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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
713
:
名無しさん
:2022/09/04(日) 16:36:56 ID:7IoV7Kbc0
( <●><●>)「……お嬢様。今更言うことではないのですが」
( <●><●>)「実は私、魔眼の力は殆ど使っていないんですよ」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「――――は?」
( <●><●>)「出会い頭に少しだけ。以降は完全に素の状態です。
ですのでお嬢様の考えは分かりませんし、この話の結末も定かではありません」
ξ;゚⊿゚)ξ「……嘘よ」
( <●><●>)
( <●><●>)「そう思われても結構です。慣れておりますので」
ワカッテマスはツンの物言いに無抵抗で引き下がった。
ツンには、このやり取りの意味が全然分からなかった。
ξ;゚⊿゚)ξ …?
――ワカッテマスは神の視点を持つ『完全な理解者』である。
そのような機能を備え、そのようなモノとして振る舞うことは彼の日常に違いないはずだ。
疑念を挟む余地などない。だって彼には魔眼があって、その能力を駆使する自由があるのだから。
魔眼のワカッテマスにとって他者の考えを理解することは日常茶飯事であり、自然なこと。
だからツンは自分のことを『理解されて当然』だと思っているし、それを前提として今日に臨んでいた。
理解されて当然。字面だけ見れば自惚れや傲慢と大差ないクソみたいな姿勢である。
しかし、魔眼のワカッテマスと対峙する以上はそういった開き直りを受け入れるしかない。
だって彼には魔眼があって、彼にはその能力を駆使する自由と権利があるのだから。
故に、今更そこで『魔眼は使っていない』と梯子を外されても意味が分からないのだ。
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