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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
563
:
名無しさん
:2021/12/20(月) 19:14:23 ID:xDJkNY0g0
≪2≫
登校後、ホームルームの時間になっても教師は現れなかった。
担任のモナー先生に代わって誰かが来るとの話だったが、いかんせん音沙汰がない。
新キャラ登場にちょっと身構え、猫を被っていたクラスメイトも次第にざわつき始めていた。
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとドクオ」ツンツン
っ
そういう私も周囲の喧騒に紛れてドクオに話しかけていた。
本当は席を立ってまゆちゃんと話したかったが、なまじ距離があるのでドクオで妥協する。
ξ゚⊿゚)ξ「なんで来ないのよ先生」
('A`)「知らねえよ……」
ドクオはふてぶてしくそっぽを向いて机に伏せた。
ええいまったくドクオだな。頭上で消しカスを量産してやろう。
「……いや、やっぱアレだろ……」
そのとき、クラス内の誰か(モブ)が答えを匂わせる一言を呟いた。
私はすぐに耳をそばだてたが、クラスメイトの騒ぎが邪魔で上手く聞き取れない。
「それで職員会議するって顧問が――」
「ほら、あっちの学校とか……」
「――もう情報出回ってんじゃん」
ξ゚⊿゚)ξ
友達が少ないせいで周囲のひそひそ話に加われない私は魔王城ツン。
そりゃ金髪ドリル美少女は異端だろうけど少しくらい声かけてくれてもよくないか。
意図せず居た堪れない気持ちになってしまった。私もドクオみたいに寝たフリをしよう。
.
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