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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
699
:
名無しさん
:2022/09/04(日) 16:00:52 ID:7IoV7Kbc0
ξ゚⊿゚)ξ「……勇者軍が、私を狙ってこの街に来ようとしてる。
私がこのまま街に残ると、次の現魔戦争の引き金にもなりかねない」
用意していた台詞を練習通りに口に出し、ツンは話声を勢いに乗せた。
ここから先は予定調和のやり取りになる。彼女は半ば機械的に、感情を込めずに続きを話した。
ξ゚⊿゚)ξ「私のパパは事を穏便に済ませたがってる。だから私を連れ戻したい。
私はもちろん地上に残っていたいけど、それが無理なのも分かってる」
( <●><●>)「はい」
コンマ数秒の短い相槌。タイミングは完璧だった。
ξ゚⊿゚)ξ「私の身元は敵にバレてる。それを公表されたら今までみたいな暮らしはもう出来ない。
だからもう、私個人の範疇では、勇者軍には殆ど完敗してる状態なのよね」
( <●><●>)「――心の底から望んでいた『ありふれた日常』を人質にされた。
お嬢様がそういった認識をされている事は、魔眼がなくとも理解しております」
ξ゚⊿゚)ξ「そう。だからこの話し合い、私とっては敗戦処理みたいなものなのよ。
この期に及んで最善は期待してないの。……まずはこんなとこかしらね」
( <●><●>)「はい。どうぞ続きを」
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