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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
590
:
名無しさん
:2021/12/20(月) 20:49:51 ID:xDJkNY0g0
(-@∀@)「……そんで件の結界だが、無力化の目処は一応立ってるぜ。
ただし1回だけだ。本命の作戦はそっちで考えてくれ」
爪'ー`)「となると……残る問題は戦力差と世間体かな。
全体の作戦時間にも関わってくる部分だ。まぁ最善を尽くすよ」
(-@∀@)「早めに頼むぞ。こっちもこっちでいい具合に煮詰まってんだから」
爪'ー`)「……その言い方だと、お前の 『本命』 は順調ということか?」
(-@∀@)「はは、まぁな」
エレベーターが停止し、扉が開く。
アサピーは先んじて通路に出ると、薄暗闇の中で振り返ってフォックスに言った。
(-@∀@)「気になるんなら少し見てけよ。ついでに面白い話も聞かせてやる」
ニヤリと笑って顎で言うアサピー。
その様子に胸騒ぎを覚えたフォックスは無言でエレベーターを動かそうとするが、動かない。
(-@∀@)「どうした故障か? 困ったなあ、修理には1時間掛かるぜ」
爪;'ー`)「……おいアサピー、私これから香港なんだぞ」カチカチカチカチカチ
フォックスは閉ボタンを連打しながら強く抗議した。
しかしアサピーは意に介さず、さも予定通りであるかのように態度を崩さなかった。
(-@∀@)「お前に会いたいっていう大口のスポンサーがもう来てるんだ。
のこのこ俺を追ってきたお前が悪い。観念して巻き込まれろ」
爪;'ー`)「の、のこのこ……」
(-@∀@)「たまには実益を優先しろってことだ。先に行ってるからな」
アサピーはたちまち歩きだして通路の奥へと進んでいった。
彼の10分に対してフォックスが失う時間は60分。
併せてスポンサーへの接待も加味すると、ツケの支払いとしては完全にぼったくりであった。
爪;'ー`)y-「……はぁ」
エレベーターを降りるフォックスの手には早くも煙草の箱とライターが握られていた。
ここで1本吸ってから行こう。接待用のテンションを作るため、彼は手早く煙草に火をつけた。
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