんでこっちは人間だ。なあ、私が言いたいことくらい分かるよな?」

ξ;゚⊿゚)ξ

ノハ#゚⊿゚)

 ヒートは20秒待った。

ノパ⊿゚)「いや、マジで分かんねえの?」

ξ;゚⊿゚)ξ「…………ちょ、ちょっと待って」

ノパ⊿゚)「相手はバケモノだぞ? 無茶しなかったら人間なんかすぐに死ぬだろ。
     現にこっちは布切れ相手に大敗北だ。お前なんも見てなかったのかよ」

 ツンを縛っている黒マフラーを掴み取り、自分の目線までぐっと持ち上げる。
 ヒートは彼女に顔を寄せ、苛立ちのままに声を張り上げた。

ノハ#゚⊿゚)「――話し合いはどうせ無理! だから一緒に戦ってくれ! でも無茶はするな!
      挙げ句そっちが決めた約束すら忘れて戦えって……てめえふざけてんのか!?」

ξ;゚⊿゚)ξ「ち、ちがっ」

ノハ#゚⊿゚)「あ゙あ゙!? じゃあ教えてくれよお嬢様! うちらの仕事は一体なんなんだよ!!」

 ヒートはツンの曖昧さを一蹴して直接的に詰問した。
 そして力尽くでワカッテマスの方を向かせ、この場において最も重要な質問を叩きつける。

.


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板