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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
679
:
名無しさん
:2022/09/04(日) 14:48:41 ID:7IoV7Kbc0
( <●><●>)「まず最初に、毛利まゆの排除を提言しておきます」
ミセ*゚ー゚)リ(……提言?)
ミセリはぴくりと反応し、ワカッテマスの話に殊更気を張った。
普段の断定的な口振りがいやに丸くなっているように感じ、ほのかに気味が悪かった。
( <●><●>)「排除すべき理由については省略します。
2人とも、大まかな事情は察しておられるでしょう」
川д川「……なんの話だか」
ミセ*゚ー゚)リ「さっぱり分からないわよね」
2人はわざとらしく目をそらしてうそぶいた。
彼女達は、もう随分前から毛利まゆの正体を突き止めていた。
しかし努めて放置を決め込み、毛利まゆ個人の動向を最大限放置してきた。
――たとえ毛利まゆが勇者軍に情報を流していた張本人だったとしても。
ハインの暗示を受ける以前から、そも最初から敵以外の何者でもなかったとしても。
毛利まゆが『魔王城ツンの日常』を意味する以上、彼女達は毛利まゆを見逃すしかなかったのだ。
勿論これは軍属者としてあるまじき背反である。
ツンの従者としては合理でも、敵の尻尾を掴んでおいてみすみす手放した事は厳罰に値する。
なのだが――。
( <●><●>)「今のはあくまで提言です。最終判断は私が下すものではありません」
ミセ;*゚ー゚)リ「……待ってなにその緩い感じ。気持ち悪いんだけど」
ワカッテマスは、敵の動向を看過していた彼女達をさらに見逃してしまった。
即死級の厳罰を覚悟していた手前、ミセリは肩透かしを越える違和感を彼に覚えていた。
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