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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

717名無しさん:2022/09/04(日) 16:47:41 ID:7IoV7Kbc0





 ――心を暴かれる覚悟はあった。
 そして、その暴かれた心の中に、ワカッテマスと同じ結論があれば大丈夫だと思っていた。
 彼は自ずとツンの狙いを悟り、さっきの『口実作り』にも手を貸してくれるはずだったのだ。

ξ; ⊿ )ξ

 もはや魔眼の発動は阻止できない。
 だが間に合う行動がひとつだけ残されている。決行するしかなかった。

ξ;゚⊿゚)ξ「――誰でもいい!! 誰か動いて!!」ガバッ

 ツンは乱暴に起きて膝立ちになり、素直四天王に向けて声を張り上げた。
 この期に及んで彼女達を頼り、再び戦いを始めること。
 それだけが、ツンに許された最後の悪あがきだった。

ξ;゚⊿゚)ξ「あの『凝血解除』ってやつは使えないの!? 今度は全員の力を合わせて――」

川 ゚ -゚)「いや」

 途端、素直クールはツンを遮って言った。

川 ゚ -゚)「これは勘だが、多分もう遅いぞ」

 次にクールは、自分の体に巻き付いたマフラーをしゅるりと引き離しながら体を起こした。
 難なく自由を取り戻した彼女に続き、他の3人も容易く拘束を解いていく。

ノハ;゚⊿゚)「……あれっ、誰かなんかした? なんで拘束解けてんの?」

lw´‐ _‐ノv「いやぁ魔眼は強敵でしたね」

o川*゚-゚)o「……そうだね」

 しかし今の彼女達に戦意は見受けられなかった。
 体を起こすだけで誰一人として立ち上がらず、両手は武器を手放したままだ。

ξ;゚⊿゚)ξ「う、動けるなら早く……ッ!」

 ツンは彼女達を急かそうとしたが、言葉は半端に止まり、適切な指示は何も続かない。

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