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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
617
:
名無しさん
:2021/12/20(月) 22:19:03 ID:xDJkNY0g0
ξ;-⊿-)ξ「魔界に、帰るのだわ」
ミセ;*゚ー゚)リ「……いや、冗談ですよね? それじゃあ魔界に居た頃と同じ――!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ぜんぜん同じじゃないわよ。こんな大事に巻き込まれたのは初めてなのだわ」
ミセ;*゚ー゚)リ「で、ですが……!」
('A`)「すげぇ正常な判断だと思う」
( ^ω^)「若人の貴重な一票に涙が止まらない」
ミセ;*゚ー゚)リ「ほらお嬢様! 2人もああ言ってますし今一度考え直してみませんか!?
あんなガン垂れ野郎は無視でいいんですよ! 性格悪いし」
ξ;゚⊿゚)ξ「いや2人とも満場一致ですごい後押ししてるけど。
ていうかミセリさんだって魔界に帰るの勧めてたわよね?」
ミセ;*゚ー゚)リ「それはそうですが……」
ξ;゚⊿゚)ξ
ξ;-⊿-)ξ「……あんまり大袈裟にならないで。
私だって無条件で帰るつもりはないのだわ。正直ムカつくし」
ミセ;*゚ー゚)リ「お、お嬢様……!」
そう言いつつ、今後の展開はほぼ決まっていた。
私は遠からず魔界に帰る。仔細はどうあれこれだけは絶対に覆らない。
『――助けてね』
でも、そうする前に守りたい約束があるのだ。
目に見えない多数派なんてこの際どうでもいい。
今は目に見える例外だけを大切にして、その綺麗な思い出を胸に魔界へと帰る。
これが今の私にできる最大限の高望み。実現しうるギリギリの独善だろう。
我ながらめちゃくちゃ自分勝手だなと思う。
でも仕方ない、これ以上の打算は私には無理だ。
敵も味方もなく全てを丸く収めようなんて、今の私にできる訳がなかったのだ。
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