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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
570
:
名無しさん
:2021/12/20(月) 19:50:12 ID:xDJkNY0g0
≪3≫
〜30分後〜
「あ、おかえりなさい」
体育館から教室に戻ってくると、見知らぬ女教師が教壇に立っていた。
ξ゚⊿゚)ξ「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
クラスのみんなも彼女に対して「えっ誰」と口々に呟いている。
とはいえその正体は半ば自明で、クラスの興味関心は分かりやすく彼女に集まっていた。
職務放棄をエンジョイしているモナー先生の代役。心当たりはそれくらいしかない。
「みんな意外と落ち着いてるねー。私けっこう緊張してるんだけどな、こんなタイミングだし」
彼女は出欠表と私達の顔を見比べながらペンを走らせた。
ちなみに今日うちのクラスに欠席者は居ない。
見れば分かる事だろうに、彼女は私達の顔と名前を覚える為にあえて時間をかけていた。
彼女は若い先生だった。幼い顔つきにメガネをかけ、鎖骨に届くサイドテールを左にさげている。
明るい茶髪をしているが染めた感じではない。地毛なのだろうか、少し金髪も混じって見える。
ロングカーディガン、膝丈スカート、黒タイツ。なるほどこいつはエレン・ベーカーのフォロワーだな。
「うんうん全員揃ってて何よりです。やはりモブキャラは雁首揃えてこそですね」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ;゚⊿゚)ξ !?
「はい先生! 出欠終わったんなら自己紹介してほしいです!」
突然とんでもねえ事を言い放った先生をスルーし、1人のモブ生徒が声を張り上げる。
他の生徒もそれに追従し、先生の自己紹介へと強引に話題を変えようとしている。
お前らそれでいいのか。今すごいこと言ってたぞ。流石の私もあそこまでは言わないぞ。
.
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